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◇マヤ
教会23
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マヤは『赤ずきん』だ。
客となれば誰とでもセックスする。
そんな事は当たり前の事だし、そもそもからしてガルフはマヤがそういう生業に着いていたから出会えたのだ。
ガルフは現在、マヤの恋人でも結婚相手でも、ましてや友人ですら無いので心の中でどんなに他の男とそういった行為をしないで欲しい、と思った所でガルフにマヤを止める権利は無い。今の所。
その気持ちを叶えようとするならば、その日のマヤを丸ごと買うしかない、本人の合意を受けて。
その不自由さに憤った。
溜まったフラストレーションはガルフの背後で無意識の内に魔力の塊となって溜まり、たまたまその背後にあった木製の扉が魔力溜まりの依り代となってしまった。
世界にいる様々な種族の中でも、五指に入る魔力量を誇るエルフのガルフの魔力に、いくら頑丈とはいえ唯の木製の扉が耐えきれるはずも無く、扉は木っ端みじんどころか粉程の粒子に成る程に吹き飛んだのだった。
そのあまりの剣幕に、部屋に居た殆どの男達は、恐れをなして散り散りに逃げた。
後に残ったのは、マヤを後ろから犯すあのセイレーン交じりの宣教師だけ。
嫉妬のあまり無意識に魔力溜を作って扉を吹き飛ばしたガルフをさらに挑発する様な目で見つめながら、マヤを犯す腰を動かしていた。
「んっんっ♡」
マヤが気持ちよさそうに胎を痙攣させて、ツプリと乳首の尖った胸を反らせて善がった。
ガルフにはそれが一番、そう、何というか一番ムカ着いた。
あれほど他の男に抱かれるなと言ったのに、俺の目の前で他の男に突っ込まれて善がるなど言語道断。と理不尽な怒りが胸を満たす。
気を落ち着かせようと深く深呼吸したが、揮発した催淫液の匂いと誰ともしれない男達が放った物の青臭い匂いを吸い込んでしまい吐き気を催し余計にイラついた。
客となれば誰とでもセックスする。
そんな事は当たり前の事だし、そもそもからしてガルフはマヤがそういう生業に着いていたから出会えたのだ。
ガルフは現在、マヤの恋人でも結婚相手でも、ましてや友人ですら無いので心の中でどんなに他の男とそういった行為をしないで欲しい、と思った所でガルフにマヤを止める権利は無い。今の所。
その気持ちを叶えようとするならば、その日のマヤを丸ごと買うしかない、本人の合意を受けて。
その不自由さに憤った。
溜まったフラストレーションはガルフの背後で無意識の内に魔力の塊となって溜まり、たまたまその背後にあった木製の扉が魔力溜まりの依り代となってしまった。
世界にいる様々な種族の中でも、五指に入る魔力量を誇るエルフのガルフの魔力に、いくら頑丈とはいえ唯の木製の扉が耐えきれるはずも無く、扉は木っ端みじんどころか粉程の粒子に成る程に吹き飛んだのだった。
そのあまりの剣幕に、部屋に居た殆どの男達は、恐れをなして散り散りに逃げた。
後に残ったのは、マヤを後ろから犯すあのセイレーン交じりの宣教師だけ。
嫉妬のあまり無意識に魔力溜を作って扉を吹き飛ばしたガルフをさらに挑発する様な目で見つめながら、マヤを犯す腰を動かしていた。
「んっんっ♡」
マヤが気持ちよさそうに胎を痙攣させて、ツプリと乳首の尖った胸を反らせて善がった。
ガルフにはそれが一番、そう、何というか一番ムカ着いた。
あれほど他の男に抱かれるなと言ったのに、俺の目の前で他の男に突っ込まれて善がるなど言語道断。と理不尽な怒りが胸を満たす。
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