島人物語~secret続編

文字の大きさ
88 / 181
大好きな人の誕生日

5

しおりを挟む

―結城side


一樹・・・・・。
やっぱりよく見てるよね。


「どうしたの?言ってみな?」
にっこり笑ってそう言った。

でもダメ。
ここで言ったら認める事になるし、口に出したらどんどん不安になりそう。

「ううん・・・本当に大丈夫なの、ただの一人妄想だから・・・・・」
「本当ーーっ?」
「本当っ!」

皆の優しさに甘えてばかりじゃダメ。
少し強くならなきゃ!!!

店に到着し、一樹と店内に入ると・・・・ダイビングショップの方に涼と淳がいた。

「オーッッ来たな?・・・・」
涼が笑って言った。
「おう!そっち大分様になってきたな?」
一樹は店を覗き言った。
「そっちは略直ぐに出きるだろ?今日酒屋が来るんだっけ?」
「そうそう!」

もう・・・結構話は進んでたんだね・・・・・。
スッゴイ・・・やっぱりお店の中可愛いな・・・・。

私はカフェの方に行きカウンターの中を覗いた。
「いい店だよね?・・・海見えるし・・・・・」
一樹は隣に来て言った。
窓の外は、ガーデンと真っ青な海。

「うん・・・・楽しみだなぁ・・・」
夕方は夕日がだろうなぁ・・・・/////////////

「結城ちゃん・・・一緒に頑張ろう」
「うんっ!」

一緒にカウンターに寄りかかって奥の海を眺めた・・・。


その後酒屋さんが来て、一樹が中心になって商談。
私は隣で二人の話を聞いていた。

やっぱ一樹って、BARで働いてただけあってお酒はかなり詳しいんだねー・・・。
私お酒全然飲まないから全く分からない。

酒屋さんとの商談は1時間ほどで終わり、

「ではこの注文書で・・お受けしますね、今後共宜しくお願いします!」
「こちらこそよろしくお願いいたします・・・・。」


私と一樹は酒屋さんを見送って、ダイビングショップの方を2人で覗くとショップの方も来客中。

少し太った、50代前半の男性が私と一樹の方を見て・・・・・。
「あ、飲食の方も準備進んでるんだね???」
そう言った。

私と一樹はペコッと会釈すると、
「・・・あれっ??上地君・・・もしかして彼女??」
その男性は笑って言った。
「あ・・・はい・・・・」
「もしかして、一昨日予定あるって言ったのは彼女だったのかな??」
一昨日????
あー・・・誕生日の日、この人と仕事してたんだ。
「あーーー・・一昨日はすいません・・せっかくお誘いいただいたのに・・・」
涼が頭を下げて言った。


――涼side


今日店に来店したのは、一昨日・・・・。
俺の誕生日の日にカフェで打ち合わせをしてた社長・・・・・。
ちょっと、調子がいいこの社長は、口も軽い。

結城に、一昨日・・・仁美達が一緒に居た事とか言わないでほしい。
そう心の中でずっと思ってた。

すると、結城は会釈をしながらお茶を出してくれた。

「へぇー・・・・・・・すっごい可愛い子だね?へぇーーー・・・・・・・この辺の子じゃないよね?」
大垣社長は結城を舐めるようにして見て・・・・・目を離さない。
「あ、東京の子です・・年末からこっちに一緒に来てくれたので・・・」
「東京の子かーー・・本当に可愛いねー・・・・今度飲みの席にもご一緒したいなぁ・・・」
うわー・・・・・・・。
そうきたか・・・・・。
「あーー、彼女は向こうの店で飲食やってもらうんで、ちょっと忙しいんですよ」
俺が速攻返すと、淳は俺の横で失笑。

「そうなんだー・・・??・・・ふーーん・・・」

結城が席を離れようとすると、


「あ・・、君さ・・少しここ座ったら???一緒に話そうよ」
大垣が結城に言った。
「・・・えっと・・・」
結城はビックリした顔で俺等を見た。
「結城・・一樹と・・市場に行ってて?急ぎだから・・・」
俺が笑ってそう言って・・・一樹を見ると、一樹も結城の方に来て・・・・。
「すいません、外で約束があるのでー・・・私たちはここで失礼します」
結城の腕を掴んでそう言った。


「じゃぁさ、今夜上地君と上原君と飲むんだけど君も同席できるよね??」
すかさず言ってくる大垣社長。
「大垣社長・・・彼女今忙しくて・・・向こうの料理任せてますので・・・そういうのはちょっと・・・」
俺がそう言うと、
「なになにちょっとした接待だって・・・・それくらい出来るでしょー???」

接待??????


