198 / 258
第7章 新国テンプルム
第365話 迷いの森
しおりを挟む
「あれ、ゼルマもドマさんももう起きたんだ。2人ともよく眠れましたか?」
「ね……眠れるわけなかろう」
「坊主、お前ひょっとして鈍感バカでしゅね……」
夕方、僕が仮眠から目が覚めたら、2人ともすでに起きていた。
というよりも、寝てないとのこと。
急に仮眠しようといっても、眠れなかったか……悪いコトしちゃったな。
「じゃ、じゃあ、もう少し寝ましょうか?」
「もうよい、ワシは元々夜は得意だ、寝る必要などない」
「あたいも平気でしゅ。自分のアホさ加減が情けなくて全然眠くないでしゅ」
な……なんか2人とも凄い怒ってるような気がするんだけど、なんで?
とりあえず、『魔導通信機』で今夜は帰らないことをメジェールたちに伝えてから、僕たちは森の中を歩き出した。
推測が正しければ、この森を彷徨っているうちに何かが起こるはずだ。
「坊主の考えでは、夜じゃないと『赤き天馬』は現れないということでしゅか?」
「なるほど、確かに遭遇したという吸血鬼も、夜中だったらしい。まあ我らは夜しか動けぬから当然ではあるが」
「夜が関係しているのかは分からないけど、あのまま昼に探し続けても、出会えそうな気がしないんだ。だから手を変えてみようかなと」
ただ単純に夜に出るというだけなら、調査に来た吸血鬼が何かを見つけていたはず。
きっと『迷いの森』に秘密がある。
僕らは度々休憩を入れつつ、森の中を探索し続ける。
森の中にずっと居ることがカギだと思ってるので、ゼルマには空を飛ばないようにお願いした。
やがて真夜中となり、探索の危険度がグンと跳ね上がる。
周りが暗いことについては、僕らは暗視に長けているので問題ないけど、やはりモンスターが手強くなる。
昼間休んでいた凶悪な魔物が、夜になって活動を始めるからだ。
これにはさすがのドマさんでも持て余すようで、ゼルマが手を貸している。
夜の戦闘は僕がリードしようと思ってたんだけど、2人とも妙にピリピリしていて、いま暴れたい気分だからそこでじっとしてろって言われてしまった。
戦闘も、八つ当たりするかのように、2人は激しくモンスターを倒していく。
頼もしいといえばそうなんだけど、なんかちょっと怖いです……。
「はあ~、だいぶスッキリしてきたでしゅ。まったく、デリカシーのないバカと付き合うのは苦労するでしゅ」
「同感だな。5000年生きてきて、これほどの屈辱は初めてだ」
2人が何を言ってるのか分からないけど、なんとなく僕のことのような気がする。
やはり、女性を夜の探索に誘ったのは、配慮に欠けちゃってたかも……。
僕たちは真夜中を過ぎても探索し続けるが、森に何も変化はなかった。
気付けば漆黒の闇がほんの少し薄くなっており、もうすぐ夜明けが近いことを報せる。
1日程度ではダメか?
吸血鬼は三日三晩彷徨ったというし、僕たちも数日森で過ごさねばならないのだろうか?
そもそも僕の推測が当たっているとも限らない。
少し弱気になってしまった瞬間、それは訪れた。
「な……なんでしゅかこの霧は!?」
「突然周りの気配が変わったぞ!? この凍えるような冷気はなんだ!?」
ドマさんとゼルマの言う通り、周囲の雰囲気がいきなり変わり、辺りに白い霧が立ちこめた。
解析してみると、ここは異界のようだった。
一応、周りは木々に囲まれているけど、恐らく霊界みたいなところだろう。
森をひたすら彷徨うことにより、この異界への『入り口』が開いたんだ!
「ここはいったいどこだ!?」
「あ、待って! 飛んじゃ……」
僕の制止を振り切り、ゼルマが空へと飛び上がる。
飛行しないように言ってあったんだけど、あまりの状況につい失念したようだ。
連れ戻すため、僕も『飛翔』を使おうとしたところ、ゼルマがコントロールを失ったように落ちてきた。
「なっ、うあああっ」
「ゼルマ、大丈夫か!?」
幸い、この程度ではゼルマが傷付くことはなく、身体に付いた土を払いながら起き上がる。
「今のはなんだ!? ワシの飛行能力が使えぬ!?」
「なんだって!? それは飛べないってこと?」
僕も『飛翔』で飛んでみる。しかし、木の高さを超えないうちに、浮力を失って落下してしまった。
なるほど、空に逃げることはできないってことか。そして異界に入ってしまったら、簡単には出口は分からない。
『迷いの森』の正体はコレだ。
もしゼルマがいなかったら、とてもここへは来られなかったな。
人類の歴史にこのことが伝わってないのは、異界の『入り口』が開くまでこの森を彷徨い続けるのが、人間には難しいからではないだろうか。
仮に奇跡的にここへ来たとしても、今度は生きて出ることが叶わないのでは?
