【R18BL】とある妖狐が執着心がヤバい弟に当主の座を奪われた上に監禁される話

ナイトウ

文字の大きさ
19 / 35

19, エロ

しおりを挟む

結局その後トキノは部屋に戻らず、アカオは裸に毛布だけ掛けて磔にされたまま寝る羽目になった。

目が覚めても起き上がれないからそのままベッドにじっとしていれば、しばらくして朝食を持ったトキノが部屋に現れる。

「おはよう、兄さん。」

「はよ。」

トキノがベッドのリクライニングボタンを操作すると体が起き上がり、寝返りすら打てずずっと同じ姿勢だったためか腰や関節が軋んだ。

「いたたっ」

「大丈夫?」

「一晩動けなかったから体痛い。」

「……ごめん。」

トキノは存外素直に謝った。
もっと他に謝るべきところがあると思いつつ、その態度の僅かな軟化をアカオは見逃さなかった。

「いいよ。今日の夜はなんとかしてくれたら嬉しいけど。」

さりげなく、逃げるつもりはないと安心するような言い回しをする。

「うん、分かった。」

どうやら譲歩するつもりになったらしい。
これで体中繋がれた状態が改善したら逃げやすくもなるかな……とアカオは内心たぬきの皮算用をした。
狐だけれど。

相変わらず朝食は鎖に繋がれたままトキノの手から食べさせられ、食事が終わったらトイレと洗面、シャワーに連れて行かれた。
シャワーの時は体以外に当たり前のように尻の中も洗われた。
今度は昨日狐のまま固定された耳以外は人間の姿で洗われたが、既に散々弄られたからかアカオの抵抗感も少し薄れていた。

「じゃあ俺別の繋ぐもの買いに行ってくる。待ってもらってる間の準備するね。」

シャワーが終わり髪もドライヤーされてさっぱりしたところで、トキノはまたローターやらそれを繋ぐケーブルを出してくる。
それを見てやっと、アカオは自分が余計な誘導をした事に気付いた。

「それ、つけなきゃダメ?」

一縷の望みをかけ、またベッドに全裸で磔になった状態で耳をぺたりと寝かせて上目遣いで聞いてみる。

「うん。付けるよ。兄さんを俺なしじゃいられなくしなくちゃいけないから。」

怖い発言を平然とされゾッとしながら、アカオはどうにか友好的な態度を保った。

「じゃあ、繋ぐのはこのままでいいから買い物行かないのは?」

「俺もその方がいいんだけどね。直接兄さんを気持ちよく出来るし。」

「分かった。いってらっしゃい。気をつけてな。」

アカオが内心舌打ちをしながら観念するとトキノがテープで器具を体に貼り付けていく。
それぞれの乳首に一つずつと、亀頭の先端に取り付けてゴムとテープで固定した。

それで終わったと思ったら、更にローター以外の器具を取り出してきた。
シリコンでコーティングされたうねるプラスチックの棒で、先端のひとつは雫のように先に行くにつれて膨らんでいる。

トキノはその器具の膨らんだ先端にローションを塗してアカオの尻の穴にあてがうと、ぐぐっと押し込んできた。

「わぁっ、やだっ……」

「力抜いて。」

ボルトを締めるように軽く捻りながらトキノはどんどんアカオの中に器具を鎮めていく。

「ふっ……んん、なんだよこれぇ。」

シャワーの時に広げられていたからか、それなりの太さのある棒状部分はゆっくりとアカオの直腸に収まっていった。
痛みはないが、慣れない場所を押し込まれる圧迫感にアカオの呼吸が早くなる。

「エネマグラだよ。前立腺を開発して兄さんの中、気持ちよくしてくれるから。」

とんでもないものが挿れられたことを弟の口から聞かされて兄は目を見開いた。

「トキノ、これ嫌だ。抜いて。」

「お尻で気持ちよくなれるようになったら、毎日お尻でイかせてあげるね。」

アカオの言葉は丸無視で、器具の入ったヘソ下あたりをスルッと撫でるとローターのスイッチを入れてトキノは去っていった。

「帰ってきた時に取れてたらお仕置きね」

という言葉を残して。

そして昨日と同じように、ローターがアカオの性感帯を苛み始める。
昨日トキノに弄られてイけるようになった乳首は、機械の生み出す絶え間ない振動を再び快感として受け止めてアカオに伝えてきた。

ヴヴヴヴヴヴッと音を立てる淫具のその下で、柔らかかった先端がどんどんと硬く丸まってくるごとに、より刺激を強く感じるようになった。

今まで気にしたこともないようなアカオの体の部位が、トキノによって責められて喜ぶ性感帯に変わっていく。
アカオにとってそれがとても悔しかったが、今はそれ以上に体が気持ち良すぎた。


しおりを挟む
感想 19

あなたにおすすめの小説

イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした

天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです! 元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。 持ち主は、顔面国宝の一年生。 なんで俺の写真? なんでロック画? 問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。 頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ! ☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。

ある日、人気俳優の弟になりました。

雪 いつき
BL
母の再婚を期に、立花優斗は人気若手俳優、橘直柾の弟になった。顔良し性格良し真面目で穏やかで王子様のような人。そんな評判だったはずが……。 「俺の命は、君のものだよ」 初顔合わせの日、兄になる人はそう言って綺麗に笑った。とんでもない人が兄になってしまった……と思ったら、何故か大学の先輩も優斗を可愛いと言い出して……? 平凡に生きたい19歳大学生と、24歳人気若手俳優、21歳文武両道大学生の三角関係のお話。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

推しの完璧超人お兄様になっちゃった

紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。 そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。 ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。 そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。

嫌われ者の長男

りんか
BL
学校ではいじめられ、家でも誰からも愛してもらえない少年 岬。彼の家族は弟達だけ母親は幼い時に他界。一つずつ離れた五人の弟がいる。だけど弟達は岬には無関心で岬もそれはわかってるけど弟達の役に立つために頑張ってるそんな時とある事件が起きて.....

牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!

ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。 牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。 牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。 そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。 ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー 母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。 そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー 「え?僕のお乳が飲みたいの?」 「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」 「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」 そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー 昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!! 「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」 * 総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。 いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><) 誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。

怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人

こじらせた処女
BL
 幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。 しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。 「風邪をひくことは悪いこと」 社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。 とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。 それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?

処理中です...