何だこのおっさん。
結城はビックリした顔でこっちを見ていた。

でもそんなのしないといけないなら、

「なら結構です他当たるので!」
俺は立ち上がってそう言った。

別にここにこだわる必要はない。
もう少し金払って、長く付き合えるちゃんとした人と仕事をしたい。

大垣は俺を見て、
「・・・はっ??」
そう言って口をポカンと開けた。

「彼女は、自分の大事な人です。そこまでしないと成立しない仕事をする気はない。うちはそういうやり方はしない・・・・」
そう言うと淳も笑って席を立ち、
「出口はあちらです」

俺は結城の方に行き、結城の腕を掴んでカフェの方へ・・・・。
「・・・りょっ・・・涼っ???」
結城は少し動揺してる感じで俺の顔を見てきた。

振り返ると淳が笑いを堪え、大垣がジッとこっちを睨んできた。

「はぁー・・上地君、別に彼女に夜の相手をしてくれとか言ってるわけじゃないのに・・・・。美人と酒を飲みたいと思うのは普通だよ??それくらい気が利かないと会社なんてやっていけないよ?」

俺は振り返って、
「大丈夫ですよ、もっとちゃんとしたお仕事やってくれる人沢山いるので・・・・」
そう言うと、

大垣は少し笑って・・・・・。

「一昨日の子はホテルまで同行してくれたよ・・・ああいう女の子用意しておいた方がいいんじゃない???」

はぁー・・・・・・・・・・。
それ今言う?

結城を見ると、結城は口を抑えて下を向いてしまった。

「ああいう女性は・・・・俺等は関わる気はないんで。社長にはそういう女性がお似合いなんじゃないですか?」

そう言うと、大垣は口をとがらせて・・・・。
店を出て行った・・・・・・・。


しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

俺様上司に今宵も激しく求められる。

美凪ましろ
恋愛
 鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。  蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。  ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。 「おまえの顔、えっろい」  神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。  ――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。 **2026.01.02start~2026.01.17end**

ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました

大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

国宝級イケメンとのキスは、最上級に甘いドルチェみたいに私をとろけさせます♡ 〈Dulcisシリーズ〉

はなたろう
恋愛
人気アイドルとの秘密の恋愛♡コウキは俳優やモデルとしても活躍するアイドル。クールで優しいけど、ベッドでは少し意地悪でやきもちやき。彼女の美咲を溺愛し、他の男に取られないかと不安になることも。出会いから交際を経て、甘いキスで溶ける日々の物語。 ★みなさまの心にいる、推しを思いながら読んでください ◆出会い編あらすじ 毎日同じ、変わらない。都会の片隅にある植物園で働く美咲。 そこに毎週やってくる、おしゃれで長身の男性。カメラが趣味らい。この日は初めて会話をしたけど、ちょっと変わった人だなーと思っていた。 まさか、その彼が人気アイドル、dulcis〈ドゥルキス〉のメンバーだとは気づきもしなかった。 毎日同じだと思っていた日常、ついに変わるときがきた。 ◆登場人物 佐倉 美咲(25) 公園の管理運営企業に勤める。植物園のスタッフから本社の企画営業部へ異動 天見 光季(27) 人気アイドルグループ、dulcis(ドゥルキス)のメンバー。俳優業で活躍中、自然の写真を撮るのが趣味 お読みいただきありがとうございます! ★番外編はこちらに集約してます。 https://www.alphapolis.co.jp/novel/411579529/693947517 ★最年少、甘えん坊ケイタとバツイチ×アラサーの恋愛はじめました。 https://www.alphapolis.co.jp/novel/411579529/408954279

イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。

すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。 そこで私は一人の男の人と出会う。 「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」 そんな言葉をかけてきた彼。 でも私には秘密があった。 「キミ・・・目が・・?」 「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」 ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。 「お願いだから俺を好きになって・・・。」 その言葉を聞いてお付き合いが始まる。 「やぁぁっ・・!」 「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」 激しくなっていく夜の生活。 私の身はもつの!? ※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 では、お楽しみください。

黒瀬部長は部下を溺愛したい

桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。 人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど! 好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。 部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。 スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

処理中です...