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Happy New Year!!お1人様♡
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—健二side
和也さんは・・・・東京に一旦帰ると言ってホテルをチェックアウト。
俺はそんな男気満載の先輩の後姿を見送った。
その後、蒼太さんに借りた車で宜野湾に向かった。
何故かって??
胡桃さんに会いに行くんだ・・・・・。
別に胡桃さんに何か興味があるわけじゃない・・・。でも、彼女にはわかって欲しい・・・そう思った事があった。
胡桃さんが居るコンドミニアムは祐司さんが手配したんだ。
北谷のマンションから車で10分も掛からない場所にある綺麗なコンドミニアム。
そこの10階の部屋に胡桃さんはいる。
部屋の前でインターホンを鳴らすと、胡桃さんは直ぐに部屋の扉を開けてくれて
「健二君・・・・」
「体調はどう???・・・ご飯は食べてる???」
そう言って中に入ると・・・彼女は俺にコーヒーを入れてくれた。
胡桃さんは一時より大分元気になったような気がする。
「うん・・・食事は・・・今朝は簡単にパンで済ませちゃったけど、ちゃんと食べてるよ」
そう言って笑った。
俺もコーヒーを飲みながら、
「コーヒーいただきまーす!!今日、少し北の方にドライブ行かない???美味しいパンケーキのお店あるって涼さん達に聞いたんだ!海も見えるし気晴らしになるよ???」
俺がそう言うと、胡桃さんは
「ごめんね・・・なんかお守りみたいにさせちゃって・・・。」
そう言って細い腕を自分で掴み・・・笑った・・・・。
コーヒーを飲み終え・・・胡桃さんを連れて部屋を出ると・・・胡桃さんは俺の横を歩きながら・・・。
「あの・・・あの・・・夏樹さんから連絡は・・・あった?」
って・・・凄く不安気な顔で言ってきたんだ。
胡桃さん、俺が昨日夏樹さんの話をした時・・・泣いちゃったんだよね。
自分のせいだって言って・・・・。
だから、胡桃さんはもう大丈夫だろうってそう思った。
俺はエレベーターのボタンを押し、
「あの2人は大丈夫だよ、和也さんは絶対・・・夏樹さんを取り戻すと思う」
そう言うと、胡桃さんは少し安心したようにうなずいた。
「胡桃さんは自分の事考えなー・・・大変なのは胡桃さんも一緒じゃん?これから豚の牧場で働く覚悟はできたー???」
って、俺が笑って言うと胡桃さんは少し笑って
「うん・・・もうね、私・・・必死で働くしかないって思った。これでも昔はあるバイト掛け持ちとかしてたんだから!!動物好きだし・・・凄く良い環境だって聞いたの・・・だから逆にありがたい」
そう言った。
祐司さんが提案したのは、OHのローン。
クラブを退会し、残金を返済に回して400万。
都内のマンションを売って、それが恐らく9000万程、胡桃さんが所有している高級車を売りに出し800万・・・。
残り1億弱・・・・。
豚の牧場は涼さんの幼馴染の牧場。
最近、レストラン経営も始め・・・・あぐー豚以外にも石垣牛の牧場。
後は離島にホテルを建設中のようでいずれはそっちのホテルで働いてもらいたいとの事だった。
ポーンと、エレベーターが1階に到着すると俺たちはエレベーターを降りコンドミニアムの脇に止めておいた蒼太さんの車の方に向かって歩いた。
すると、胡桃さんは足を止め
「あの・・・健二君、あのね・・・ごめんね・・・。私、健二君にたくさん迷惑かけてしまったのに、ちゃんと謝ってなかった・・・・」
そう言ったんだ。
胡桃さん。
大丈夫、胡桃さんが・・・・良い人だって事は俺も皆も知ってるから。
「大丈夫だよ、・・・・こうやって元気でいてくれるのが一番うれしい」
そう言って胡桃さんの肩を撫で車の扉を開けた。
—胡桃side
健二君、やっぱり優しい。
本当にごめんね・・・・・。
コンドミニアムを出て車は北に向かった・・・・・。
1時間も走ると、かなり緑が多い沖縄の田舎の風景が広がっていた。
「すごい・・・・・・」
そこから見える海はまた凄く綺麗でキラキラしていた。
私は窓を開けてその景色をじっと眺めた。
「もうすぐ美ら海水族館だけど、行く???」
健二君は笑ってそう言った。
美ら海水族館って・・・あの大きなサメがいる所???
