真夜中の太陽 ルークの初恋

すずひも屋 小説:恋川春撒 その他:せつ

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すべては幻、隣の庭は枯れ木の庭 2―5

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ルークの胎の中ではカラスウリの本体が丹田に一番近い所を探して更に活発に動き出した、ズルズルと前立腺を強かに扱きながら奥へとその身を進めている。
「あぁっ。これ。ジェイドの?」
「そうよ?」
ジェイドはにっこりと笑ってルークに甘くキスをした。
唇をルークの耳に寄せて、甘く甘く囁く。
「今ソレは俺のチンコだ。ジェイドのチンコ気持ちいい?」
わざと拙い単語を使った。
ルークの頬が一気に上気した。
今自分の胎の中を弄っている物はジェイドの物だ、そう思っただけで快感が増した。
興奮したルークの腰は勝手にくねり、蜜胎は中の物に絡み着いた。
後口から数本の触手が新たに出て来て、ルークの腰や足に絡み着く。ジェイドがまたもルークの耳元で囁いた。
「言ってよ、ルーク。ジェイドのチンコ気持ち良い?」
カラスウリが、ルークの体内で丹田に一番近い場所を見つけ出し、魔力を吸ってまた本体が大きくなった。
成長したカラスウリは力も増し、ルークの魔力をさらに吸収しようと身を強く振動させながらルークの丹田を胎の中から捏ねだした。
「あっあぁ!気持ち良いいっ。気持ち良い。あぇっ。イク。イッちゃうぅ。ジェイドォ。ジェイドのチンコ、気持ち良いぃ」
「凄い効き目」
ルークの普段は余程でないと見せない乱れ様を見て、ジェイドは驚きながらも、また、スルリスルリとルークの乳首の先をこすった。
「──ぁあっ、んっんっ、それ、ぁっ。ナカ、中がっ」
灰色の肌が踊る様に揺れて、その上をはしる銀色のチェーンや宝石がランプの光を反射してキラキラと煌めいている。
ヘーゼル色のルークの瞳も、強い快感で潤んで宝石の様にランプの光とジェイドを映して輝いていた。
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