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第7章 新国テンプルム
第347話 留守の間に
「えっ? 原因不明の大穴があいてる!?」
僕たちが法王国から自国テンプルムへと戻ってみると、宰相のアニスさんから思いがけない報告を受けることになった。
なんと、郊外にある農地で、直径10mほどの大きな穴が発見されたらしい。
深さは7~8m程度で、自然にできたようには見えず、人工的なものではないかと推測されている。
穴は今朝突然現れたことから、僕たちが法王国に移動していた昨晩の間に起こった出来事のようだ。
「ヒロ様どうされますか? 帰還されたばかりですが、ご覧になってみますか?」
「そうだね、対応は早いほうがいい。別に疲れてなんかいないし、すぐに行ってみよう。場所は分かりますか?」
「はい、報告では北西の農地です」
山賊から助けた女性たちが暮らしている辺りか。
とりあえず、みんなも連れて『空間転移』で転移する。
◇◇◇
「これは……」
農地には見張りの兵士が居たので、すぐにその穴は見つかった。
それは掘ったというよりは、どうも地中から何かが出てきたような跡に見えた。
それも、のそのそとゆっくり這い出してきたのではなく、爆発的な勢いで飛び出してきたような有り様だ。
穴の周りには、空から降りそそいだように大量の土砂が散らばっているし。
「うーん、何かのモンスターが、地中を通って国内に入ってきたのかしら?」
メジェールが穴の原因を推測する。
確かに、地中を移動するモンスターはいくつか存在するが、しかし都市部に突然現れたという話は聞いたことがない。
モンスターもそれなりに警戒をしているので、人間の多い場所に無防備にやってくるようなことはないからだ。
「アニスさん、この辺りの調査はしたんですよね?」
「はい、発見直後から付近一帯を捜索させております。何か手掛かりが見つかり次第、ヒロ様にもご連絡しようと考えていたのですが、あいにく何も発見できませんでした」
ふーむ……モンスターであれば、何かしらの形跡が見つかる気はするけど、それが無いということは、別の存在という可能性もあり得る。
まさか悪魔? しかし、悪魔だとするなら、あまりにも迂闊な侵入方法だ。
それと、地中を通ってきたにしては、穴が奥に続いているようには見えない。
なんていうか、埋めてあったモノが爆発したというのが一番的確なように思う。
ひょっとして、侵入者などではなく、単なる自然現象なのかも?
ごくまれに地中にある気体が爆発することがあるけど、それが人工的な穴に見えちゃったのかもしれないな。
それに、これはなんとなくだけど、この穴には邪気を全く感じない。
感覚的なモノなので我ながらどこまで信用していいか分からないけど、仮に危険な存在――悪魔などが出てきたとしたら、さすがに何かを感じ取れる気がするんだ。
とはいえ、ただの直感なので油断は禁物だけど。
「状況は分かった。地中を通って侵入してきたわけではなさそうなので、モンスターの可能性は低いと思う。一応見張りを増やして、近辺の監視は強化しておこう」
「大丈夫でしょうか?」
「うーん不安はあるけど、この辺りで危険な気配は感じないから、侵入者だとしたらすでに別の場所に移動していると思う。なので、ここだけに拘らず、全体的に警備を強めたいところだけど……」
この国の各所に衛兵や警備ゴーレムを配置してあるけど、その指揮系統が弱いんだよね。
騎士団長のアイレさんが一応担当してくれてはいるけど、少し専門外の分野だ。
この手のことを管轄する特殊部隊を作って、臨機応変に事態に対応できるようにしたほうがいいかもしれない。
特殊部隊かあ……指揮官にはネネが向いてそうだけど、彼女は何かと忙しいからなあ。
今も任務で出掛けているし、国内に専念させるのも申し訳ない。
ネネは優秀なナンバーズだけに、このテンプルムにとどまらず、広く活躍させるべきだ。
さて、何か良い案はないかと考えていたところ、久魅那がスッと近付いてきた。
「ユーリ様、ひょっとして柔軟な対応をするための部隊をお考えなのではありませんか?」
「う、うん、そうだけど、よく分かったね」
「異世界人がテンプルムに来たときもユーリ様が直接お会いにいらしたし、不測の事態に対して手が足りないのではと思いました」
久魅那は勘がいいなあ。頭の回転も結構速いと思うし。
この異世界に来て苦労したから、適応能力が高くなったのかも?