「私テレビかなんかで見た事ある!!スッゴイ大きな・・・サメが居る水族館??」
そう言うと健二君は笑って、
「そうそう、俺も高校時代の修学旅行で行った以来だよ!!」
へぇー・・・・・。
高校か・・・・・。
「行きたいなー・・・・・・」
私がそう言うと健二君は笑ってうなずいた。
なんかね・・・私・・・、本条と結婚する前・・・バイト掛け持ちをして生活していたからこういう旅行ってした事なかった。
本条が売れて結婚してから、旅行も行こうと思えば行けたんだろうけど・・・・夫婦でそういう風に出かける事はあまりなかったな。
私は友人と一緒に近場の温泉に行ったりはしたけど・・・私、考えてみたらこうやって男性とちゃんとお出かけってあまり経験なかったかも。
すると健二君は、
「胡桃さんさ・・・・俺ずっと言いたかったんだけどー・・・・」
って、運転しながら話し出した。
「な・・・何???」
なんか・・・私のヤバい行動の事かな??そういうの、クラブでもやっぱり噂になっちゃうよね?
でも元々和也君のストーカーみたいだったって思われていたとか??
ドキドキしながら健二君を見ていると、健二君は笑って私を見ると
「胡桃さんは・・・凄く自信が無いように自分の事を悪く言うけどさー・・・胡桃さんって結構可愛いって俺は思うんだよね???」
・・・・・・・・・・。
私が???
可愛い???
健二君は私の方をまた見て笑うと、
「クラブの中でもそう言ってるスタッフは多かったよ!・・・だから、この先ー・・・もっと胡桃さんを大事にしてくれる人絶対いると思う!」
健二君・・・・・。
「だからね、もう絶対・・・・自分を傷付けないで・・・・胡桃さんの綺麗な体、もったいないよ」
そう言って笑ったの。
和也さんは・・・・東京に一旦帰ると言ってホテルをチェックアウト。
俺はそんな男気満載の先輩の後姿を見送った。
その後、蒼太さんに借りた車で宜野湾に向かった。
何故かって??
胡桃さんに会いに行くんだ・・・・・。
別に胡桃さんに何か興味があるわけじゃない・・・。でも、彼女にはわかって欲しい・・・そう思った事があった。
胡桃さんが居るコンドミニアムは祐司さんが手配したんだ。
北谷のマンションから車で10分も掛からない場所にある綺麗なコンドミニアム。
そこの10階の部屋に胡桃さんはいる。
部屋の前でインターホンを鳴らすと、胡桃さんは直ぐに部屋の扉を開けてくれて
「健二君・・・・」
「体調はどう???・・・ご飯は食べてる???」
そう言って中に入ると・・・彼女は俺にコーヒーを入れてくれた。
胡桃さんは一時より大分元気になったような気がする。
「うん・・・食事は・・・今朝は簡単にパンで済ませちゃったけど、ちゃんと食べてるよ」
そう言って笑った。
俺もコーヒーを飲みながら、
「コーヒーいただきまーす!!今日、少し北の方にドライブ行かない???美味しいパンケーキのお店あるって涼さん達に聞いたんだ!海も見えるし気晴らしになるよ???」
俺がそう言うと、胡桃さんは
「ごめんね・・・なんかお守りみたいにさせちゃって・・・。」
そう言って細い腕を自分で掴み・・・笑った・・・・。
コーヒーを飲み終え・・・胡桃さんを連れて部屋を出ると・・・胡桃さんは俺の横を歩きながら・・・。
「あの・・・あの・・・夏樹さんから連絡は・・・あった?」
って・・・凄く不安気な顔で言ってきたんだ。
胡桃さん、俺が昨日夏樹さんの話をした時・・・泣いちゃったんだよね。
自分のせいだって言って・・・・。
だから、胡桃さんはもう大丈夫だろうってそう思った。
俺はエレベーターのボタンを押し、
「あの2人は大丈夫だよ、和也さんは絶対・・・夏樹さんを取り戻すと思う」
そう言うと、胡桃さんは少し安心したようにうなずいた。
