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中編1(↓エロ)
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傾向:調教、乳首責め、焦らし、お仕置き、ご褒美、おねだり、イきっぱ、中出し
———————————————
僕の言葉を聞いたリーベの指が、ゆっくり動いて赤く充血し勃ち上がった二つの突起に触れた。
それだけで期待に体が震えてしまうのに、両手とも軽く指を揃えたまま敏感な肌の表面に添えられただけだった。
与えられる刺激を迎えようと閉じていた瞳をうっすら開けると、獰猛な瞳が見下ろしていて心臓を掴まれたような苦しさを感じる。
どうしてちゃんと触ってくれないのか、と思った直後に自分の考えがすごく恥ずかしいものだと気付いて身動いだ。
くにっ、
「んあぁっ」
体が動いた拍子に自分から指に粒を擦り付けてしまい、痺れるような快感がまた体を襲う。
「ほら、触ってほしいんだろ?今みたいに自分から動いて擦り付ければ?」
思わず身を引いて指から離れようとしたところで囁かれてやっとリーベの意図を理解しした。
それに顔から火が吹きそうなくらいにまた恥ずかしくなる。
いっそ指から離れようと身をよじっても、指はしつこく追いかけてきて先っぽに触れて来た。
なのに、期待する刺激はくれずにそこを酷くすれば気持ちよくなれるという感情ばかりを煽るように優しく押さえている。
もどかしい触り方に無意識に胸が反って、指に押し付けられた先端が少し潰れた。
くりゅっ
「んんっ、ふぅっ……あっ……」
一度やってしまったらもう我慢できなかった。
快感を求めて動かせる胴体だけで胸をそらしては背中を丸めてを繰り返し、何度も粒を指の腹に押し付ける。
「ははっ、えろ……」
楽しそうな声が耳に届いたけど動きを止められない。
何度目かの胸を突き出したタイミングで、添えてるだけだった指がキュッと両方の先端を摘んだ。
「んっやあぁっ……!」
急な動きに対応出来ずそのまま背中を丸めて胸を引っ込めると、指は乳首の側面を強く擦り上げながら外れていった。
おかしくされた体がそれだけで頭が白くなるような快感を拾う。
「あっ……はぁっ、はぁっ。」
「ほら、もう一回。」
またぴとっと指が乳首に触れて煽ってくる。
「やっ……もう……」
「一回で根を上げるなって。ほら、上手くできたら好きなだけ触ってやるから。」
期待を煽るように、指が先端に触れながら少しだけ小刻みに震えた。
「ひうっ……んっ」
このもどかしさをどうにか出来るのはリーベだけだと分かっている。
解放されたい一心で、また胸を反らして指に突起を擦り付け始めた。
押し付けるだけじゃ足りなくなって、だんだんわざと左右によじって指が先端を確実に擦るように動いてしまう。
「あっ……はぁっ……あァっ……」
「おっぱい気持ちいい?」
聞かれた言葉に首を横に降る。
「気持ち良くないの?そんなに自分から擦り付けてるのに?」
「よく、なっ……っお願い……リーベが、しゃわってぇ……」
リーベに乳首をちゃんと触って欲しい。
それしか考えられなくなってた。
必死に見上げて目で訴える。
「うん……ご褒美。」
小さなつぶやきを気にする間も無く、ぬるりとしたものが片方の粒を撫で上げる感覚が襲う。
ぬりゅ、ぢゅぱっ……ちゅぅぅ!
無理やり敏感にされた部分に、その刺激は鮮烈だった。
「ああぁンっ……あぁ、んああぁあっ!」
吸い上げて尖らせた先を、くしゅくしゅと舌が撫でる。
鋭い感覚に、もっとって押し付けるみたいに背中がしなった。
当たり前のように空いた方の乳首は指で刺激され、どちらの快感も今まで知らなかった強さだ。
「あぁっ……はひっ、だめっ……だめぇっ!」
さっきまでは焦れったいばかりでもっと欲しいくらいだったのに、今度は与えられるものが多すぎて受け止めきれない。
なのにリーベは僕の跳ねる上半身を抑え込んでそこを弄り続けた。
ちゅぷっ、ずずっ……ぢゅっ、くりゅ、くにくに……
「んんぁっ……はぁっ……そこ、ばっかぁ……やめっ、……あ゛っ……うそ……なに?……あ゛っ、へんっ…きちゃっ……あっ……あ゛っ……」
続けられていると、段々と知っている感覚がせり上がってくる。
けどそれは普通性器への刺激で湧いてくる感覚のはずで、乳首にしか触られてないのに込み上げてきた射精の気配に戸惑った。
ぢゅぅぅっ、ぢゅぱっ、くりゅりゅ
「あ゛あっ……だめっ、…あ゛っ……」
追い詰められて襲ってくるものに身を委ねる気になったところで、ぱっと手と口が離れた。
最後の一線を超え切らないところで快感が引いていく。
「ふぁ……?」
突然のことに更に混乱して、絶頂寸前で放り出された体が思わず震えた。
