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番外編
シェパード⑤
しおりを挟む「君にはがっかりだ」
「何故だ」
課題を提出したが、クラスメイトにやらせたことがバレた。
しかし証拠はないはずだ。
「バレないと思った字を見れば解るのだよ。それに君ではこの課題を全問正解等不可能」
「貴様!」
「教師に対する言葉遣いもなっていない」
こんな身分の低い男に俺の才を理解するなどできるはずがない。
馬鹿は何も理解できず俺を進級させなかった。
そしてさらに一番下のクラスにされたあげく進級できなかった。
学生寮も最低ランクに下げられ一年が過ぎた頃。
「おい、聞いたか」
「ああ、今年の新入生で特待生が二人だとか」
「しかも一人は女子だ」
最悪な気分のまま一年ダブってしまうという屈辱を受けながら噂が流れていた。
「ほらあの二人じゃないか」
俺には関係ないと思ったが視線の先には…
何故マリーが生徒会の制服を着ているんだ!
「入試はあの二人がトップだったらしいぞ」
「すごいな。生徒会に入るなんて」
俺とは異なり大勢に賛美され、学園の代表生徒に選ばれるなんて許せない。
何故マリーが。
俺よりも無能なのに…
今だけだ。
きっと学園の授業について行けるはずがないと思った。
だが中間試験。
学期末試験に、グループ発表と次々と功績を上げていった。
「くそっ・・・クソクソ!」
俺がこんな惨めな目に合いながらマリーは良い暮らしをしてこの恨みを何時か倍にして返してやる。
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クソ、なんて事だ。
「シェパード、まだ手はあるわ」
悔しがる俺に母上は手を握り大丈夫だと言われた。
そうだ、仕事だけさせて利用価値が無くなれば追い出せばいい。
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