大人女子の恋愛方程式♡

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強い女

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—夏樹side



その日の夜。

和也君は約束通り、ホテル近くにある海がもの凄く綺麗に見えるレストランを予約してくれて・・・・最高のディナーをご馳走してくれた。

そしてその日、いつも以上に和也君を沢山感じた。


「はぁ・・・和也君・・・・////////////」
凄く紳士で、・・・・でも意外とS気質の和也君のセックス。
ズンッと・・・凄い衝撃が私のお腹の下あたりでグイグイと中を掻き回す。
「夏樹・・・・大好きだよ・・・・はぁ・・・・・」
私を抱っこするようにして、キスをしながら沢山愛し合った。


和也君・・・・好き。
私ずっとこうやって貴方に愛されたい・・・・・・。



でも、きっと違う。
貴方の傍に居るべき女性は・・・・・私じゃない。





翌日




「ホノルルに一番早い出発できる便は、仁川乗り継ぎが10時台に空きがあります。仁川からホノルル行きはお時間が少し空きますが・・・・如何なさいますか?」
私はサングラスをしたまま頷いて、
「お願いします・・・」


私は、朝5時にホテルを出て・・・・今、那覇空港にいる。
チケットを手配してもらい直ぐに空港内のラウンジに向かった。


何で空港に???

私は・・・1人で生きていけるから。
生活力もあるし、仕事もある。

自立しているし、結構しっかりしてるし1人でいる事に・・・・私は慣れてる。

そして、絶対・・・泣かない。

すると、
「お客様??・・・・おしぼりをお持ちしましょうか?」

・・・・・・。
ラウンジのスタッフが私の顔を覗き込み言った。

え・・・・???

顔を上げると・・・スタッフさんは私の顔を見て、
「直ぐにおしぼりをお持ちいたします」
そう言ったの。

その時、私は自分の頬を撫でて・・・ビックリした。

私・・・泣いてる???
男の事で、泣いてるの???

バッグから小さな鏡を出して確認すると・・・・私の目から流れて出る涙。

どうでもいい、動物の感動系映画とか・・・テレビでやってる再会スペシャルとか、そういうのでは結構泣ける。
でも・・・・男の人の事で泣いた事は・・・・なかった。



その頃、星のや沖縄


—和也side


ん・・・・・・。

なんか、こんなに深く寝たのは・・・・久しぶりかもしれない。
ゆっくり体を起こし時計を見ると8時半。

隣に寝ていた夏樹は、いなかった。

シャワーでも浴びてるのかな・・・・・。

ベッドから降り、ヨタヨタと隣のリビングに行くと・・・・夏樹の姿はやっぱりない。
「はぁ・・・・・なんか凄く怠い・・・・」
なんだろう。
このダルさ・・・・・。

直ぐにシャワールームの方に行ったが・・・・・あれ??夏樹ー???お風呂じゃないのかな?

浴室の電気はついておらず、シャワーの音もしない。
どういう事?

あ・・・もしかしてお腹空いちゃって朝食食べに行った?
それとも売店???

キョロキョロして自分の携帯を取りに行くと・・・・。

アレ?

夏樹の・・・スーツケース・・・・・。




俺はつくづくダメな男だ。
自分の携帯を開くと、ラインの画面に1件の未読メッセージ。

朝、6時過ぎに夏樹から来ているものだった・・・・・。
ゴクッと唾を飲み込みそれを開くと、

『私は貴方が居なくても生きていける』

たった、その一言・・・・・・・。

別に驚かなかった。

昨日の夏樹の行動を思い出し、少し考えればわかる事だ。
俺が昨日、夏樹の異変に気付いていれば・・・・こうはならなかっただろう。

彼女は・・・こういう人なんだ。

強くて、自立している。




そんな女性だ。










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