298 / 343
293話、料理を食べる前から楽しむ魔女
しおりを挟む
「レナ、見てみろ! 目の前に大海原があるぞ!」
「本当だ、初めて見た! 絵本で見たよりも、ずっと広いや!」
ヒロ君との出会いにより、私に関りがあったり、サニーと同じなんだと分かった人間に対し、だんだんと心を開き始めたウィザレナとレナが、ようやく着目した海を見て興奮しながら騒ぎ出した。
「護衛兵殿! やはり海の水は、しょっぱいのか!?」
「はい、とてもしょっぱいです。ですので遊泳をする際は、お気を付け下さい」
「そんなにしょっぱいのか! よし、レナ。海に行く時が来たら、波打ち際で遊ぼう!」
「うん、そうだね!」
そして、四人目に声を掛けた護衛兵とも、自然に会話を交わせている。中央階段付近に来るまで、目に入った兵士達に、伝達がちゃんと伝わっているのか確認してみたものの。
合計人数、容姿や種族、全員の名前を聞いてみた所。訪ね回った兵士達全員が、しっかり正確に言い当てていた。
まだ私達は、一階層に居るけれども。この調子だったら、二階層以降に行ったとしても、全ての兵士達が質問に答えられるだろうな。しかし……。
「……海、か」
ウィザレナとレナは、今すぐにでも行きたそうにはしゃいでいるが。私は正直、あまり乗り気じゃない。
ここの浜辺ではないけど、左側をずっと行って街道まで出て、そこから更に三十分ほど道沿いを歩いて行くと、私とピースしか知らない秘密の浜辺がある。
ピースが『アンブラッシュ・アンカー』に斬首され。怒り狂って我を忘れた私が、その場に居た奴らを暴走した火属性の魔法で跡形も無く蒸発させ、ピースを二度殺してしまった浜辺が。
「なあ、護衛兵さん。この近くで二十人が一気に座れて、全員美味い飯にありつける店ってないか?」
興奮止まぬエルフ達を、柔らかな笑みで見守っていた護衛兵の横に付いたベルラザさんが、腕を組みつつ問い掛けた。
そうだ。色々あってすっかり忘れていたが、タートに来た表向きの目的は、全員で美味しいご飯を楽しく食べることだ。
現在の時刻は、おおよそ十一時前後。みんなでお店へ行き、何を食べるか決めたり、料理が運ばれてくる時間を考慮すれば、ちょうど良い時間帯だな。
「飯屋ですか。ちなみになのですが、レナ様とベルラザ様は、何か食べられない物とかお有りでしょうか?」
周りに居る人達の耳に届かぬよう、声量を落とした護衛兵が、問い掛けに疑問を返した。内容的に、今の姿ではなく、元の姿に対して言っているのかな?
