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婚約者編
求愛行動2
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おかしいおかしいおかしい。
どうして、こうなったのだ?
昨日は、あんなに我とは離れられぬ、心の底から愛していると言ってくれていたのに。
ローリーは、子供だから大人になるまで待ってと言ったけれど、我には意味がわからなかった。
子供だというから、成人した今日この日まで、待ったのだ!
そもそも、あの女の一件が起きる前までは、ローリーは子供だったのに、早く結婚したいと言っていたのだ!
週末は介護じゃないらぶらぶデートもしたし、友達にも恋人だと紹介してくれた。
離宮ではずっといちゃいちゃして過ごして、キスだって全然嫌がらないし、いいムードだった!
夜だって別々に眠るのを寂しがるくらい、我と離れがたく思ってくれていたのに!
もう少しだったのに!!
なんで、こんなことに?!
やはり、過去の女達の件が尾を引いている?
へ理屈をこねて結婚を先延ばしにするのは、我への当てつけなのか?
いやいや、そんなはずはない。
ローリーは涙を流して、心から我に愛を乞うてくれたではないか。
しばらく、食い下がってみたが、ローリーの意志は固かった。
とにかく、我の妻になる自信がないと言ってきかない。
どうして自信がないなどと、我はこんなに身を焦がすほどにローリーを求めておるのに、なぜわからぬのだ。
再び、口説いてみたけれど、玉砕する。
うんうん唸って頭を捻ってみても、我の頭にローリーを丸め込めるような妙案は思い浮かばなかった。
仕方がないので、我は原点に戻り、竜族方式の求愛を行うことにする。
金さえ積めば手に入る指輪や花束では、我のローリーへの愛の深さは表せぬと思ったのだ。
過去の女の存在に、ローリーは我の愛情を疑っているのやも知れん。
ローリーは誕生会が終わると、我を離宮に捨て置いて、さっさと学校に戻って行った。
部屋の隅でいじけたくなったが、肝心な、見せつける相手のローリーがいないので、無駄なことはやめた。
それよりも、プレゼントの獲物をどうしよう。
出来れば、来週末ローリーが離宮に戻るまでに用意したい。
竜族の雄は求婚する時、己がいかに強く番いとしてふさわしいかとか、相手をどれだけ深く想っているかをアピールするために、強くて獰猛な珍しい獲物を狩って雌にプレゼントする。
番いならばお互い一目で恋に落ちるから、プレゼントなどせずともすぐに交尾できるところを、わざわざ愛の儀式というか、ムードを盛り上げる演出をするのは、雌を感激させるとその後の交尾が燃え上がって、すこぶるよいかららしい。
あの冷静なローリーも、燃え上るかな?!
うん、この作戦、かなりよいかも知れぬ。
我は獲物をかごに並べ、リボンをつけてプレゼントした。
「ううん、わたし、これが一番良かったから、すごく嬉しい! アルの気持ちは、十分に伝わったわ。本当に、ありがとう。大切にするね!」
「そうか! 気に入ったか! 我がどれほどそなたを想っているか、わかってくれたのだな?!」
我はローリーの両手をとって、目を覗き込んで念を押した。
「ええ、本当によくわかったわ!」
すると、ローリーは我の手をしっかり握り返し、はっきりと答えてくれる。
我の求婚の贈り物をローリーは気に入った。
我がどれほどローリーを深く想っているかも、完璧に伝わっている。
ローリーは、涙まで流して感激している! もう絶対にイケる!
「ならば、ローリー、ものは相談なのだが、」
「わたしはあなたの番いなんだって、はっきり自覚したわ!」
「それは本当か?! 番いだとはっきり認識できたのか?! ああ、ローリー、我は嬉しい。我も我も同じ気持ちだ」
番いならば、ひとたび巡り逢ってしまったら、互いに激しく惹かれ合い、相手を求めずにはいられなくなるものだからな。
愛し合おうぞ。深く激しく、燃え上って愛し合おうぞ!
「恥ずかしがらずともよいぞ? 番いとは、そういうものなのだ」
やっと、やっと、ローリーがその気になってくれた。
我はローリーを番いだと認識したあの時から、ずっとずっとこの時を待っていた!
我は嬉しい!! 嬉しいぞ!!
「愛の巣で、思う存分、深く」
「わたしは番いとして、あなたに深く愛されれば愛されるほど、研鑽を積んで良識ある大人にならなければならないのよ!」
なんで、そうなる?!!!!
