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ちょこっとひとやすみ? 詩のコーナー
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『ああどうして』
ああどうして
こんなにも眠いのだろう
ふと思うことがある
どうしてこんなにもあくびが出て
とまらないのだろう
どこまで行けば
たどり着けるのか
本当の幸せに
本当の結末に
そんなこと考えても何の意味もない
分かっているはずなのに
それでも考えて
それでも思考し続けてしまう
愚かにも
頭は巡り続けてしまうから
どうしようもない
どうにもできない
ああどうして
こんなにも眠いのだろう
ふと思うことがある
どうしてこんなにもあくびが出て
とまらないのだろう
あなたに会いたい
そう思うことすら罪なら
生きていることそのものが罪なのだと
いつかは気づくだろう
あなたの傍にいたい
そう願うことすら罪なら
生きていることそのものが罪なのだと
もう気づきかけている
どこまで進めば
たどり着けるのか
真実の輪郭
その本当の姿に
触れることができるのだろう
そんなことを考えては
無意味なことだと呆れたように嗤う
あなたに会いたい
その思いすら罪なら
生まれたことそのものが罰なのだと
いつか思うだろうか
あなたの傍にいたい
その願いすら罪なら
生まれたことそのものが罰なのだと
いずれは気づくのだろう
いつかは……
ああどうして
こんなにも眠いのだろう
ふと思うことがある
どうしてこんなにもあくびが出て
とまらないのだろう
『どこへだって行ける気がした』
冷たい雨が降ってきた
いつだったか
あなたと待ち合わせしていた昼下がりにも
こんなことがあって
あの時は濡れながらでも
嫌な気分にはならず
むしろこれから歩む道への
希望を強く感じていた
人というのは面白いもので
未来への期待を抱いている時には
決して心折れることはない
決して絶望することはない
心はいつも上向きで
心は未来を見据え続ける
だから
あの時は辛くなかったの
大雨の中で
あなたを見つけて
傘もささず
駆け出すことすらも
幸せで
だから大丈夫
どこへでも行ける
冷たい雨が降ってきて
いつだったか
あなたと待ち合わせしていた昼下がりにも
こんなことがあったと
ふと思い出した
あの時は濡れていても
不快なんて欠片も生まれず
むしろこれから行く道への
期待感を強く覚えていた
だから大丈夫だった
どこへだって行ける気がした
ああどうして
こんなにも眠いのだろう
ふと思うことがある
どうしてこんなにもあくびが出て
とまらないのだろう
どこまで行けば
たどり着けるのか
本当の幸せに
本当の結末に
そんなこと考えても何の意味もない
分かっているはずなのに
それでも考えて
それでも思考し続けてしまう
愚かにも
頭は巡り続けてしまうから
どうしようもない
どうにもできない
ああどうして
こんなにも眠いのだろう
ふと思うことがある
どうしてこんなにもあくびが出て
とまらないのだろう
あなたに会いたい
そう思うことすら罪なら
生きていることそのものが罪なのだと
いつかは気づくだろう
あなたの傍にいたい
そう願うことすら罪なら
生きていることそのものが罪なのだと
もう気づきかけている
どこまで進めば
たどり着けるのか
真実の輪郭
その本当の姿に
触れることができるのだろう
そんなことを考えては
無意味なことだと呆れたように嗤う
あなたに会いたい
その思いすら罪なら
生まれたことそのものが罰なのだと
いつか思うだろうか
あなたの傍にいたい
その願いすら罪なら
生まれたことそのものが罰なのだと
いずれは気づくのだろう
いつかは……
ああどうして
こんなにも眠いのだろう
ふと思うことがある
どうしてこんなにもあくびが出て
とまらないのだろう
『どこへだって行ける気がした』
冷たい雨が降ってきた
いつだったか
あなたと待ち合わせしていた昼下がりにも
こんなことがあって
あの時は濡れながらでも
嫌な気分にはならず
むしろこれから歩む道への
希望を強く感じていた
人というのは面白いもので
未来への期待を抱いている時には
決して心折れることはない
決して絶望することはない
心はいつも上向きで
心は未来を見据え続ける
だから
あの時は辛くなかったの
大雨の中で
あなたを見つけて
傘もささず
駆け出すことすらも
幸せで
だから大丈夫
どこへでも行ける
冷たい雨が降ってきて
いつだったか
あなたと待ち合わせしていた昼下がりにも
こんなことがあったと
ふと思い出した
あの時は濡れていても
不快なんて欠片も生まれず
むしろこれから行く道への
期待感を強く覚えていた
だから大丈夫だった
どこへだって行ける気がした
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