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残った悪者たち
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—達也side
真也は変わった。
だからこそ、昔の仲間とは・・・もう会ってほしくない。
俺は真也の顔を見て、
「アイツ等もう来てない?」
そう言うと・・真也は眉間にしわを寄せて・・・俺を見た。
まだ居るのか・・・この辺に・・・。
「真也・・・アイツ等は何処に?」
俺が言うと・・真也は笑って・・・。
「もう・・・会ってないですよ・・・もう帰ったんじゃないですかね?」
そう言ったんだ。
でもそれはきっと嘘だって・・・すぐに分かった。
何かを企んでいる嘘ではなく、・・・俺を巻き込まないための嘘。
真也の顔をジッと見ていると、
「達也さんは・・・守るものいっぱいあるんだから~・・・そういう心配しなくて大丈夫です」
・・・。
真也って・・・本当に変わったな。
涼さん達に言っても信じなかったけど!
そりゃそうだ、OH時代はマジで最低な奴だったし皆に嫌われてたし!
その日はそれ以上問い詰めることもせず・・・俺と由美は家に帰った・・・。
時刻は19時半。
玄関で靴を脱いでいると、
「あ~ッ!!パパママおっそーーーい!!もうお腹すいちゃった!!」
明がひょっこり顔を出してそう言った。
由美は笑って、
「ごーーめーーん・・・ご飯ご飯ッ!!今日はバーバがご飯作ってくれたんでしょぉ???」
そう言ってプンプン怒ってる明を連れてリビングへ行った。
俺も靴を脱いで家に上がり、奥のリビングに行くと・・・メチャクチャ良い香り。
この匂いは~・・・豚汁ッ!
キッチンを覗くと・・・お母さんが笑ってこっちを見て、
「先に由美とお風呂してきちゃいな!!もう私達は入ったから!」
そう言って笑った。
えっ・・・!!/////////
2人で入って良いのッ??
すると、明が笑って、
「だってお友達のパパとママ毎日一緒に入ってるって言ってたよ~?」
おお・・・・今時の幼稚園生はそういう話をするのか!!!
すると・・・由美は笑って、
「私ご飯の準備手伝うから達也君先に入って良いよ?」
まぁ・・・そうなるよね!!うん!!/////////////
—真也side
達也さんと由美さんが帰ってから飯を食べて・・・俺は自分の部屋へ・・・。
すると直樹が追ってきて、
「真也さんッ・・・また・・・」
・・・・・????
直樹は手に持っていた携帯を俺に見せて、
「またあの2人・・・女の子ナンパして暴行してます・・・・。」
・・・・・・。
俺はその携帯を手に取って・・・動画を再生・・・。
すると、そこには・・・女の子一人に対し陽と栄治が馬乗りになって・・・レイプ・・・。
「アイツらどこに泊まってるんだ?」
俺が言うと・・・直樹は俺の顔をジッと見つめて・・・。
「分からないです・・・ねぇ、やっぱり達也さんに相談しませんか?」
いや、今達也さんを巻き込むわけにはいかない。
もし、由美さんや・・・明ちゃんに何かがあったら・・・もう、取り返しがつかない。
「いや駄目だ、・・・アイツら・・・どこにいるのか分かる?」
俺が言うと、直樹は渋々、
「トマムの・・・スキー場の・・・ツインタワーだと思います・・・」
・・・・・・。
もう時間的に・・・ここを出たらマツさんに叱られるしー・・・・
「明日昼間に行ってくる、もし金が必要なら全て渡してもいい・・・。」
そう言って自分の部屋のドアを開けると、
「ダメっすよ!!アイツ等に金渡したらまた来ますよッ?!」
もう・・・終わりにしたい。
終わるなら持っている金全て渡しても良いって思う。
翌日
牧場の朝は早い。
朝3時半に起き・・・俺たちは牛舎で掃除を始める・・・。
5時過ぎに餌をやって6時半過ぎには搾乳機が動き出す。
その後、俺たちは飯を食って・・・食い終わるとまた馬舎に行き掃除。
馬の体にブラシを当てて・・・・撫でてやると気持ちよさそうな顔をする。
10時過ぎに一旦休憩に入る。
俺はアイコスを持って馬舎を出て・・・昨日と変わらない・・・雪まみれのテラスに行き一服・・・・。
今日・・・。
アイツらが泊まるホテルに行くか。
もうこれ以上・・・好きなようにさせるわけにはいかない。
煙を吐き・・広大な雪景色を眺め息も吐いた・・・。
真っ白な息は・・直ぐに消え・・・すんだ空気に包まれる。
・・・・・。
「スッゲー・・・・綺麗な空気・・・・。」
こんな綺麗な空気の・・この場所を・・・汚されたくない。
—直樹side
俺と兄貴は馬舎からアイコスを吸う真也さんを見ていた。
「真也さん・・・1人で行くって???」
兄貴は俺の肩を後ろから掴み言った・・・。
そう・・・さっき・・真也さんは、『昼休憩中にあの2人に会いに行ってくるから』と・・・俺達に言ってきた。
だから、『お前等は何も心配するな』って・・・・。
俺は柱をギュッと掴み、
「真也さん1人に・・・全て押し付ける訳にはいかない・・・。」
俺が言うと・・兄貴も・・・。
「俺たちも行こう・・・。」
相手は2人・・・。
俺たち・・・3人。
真也さんも、俺達も・・・別に喧嘩が強いわけではない。
達也さんを呼べば安心だけど達也さんを巻き込めない・・・。
だったら・・・俺たち3人で・・・。
真也は変わった。
だからこそ、昔の仲間とは・・・もう会ってほしくない。
俺は真也の顔を見て、
「アイツ等もう来てない?」
そう言うと・・真也は眉間にしわを寄せて・・・俺を見た。
まだ居るのか・・・この辺に・・・。
「真也・・・アイツ等は何処に?」
俺が言うと・・真也は笑って・・・。
「もう・・・会ってないですよ・・・もう帰ったんじゃないですかね?」
そう言ったんだ。
でもそれはきっと嘘だって・・・すぐに分かった。
何かを企んでいる嘘ではなく、・・・俺を巻き込まないための嘘。
真也の顔をジッと見ていると、
「達也さんは・・・守るものいっぱいあるんだから~・・・そういう心配しなくて大丈夫です」
・・・。
真也って・・・本当に変わったな。
涼さん達に言っても信じなかったけど!
