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第9話
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頬紅の販売関係でここ最近忙しくしていたジュリアンとフルールは今日やっと休める時間を取れた。
二人は話し合い、街中のカフェに行って、お茶とケーキを楽しもうという話になった。
ブロワ公爵家から街へは馬車で20分程度の距離で、ちょっと息抜きするにはちょうど良い距離感だ。
せっかく街まで来たから、カフェに行く道すがらアクセサリーのお店や雑貨屋などにも立ち寄る。
貴族の為の街ではなく、街を訪れる者・街の中でお店を営む者の大半が平民が平民なので、アクセサリーと言っても値段の幅は、安いものからちょっと裕福な庶民向けのものまでである。
フルールはアクセサリーのお店で家での普段使い用の髪飾りを買い、雑貨屋では万年筆のインクとピンクの花柄の可愛らしいレターセットを買う。
買った後で、カフェに移動する。
「ケーキの種類が沢山あって、迷いますね。フルールはどれにしますか?」
「私はこのチョコレートケーキにしますわ。今日はチョコの気分ですの」
「では私はチーズケーキにします」
店員を呼び、注文する。
カフェでケーキを楽しみーー途中ジュリアンが一口チーズケーキをフルールに食べさせようとあーんをしてきたという出来事もあったがーー、カフェを出た後、使用人達へのお土産を買い忘れたことに気づいたフルールは一人カフェに戻ることになった。
一方ジュリアンは、街で買い物をしている時から尾行されてる微かな気配を感じていた。
だが、ジュリアンとフルール、どちらかを尾行しているかわからない為、一人行動をしようと考えた。
勿論、自分達に護衛は複数人つけている。
そんな時にフルールがカフェに戻ると言い出したので、その間、自分はトイレに行くとフルールに言って、護衛もいるが万が一何かあった時の為に密かにフルールの後を追う。
フルールは近道をしようと人気の少ない小道を歩いていたら、後ろから刃物で音もなく切りつけられた。
幸い護衛がフルールを守り、手早く犯人を拘束した為、フルールは無事である。
護衛が動いた時に音がしたので、フルールは振り返ると、男が護衛に押さえつけられているのが目に入った。
男は刃物を所持していることに気づいたフルールは自分が刺されそうになっていたことに気づき、顔が真っ青になり、ぺたんと腰が抜ける。
そこにジュリアンが駆けつける。
「フルール! 怪我はないか!?」
「怪我はないわ……だけど怖かった……!」
恐怖に震えるフルールをジュリアンはそっと抱きしめる。
「今日はもう帰りましょう。ミゲル、とりあえず犯人は自殺防止の処置をした上でウチの地下牢に放り込んでおいて下さい。後のことは追って指示します」
「かしこまりました、旦那様」
二人は話し合い、街中のカフェに行って、お茶とケーキを楽しもうという話になった。
ブロワ公爵家から街へは馬車で20分程度の距離で、ちょっと息抜きするにはちょうど良い距離感だ。
せっかく街まで来たから、カフェに行く道すがらアクセサリーのお店や雑貨屋などにも立ち寄る。
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フルールはアクセサリーのお店で家での普段使い用の髪飾りを買い、雑貨屋では万年筆のインクとピンクの花柄の可愛らしいレターセットを買う。
買った後で、カフェに移動する。
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カフェでケーキを楽しみーー途中ジュリアンが一口チーズケーキをフルールに食べさせようとあーんをしてきたという出来事もあったがーー、カフェを出た後、使用人達へのお土産を買い忘れたことに気づいたフルールは一人カフェに戻ることになった。
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勿論、自分達に護衛は複数人つけている。
そんな時にフルールがカフェに戻ると言い出したので、その間、自分はトイレに行くとフルールに言って、護衛もいるが万が一何かあった時の為に密かにフルールの後を追う。
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男は刃物を所持していることに気づいたフルールは自分が刺されそうになっていたことに気づき、顔が真っ青になり、ぺたんと腰が抜ける。
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「今日はもう帰りましょう。ミゲル、とりあえず犯人は自殺防止の処置をした上でウチの地下牢に放り込んでおいて下さい。後のことは追って指示します」
「かしこまりました、旦那様」
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