一人ぼっちの少年は愛される

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「ん、、、」
朝か、、、久しぶりにしっかり寝れた
ゆっくりと瞼をあける。すると眼の前に僕のことを愛らしそうな目で見つめているカイトさんの姿があった。
「おはよう、ロイ」
僕の頭を撫でながら言うカイトさんの声はとっても優しいものだった。
いや、「優しいものだった」じゃなくてどーいう状況?
「あ、あの、、離してもらえませんか、、、?
僕は今カイトさんにガッチリホールドされている(ハグされている)
「え~嫌?この体制」
「嫌じゃないですけど、、、もうちょっとで出なきゃいけないんじゃないですか?」
あ~つまんないの~
そうカイトさんがいうと僕のことを離してくれた。
「街までは結構遠いからね。途中から馬車に乗るよ。それまでは歩きだけど大丈夫?
「はい、大丈夫です」
肉体労働をしてきたんだそんくらい大丈夫だ。
その後僕達は出かける支度をして、宿を出た。

「ロイ、そろそろ休憩しようか」
「あ、はい」
カイトさんいわく後30分程度あるいたら馬車に乗るらしい。
ちょうど半分来たので休憩になった。
すると華奢な女の人が駆け寄ってきた。
「あ、あの!どこにいかれるんですか?」
すこし緊張しながら聞いてきた。
「街まで行くんです」
そう僕が答えると、すごい形相で睨んできた
多分カイトさんに一目惚れでもしたのだろう。
まるで「お前には聞いていない、邪魔だ」というように。
「そうなんですね!私はミカといいます。街まで一緒にいかせてくれませんか?」
カイトさんの方をむいて喋りかけている。
僕なんて眼中にないらしい。
「いいっすよ」
カイトさんの返事は相変わらず軽い
さすが陽キャ

その後、30分ほど歩き馬車に乗ることになった。
もちろんあの敵意剥き出しなミカが30分間大人しくしていたわけなかった。
隙があれば僕を転ばせようと足を引っ掛けてきたり(それで5回転んじゃったけど、、、)
カイトさんの腕に抱きついたり、、、
さっきなんかカイトさんのほっぺにちゅーしてたし、、、
馬車に乗る前にカイトさんに相談してみたけど、「気にしすぎだよ」の一言だった。
馬車に揺られて15分、カイトさんは買いたい物があると言って馬車を降りた。
僕とミカさんは留守番だ
「ねぇクソガキ」
「っえ?、、僕、、、ですか?」
「他に誰がいんのよ。お前邪魔なんだよね~ww」
ミさんはそういうと僕のみぞおちを殴った
「っ、!、」
激痛が走り苦しんでいる僕を気にせず
二発三発と殴ってきた。これじゃ家に居たときと変わらないじゃないか
あぁ、誰か助けてくれないかな、、、?
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