そういえば、ユニコーンや不死鳥って、普段何を食べているのだろうか? ちょっと気になる。
「今はエルフ族に変身していますので、ウィザレナと同じ物でしたら食べられます」
「私は人間になってるから、何でも食えるぞ」
「なるほどです。エルフ族は確か、肉、魚、乳製品、卵以外の物でしたら食べられるのでしたよね?」
「ええ、合っています」
「分かりました。でしたら……」
エルフ族が食べられない物を確認した護衛兵が、私達が来た方角とは逆の右側へ手をかざす。
「やや遠方に、薄緑の建物が見えますでしょうか?」
「薄緑色の建物……。あそこか」
額に開いた手を添えたウィザレナが、護衛兵の言った建物を目視し、会話に加わった。
私も言われるがまま、移した視界の先。近くにある建物と比べると、二倍も三倍も大きく、一際目立つ薄緑色の建物を見つけた。
「あそこの建物は、様々な種族御用達の大食堂でして。美味しさはもちろんのこと、お客様の要望に応えてメニューに無い料理を作ってくれたり、大人数が余裕で入れる大部屋もいくつかありますので、ゆっくりくつろぎながら料理を嗜めると思います」
「ほう。これを食べたいと言えば、即興で作ってくれるのか。それはありがたいな」
「しかも、色んな種族御用達の大食堂なんだろ? ウィザレナ達でも、食えるもんがいっぱいあるかもしれねえな」
色んな種族の要望にも応えられて、かつ大人数が入れる大部屋がある大食堂。しかも、料理が美味しいときた。今の私達は、合計で二十人。構成された種族は、人間、ウェアウルフ、エルフ。
正確に分けると、人間、黒龍、不死鳥、ウェアウルフ、エルフ、アンデット化した死霊使い、精霊族になるが、大体が変身魔法を使用して人間になっている。
「護衛兵さんよお。あの店には、酒に合ったつまみはあるのかあ?」
「魚を扱った料理もあると、嬉しいのですが」
「俺様も、分厚い肉が食いてえな」
お昼時が近くなってきたこともあり、ノーム、ウンディーネ、イフリート様も各々食べたい物があるか質問をしたり、欲を呟いていく。
みんなして、食べたい物が見事にバラバラだ。かくいう私は、ああいった料理専門店に行ったことが一度も無いので、どういう料理があるのかすら分かっていない。
「お酒とおつまみも提供していますし、タートで獲れた新鮮な魚料理。もちろん、肉料理も多数あります」
「肉料理が多数あるなら、我も行ってみたいな」
「肉、ねぇ。あたしもそれでいいかな~」
「そんなにいっぱい料理があるんだ。お母さんは、何を食べるの?」
だんだんとみんなが触発され始め、ファートやフローガンズも食べたい物が定まってきた中。私の隣に居たサニーが、問い掛けてきた。
「そうだな……。料理屋には一度も行ったことがないから、まずはどんな料理があるのか、全部見てから決めようと思ってる」
「お母さんもなんだ。じゃあ、私もそうしよっかな」
私と同じく、料理屋初体験のサニーも、ふんわりと笑みを浮かべた。たぶんサニーも、何を食べるか迷っていそうだ。
サニーは基本、好き嫌いはなく、私やアルビルが作った料理を何でも美味しそうに食べてくれる。
なので、ここでも美味しい料理を沢山食べて、みんなと一緒に楽しんでいって欲しいな。
「サニー。食べたい物があったら、どんどん言ってくれ」
「うんっ! おいしい料理があったら、お母さんに教えてあげるね!」
「ふふっ、ありがとう。私も美味しい料理を見つけたら教えてあげるから、一緒に食べような」
「うんっ!」
屈託の無いサニーの眩しい笑顔を見て、私の口元が緩んでいくのを感じた。どうしよう、もう既に楽しい。
私も特に好き嫌いは無いし、料理に対する欲も持ち合わせていないから、どんな料理を食べるのかサニーと決めるのもアリだな。
「なあ、ベルラザ。料理を注文する時は、どう頼めばいいんだ?」
不意に背後から、私の興味を惹くアルビスの声が聞こえてきた。注文の仕方を確認しているということは、アルビスも料理屋に行くのが初めてなのかな?