そりゃそうだ、OH時代はマジで最低な奴だったし皆に嫌われてたし!
その日はそれ以上問い詰めることもせず・・・俺と由美は家に帰った・・・。
時刻は19時半。
玄関で靴を脱いでいると、
「あ~ッ!!パパママおっそーーーい!!もうお腹すいちゃった!!」
明がひょっこり顔を出してそう言った。
由美は笑って、
「ごーーめーーん・・・ご飯ご飯ッ!!今日はバーバがご飯作ってくれたんでしょぉ???」
そう言ってプンプン怒ってる明を連れてリビングへ行った。
俺も靴を脱いで家に上がり、奥のリビングに行くと・・・メチャクチャ良い香り。
この匂いは~・・・豚汁ッ!
キッチンを覗くと・・・お母さんが笑ってこっちを見て、
「先に由美とお風呂してきちゃいな!!もう私達は入ったから!」
そう言って笑った。
えっ・・・!!/////////
2人で入って良いのッ??
すると、明が笑って、
「だってお友達のパパとママ毎日一緒に入ってるって言ってたよ~?」
おお・・・・今時の幼稚園生はそういう話をするのか!!!
すると・・・由美は笑って、
「私ご飯の準備手伝うから達也君先に入って良いよ?」
まぁ・・・そうなるよね!!うん!!/////////////
—真也side
達也さんと由美さんが帰ってから飯を食べて・・・俺は自分の部屋へ・・・。
すると直樹が追ってきて、
「真也さんッ・・・また・・・」
・・・・・????
直樹は手に持っていた携帯を俺に見せて、
「またあの2人・・・女の子ナンパして暴行してます・・・・。」
・・・・・・。
俺はその携帯を手に取って・・・動画を再生・・・。
すると、そこには・・・女の子一人に対し陽と栄治が馬乗りになって・・・レイプ・・・。
「アイツらどこに泊まってるんだ?」
俺が言うと・・・直樹は俺の顔をジッと見つめて・・・。
「分からないです・・・ねぇ、やっぱり達也さんに相談しませんか?」
いや、今達也さんを巻き込むわけにはいかない。
もし、由美さんや・・・明ちゃんに何かがあったら・・・もう、取り返しがつかない。
「いや駄目だ、・・・アイツら・・・どこにいるのか分かる?」
俺が言うと、直樹は渋々、
「トマムの・・・スキー場の・・・ツインタワーだと思います・・・」
・・・・・・。
もう時間的に・・・ここを出たらマツさんに叱られるしー・・・・
「明日昼間に行ってくる、もし金が必要なら全て渡してもいい・・・。」
そう言って自分の部屋のドアを開けると、
「ダメっすよ!!アイツ等に金渡したらまた来ますよッ?!」
もう・・・終わりにしたい。
終わるなら持っている金全て渡しても良いって思う。
翌日
牧場の朝は早い。
朝3時半に起き・・・俺たちは牛舎で掃除を始める・・・。
5時過ぎに餌をやって6時半過ぎには搾乳機が動き出す。
その後、俺たちは飯を食って・・・食い終わるとまた馬舎に行き掃除。
馬の体にブラシを当てて・・・・撫でてやると気持ちよさそうな顔をする。
10時過ぎに一旦休憩に入る。
俺はアイコスを持って馬舎を出て・・・昨日と変わらない・・・雪まみれのテラスに行き一服・・・・。
今日・・・。
アイツらが泊まるホテルに行くか。
もうこれ以上・・・好きなようにさせるわけにはいかない。
煙を吐き・・広大な雪景色を眺め息も吐いた・・・。
真っ白な息は・・直ぐに消え・・・すんだ空気に包まれる。
・・・・・。
「スッゲー・・・・綺麗な空気・・・・。」
こんな綺麗な空気の・・この場所を・・・汚されたくない。
—直樹side
俺と兄貴は馬舎からアイコスを吸う真也さんを見ていた。
「真也さん・・・1人で行くって???」
兄貴は俺の肩を後ろから掴み言った・・・。
そう・・・さっき・・真也さんは、『昼休憩中にあの2人に会いに行ってくるから』と・・・俺達に言ってきた。
だから、『お前等は何も心配するな』って・・・・。
俺は柱をギュッと掴み、
「真也さん1人に・・・全て押し付ける訳にはいかない・・・。」
俺が言うと・・兄貴も・・・。
「俺たちも行こう・・・。」
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