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大好きな人の誕生日
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しおりを挟むしかし、
私は見てしまった。
誕生日パーティーの翌日は洗濯等もせず、涼と二人でのんびり過ごした。
その翌日、涼が仕事に行った後私は溜めてしまった洗濯物を洗濯機へ・・・・・。
涼のシャツを手に取って見ると、・・・・・・。
ん???????
涼のシャツの襟には真っ赤な口紅。
口紅???
これって口紅だよね?
誰かとぶつかったのかな?都内の通勤ラッシュとかなら可能性あるけど・・・沖縄でこんなところに口紅付くかな?
いやいや、・・・また何を疑ってるんだ私は・・・・・。
私は自分にそう言い聞かせ、
「疑わない!涼は私の大事な人・・・」
そう言い聞かせた。
失いたくない・・・。
今涼は忙しい、なるべく煩わしいことは避けたい。
すると部屋のインターフォンが鳴り、カメラを見ると・・・・。
「あ・・・・」
急いで玄関まで走っていき扉を開けた。
「一樹ーーー・・・・・、優樹君保育園行った??」
そう、訪ねて来たのは一樹。
「うんー・・・、優樹保育園送って来たー・・・今ちょっとだけいいかな??」
「いいよ、涼いないけど・・・・」
私がそう言うと、一樹は笑って・・・・。
「結城ちゃんと話したかったんだよー・・・・・」
って・・・・・。
私はコーヒーを入れて、一樹はダイニングの椅子に腰かけた。
「どうしたの??」
「あのさ、・・・・店の件なんだけど・・・・」
「うんうん・・・・」
私も一樹の前に腰かけた。
すると、一樹は・・・・。
「最初はね、barをやろうかなって思ってたんだけど、」
「うん・・・・・」
「良く考えて・・・やっぱり優樹を1人にするのは厳しいし、」
あっ・・・・・そうか・・・barって夕方から朝方とかまでだもんね・・・・・。
「そっか・・・そうだよね」
「んでー・・・・急で申し訳ないんだけど・・・」
「うん・・・・」
一樹はニコッと笑って・・・・。
「カフェBARでやっていこうかなって涼とも言ってたんだ・・・・」
「カフェBAR??・・・・」
「そう、だから・・・やっぱり結城ちゃんのお料理の力が欲しいなーって・・・。お酒も置くカジュアルな店にしたいんだよね・・・ケーキとかも出したいし・・・・」
へぇ・・・・・///////////
なんかすごく楽しそうだな・・・・。
「じゃあ、営業時間は?」
「涼と話してたのはね、11時オープンで夕方17時とかまででやってみようかなと思ってる」
「そっかぁ・・・でもこの辺海が見える小さなカフェってないよねー・・・。観光客とかにも人気出そうじゃない?」
私達はその後も一緒にメニューを考えたりして盛り上がった。
午後は一樹の車でお店の方に向かった。
一樹は、もうすっかり元気だ・・・・・・。
「昨日・・・涼とラブラブ出来た?」
相変わらずの優しい口調で言ってきた。
「お陰様で・・・・//////////」
私がそう言うと、
「そっかぁ・・・もうそろそろ結婚かね?楽しみいっぱいじゃん?」
結婚・・・かぁ・・・・。
確かに涼も昨日そう言ってたけど、朝見てしまったあの口紅・・・らしきものが気になった。
「結城ちゃん?・・・・どした?」
「あっ・・・・・ううん、大丈夫・・・・」
―一樹side
結城ちゃん。
気持ち元気ないなー・・・・。
薬中でも、女の子への観察力は半端ないんですよ。
俺ー・・・・。
いや、もう薬中じゃないけどね。
結城ちゃんってさ、何かあるときって・・・・・。
「大丈夫」
って言うんだよね。
俺は運転しながら、結城ちゃんの方を見て・・・・・。
「大丈夫なの??」
そう言うと、結城ちゃんは何度も頷いた。
分かりやすいなー・・・・。
涼また何かしちゃったのかな?
「結城ちゃんさ、・・・・俺もー・・・人のこと言えないし、あんな風にみっともない姿結城ちゃんに見せちゃったから言うけどさ・・・・・」
ラリってる姿、見られちゃったしー・・・・・。
あれって最悪の状況だったと思う!
メチャ格好悪いし、出来たら美佳には内緒にしてほしい。
って、女々しい俺。
だから、もう腹割って話したい。
「結城ちゃん何かあったでしょ?・・・・俺には言っちゃいなってー・・・・俺だってすっごいみっともない姿見せられたんだしさぁ~・・・・」
そう言うと、結城ちゃんはププッ・・・と吹き出して笑って、
「一樹にはかなわないなー・・・・直ぐにバレちゃうー・・・・」
って・・・。
そう言って笑った。
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