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第1章
第27話 霜月に満ちる月の夜まで
しおりを挟む「スグル! 台風に備えて、祠に天候避けのお札を貼る儀式をしておいてくれる? 私、さっき術師として正式登録したばかりだから、まだ大きな儀式が出来ないのよ。それにそろそろ神様たちの【神無月の会議】が始まるでしょう? 一旦、祠を休ませないと……」
「もう、術師としての登録が済んだんだ! おめでとう。祠の儀式はオレがやっておくから休んでいてよ。良い機会だから、掃除もしておくし……」
「ああ、そう言ってもらえると助かるわ……お願いね。私も、術力が安定したら儀式を手伝えるようにするから」
つい先日、術師として式神様と契約を果たした姉から祠の儀式を依頼される。姉は大学の合間を利用して、異界へ行き術師の登録を行ったようだ。
死に戻りによるタイムリープのせいで、姉も妹も記憶を一部書き換えられているが実際のところ、姉の術師デビューは二度目だ。1巡目の世界では、隠密スキルの凄腕術師だった姉。能力を失って勿体無いと感じていたが、最近見事に復帰した。
偶然なのかもしれないが、式神様の方から姉に訴えかけるように札をそれとなく授けてきたようだ。
(もしかしたら、近い将来にツグミ姉ちゃんのチカラが必要になるのかもしれないな。まさか、一度失われた能力が復活するなんて……)
まるで忍び足のように、ゆっくり、ゆっくりと迫り来る台風に備えて、我が家の祠を守るために儀式をすることに。陰陽師服に着替えて、数珠や水晶を用意して裏山敷地へ向かう。
夕方の家神荘は、橙色の陽が木々の隙間から差し込んで来てちょっぴりノスタルジックな雰囲気だ。さすがは、文明開化後の洋館といった感じだろうか?
秋が深くなってきているせいか、この時間帯になると少し肌寒く感じるようになってきた。出来れば陽が完全に降りる前に儀式を終わらせてしまいたい。
「えっと、祠は……良かった無事だ。そういえば、この1ヶ月近くきちんとした掃除もできていなかったし……綺麗にしておかないと……」
霊力の強い柔らかい布で、ほこらの掃除を行う。湿気が多かったせいかジメッとしていた祠を清浄な空気に戻す。
「けほっずいぶんとチカラを消耗したみたいだ……仕方がないか、いろいろあったもんな」
迫り来る台風や雨を避ける効果のある札を貼る……一枚ずつの札に神気を込めてひとつひとつ丁寧に儀式を進めていくところは、1ヶ月前に女神スイレンを迎え入れた時の手順と似ていた。タイムリープを一度しているので、体感的には2ヶ月分の疲労が溜まっているが……あれから、ずいぶんと取り巻く環境が変化した。
1巡目では別荘扱いだった家神荘での暮らし、婚約者スイレンとの同居生活開始、神域のギルド加入、幼なじみルリとの別れなど……。
感慨深い気持ちで、丸い手のひらサイズの水晶玉をほこらの窪みに納め……祠を休ませる間、天候から守るための封印の祝詞を唱える。
「我が家神一族の当主の名において、呪力を求める……。汝の式力を用いて天からの災いに備え、守りのチカラを与え給え。封印の扉を開くまで、この地の安全を……家神家に!」
ふわっと淡く白い光が祠を取り巻き、ゆっくりと祠の扉が閉まった。これで、悪天候だろうと祠が荒らされることはないだろう。
それに、時期的にもそろそろ全国の神がこぞって出雲へ出張する【神無月の会議】だ。一時的に、業務をお休みする神様も多いため祠を一度閉じておきたい。
オレやスイレンも神には違いないが、自分の土地での活動がメインの家神系だ。基本的には長期間自分の管轄を離れられないし、なんせまだ新人の神だから、出雲の会議には出席することはないけれど……。
「ふぅ……これで儀式は大丈夫だ……。何だか疲れちゃったな」
霊力がチャージされて落ち着いたオーラを放つ祠を確認し、帰り支度を始める。儀式に使用したアイテムの一部をカバンにしまい、片付け。すると、しばらく聞くことのなかった懐かしい声がオレの潜在意識を介して響いて来た。
『ええ、いろいろと大変でしたね! お疲れ様です、スグル』
そう、我が一族の守り神であり、遠い昔の我が家系の陰陽師である天の声だ。
「わっ……何だ、天の声か? っていうか、無事だったんだな……しばらく声が聞こえなかったから、どっか行っちゃったと思って心配したんだぞ!」
『実は、死に戻りのタイムリープをしている間は、あんまりスグルに干渉できなかったんです。一応、私の家神としてのチカラも使ったんで……』
「あっ……そういえば、そうだよな……。ということは、もうタイムリープ期間は終わったんだ。ありがとう、何とか滅亡の憂き目から乗り切ることが出来たよ」
『ええ、そうみたいですね。遠巻きながら見守っていましたが……強い因縁のひとつが解消できてホッとしています』
強い因縁のひとつが解消……か、ひとつということはやはりいくつかうちの一族は因縁を持っていることになる。
例えば、この間見た平安時代からの因縁を示唆する夢のように……。
「あのさ、天の声……久しぶりの登場なのにいきなり質問して悪いけど、聞いてくれる?」
『ええ、良いですよ。潜在意識の規定内なら答えられる範囲で質問に応じます』
