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第7話 エルフの魔法
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馭者の首は床を転がり、首から下がズルズルと宝箱にもたれながら崩れ落ちた。
「……まぁ、酷い勇者様だこと」
階段を下りてきたダークエルフが、笑みを浮かべながらいう。
「よくいうよ……お前の方が本当はもっと酷いくせに」
アイルは宝箱の蓋を開けると、無造作に馭者の首を中に放り込んだ。首から下は、腕と足の関節をボキボキ折り、できる限り小さく折り畳むと、再び宝箱の中に押し込んでいた。
「あなたを見ていると、人間ってそんな大それた真似なんてできない、なんていえなくなるわね」
「エルフより人間はずっと優しいと思うぜ? もっとも、人によりけりだがな」
馭者の体を押し込み終え、蓋が開かないようにしてからアイルは立ち上がった。
「これでよし、と。リリィ」
アイルはエルフを振り返った。
「もう魔法を解除していいぞ」
「はぁい」
リリィが宝箱に向けて手をかざし、解除魔法を唱えると、はたして宝箱に生気が戻った。
その宝箱は魔物だった。リリィの魔法に操られていた間は大人しかったが、それが解除されると、中に入っているものを鋭い牙でもってムシャムシャ喰い荒らし始めた。
「人喰い箱はこういうときに役に立つ。骨も何も後に残さないから」
「床の血はどうするつもり? いっぱい流れてるけど」
「これもきれいにこの箱が舐め取ってくれるんだぜ? 舌出してぺろぺろって」
「そうそう。わたしも、舐めるの得意なんだけど……?」
リリィが紫色の舌をべろりと出し、細長い指の両方でアイルを誘う。
「こいつ……ヒイヒイいわせてやる……」
階段を駆け上がるリリィを追いかけるように、アイルも駆け上がった。螺旋階段を上り切った先の部屋の中に二人でなだれ込むと、アイルはリリィをベッドの上に押し倒した。
「まあ……乱暴な勇者様……」
リリィの衣装を荒々しく引き裂き、アイルは中に押し入った。
「……まぁ、酷い勇者様だこと」
階段を下りてきたダークエルフが、笑みを浮かべながらいう。
「よくいうよ……お前の方が本当はもっと酷いくせに」
アイルは宝箱の蓋を開けると、無造作に馭者の首を中に放り込んだ。首から下は、腕と足の関節をボキボキ折り、できる限り小さく折り畳むと、再び宝箱の中に押し込んでいた。
「あなたを見ていると、人間ってそんな大それた真似なんてできない、なんていえなくなるわね」
「エルフより人間はずっと優しいと思うぜ? もっとも、人によりけりだがな」
馭者の体を押し込み終え、蓋が開かないようにしてからアイルは立ち上がった。
「これでよし、と。リリィ」
アイルはエルフを振り返った。
「もう魔法を解除していいぞ」
「はぁい」
リリィが宝箱に向けて手をかざし、解除魔法を唱えると、はたして宝箱に生気が戻った。
その宝箱は魔物だった。リリィの魔法に操られていた間は大人しかったが、それが解除されると、中に入っているものを鋭い牙でもってムシャムシャ喰い荒らし始めた。
「人喰い箱はこういうときに役に立つ。骨も何も後に残さないから」
「床の血はどうするつもり? いっぱい流れてるけど」
「これもきれいにこの箱が舐め取ってくれるんだぜ? 舌出してぺろぺろって」
「そうそう。わたしも、舐めるの得意なんだけど……?」
リリィが紫色の舌をべろりと出し、細長い指の両方でアイルを誘う。
「こいつ……ヒイヒイいわせてやる……」
階段を駆け上がるリリィを追いかけるように、アイルも駆け上がった。螺旋階段を上り切った先の部屋の中に二人でなだれ込むと、アイルはリリィをベッドの上に押し倒した。
「まあ……乱暴な勇者様……」
リリィの衣装を荒々しく引き裂き、アイルは中に押し入った。
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