そもそも危険すぎて、人間はこの森には近寄らないだろうけど。
「坊主、ここが『迷いの森』ってことでしゅね?」
「そうです。来れたのは全部ゼルマのおかげだよ。こんなところ、偶然だけじゃ絶対に探すのは不可能だ」
「そ、そうか! ワシもホッとしたぞ、フフフ」
ゼルマの表情がパーッと輝いた。
褒められるのは好きみたいで、何かと素直じゃないけど、こういうところは可愛い。
『迷いの森』は本当だった。あとは、『赤き天馬』がここに居るかだ。
僕は『領域支配』で気配を探知してみる。
……………………………………居るぞ!
大小様々な気配が散らばる中、何かとてつもない存在を1つ感じる!
恐らく、コイツがこの異界の主に違いない! 少し離れているが、だいたいの位置は捕捉した。
「ゼルマ、ドマさん、『赤き天馬』らしき存在をキャッチしました。ただ、一晩中歩きづめでしたから、一度休んでから出発しますか?」
「うんにゃ、すぐに行くでしゅ! この『迷いの森』が消えたら困りましゅし」
「ふむ……確かに、この異界がずっと安定してるとも限らん。吸血鬼でも、『赤き天馬』と出会えたのは1人だけだからな」
なるほど、ここに居られる時間制限があるかもしれないというわけか。
言われてみればその通りかも。
何せ異界だ、突然消えてしまう可能性は充分ある。
気になるのは、『赤き天馬』がどういう存在かということだ。
いま探知した限りでは、『神獣』というのとはちょっと違う気が……。
聖なる力などは全然感じないし、この異界も『聖域』というわけじゃない。
見つけたのはいいけど、少々想定外だ。
僕たちの目的は『神聖な存在』から魂の一部を分けてもらうことで、『赤き天馬』がそうでないなら、せっかく来たけど用はない。
このまま2人を近付けさせるのは危険に思うが、かといって、異界で別行動をするのはもっと危険だ。
う~ん……色々思うところはあるが、とりあえず行ってみるしかないな。
僕たちは気配の方向へと急いだ。
「ね……眠れるわけなかろう」
「坊主、お前ひょっとして鈍感バカでしゅね……」
夕方、僕が仮眠から目が覚めたら、2人ともすでに起きていた。
というよりも、寝てないとのこと。
急に仮眠しようといっても、眠れなかったか……悪いコトしちゃったな。
「じゃ、じゃあ、もう少し寝ましょうか?」
「もうよい、ワシは元々夜は得意だ、寝る必要などない」
「あたいも平気でしゅ。自分のアホさ加減が情けなくて全然眠くないでしゅ」
な……なんか2人とも凄い怒ってるような気がするんだけど、なんで?
とりあえず、『魔導通信機』で今夜は帰らないことをメジェールたちに伝えてから、僕たちは森の中を歩き出した。
推測が正しければ、この森を彷徨っているうちに何かが起こるはずだ。
「坊主の考えでは、夜じゃないと『赤き天馬』は現れないということでしゅか?」
「なるほど、確かに遭遇したという吸血鬼も、夜中だったらしい。まあ我らは夜しか動けぬから当然ではあるが」
「夜が関係しているのかは分からないけど、あのまま昼に探し続けても、出会えそうな気がしないんだ。だから手を変えてみようかなと」
ただ単純に夜に出るというだけなら、調査に来た吸血鬼が何かを見つけていたはず。
きっと『迷いの森』に秘密がある。
僕らは度々休憩を入れつつ、森の中を探索し続ける。
森の中にずっと居ることがカギだと思ってるので、ゼルマには空を飛ばないようにお願いした。
やがて真夜中となり、探索の危険度がグンと跳ね上がる。
周りが暗いことについては、僕らは暗視に長けているので問題ないけど、やはりモンスターが手強くなる。
昼間休んでいた凶悪な魔物が、夜になって活動を始めるからだ。
これにはさすがのドマさんでも持て余すようで、ゼルマが手を貸している。
夜の戦闘は僕がリードしようと思ってたんだけど、2人とも妙にピリピリしていて、いま暴れたい気分だからそこでじっとしてろって言われてしまった。
戦闘も、八つ当たりするかのように、2人は激しくモンスターを倒していく。
頼もしいといえばそうなんだけど、なんかちょっと怖いです……。
「はあ~、だいぶスッキリしてきたでしゅ。まったく、デリカシーのないバカと付き合うのは苦労するでしゅ」
「同感だな。5000年生きてきて、これほどの屈辱は初めてだ」
2人が何を言ってるのか分からないけど、なんとなく僕のことのような気がする。
やはり、女性を夜の探索に誘ったのは、配慮に欠けちゃってたかも……。
僕たちは真夜中を過ぎても探索し続けるが、森に何も変化はなかった。
気付けば漆黒の闇がほんの少し薄くなっており、もうすぐ夜明けが近いことを報せる。
1日程度ではダメか?
