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第2話 え? 男の人ですか?
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女性用薄毛治療の相談で予約をしたので、きっと担当者は女性だろう。
私は心の中で勝手に思い込んでいました。
ドキドキしながらPCの前でカウンセリングの時間が始まるまで待機。そしてようやく時間になり、入室ボタンをクリックした私は一瞬思考が止まりました。
え? 嘘……? 女の人じゃ……無い?
画面に映ったのは男性でした。
「あ、どうも初めまして。○○様でいらっしゃいますか?」
画面越しに、にこやかに話しかけてくる男性。
「は、はい。そうです。○○です」
一瞬、フリーズ仕掛けた脳を切り替えて、素早く返事をする私。
その後、カウンセリングは5分程続き……
「では、次は16時に先生との診察が始まるのでまたお時間になりましたら入室してくださいね」
「はい、よろしくお願いします。失礼します」
退出ボタンを押し、一気に緊張がほどけました。
「あ~……びっくりした。まさか、男の人がカウンセラーだったなんて……」
とりあえず、色々話を聞いて貰えたけれども、やはり感じたことは一つ。
出来れば、薄毛カウンセラーは同性の人に相談したい――と。
続く
私は心の中で勝手に思い込んでいました。
ドキドキしながらPCの前でカウンセリングの時間が始まるまで待機。そしてようやく時間になり、入室ボタンをクリックした私は一瞬思考が止まりました。
え? 嘘……? 女の人じゃ……無い?
画面に映ったのは男性でした。
「あ、どうも初めまして。○○様でいらっしゃいますか?」
画面越しに、にこやかに話しかけてくる男性。
「は、はい。そうです。○○です」
一瞬、フリーズ仕掛けた脳を切り替えて、素早く返事をする私。
その後、カウンセリングは5分程続き……
「では、次は16時に先生との診察が始まるのでまたお時間になりましたら入室してくださいね」
「はい、よろしくお願いします。失礼します」
退出ボタンを押し、一気に緊張がほどけました。
「あ~……びっくりした。まさか、男の人がカウンセラーだったなんて……」
とりあえず、色々話を聞いて貰えたけれども、やはり感じたことは一つ。
出来れば、薄毛カウンセラーは同性の人に相談したい――と。
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