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Page.22 「英雄、憧れ、そして特訓。」
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冒険18日目、トレス出発4日目
「お?何かやってるのか?トレーニングか?」
「そうみたい。ちょっとでも本番で役に立ちたいらしい。」
「なるほどね。まぁえらい子たちだ。でもそんなに弱いとは思えないがな。」
「まぁね。獣人との価値観の違いかもしれないね。あとはあの子たちがお風呂で話してくれたんだけどあの子たちの話では、『三大獣人英雄』っていう伝説の三人の獣人がいたらしいのよ。」
「あぁ、だから自分たちももっと強くなってって感じか。」
「そうみたい。」
『ねえ、ビーナ。無理だよ。2歩でもいい?』
「う~ん、まぁ慎重さとかもあるからな、分かった。じゃあ。的までの長さを6分の5減らしてみよう。あと10回やっても無理なら、魔法も使ってよし。」
『よ~し。わかった!』
それから、3人とも特訓を続けてその日は終わりを迎えた。
冒険19日目、トレス出発5日目
「おはよう~。エノ、手伝うね~。」
「あら?偉いねぇ?昨日の疲れもあるだろうから寝ててもいいよ?」
「ううん?だめなの・・・。」
「どうしたの?」
「あたしたちはもっと強くならないといけないの。あの英雄たちのように。」
「そうだ、じゃあ。こうしよう。あの三人を起こしてきて。その英雄たちの話を聞かせてよ。たぶんね。あの三人も一緒に練習してくれるよ。」
『ほんとに?』
「ほんとよ。あの三人は強いだとかに弱いから・・・。」
『?』
『ねぇ、エノ。強いの?弱いの?』
「あはは。とっても強いわよ。」
『そうだよね!』
そのあと、三人は自分たちの故郷に伝わる英雄たちの話を俺らにしてくれた。
「はぁ、話しつかれた。じゃあ、トレーニングする?」
「そうだね。もっと強くなるために。」
「頑張ろうね!あの英雄たちみたいに!」
「今日はもう遅い。明日の朝から俺がトレーニング一緒にするから。」
「お?珍しいな。タイカ。でもお前が人に教えられるのか?」
「なにがいいたい?」
「ただの脳筋が教えることができるのかって聞いてるんだよ。」
「ほう?やるか?お前なんかより1000倍強いぞ?」
『1000倍!?』
「ばかたれ。俺の方がお前よりも2000倍強いが?」
『2000倍!?』
「はぁ、また始まった。ちょっとリヒン、この馬鹿たちどうにかしてよ。」
「タイカがビーナより1000倍強くて、、、ビーナはそのタイカより2000倍強い。どういうことだ?無限に増えていくぞ!・・・。まぁでも俺は一番強い。」
「はぁ。こいつらは。三人ともここにいたら馬鹿がうつるからもうお風呂入っちゃいな」
『は~い!』
冒険20日目、トレス出発6日目
『おはよう~。タイカ~。』
「おう、早いじゃないか。そうしたらこの木の棒あるだろう?これをまず持ち上げてみろ。ただし、必ず両手だ。」
『わかった!』
『だめだぁ~。持ち上がらないよ~。』
「そうだろう。この木の棒に魔法を少しだけ注いでみろ?」
『うわ!すごい!やったぁ!』
「そうしたら、構えてみろ。そして、魔法を解く。それで、樹の棒や身体、すべてがずれないようにできたら次のステップに行くぞ。」
『頑張る!おら!うわ!』
それから3人はずっと特訓を続けていた。
だんだんコツをつかんできてるのが目に見えていた。
「お?何かやってるのか?トレーニングか?」
「そうみたい。ちょっとでも本番で役に立ちたいらしい。」
「なるほどね。まぁえらい子たちだ。でもそんなに弱いとは思えないがな。」
「まぁね。獣人との価値観の違いかもしれないね。あとはあの子たちがお風呂で話してくれたんだけどあの子たちの話では、『三大獣人英雄』っていう伝説の三人の獣人がいたらしいのよ。」
「あぁ、だから自分たちももっと強くなってって感じか。」
「そうみたい。」
『ねえ、ビーナ。無理だよ。2歩でもいい?』
「う~ん、まぁ慎重さとかもあるからな、分かった。じゃあ。的までの長さを6分の5減らしてみよう。あと10回やっても無理なら、魔法も使ってよし。」
『よ~し。わかった!』
それから、3人とも特訓を続けてその日は終わりを迎えた。
冒険19日目、トレス出発5日目
「おはよう~。エノ、手伝うね~。」
「あら?偉いねぇ?昨日の疲れもあるだろうから寝ててもいいよ?」
「ううん?だめなの・・・。」
「どうしたの?」
「あたしたちはもっと強くならないといけないの。あの英雄たちのように。」
「そうだ、じゃあ。こうしよう。あの三人を起こしてきて。その英雄たちの話を聞かせてよ。たぶんね。あの三人も一緒に練習してくれるよ。」
『ほんとに?』
「ほんとよ。あの三人は強いだとかに弱いから・・・。」
『?』
『ねぇ、エノ。強いの?弱いの?』
「あはは。とっても強いわよ。」
『そうだよね!』
そのあと、三人は自分たちの故郷に伝わる英雄たちの話を俺らにしてくれた。
「はぁ、話しつかれた。じゃあ、トレーニングする?」
「そうだね。もっと強くなるために。」
「頑張ろうね!あの英雄たちみたいに!」
「今日はもう遅い。明日の朝から俺がトレーニング一緒にするから。」
「お?珍しいな。タイカ。でもお前が人に教えられるのか?」
「なにがいいたい?」
「ただの脳筋が教えることができるのかって聞いてるんだよ。」
「ほう?やるか?お前なんかより1000倍強いぞ?」
『1000倍!?』
「ばかたれ。俺の方がお前よりも2000倍強いが?」
『2000倍!?』
「はぁ、また始まった。ちょっとリヒン、この馬鹿たちどうにかしてよ。」
「タイカがビーナより1000倍強くて、、、ビーナはそのタイカより2000倍強い。どういうことだ?無限に増えていくぞ!・・・。まぁでも俺は一番強い。」
「はぁ。こいつらは。三人ともここにいたら馬鹿がうつるからもうお風呂入っちゃいな」
『は~い!』
冒険20日目、トレス出発6日目
『おはよう~。タイカ~。』
「おう、早いじゃないか。そうしたらこの木の棒あるだろう?これをまず持ち上げてみろ。ただし、必ず両手だ。」
『わかった!』
『だめだぁ~。持ち上がらないよ~。』
「そうだろう。この木の棒に魔法を少しだけ注いでみろ?」
『うわ!すごい!やったぁ!』
「そうしたら、構えてみろ。そして、魔法を解く。それで、樹の棒や身体、すべてがずれないようにできたら次のステップに行くぞ。」
『頑張る!おら!うわ!』
それから3人はずっと特訓を続けていた。
だんだんコツをつかんできてるのが目に見えていた。
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