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在宅介護を支える訪問介護サービスの基本報酬が引き下げ

2024年4月1日から適用される介護報酬改定で、訪問介護の基本報酬が引き下げられます。引き下げ幅は、1単位あたり10円で、平均で1割程度となります。

訪問介護は、在宅で暮らす高齢者や障害者を対象に、入浴や排泄、食事などの介護や生活支援を行うサービスです。2022年度の介護サービス利用者数のうち、訪問介護の利用者は約300万人と、最も多くなっています。

今回の介護報酬改定では、全体として1.59%引き上げられましたが、そのうち0.98%は介護職員の賃上げに充てられます。残りの0.61%は、各サービスの基本報酬などに振り分けられますが、訪問介護は、利益率が高く、介護職員以外の職種も少ないことから、基本報酬の引き下げ対象となりました。

訪問介護の基本報酬引き下げは、以下の2つの懸念が指摘されています。

介護サービスの質の低下
訪問介護の基本報酬が引き下げられることで、訪問介護事業者の収益が減少し、サービスの質が低下する可能性があります。具体的には、介護職員の配置基準が守られなくなる、介護の質を高めるための研修や勉強会が減る、などの懸念があります。

利用者の負担増
訪問介護の基本報酬が引き下げられることで、利用者の負担が増加する可能性があります。具体的には、利用者の自己負担額が増える、サービスの利用頻度が減る、などの懸念があります。

厚生労働省は、訪問介護事業者の経営状況を把握しながら、サービスの質の維持・向上に取り組んでいく方針です。また、介護職員の処遇改善加算の拡充により、介護職員の賃上げを図り、サービスの質の向上につなげていく考えです。

2025年問題が叫ばれる中で、病院や施設勤務と違って、ボーナスもない訪問介護。

独居老人も増えているというのに、引き下げとか考えられないですよね。

現在、私の家に来てくださっている訪問介護のヘルパーさんは72歳。

自助努力してできるだけ自立できるようにしたい。

近所を散歩する老人も年々、シルバーカーを押している方たちが増えている。

一日でも多く、寝たきりにならないように介護の等級が進まないように、

バランスの取れた食事

適度な運動

良い睡眠を心掛けたい。