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◆◇ドラゴンの獣人
マヤの家3-3
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家の中には、全く人の気配が無かった。
家具は数人分あるものの、どれも一人で使っている気配しかなく、ガルフにはマヤが一人で住んでいるとしか思えなかった。
ただ、家の中に流れる空気は良かった。
岩をくりぬいて作った家なので、てっきり薄暗いのかと思っていたが、あちこちから光を取り入れてあって普通の家とそう変わらない明るさがあった。
壁は光を反射しやすい様に白い漆喰で整えられていた。
一番大きな光源は中庭で、中庭は洞窟の天井部分を垂直にくりぬいて作られていて、そこから光が差し込んで来ていた。
見れば見る程見事な家だった。
奥へ進むと、南国の野生動物達の賑やかな鳴き声も届かなくなり、時間だけが穏やかに流れていた。
そこそこの広さがあるその家は、それこそインドア派ならば、食料さえあれば何日でも引きこもっていられそうな作りだった。
「・・・研究棟の連中が、羨ましがりそうな建物だな・・」
ウロボロスのメイン組織、魔導機関の研究員達は大概酷いインドア派だ、こんな家見たら、個人の研究施設としてよだれを垂らして欲しがるだろうと思った。
「・・・イヤ、あいつらなら自分で作るか・・」
「なんか言った?」
「いや、思っていたよりもずっと良い家で驚いた」
「えへへぇ。でしょう。トイレはあそこでー。一番大事なベッドはここだよ!」
案内されたベッドルームは、中々の広さと豪華なベッドが置かれていた。
貴族の寝室にも劣らない豪華な部屋だったが、部屋の中には、例の卑猥なオモチャ『回転木馬』の全シリーズがそろっていた。
「・・・・・・」
ガルフの感動は一瞬にして消えた。
「あ、新しい木馬は適当にその変においておいて、飽きるまであそぶからー」
マヤは『買い物袋をそこのテーブルに置いてね』位の軽い調子で、持ち帰って来た回転木馬の置き場所をガルフに指示した。
家具は数人分あるものの、どれも一人で使っている気配しかなく、ガルフにはマヤが一人で住んでいるとしか思えなかった。
ただ、家の中に流れる空気は良かった。
岩をくりぬいて作った家なので、てっきり薄暗いのかと思っていたが、あちこちから光を取り入れてあって普通の家とそう変わらない明るさがあった。
壁は光を反射しやすい様に白い漆喰で整えられていた。
一番大きな光源は中庭で、中庭は洞窟の天井部分を垂直にくりぬいて作られていて、そこから光が差し込んで来ていた。
見れば見る程見事な家だった。
奥へ進むと、南国の野生動物達の賑やかな鳴き声も届かなくなり、時間だけが穏やかに流れていた。
そこそこの広さがあるその家は、それこそインドア派ならば、食料さえあれば何日でも引きこもっていられそうな作りだった。
「・・・研究棟の連中が、羨ましがりそうな建物だな・・」
ウロボロスのメイン組織、魔導機関の研究員達は大概酷いインドア派だ、こんな家見たら、個人の研究施設としてよだれを垂らして欲しがるだろうと思った。
「・・・イヤ、あいつらなら自分で作るか・・」
「なんか言った?」
「いや、思っていたよりもずっと良い家で驚いた」
「えへへぇ。でしょう。トイレはあそこでー。一番大事なベッドはここだよ!」
案内されたベッドルームは、中々の広さと豪華なベッドが置かれていた。
貴族の寝室にも劣らない豪華な部屋だったが、部屋の中には、例の卑猥なオモチャ『回転木馬』の全シリーズがそろっていた。
「・・・・・・」
ガルフの感動は一瞬にして消えた。
「あ、新しい木馬は適当にその変においておいて、飽きるまであそぶからー」
マヤは『買い物袋をそこのテーブルに置いてね』位の軽い調子で、持ち帰って来た回転木馬の置き場所をガルフに指示した。
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