どうして、こうなったのだ?
昨日は、あんなに我とは離れられぬ、心の底から愛していると言ってくれていたのに。
ローリーは、子供だから大人になるまで待ってと言ったけれど、我には意味がわからなかった。
子供だというから、成人した今日この日まで、待ったのだ!
そもそも、あの女の一件が起きる前までは、ローリーは子供だったのに、早く結婚したいと言っていたのだ!
週末は介護じゃないらぶらぶデートもしたし、友達にも恋人だと紹介してくれた。
離宮ではずっといちゃいちゃして過ごして、キスだって全然嫌がらないし、いいムードだった!
夜だって別々に眠るのを寂しがるくらい、我と離れがたく思ってくれていたのに!
もう少しだったのに!!
なんで、こんなことに?!
やはり、過去の女達の件が尾を引いている?
へ理屈をこねて結婚を先延ばしにするのは、我への当てつけなのか?
いやいや、そんなはずはない。
ローリーは涙を流して、心から我に愛を乞うてくれたではないか。
しばらく、食い下がってみたが、ローリーの意志は固かった。
とにかく、我の妻になる自信がないと言ってきかない。
どうして自信がないなどと、我はこんなに身を焦がすほどにローリーを求めておるのに、なぜわからぬのだ。
再び、口説いてみたけれど、玉砕する。
うんうん唸って頭を捻ってみても、我の頭にローリーを丸め込めるような妙案は思い浮かばなかった。
仕方がないので、我は原点に戻り、竜族方式の求愛を行うことにする。
金さえ積めば手に入る指輪や花束では、我のローリーへの愛の深さは表せぬと思ったのだ。
過去の女の存在に、ローリーは我の愛情を疑っているのやも知れん。
ローリーは誕生会が終わると、我を離宮に捨て置いて、さっさと学校に戻って行った。
部屋の隅でいじけたくなったが、肝心な、見せつける相手のローリーがいないので、無駄なことはやめた。
それよりも、プレゼントの獲物をどうしよう。
出来れば、来週末ローリーが離宮に戻るまでに用意したい。
竜族の雄は求婚する時、己がいかに強く番いとしてふさわしいかとか、相手をどれだけ深く想っているかをアピールするために、強くて獰猛な珍しい獲物を狩って雌にプレゼントする。
番いならばお互い一目で恋に落ちるから、プレゼントなどせずともすぐに交尾できるところを、わざわざ愛の儀式というか、ムードを盛り上げる演出をするのは、雌を感激させるとその後の交尾が燃え上がって、すこぶるよいかららしい。
あの冷静なローリーも、燃え上るかな?!
うん、この作戦、かなりよいかも知れぬ。
我は獲物をかごに並べ、リボンをつけてプレゼントした。
「ううん、わたし、これが一番良かったから、すごく嬉しい! アルの気持ちは、十分に伝わったわ。本当に、ありがとう。大切にするね!」
「そうか! 気に入ったか! 我がどれほどそなたを想っているか、わかってくれたのだな?!」
我はローリーの両手をとって、目を覗き込んで念を押した。
「ええ、本当によくわかったわ!」
すると、ローリーは我の手をしっかり握り返し、はっきりと答えてくれる。
我の求婚の贈り物をローリーは気に入った。
我がどれほどローリーを深く想っているかも、完璧に伝わっている。
ローリーは、涙まで流して感激している! もう絶対にイケる!
「ならば、ローリー、ものは相談なのだが、」
「わたしはあなたの番いなんだって、はっきり自覚したわ!」
「それは本当か?! 番いだとはっきり認識できたのか?! ああ、ローリー、我は嬉しい。我も我も同じ気持ちだ」
番いならば、ひとたび巡り逢ってしまったら、互いに激しく惹かれ合い、相手を求めずにはいられなくなるものだからな。
愛し合おうぞ。深く激しく、燃え上って愛し合おうぞ!
「恥ずかしがらずともよいぞ? 番いとは、そういうものなのだ」
やっと、やっと、ローリーがその気になってくれた。
我はローリーを番いだと認識したあの時から、ずっとずっとこの時を待っていた!
我は嬉しい!! 嬉しいぞ!!
「愛の巣で、思う存分、深く」
「わたしは番いとして、あなたに深く愛されれば愛されるほど、研鑽を積んで良識ある大人にならなければならないのよ!」
なんで、そうなる?!!!!
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