29 / 38
ことの裏側(another side)
ロイド&ラナエラ:初夜(R18?)
しおりを挟む
※彼らの初夜は作者には荷が重すぎでした。
※R18の範囲が定かでなく、念の為。
初夜~ロイド~
ロイドは寝台にそっと横たえたラナエラをじっと見つめる。
先ほどの口づけで濡れて輝く唇に、触れるだけのそれを落とし、苦笑を浮かべる。
「情けないな。ほら、こんなだ……」
みっともなく震える指先をラナエラに向けた。
「わたくしも……」
頬を撫でて気持ちを伝えてくれるラナエラの、その、確かに震える指に口づける。
「──ロイを心から愛しています」
「私もだ」
再び口付ける。幾度も角度を変え、少しずつ深く。ラナエラの舌を捉え、絡め、舌先の熱を共有していく。
薄い生地越しに透ける乳房や、折れそうに細い腰、乱れた布の合間から覗く滑らかな白い太腿に目眩がする。
「言葉にならないほど、愛しているんだ」
ラナエラの夜着の胸元のリボンを解いた。
(ラナエラを相手にするとこうなるのか……)
ただ裸体を目にしただけなのに、下肢が苦しい。早く早くと騒ぎ立て、勝手に硬く主張するそれを必死に戒める。
男の王族として閨の経験はあったが、来たる日への務めであって、溺れたことはなかった。特にこの数年は日々の多忙さで女の中に挿入したいと渇望する余裕もなく、未婚の王族に奉仕する女に触れさせて欲望を解消する──そんな淡白な性行為で満足していた。
今の状態とはまったく違う。
「……んっ……あぁ……」
儚い花びらに触れるように、指で肌を辿り撫でれば、ラナエラから恥じらう甘い声が微かにこぼれ、さらにロイドを追いつめていく。
「……!? きゃ……あぁ……ロイ……いや」
丸く柔らかな乳房を手で揉み、指先でツンと主張する桃色の果実を押し、愛撫する。そのたびに身悶えるラナエラへの愛しさに、行為は少しずつ大胆になる。舌先で敏感な果実を擽り、口へと含む。
「ぅん、やぁ……ぁ、んんっ」
「ラナエラ……綺麗だ……」
ラナエラの太腿を撫で下り、慎ましく閉ざされた脚の合間に指を忍ばせる。
蜜の滴る秘所を擽り、怯えさせないようにそっと指を這わす。しっとりと潤んだそこは指先をくちゅりと音を立てて飲み込む。浅い場所で蠢かし、溢れた蜜で滑りがよくなるまでそこを蕩かしていく。一本、二本……と。トロトロと蜜が次から次へと湧き、秘肉が絡みついてくるまで、丹念にラナエラに快楽を与えることに専念する。
ロイドにはもう余裕は無い。油断すれば獣のように欲望を突き立てるだろう雄の本能は、わずかなきっかけで解放されそうだ。
三本に増やされた指に翻弄され乱れていくラナエラは、淫らな舞を踊っているように躰をくねらせ、頬を紅潮させている。喘ぎに開いた唇から蠢く赤い舌の鮮やかさに堪えかねて、胸を揉んでいた指先を唇へ近寄せる。
「舐めて……ラナ」
すっぽりと口に含まれ舌で擦られる。甘やかな痺れが腰に走った。
「もう、止められない──」
ロイドはラナエラの両脚を開かせ、自分の躰を空いた場所に潜らせる。
「君の中に挿れさせて……」
理性を手放した淫らな雄の顔で、ラナエラの中に挿入していく。
◇◇
初夜~ロイド~
「あ、あぁ、はっ……あぅ」
ラナエラの唇からひっきりなしに喘ぎがとめどなく出て行く。
はしたないと思うそばから、理性を裏切って、与えられる腰が砕けるほどの強烈な何かに支配されている。
ロイドが動くたびに下肢からくちゅくちゅといやらしい音が響く。時折に悪戯めいて敏感になっている花芯を弄られれば、ロイドの侵入をゆるしている部分がぎゅっと締まる。
「はっ、ラ…ナ…、辛くないか……」
自分も辛そうに眉をよせながら、それでも気遣ってくれるロイドが愛しい。
「…大丈夫……や、やぁ……」
蠢くロイドの熱と、抉られ捏ねられて生じる未知の感覚におののき、汗に濡れた躰へと重い腕を伸ばす。
抱きしめて──
「ラナエラ……かわいい、かわいすぎる」
子供みたいに破顔して抱きしめられ、近づいた分だけ体内を味わう楔が深くなる。
はくはく…と喘ぎはもう言葉にならない。
「あぁぁぁ……っ」
躰の内側に、熱いものが流れこんでくる。その熱と刺激に意識が遠くなった。
「君が大好きだ……」
ロイドの声がした。
だから微笑む。
声はもう出ないから、微笑むのだ。
ぽつり、と頬にあたったのは、貴方の涙だったのかしら……
※R18の範囲が定かでなく、念の為。
初夜~ロイド~
ロイドは寝台にそっと横たえたラナエラをじっと見つめる。
先ほどの口づけで濡れて輝く唇に、触れるだけのそれを落とし、苦笑を浮かべる。
「情けないな。ほら、こんなだ……」
みっともなく震える指先をラナエラに向けた。
「わたくしも……」
頬を撫でて気持ちを伝えてくれるラナエラの、その、確かに震える指に口づける。
「──ロイを心から愛しています」
「私もだ」
再び口付ける。幾度も角度を変え、少しずつ深く。ラナエラの舌を捉え、絡め、舌先の熱を共有していく。
薄い生地越しに透ける乳房や、折れそうに細い腰、乱れた布の合間から覗く滑らかな白い太腿に目眩がする。