「胡桃さんは自分の事考えなー・・・大変なのは胡桃さんも一緒じゃん?これから豚の牧場で働く覚悟はできたー???」
って、俺が笑って言うと胡桃さんは少し笑って
「うん・・・もうね、私・・・必死で働くしかないって思った。これでも昔はあるバイト掛け持ちとかしてたんだから!!動物好きだし・・・凄く良い環境だって聞いたの・・・だから逆にありがたい」
そう言った。
祐司さんが提案したのは、OHのローン。
クラブを退会し、残金を返済に回して400万。
都内のマンションを売って、それが恐らく9000万程、胡桃さんが所有している高級車を売りに出し800万・・・。
残り1億弱・・・・。
豚の牧場は涼さんの幼馴染の牧場。
最近、レストラン経営も始め・・・・あぐー豚以外にも石垣牛の牧場。
後は離島にホテルを建設中のようでいずれはそっちのホテルで働いてもらいたいとの事だった。
ポーンと、エレベーターが1階に到着すると俺たちはエレベーターを降りコンドミニアムの脇に止めておいた蒼太さんの車の方に向かって歩いた。
すると、胡桃さんは足を止め
「あの・・・健二君、あのね・・・ごめんね・・・。私、健二君にたくさん迷惑かけてしまったのに、ちゃんと謝ってなかった・・・・」
そう言ったんだ。
胡桃さん。
大丈夫、胡桃さんが・・・・良い人だって事は俺も皆も知ってるから。
「大丈夫だよ、・・・・こうやって元気でいてくれるのが一番うれしい」
そう言って胡桃さんの肩を撫で車の扉を開けた。
—胡桃side
健二君、やっぱり優しい。
本当にごめんね・・・・・。
コンドミニアムを出て車は北に向かった・・・・・。
1時間も走ると、かなり緑が多い沖縄の田舎の風景が広がっていた。
「すごい・・・・・・」
そこから見える海はまた凄く綺麗でキラキラしていた。
私は窓を開けてその景色をじっと眺めた。
「もうすぐ美ら海水族館だけど、行く???」
健二君は笑ってそう言った。
美ら海水族館って・・・あの大きなサメがいる所???
「私テレビかなんかで見た事ある!!スッゴイ大きな・・・サメが居る水族館??」
そう言うと健二君は笑って、
「そうそう、俺も高校時代の修学旅行で行った以来だよ!!」
へぇー・・・・・。
高校か・・・・・。
「行きたいなー・・・・・・」
私がそう言うと健二君は笑ってうなずいた。
なんかね・・・私・・・、本条と結婚する前・・・バイト掛け持ちをして生活していたからこういう旅行ってした事なかった。
本条が売れて結婚してから、旅行も行こうと思えば行けたんだろうけど・・・・夫婦でそういう風に出かける事はあまりなかったな。
私は友人と一緒に近場の温泉に行ったりはしたけど・・・私、考えてみたらこうやって男性とちゃんとお出かけってあまり経験なかったかも。
すると健二君は、
「胡桃さんさ・・・・俺ずっと言いたかったんだけどー・・・・」
って、運転しながら話し出した。
「な・・・何???」
なんか・・・私のヤバい行動の事かな??そういうの、クラブでもやっぱり噂になっちゃうよね?
でも元々和也君のストーカーみたいだったって思われていたとか??
ドキドキしながら健二君を見ていると、健二君は笑って私を見ると
「胡桃さんは・・・凄く自信が無いように自分の事を悪く言うけどさー・・・胡桃さんって結構可愛いって俺は思うんだよね???」
・・・・・・・・・・。
私が???
可愛い???
健二君は私の方をまた見て笑うと、
「クラブの中でもそう言ってるスタッフは多かったよ!・・・だから、この先ー・・・もっと胡桃さんを大事にしてくれる人絶対いると思う!」
健二君・・・・・。
「だからね、もう絶対・・・・自分を傷付けないで・・・・胡桃さんの綺麗な体、もったいないよ」
そう言って笑ったの。
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