大人女子の恋愛方程式♡

文字の大きさ
117 / 133
Happy New Year!!お1人様♡

しおりを挟む

ワイキキ




—夏樹side






自分の部屋で着替えもせず、化粧もせずゴロゴロしながらアイスやお菓子を食べ・・・・気付いたらまた眠ってた。
目を覚ますともう夜19時過ぎ。

「はぁぁ・・・・・・」
ため息をつき、ソファーから起き上がってキッチンまで行く。
水を一杯飲んで、冷蔵庫を開けると・・・昨日スーパーで買っておいた小さなピザが目に留まる。
別にお腹空いてないけどむしゃくしゃして・・・・食べたい衝動に駆られる私。

食べていないと、和也君を思い出してしまいそうで怖い。
すぐにそのピザを手に取ってレンジに放り込んだ。


私、何で1人で帰ってきちゃったのかな。
結局和也君にも本心を言えず・・・・逃げてしまった。

でもね、あのまま和也君と一緒にいて・・・・『胡桃さんが心配だから』と言われて、胡桃の所に行って・・・戻ってこなかったらどうしようって・・・・思ってたの。
そして、のちに・・・・『ごめん、やっぱり・・・・』と言って、私から離れていく和也君が・・・・直ぐに想像できた。

そう言われるの、もうこの年になるとキツイ。

だから、そう言われる前に自分から離れる方が楽だって・・・そう思って、見たくない現実から・・・逃げた。


チーーーン・・・とレンジが鳴ると、私はふたを開けてキッチンで立ったままラップを剥がし・・・。
ピザを手に取ると、
「あっつ!!!!!!」


すっごい湯気を上げて熱々のピザ。
思わず私はピザを下に落とした。
べチョッと・・・下に落ちてまた床が汚れた。

はぁぁ~・・・私何をしてもダメだな・・・。
しゃがみ込んで落としたピザを・・・拾おうとするとまだ熱かった。

「はぁっ・・・もうイヤッ!!!」

拾おうとしたピザを投げ・・・そのままリビングへ戻って・・・・。
ソファに腰掛けた。

自分の部屋なのに、全然落ち着かない。

その時・・・ピンポーン・・・とインターホンが鳴った。
なに???元日早々誰??

でもこのマンションを知ってて訪ねて来る人間は限られてる。

ユカか、それ以外の会社の人間。
後は・・・あの遊馬??そんな訳ないけど・・・・・・。
今は誰とも話したくない。


そのまま無視をしてテレビをつけ煙草を口に咥えた。
テレビもなーにも面白い番組はやっておらず・・・・もーー!!イライラする!!!

「もぉーーー!!!マジでつまらない!!!!」
そう言ってリモコンを投げ、またソファに横になった。


—遊馬side



夏樹の部屋を訪ねたが・・・・居留守??
だって部屋の中からスッゴイ叫び声が聞こえたし・・・いるのバレバレだけどー・・・出てこない夏樹。
俺はまたインターホンを連打で鳴らした。


すると、ガチャッと勢いよくドアが開いたが、チェーンが掛けられていて・・・隙間からジッと俺を睨んで顔を出したのは夏樹。

そして、
「うるさいんだけど・・・なんなの?」
と・・・・・。
超ご機嫌斜めなご様子。
俺は右手を上げ・・・持っていたピザとハンバーガーを見せ、
「一緒にハッピーニューイヤーしようぜ?」
そう言うと、

じーーーっと中から俺を睨み、
「同情してんの???」
って、ぜんっぜんチェーンを外してくれる気配はない。

「ちげぇよ・・・1年の初めは~・・夏樹に罵倒されたくて来たんだよッ!」
そう言って笑うと、夏樹はカチャカチャッとチェーンを外し、ドアを開け・・・・。

「私に触ったら即刻通報するから」
そう言って部屋に入って行った。

はいはい!!触りませんともーー!だって、またハンバーガーとかで殴られたくないしね。
「お邪魔しまーす・・・・」
そう言って部屋に入ると、キッチンの床には・・・謎にベチャッと落ちているピザが落ちている。

俺は立ち止まって、
「なぁぁ~ッ・・・これ拾わないの????」
そう聞くと、
夏樹は頭をかきながら振り返って来て、
「熱くて持てないの」
って!!

てか、コイツお嬢様??
なんなんだよその言い訳ーーー!!!

俺はそれを拾って・・・キッチンに置いてあった皿にまた戻し、
「またピザ買ったの?」
そう言いながら夏樹の方に歩いて行くと、

夏樹は、
「スーパーで買った冷凍・・・・食べようと思って温めたけど熱くて・・・」
うわ・・・俺また買って来ちゃった。

恐る恐る夏樹の前のテーブルに俺が買ってきたハンバーガーとピザの袋を置くと、夏樹はその袋の中を覗き
「ピザはもう食べたくない・・・。」
そう言って口を尖らせた。

でしょうね!!
俺はハンバーガーを出し、
「んじゃこっちは??チーズバーガー!!ポテトも大盛りでオニオンリング付けたしー・・・後チキンも買って来たぜ???」
そう言って中からハンバーガーを出すと、夏樹はそのハンバーガーを手に持って
「また太るじゃん・・・・・」

そう言いながらモグモグ食べだした。

そして、俺は元旦早々夏樹のパシリだ!
テレビがつまらないと言われ、レンタルショップに行き夏樹が見たいという映画や日本のバラエティー番組を借り・・・、夏樹が食べたいと言ったマラサダを買ってー・・・マンションに帰還!

すると夏樹はチキンを食べながら、
「あーー!!!ウォーキングデッドあった???早く早く!!!」
って・・・・、俺は小間使いのようにウォーキングデッドのDVDを入れてー・・・・一緒にハンバーガーやチキンを食いながらグロいゾンビ映画を見る。

食後はマラサダとアイスクリーム!!
夏樹は大きなアイスを抱えずっと食い続ける・・・・・。

コイツ大丈夫???

「なぁ、お前流石に食い過ぎじゃない?昨夜も結構食ったんだろ?」
そう言って止めると、夏樹はアイスを死守しながら
「もぉーー!!いいの!邪魔するなら帰ってーーーー!!!」
って・・・かなりやさぐれ状態。


結局夏樹は、ハンバーガー2つ。チキン10本、ピザ2切れ。
マラサダ2つとアイスクリーム!!


コイツの腹どうなってるんだ?????






しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

マッチ率100%の二人だが、君は彼女で私は彼だった

naomikoryo
恋愛
【♪♪♪第19回恋愛小説大賞 参加作品♪♪♪ 本編開始しました!!】【♪♪ 毎日、朝5時・昼12時・夕17時 更新予定 ♪♪ 応援、投票よろしくお願いします(^^) ♪♪】 出会いサイトで“理想の異性”を演じた二人。 マッチ率100%の会話は、マッチアプリだけで一か月続いていく。 会ったことも、声を聞いたこともないのに、心だけが先に近づいてしまった。 ――でも、君は彼女で、私は彼だった。 嘘から始まったのに、気持ちだけは嘘じゃなかった。 百貨店の喧騒と休憩室の静けさの中で、すれ違いはやがて現実になる。 “会う”じゃなく、“見つける”恋の行方を、あなたも覗いてみませんか。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

俺様上司に今宵も激しく求められる。

美凪ましろ
恋愛
 鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。  蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。  ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。 「おまえの顔、えっろい」  神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。  ――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。 **2026.01.02start~2026.01.17end**

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

危険な残業

詩織
恋愛
いつも残業の多い奈津美。そこにある人が現れいつもの残業でなくなる

春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話

登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。

処理中です...