「今勝手にイこうとしただろ?せっかくご褒美で触ってあげたのにダメとかやめろとか言うし。」
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僕の言葉を聞いたリーベの指が、ゆっくり動いて赤く充血し勃ち上がった二つの突起に触れた。
それだけで期待に体が震えてしまうのに、両手とも軽く指を揃えたまま敏感な肌の表面に添えられただけだった。
与えられる刺激を迎えようと閉じていた瞳をうっすら開けると、獰猛な瞳が見下ろしていて心臓を掴まれたような苦しさを感じる。
どうしてちゃんと触ってくれないのか、と思った直後に自分の考えがすごく恥ずかしいものだと気付いて身動いだ。
くにっ、
「んあぁっ」
体が動いた拍子に自分から指に粒を擦り付けてしまい、痺れるような快感がまた体を襲う。
「ほら、触ってほしいんだろ?今みたいに自分から動いて擦り付ければ?」
思わず身を引いて指から離れようとしたところで囁かれてやっとリーベの意図を理解しした。
それに顔から火が吹きそうなくらいにまた恥ずかしくなる。
いっそ指から離れようと身をよじっても、指はしつこく追いかけてきて先っぽに触れて来た。
なのに、期待する刺激はくれずにそこを酷くすれば気持ちよくなれるという感情ばかりを煽るように優しく押さえている。
もどかしい触り方に無意識に胸が反って、指に押し付けられた先端が少し潰れた。
くりゅっ
「んんっ、ふぅっ……あっ……」
一度やってしまったらもう我慢できなかった。
快感を求めて動かせる胴体だけで胸をそらしては背中を丸めてを繰り返し、何度も粒を指の腹に押し付ける。
「ははっ、えろ……」
楽しそうな声が耳に届いたけど動きを止められない。
何度目かの胸を突き出したタイミングで、添えてるだけだった指がキュッと両方の先端を摘んだ。
「んっやあぁっ……!」
急な動きに対応出来ずそのまま背中を丸めて胸を引っ込めると、指は乳首の側面を強く擦り上げながら外れていった。
おかしくされた体がそれだけで頭が白くなるような快感を拾う。
「あっ……はぁっ、はぁっ。」
「ほら、もう一回。」
またぴとっと指が乳首に触れて煽ってくる。
「やっ……もう……」
「一回で根を上げるなって。ほら、上手くできたら好きなだけ触ってやるから。」
期待を煽るように、指が先端に触れながら少しだけ小刻みに震えた。
「ひうっ……んっ」
このもどかしさをどうにか出来るのはリーベだけだと分かっている。
解放されたい一心で、また胸を反らして指に突起を擦り付け始めた。
押し付けるだけじゃ足りなくなって、だんだんわざと左右によじって指が先端を確実に擦るように動いてしまう。
「あっ……はぁっ……あァっ……」
「おっぱい気持ちいい?」
聞かれた言葉に首を横に降る。
「気持ち良くないの?そんなに自分から擦り付けてるのに?」
「よく、なっ……っお願い……リーベが、しゃわってぇ……」
リーベに乳首をちゃんと触って欲しい。
それしか考えられなくなってた。
必死に見上げて目で訴える。
「うん……ご褒美。」
小さなつぶやきを気にする間も無く、ぬるりとしたものが片方の粒を撫で上げる感覚が襲う。
ぬりゅ、ぢゅぱっ……ちゅぅぅ!
無理やり敏感にされた部分に、その刺激は鮮烈だった。
「ああぁンっ……あぁ、んああぁあっ!」
吸い上げて尖らせた先を、くしゅくしゅと舌が撫でる。
鋭い感覚に、もっとって押し付けるみたいに背中がしなった。
当たり前のように空いた方の乳首は指で刺激され、どちらの快感も今まで知らなかった強さだ。
「あぁっ……はひっ、だめっ……だめぇっ!」
さっきまでは焦れったいばかりでもっと欲しいくらいだったのに、今度は与えられるものが多すぎて受け止めきれない。
なのにリーベは僕の跳ねる上半身を抑え込んでそこを弄り続けた。
ちゅぷっ、ずずっ……ぢゅっ、くりゅ、くにくに……
「んんぁっ……はぁっ……そこ、ばっかぁ……やめっ、……あ゛っ……うそ……なに?……あ゛っ、へんっ…きちゃっ……あっ……あ゛っ……」
続けられていると、段々と知っている感覚がせり上がってくる。
けどそれは普通性器への刺激で湧いてくる感覚のはずで、乳首にしか触られてないのに込み上げてきた射精の気配に戸惑った。
ぢゅぅぅっ、ぢゅぱっ、くりゅりゅ
「あ゛あっ……だめっ、…あ゛っ……」
追い詰められて襲ってくるものに身を委ねる気になったところで、ぱっと手と口が離れた。
最後の一線を超え切らないところで快感が引いていく。
「ふぁ……?」
突然のことに更に混乱して、絶頂寸前で放り出された体が思わず震えた。
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