「もしよろしければ、この国における特殊任務をわたしに任せてもらえないでしょうか?」
「えっ、久魅那が!? でも、結構危険な仕事になるよ?」
「望むところですよ。わたし、ユーリ様のお役に立ちたいんです。わたしなら空間魔法でどこへでも駆け付けられますし、『時空通穴』を使えば隠密行動も難しくありません」
確かに、久魅那が国内の特殊任務を請け負ってくれるなら、かなり助かるかもしれない。
戦闘力こそネネには及ばないけど、瞬時に遠距離移動ができるのは大きな利点だ。
「待ってユーリ、隠密行動なら私も得意だよ! 『超五感上昇』を使った探知もできるし、私がやる!」
「ええっ、リノが……?」
その心意気は大変ありがたいけど、リノにはこういう仕事は向いてないと思う。
戦闘力はともかくとして、状況に対する正確な判断ができるかどうかが不安だ。
いや、リノを低く評価してるわけじゃないけど、どうも適材適所というような感じがしなくて……。
「リノ、申し出は嬉しいんだけど、その……ほら、リノにはモンスターパークの仕事があるからさ、そっちを頑張ってほしいかなと」
「リノ、ユーリのために働きたいのは分かるけど、向き不向きってのがあるわよ。リノの力は別なところで役立てたほうがいいわ」
「う~メジェールまでそう言うなら、久魅那ちゃんに任せるわ」
「ということだから、特殊部隊については久魅那にお願いしたいと思う。任せちゃってもいいかな?」
「ありがとうございますリノさん、ユーリ様。わたし全力で頑張ります!」
「助かるよ、必要な道具をいま渡すからね」
久魅那には魔導通信機やその他の魔導アイテムに加え、護衛ゴーレムも5体渡す。
ゴーレムはアイテムボックスに収納して、必要に応じていつでも使用可能だ。まあ久魅那に勝てる相手もそうはいないと思うけど。
それと、任務に適した人材を育ててこの部隊に配属しよう。久魅那の指示で身軽に動ける独立部隊を作るんだ。
今回の事件についても、情報は全て久魅那が管理し、事態に対して自由な裁量を与える。
もし久魅那の手に余るような状況になったら、僕が臨機応変に対応すればいい。
ほか足らないモノがあれば、随時補強していこう。
「よし、じゃあ王城に戻ろうか」
まさか、法王国に行ってる間にこんな事件が起こってたなんて、なんともタイミングが悪かったが、僕たちも色々あったので眷女のみんなもクタクタだと思う。
少し不安はあるが、今日のところはゆっくり休んで、細かい調査はまた明日以降やることにしよう。
……と考えていたその夜のこと……。
***********************************
長らく更新を休止しまして大変申しわけありませんでした。
また連載再開いたしますが、ただ以前のように毎日投稿はできません(^^;
とりあえず4日連続で更新いたしますが、そのあとは3~4日に1度の更新となる予定です。
のんびりとお付き合いいただければ幸いです……。
僕たちが法王国から自国テンプルムへと戻ってみると、宰相のアニスさんから思いがけない報告を受けることになった。
なんと、郊外にある農地で、直径10mほどの大きな穴が発見されたらしい。
深さは7~8m程度で、自然にできたようには見えず、人工的なものではないかと推測されている。
穴は今朝突然現れたことから、僕たちが法王国に移動していた昨晩の間に起こった出来事のようだ。
「ヒロ様どうされますか? 帰還されたばかりですが、ご覧になってみますか?」
「そうだね、対応は早いほうがいい。別に疲れてなんかいないし、すぐに行ってみよう。場所は分かりますか?」
「はい、報告では北西の農地です」
山賊から助けた女性たちが暮らしている辺りか。
とりあえず、みんなも連れて『空間転移』で転移する。
◇◇◇
「これは……」
農地には見張りの兵士が居たので、すぐにその穴は見つかった。
それは掘ったというよりは、どうも地中から何かが出てきたような跡に見えた。
それも、のそのそとゆっくり這い出してきたのではなく、爆発的な勢いで飛び出してきたような有り様だ。
穴の周りには、空から降りそそいだように大量の土砂が散らばっているし。
「うーん、何かのモンスターが、地中を通って国内に入ってきたのかしら?」
メジェールが穴の原因を推測する。
確かに、地中を移動するモンスターはいくつか存在するが、しかし都市部に突然現れたという話は聞いたことがない。
モンスターもそれなりに警戒をしているので、人間の多い場所に無防備にやってくるようなことはないからだ。
「アニスさん、この辺りの調査はしたんですよね?」
「はい、発見直後から付近一帯を捜索させております。何か手掛かりが見つかり次第、ヒロ様にもご連絡しようと考えていたのですが、あいにく何も発見できませんでした」
ふーむ……モンスターであれば、何かしらの形跡が見つかる気はするけど、それが無いということは、別の存在という可能性もあり得る。
まさか悪魔? しかし、悪魔だとするなら、あまりにも迂闊な侵入方法だ。
それと、地中を通ってきたにしては、穴が奥に続いているようには見えない。
なんていうか、埋めてあったモノが爆発したというのが一番的確なように思う。
ひょっとして、侵入者などではなく、単なる自然現象なのかも?
