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6 (↑、前編終)
「んはあっ……あっ……うそっ……」
くにゅくにゅ転がされるとじわじわそこから気持ち良さが伝わって、たまにぬめりで指が滑ると一気に乳首の先端をずるるっと擦り上げていく。
「気持ちいい?」
「う、ん……っおっぱい、こりこりされて気持ちいぃ」
否定しなきゃいけないのに、口が勝手に本音をばらまいた。
「そ。でもちゃんと分かるためにもっと気持ちよくならないと。」
リーベが両手で粒を弄りながら僕の胸の間に顔を寄せ、また何か呟く。
その後に目の前の肌に軽くキスをすると、そこに薄赤色に小さな文様が浮かび上がった。
「それ、なに?」
リーベの言葉と見たことない術に嫌な予感がして尋ねる。
「んー。攻撃力上げたりする呪文の応用かな。ほら、感度変わっただろ?」
くりっくりりっ
「んにゃあああっ!……ああぁァっ、ぁひっ……しゅごっ……つよいぃっ……」
さっきと同じように触られてるだけなのに、頭を突き抜けるような快感が乳首から湧き上がってきた。
血液がどくどく胸の先端に集まっている感覚がして、その熱くなった粒をぐにぐに刺激されると頭から思考が吹き飛びそうだ。
体もひっきりなしに跳ねてかかとがシーツを引っ掻く。
「おっぱい真っ赤になってる。ね、今どれくらい感じる?」
突き出した突起を胸に埋め込むように押し込まれながら聞かれても、刺激が強すぎてまともに返せない。
「あっ……感じるっ……感じるぅ」
返事をしないと更に酷くなる気がして耳に入る言葉を必死で繰り返した。
「答えになってないって。じゃあほら、こっちと比べてどう?」
胸を弄っていた右手が離れた。
刺激が減ったのもつかの間、リーベの体と擦れてすでに反応している僕の性器を右手が捕らえる。
ぢゅこっ、ぢゅこっ
「ひあぁアアアンっ!」
左手は赤く腫れ上がった僕の乳首を嬲りあげ、右手は立ち上がった僕のペニスを扱きあげているリーベ。
ぼやけそうになる視界を瞬きで取り返して彼を見上げると、またギラギラした瞳でこちらを見ていて背筋が痺れた。
これは本当に甘えてるだけなんだろうか。
こんなに感じさせられて、性器を刺激されるなんてこれじゃまるで、まるで……
「ほら、ぼうっとしてないで答えて。」
僕が結論を出しかけたところでじゅぷっと竿をしごかれて体が戦慄いた。
けど、何故かどこかに物足りなさを覚える。
こんなことやめさせなくては。
でないと、今までのように親子でいられなくなってしまう。
「ほーら、ジル、いい子だから。」
僕が昔ぐずるリーベによく使っていた言葉をリーベが僕に投げかける。
僕たちは血が繋がってなくても立派な親子のはずだ。
足りない。もっと欲しい。
いや違う。止めさせないと。
やめさせ、ないと……。
「あっ……リーベっ……」
掠れた僕の声を聞こうとリーベが口元に顔を近づける。
嗅ぎ慣れてるはずのリーベの匂いが、ぶわぁっと体の熱を煽った。
「っ……おっぱい、足りなぃっ……どっちももっと、触ってぇ」
口から出たはしたない本音を聞いて、リーベがくっと初めて見る雄の顔で笑った。
(前編おわり)
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