潜在意識の業界にも、規定とかいろいろあるんだ……と感心している場合ではない。
「つい最近、変な感じの夢を見たんだ。うちにかけられている因縁の黒幕が、歴史から消された陰陽師一族の仕業なんじゃないかっていう……。あくまでも、古い噂話みたいだけど……。誰か、心当たりはある? 天の声って初代家神なんだろう? それって平安時代だよな」
『心当たり……ですか。すみません……実は、心当たりがありすぎて見当がつかないレベルなんです……』
「ちょっ……心当たりがありすぎるって……何それ……。そういえば神域のお蕎麦やさんも天の声の事、心配してたし……」
意外なような妙に納得のいくようなお答えに、思わず気が抜けてしまう。
『神域のお蕎麦やさんですか……実体がある頃は、よく通っていたんですが……。明治時代に実体を封じられてしまって……次に会うときには、よろしくお伝えください』
「分かったよ……けど、その実体を封じる術を使った派閥が怪しいと思うんだけど……」
『ええ……ですから、その術自体結構使える術師が多くて……見当がつかないんです。ほら、私が人間として生きていた時代って、いわゆる陰陽師の全盛期なんですよ。平安貴族の偉い方が、お出かけするにも何するにも占いに頼っていた時期がありましてね……。だから、陰陽師という職業を持つ人がすごく多くて……』
どうやら、当時はかなりの数の陰陽師が活躍していたらしい。それだけ需要が高かったのだろう。
「外出するのも占いで決めていた? 風水の方位みたいなもの?」
『ええ、今風の流行ではそういったものですね。ただ、当時は冠婚葬祭や日常の細かいことまですべて占い頼りの方も多かったんです。だから、いろんな地域に同業者はいましたし、派閥も数多くあるので的を絞るのは難しいかと……』
確かに、今の人はそこまで日常の生活すべてを陰陽師や占いに頼っていないだろう。それに比べて、当時は占いの全盛期……数多くいる陰陽師一族の中から、ひとつに絞るのは不可能か。
「そんなにたくさん陰陽師っていたんだ……それじゃあ、見当がつかなくても仕方がないか……。万が一のことを考えて、予防策を行いたかったんだけど……」
せっかく、天の声から情報を得ようと思ったのに……とガッカリしていると、思わぬ情報が……。
『えっとですねぇ……スグル……実は、相手の正体や派閥が分からなくても予防策を練ることは出来るんですよ』
「どういうこと……?」
『さっきも話題に出ましたけど、陰陽師の仕事は暦から占いをしたり、冠婚葬祭を決めたり……と、使用する術の内容にはある程度パターンが決まっているんです。だから、相手が陰陽師である限りはパターンを読むことは可能……。例えば、現代人だったらお店の開店日は大安を選ぶじゃないですか? そういう感じで、推測を立てることは出来るんです』
そうか……もし、相手が歴史上から消された陰陽師一族だとしても、暦を基本にした占いを基礎にしている限りは行動パターンが推測出来るのか……。
「じゃあさ、歴史から消された陰陽師一族っていうのが、家神一族に接触してきそうな日にちも分かるの……?」
『ええ、大まかには推測出来ますよ。特に、もうすぐ神無月の会議が始まりますからね……10月のうちは霊力が弱いので大きな動きは取れないはずです。ということは、11月つまり霜月の満月の日のあたりを警戒すれば良いかと……』
すらすらと、まるで現役占い師のように推測を立てる天の声。もしかしたら、平安時代もこういう感じでいろんな人の相談に乗っていたのかもしれない。
そういえば、ツグミ姉ちゃんも術師として契約するための儀式を満月の日に行っていた。さっそく、儀式用の暦で満月の日をチェックする。
「11月の満月の日……か、今年の11月の満月は23日だな。つまり11月23日の満月の日に、もう一度ここの祠を強化すれば……。うん、ちょっとだけ安心したよ!」
『いえ、それほどでも……ちょっと現役時代を思い出して懐かしかったです……。おや、スイレンさんがスグルを探しているみたいですよ。そろそろ戻られては……? 私も今日はこの辺で……次の機会に……』
「ああ、ありがとう……また、今度……!」
天の声との久々の対話で予防策のヒントも得られたし、少しはいいだろう。
取り敢えずの安全は確保できそうだ……ホッとして家神荘に戻るとスイレンがエプロン姿で玄関口で待っていた。
「スグルどの! おかえりなさい。今夜の夕食は、私が作ったのだけど……」
「へぇ! じゃあさっそくいただこうかな? 儀式で疲れたから、お腹が空いちゃって」
「ふふっ。頑張って現世の人気レシピを調べて……金目鯛の煮付けと、栗の炊き込みご飯と……」
愛する婚約者スイレンと一緒に、幸せな気持ちで室内へ……。きっと、これからもずっと……こんな幸せな日々が続くのだ……いや、この日常を続けなくてはいけない。
例えば、どのような因縁が待っていたとしても……それを切り抜けていくのがオレの家神としての役割なのだから。だから、今は小さな幸せを嚙みしめよう。
せめて、霜月に満ちる月の夜まで……。
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