「ああ~……。店によって、頼み方が結構違うんだよな。直接店員に声を掛けて呼んだり、テーブルに呼び鈴があるから、それを鳴らせば来てくれたりすんぞ」
「ほう、なるほど。ならば、あの大食堂に行かなければ分からないという訳か」
「だな。あそこで決まりそうな雰囲気になってるし、今の内に食いたいもん決めといたらどうだ?」
「食べたい料理、ねぇ……。特に定まってないから、貴様が選んだ料理と同じ物にするよ」
「ははっ。なら、一緒に決めっか」
「うん、そうしよう」
アルビスもアルビスで、ベルラザさんと一緒になり、食べる料理を決めると来たか。やはり仲が良いと、そういう結論に至るらしい。
プネラも、フローガンズ達と共に肉料理を選びそうだし。ヴェルイン一味は、ノームと合流して酒に合う物を頼もうと話し合っている。
流石に二十人も居ると、自然とした流れで組み分けが出来ているな。なら私達は、アルビス組、ウィザレナ組と合流して、一緒に楽しんでいこうかな。
「本当だ、初めて見た! 絵本で見たよりも、ずっと広いや!」
ヒロ君との出会いにより、私に関りがあったり、サニーと同じなんだと分かった人間に対し、だんだんと心を開き始めたウィザレナとレナが、ようやく着目した海を見て興奮しながら騒ぎ出した。
「護衛兵殿! やはり海の水は、しょっぱいのか!?」
「はい、とてもしょっぱいです。ですので遊泳をする際は、お気を付け下さい」
「そんなにしょっぱいのか! よし、レナ。海に行く時が来たら、波打ち際で遊ぼう!」
「うん、そうだね!」
そして、四人目に声を掛けた護衛兵とも、自然に会話を交わせている。中央階段付近に来るまで、目に入った兵士達に、伝達がちゃんと伝わっているのか確認してみたものの。
合計人数、容姿や種族、全員の名前を聞いてみた所。訪ね回った兵士達全員が、しっかり正確に言い当てていた。
まだ私達は、一階層に居るけれども。この調子だったら、二階層以降に行ったとしても、全ての兵士達が質問に答えられるだろうな。しかし……。
「……海、か」
ウィザレナとレナは、今すぐにでも行きたそうにはしゃいでいるが。私は正直、あまり乗り気じゃない。
ここの浜辺ではないけど、左側をずっと行って街道まで出て、そこから更に三十分ほど道沿いを歩いて行くと、私とピースしか知らない秘密の浜辺がある。
ピースが『アンブラッシュ・アンカー』に斬首され。怒り狂って我を忘れた私が、その場に居た奴らを暴走した火属性の魔法で跡形も無く蒸発させ、ピースを二度殺してしまった浜辺が。
「なあ、護衛兵さん。この近くで二十人が一気に座れて、全員美味い飯にありつける店ってないか?」
興奮止まぬエルフ達を、柔らかな笑みで見守っていた護衛兵の横に付いたベルラザさんが、腕を組みつつ問い掛けた。
そうだ。色々あってすっかり忘れていたが、タートに来た表向きの目的は、全員で美味しいご飯を楽しく食べることだ。
現在の時刻は、おおよそ十一時前後。みんなでお店へ行き、何を食べるか決めたり、料理が運ばれてくる時間を考慮すれば、ちょうど良い時間帯だな。
「飯屋ですか。ちなみになのですが、レナ様とベルラザ様は、何か食べられない物とかお有りでしょうか?」
周りに居る人達の耳に届かぬよう、声量を落とした護衛兵が、問い掛けに疑問を返した。内容的に、今の姿ではなく、元の姿に対して言っているのかな?