ごくまれに地中にある気体が爆発することがあるけど、それが人工的な穴に見えちゃったのかもしれないな。
それに、これはなんとなくだけど、この穴には邪気を全く感じない。
感覚的なモノなので我ながらどこまで信用していいか分からないけど、仮に危険な存在――悪魔などが出てきたとしたら、さすがに何かを感じ取れる気がするんだ。
とはいえ、ただの直感なので油断は禁物だけど。
「状況は分かった。地中を通って侵入してきたわけではなさそうなので、モンスターの可能性は低いと思う。一応見張りを増やして、近辺の監視は強化しておこう」
「大丈夫でしょうか?」
「うーん不安はあるけど、この辺りで危険な気配は感じないから、侵入者だとしたらすでに別の場所に移動していると思う。なので、ここだけに拘らず、全体的に警備を強めたいところだけど……」
この国の各所に衛兵や警備ゴーレムを配置してあるけど、その指揮系統が弱いんだよね。
騎士団長のアイレさんが一応担当してくれてはいるけど、少し専門外の分野だ。
この手のことを管轄する特殊部隊を作って、臨機応変に事態に対応できるようにしたほうがいいかもしれない。
特殊部隊かあ……指揮官にはネネが向いてそうだけど、彼女は何かと忙しいからなあ。
今も任務で出掛けているし、国内に専念させるのも申し訳ない。
ネネは優秀なナンバーズだけに、このテンプルムにとどまらず、広く活躍させるべきだ。
さて、何か良い案はないかと考えていたところ、久魅那がスッと近付いてきた。
「ユーリ様、ひょっとして柔軟な対応をするための部隊をお考えなのではありませんか?」
「う、うん、そうだけど、よく分かったね」
「異世界人がテンプルムに来たときもユーリ様が直接お会いにいらしたし、不測の事態に対して手が足りないのではと思いました」
久魅那は勘がいいなあ。頭の回転も結構速いと思うし。
この異世界に来て苦労したから、適応能力が高くなったのかも?
「もしよろしければ、この国における特殊任務をわたしに任せてもらえないでしょうか?」
「えっ、久魅那が!? でも、結構危険な仕事になるよ?」
「望むところですよ。わたし、ユーリ様のお役に立ちたいんです。わたしなら空間魔法でどこへでも駆け付けられますし、『時空通穴』を使えば隠密行動も難しくありません」
確かに、久魅那が国内の特殊任務を請け負ってくれるなら、かなり助かるかもしれない。
戦闘力こそネネには及ばないけど、瞬時に遠距離移動ができるのは大きな利点だ。
「待ってユーリ、隠密行動なら私も得意だよ! 『超五感上昇』を使った探知もできるし、私がやる!」
「ええっ、リノが……?」
その心意気は大変ありがたいけど、リノにはこういう仕事は向いてないと思う。
戦闘力はともかくとして、状況に対する正確な判断ができるかどうかが不安だ。
いや、リノを低く評価してるわけじゃないけど、どうも適材適所というような感じがしなくて……。
「リノ、申し出は嬉しいんだけど、その……ほら、リノにはモンスターパークの仕事があるからさ、そっちを頑張ってほしいかなと」
「リノ、ユーリのために働きたいのは分かるけど、向き不向きってのがあるわよ。リノの力は別なところで役立てたほうがいいわ」
「う~メジェールまでそう言うなら、久魅那ちゃんに任せるわ」
「ということだから、特殊部隊については久魅那にお願いしたいと思う。任せちゃってもいいかな?」
「ありがとうございますリノさん、ユーリ様。わたし全力で頑張ります!」
「助かるよ、必要な道具をいま渡すからね」
久魅那には魔導通信機やその他の魔導アイテムに加え、護衛ゴーレムも5体渡す。
ゴーレムはアイテムボックスに収納して、必要に応じていつでも使用可能だ。まあ久魅那に勝てる相手もそうはいないと思うけど。
それと、任務に適した人材を育ててこの部隊に配属しよう。久魅那の指示で身軽に動ける独立部隊を作るんだ。
今回の事件についても、情報は全て久魅那が管理し、事態に対して自由な裁量を与える。
もし久魅那の手に余るような状況になったら、僕が臨機応変に対応すればいい。
ほか足らないモノがあれば、随時補強していこう。
「よし、じゃあ王城に戻ろうか」
まさか、法王国に行ってる間にこんな事件が起こってたなんて、なんともタイミングが悪かったが、僕たちも色々あったので眷女のみんなもクタクタだと思う。
少し不安はあるが、今日のところはゆっくり休んで、細かい調査はまた明日以降やることにしよう。
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長らく更新を休止しまして大変申しわけありませんでした。
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