「言葉にならないほど、愛しているんだ」
ラナエラの夜着の胸元のリボンを解いた。
(ラナエラを相手にするとこうなるのか……)
ただ裸体を目にしただけなのに、下肢が苦しい。早く早くと騒ぎ立て、勝手に硬く主張するそれを必死に戒める。
男の王族として閨の経験はあったが、来たる日への務めであって、溺れたことはなかった。特にこの数年は日々の多忙さで女の中に挿入したいと渇望する余裕もなく、未婚の王族に奉仕する女に触れさせて欲望を解消する──そんな淡白な性行為で満足していた。
今の状態とはまったく違う。
「……んっ……あぁ……」
儚い花びらに触れるように、指で肌を辿り撫でれば、ラナエラから恥じらう甘い声が微かにこぼれ、さらにロイドを追いつめていく。
「……!? きゃ……あぁ……ロイ……いや」
丸く柔らかな乳房を手で揉み、指先でツンと主張する桃色の果実を押し、愛撫する。そのたびに身悶えるラナエラへの愛しさに、行為は少しずつ大胆になる。舌先で敏感な果実を擽り、口へと含む。
「ぅん、やぁ……ぁ、んんっ」
「ラナエラ……綺麗だ……」
ラナエラの太腿を撫で下り、慎ましく閉ざされた脚の合間に指を忍ばせる。
蜜の滴る秘所を擽り、怯えさせないようにそっと指を這わす。しっとりと潤んだそこは指先をくちゅりと音を立てて飲み込む。浅い場所で蠢かし、溢れた蜜で滑りがよくなるまでそこを蕩かしていく。一本、二本……と。トロトロと蜜が次から次へと湧き、秘肉が絡みついてくるまで、丹念にラナエラに快楽を与えることに専念する。
ロイドにはもう余裕は無い。油断すれば獣のように欲望を突き立てるだろう雄の本能は、わずかなきっかけで解放されそうだ。
三本に増やされた指に翻弄され乱れていくラナエラは、淫らな舞を踊っているように躰をくねらせ、頬を紅潮させている。喘ぎに開いた唇から蠢く赤い舌の鮮やかさに堪えかねて、胸を揉んでいた指先を唇へ近寄せる。
「舐めて……ラナ」
すっぽりと口に含まれ舌で擦られる。甘やかな痺れが腰に走った。
「もう、止められない──」
ロイドはラナエラの両脚を開かせ、自分の躰を空いた場所に潜らせる。
「君の中に挿れさせて……」
理性を手放した淫らな雄の顔で、ラナエラの中に挿入していく。
◇◇
初夜~ロイド~
「あ、あぁ、はっ……あぅ」
ラナエラの唇からひっきりなしに喘ぎがとめどなく出て行く。
はしたないと思うそばから、理性を裏切って、与えられる腰が砕けるほどの強烈な何かに支配されている。
ロイドが動くたびに下肢からくちゅくちゅといやらしい音が響く。時折に悪戯めいて敏感になっている花芯を弄られれば、ロイドの侵入をゆるしている部分がぎゅっと締まる。
「はっ、ラ…ナ…、辛くないか……」
自分も辛そうに眉をよせながら、それでも気遣ってくれるロイドが愛しい。
「…大丈夫……や、やぁ……」
蠢くロイドの熱と、抉られ捏ねられて生じる未知の感覚におののき、汗に濡れた躰へと重い腕を伸ばす。
抱きしめて──
「ラナエラ……かわいい、かわいすぎる」
子供みたいに破顔して抱きしめられ、近づいた分だけ体内を味わう楔が深くなる。
はくはく…と喘ぎはもう言葉にならない。
「あぁぁぁ……っ」
躰の内側に、熱いものが流れこんでくる。その熱と刺激に意識が遠くなった。
「君が大好きだ……」
ロイドの声がした。
だから微笑む。
声はもう出ないから、微笑むのだ。
ぽつり、と頬にあたったのは、貴方の涙だったのかしら……
25
あなたにおすすめの小説
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
《完結》氷の侯爵令息 あなたが子供はいらないと言ったから
ヴァンドール
恋愛
氷の侯爵令息と言われたアラン。彼は結婚相手の伯爵令嬢にとにかく冷たい態度で接する。
彼女は義姉イライザから夫が子供はいらないと言ったと聞き、衝撃を受けるが気持ちを切り替え生きていく。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
公爵令嬢のひとりごと
鬼ヶ咲あちたん
ファンタジー
城下町へ視察にいった王太子シメオンは、食堂の看板娘コレットがひたむきに働く姿に目を奪われる。それ以来、事あるごとに婚約者である公爵令嬢ロザリーを貶すようになった。「君はもっとコレットを見習ったほうがいい」そんな日々にうんざりしたロザリーのひとりごと。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
婚約破棄から50年後
あんど もあ
ファンタジー
王立学園の卒業パーティーで、王子が婚約者に婚約破棄を宣言した。王子は真に愛する女性と結ばれ、めでたしめでたし。
そして50年後、王子の孫の王子は、婚約破棄された女性の孫と婚約する事に。そこで明かされた婚約破棄の真実とは。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる