253 / 262
4-254 さくら餅
しおりを挟む
4-254 さくら餅
札幌市の特定健診の血液検査などを受けて病院から出る男の図
玄関前のベンチに愛弟が待っていた
愛弟: 兄さん、お腹すいたでしょ
俺: おう
スーパーで甘いもの買いてえな
愛弟: うん、行こう 笑顔
----
帰宅するふたり
----
愛弟: 兄さん、さくら餅食べよう 笑顔
俺: おう、いただこう
ふたり: いただきまあす❤️
ふたり: さくら餅を食べる
愛弟: おいしいね 笑顔
俺: うまいな 笑顔
愛弟: ときに、兄さん、ホンモノの桜にはキョーミないの?
〔食べながら聞く愛弟〕
俺: うん、花は赤い薔薇、真っ赤な薔薇って決まってるから
愛弟: ふうん
さくらよりさくら餅だね
にっこり笑顔の愛弟ちゃん
俺: そーゆーこと、と食べながら言う俺
俺はソファから立ち上がり言った
俺: 待ってろ、と言いキッチンへ向かう俺
緑茶を2人分用意する
居間に戻ってきてマグの2人分テーブルに置く
愛弟: 兄さん、ありがとう
笑顔の愛弟ちゃん
ふーふーしながら啜る彼を見て
俺は北国の4月を感じつつ
美味しそうに緑茶を飲む愛弟を見て愛おしいと思った俺
俺: ション、愛してるよ❤️
愛弟: にいちゃんと食べるお菓子は最高に美味しいよ、大好き❤️
にっこり笑顔〕
俺: 朝飯抜きの日は洋菓子を食べる習慣だったけど
この季節、さくら餅コーナーに目がいっちゃったんだ
俺はやや苦い緑茶と
食べ終わったさくら餅の甘い余韻が
口中でハーモニーを奏でるのを感じていた
マグでお茶を啜る愛弟の満足そうな顔を見て
「このしあわせな気持ちがずっと続きますように…」
と祈った俺だった
「ようやく札幌も桜の季節か……」
今朝のニュースを思い出しながら内声で言った俺だった
札幌市の特定健診の血液検査などを受けて病院から出る男の図
玄関前のベンチに愛弟が待っていた
愛弟: 兄さん、お腹すいたでしょ
俺: おう
スーパーで甘いもの買いてえな
愛弟: うん、行こう 笑顔
----
帰宅するふたり
----
愛弟: 兄さん、さくら餅食べよう 笑顔
俺: おう、いただこう
ふたり: いただきまあす❤️
ふたり: さくら餅を食べる
愛弟: おいしいね 笑顔
俺: うまいな 笑顔
愛弟: ときに、兄さん、ホンモノの桜にはキョーミないの?
〔食べながら聞く愛弟〕
俺: うん、花は赤い薔薇、真っ赤な薔薇って決まってるから
愛弟: ふうん
さくらよりさくら餅だね
にっこり笑顔の愛弟ちゃん
俺: そーゆーこと、と食べながら言う俺
俺はソファから立ち上がり言った
俺: 待ってろ、と言いキッチンへ向かう俺
緑茶を2人分用意する
居間に戻ってきてマグの2人分テーブルに置く
愛弟: 兄さん、ありがとう
笑顔の愛弟ちゃん
ふーふーしながら啜る彼を見て
俺は北国の4月を感じつつ
美味しそうに緑茶を飲む愛弟を見て愛おしいと思った俺
俺: ション、愛してるよ❤️
愛弟: にいちゃんと食べるお菓子は最高に美味しいよ、大好き❤️
にっこり笑顔〕
俺: 朝飯抜きの日は洋菓子を食べる習慣だったけど
この季節、さくら餅コーナーに目がいっちゃったんだ
俺はやや苦い緑茶と
食べ終わったさくら餅の甘い余韻が
口中でハーモニーを奏でるのを感じていた
マグでお茶を啜る愛弟の満足そうな顔を見て
「このしあわせな気持ちがずっと続きますように…」
と祈った俺だった
「ようやく札幌も桜の季節か……」
今朝のニュースを思い出しながら内声で言った俺だった
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
【完結】 同棲
蔵屋
BL
どのくらい時間が経ったんだろう
明るい日差しの眩しさで目覚めた。大輝は
翔の部屋でかなり眠っていたようだ。
翔は大輝に言った。
「ねぇ、考えて欲しいことがあるんだ。」
「なんだい?」
「一緒に生活しない!」
二人は一緒に生活することが出来る
のか?
『同棲』、そんな二人の物語を
お楽しみ下さい。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる