悪役に転生するはずがヒロインに転生した。〜魔王城の歌姫が魔王様に可愛がられます!?〜

影狼

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ご馳走。ー疑問。ー

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ふむ。

『ベルの音が鳴ったみたいだから僕らも行こーよー』
『そーだねー!』

『『今日はどんなものが来るのかな』』

『楽しみだよ』
『楽しみだねー』

とてとて。

『なになにー、今日はシーティアの名だねー。』

『えー僕あの子の名嫌いだなー』

『僕もー。』

『『だってお綺麗な名前ってあいつは言うけれど』』

『『その実は美味しくない』』

『でも別のは美味しいから、貰っていくね。』

『待って、俺もそろそろ準備しなきゃいけないね。』

『えー、兄さんは別にいらないんじゃない?』

『『ねー、『スピネル』兄さん』』

兄弟が居て、ここに『スピネル』という男性がやってくる。

双子は美食家だ。
歌舞音曲などを用いて、惹き付けその対価に料理を振舞ってもらう。
そのためにいじったモノたちがいる。
『グラ』、『譜』辺りだろうかね。
それから『稀彲祇きちぎ』なんてモノもいるが、それはまた別の機会に是非ともしようか。

『幕間、幕間。ーただのハッタリ。ー』

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