吸血鬼は三日三晩彷徨ったというし、僕たちも数日森で過ごさねばならないのだろうか?
そもそも僕の推測が当たっているとも限らない。
少し弱気になってしまった瞬間、それは訪れた。
「な……なんでしゅかこの霧は!?」
「突然周りの気配が変わったぞ!? この凍えるような冷気はなんだ!?」
ドマさんとゼルマの言う通り、周囲の雰囲気がいきなり変わり、辺りに白い霧が立ちこめた。
解析してみると、ここは異界のようだった。
一応、周りは木々に囲まれているけど、恐らく霊界みたいなところだろう。
森をひたすら彷徨うことにより、この異界への『入り口』が開いたんだ!
「ここはいったいどこだ!?」
「あ、待って! 飛んじゃ……」
僕の制止を振り切り、ゼルマが空へと飛び上がる。
飛行しないように言ってあったんだけど、あまりの状況につい失念したようだ。
連れ戻すため、僕も『飛翔』を使おうとしたところ、ゼルマがコントロールを失ったように落ちてきた。
「なっ、うあああっ」
「ゼルマ、大丈夫か!?」
幸い、この程度ではゼルマが傷付くことはなく、身体に付いた土を払いながら起き上がる。
「今のはなんだ!? ワシの飛行能力が使えぬ!?」
「なんだって!? それは飛べないってこと?」
僕も『飛翔』で飛んでみる。しかし、木の高さを超えないうちに、浮力を失って落下してしまった。
なるほど、空に逃げることはできないってことか。そして異界に入ってしまったら、簡単には出口は分からない。
『迷いの森』の正体はコレだ。
もしゼルマがいなかったら、とてもここへは来られなかったな。
人類の歴史にこのことが伝わってないのは、異界の『入り口』が開くまでこの森を彷徨い続けるのが、人間には難しいからではないだろうか。
仮に奇跡的にここへ来たとしても、今度は生きて出ることが叶わないのでは?
そもそも危険すぎて、人間はこの森には近寄らないだろうけど。
「坊主、ここが『迷いの森』ってことでしゅね?」
「そうです。来れたのは全部ゼルマのおかげだよ。こんなところ、偶然だけじゃ絶対に探すのは不可能だ」
「そ、そうか! ワシもホッとしたぞ、フフフ」
ゼルマの表情がパーッと輝いた。
褒められるのは好きみたいで、何かと素直じゃないけど、こういうところは可愛い。
『迷いの森』は本当だった。あとは、『赤き天馬』がここに居るかだ。
僕は『領域支配』で気配を探知してみる。
……………………………………居るぞ!
大小様々な気配が散らばる中、何かとてつもない存在を1つ感じる!
恐らく、コイツがこの異界の主に違いない! 少し離れているが、だいたいの位置は捕捉した。
「ゼルマ、ドマさん、『赤き天馬』らしき存在をキャッチしました。ただ、一晩中歩きづめでしたから、一度休んでから出発しますか?」
「うんにゃ、すぐに行くでしゅ! この『迷いの森』が消えたら困りましゅし」
「ふむ……確かに、この異界がずっと安定してるとも限らん。吸血鬼でも、『赤き天馬』と出会えたのは1人だけだからな」
なるほど、ここに居られる時間制限があるかもしれないというわけか。
言われてみればその通りかも。
何せ異界だ、突然消えてしまう可能性は充分ある。
気になるのは、『赤き天馬』がどういう存在かということだ。
いま探知した限りでは、『神獣』というのとはちょっと違う気が……。
聖なる力などは全然感じないし、この異界も『聖域』というわけじゃない。
見つけたのはいいけど、少々想定外だ。
僕たちの目的は『神聖な存在』から魂の一部を分けてもらうことで、『赤き天馬』がそうでないなら、せっかく来たけど用はない。
このまま2人を近付けさせるのは危険に思うが、かといって、異界で別行動をするのはもっと危険だ。
う~ん……色々思うところはあるが、とりあえず行ってみるしかないな。
僕たちは気配の方向へと急いだ。
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。