そういえば、ユニコーンや不死鳥って、普段何を食べているのだろうか? ちょっと気になる。
「今はエルフ族に変身していますので、ウィザレナと同じ物でしたら食べられます」
「私は人間になってるから、何でも食えるぞ」
「なるほどです。エルフ族は確か、肉、魚、乳製品、卵以外の物でしたら食べられるのでしたよね?」
「ええ、合っています」
「分かりました。でしたら……」
エルフ族が食べられない物を確認した護衛兵が、私達が来た方角とは逆の右側へ手をかざす。
「やや遠方に、薄緑の建物が見えますでしょうか?」
「薄緑色の建物……。あそこか」
額に開いた手を添えたウィザレナが、護衛兵の言った建物を目視し、会話に加わった。
私も言われるがまま、移した視界の先。近くにある建物と比べると、二倍も三倍も大きく、一際目立つ薄緑色の建物を見つけた。
「あそこの建物は、様々な種族御用達の大食堂でして。美味しさはもちろんのこと、お客様の要望に応えてメニューに無い料理を作ってくれたり、大人数が余裕で入れる大部屋もいくつかありますので、ゆっくりくつろぎながら料理を嗜めると思います」
「ほう。これを食べたいと言えば、即興で作ってくれるのか。それはありがたいな」
「しかも、色んな種族御用達の大食堂なんだろ? ウィザレナ達でも、食えるもんがいっぱいあるかもしれねえな」
色んな種族の要望にも応えられて、かつ大人数が入れる大部屋がある大食堂。しかも、料理が美味しいときた。今の私達は、合計で二十人。構成された種族は、人間、ウェアウルフ、エルフ。
正確に分けると、人間、黒龍、不死鳥、ウェアウルフ、エルフ、アンデット化した死霊使い、精霊族になるが、大体が変身魔法を使用して人間になっている。
「護衛兵さんよお。あの店には、酒に合ったつまみはあるのかあ?」
「魚を扱った料理もあると、嬉しいのですが」
「俺様も、分厚い肉が食いてえな」
お昼時が近くなってきたこともあり、ノーム、ウンディーネ、イフリート様も各々食べたい物があるか質問をしたり、欲を呟いていく。
みんなして、食べたい物が見事にバラバラだ。かくいう私は、ああいった料理専門店に行ったことが一度も無いので、どういう料理があるのかすら分かっていない。
「お酒とおつまみも提供していますし、タートで獲れた新鮮な魚料理。もちろん、肉料理も多数あります」
「肉料理が多数あるなら、我も行ってみたいな」
「肉、ねぇ。あたしもそれでいいかな~」
「そんなにいっぱい料理があるんだ。お母さんは、何を食べるの?」
だんだんとみんなが触発され始め、ファートやフローガンズも食べたい物が定まってきた中。私の隣に居たサニーが、問い掛けてきた。
「そうだな……。料理屋には一度も行ったことがないから、まずはどんな料理があるのか、全部見てから決めようと思ってる」
「お母さんもなんだ。じゃあ、私もそうしよっかな」
私と同じく、料理屋初体験のサニーも、ふんわりと笑みを浮かべた。たぶんサニーも、何を食べるか迷っていそうだ。
サニーは基本、好き嫌いはなく、私やアルビルが作った料理を何でも美味しそうに食べてくれる。
なので、ここでも美味しい料理を沢山食べて、みんなと一緒に楽しんでいって欲しいな。
「サニー。食べたい物があったら、どんどん言ってくれ」
「うんっ! おいしい料理があったら、お母さんに教えてあげるね!」
「ふふっ、ありがとう。私も美味しい料理を見つけたら教えてあげるから、一緒に食べような」
「うんっ!」
屈託の無いサニーの眩しい笑顔を見て、私の口元が緩んでいくのを感じた。どうしよう、もう既に楽しい。
私も特に好き嫌いは無いし、料理に対する欲も持ち合わせていないから、どんな料理を食べるのかサニーと決めるのもアリだな。
「なあ、ベルラザ。料理を注文する時は、どう頼めばいいんだ?」
不意に背後から、私の興味を惹くアルビスの声が聞こえてきた。注文の仕方を確認しているということは、アルビスも料理屋に行くのが初めてなのかな?
「ああ~……。店によって、頼み方が結構違うんだよな。直接店員に声を掛けて呼んだり、テーブルに呼び鈴があるから、それを鳴らせば来てくれたりすんぞ」
「ほう、なるほど。ならば、あの大食堂に行かなければ分からないという訳か」
「だな。あそこで決まりそうな雰囲気になってるし、今の内に食いたいもん決めといたらどうだ?」
「食べたい料理、ねぇ……。特に定まってないから、貴様が選んだ料理と同じ物にするよ」
「ははっ。なら、一緒に決めっか」
「うん、そうしよう」
アルビスもアルビスで、ベルラザさんと一緒になり、食べる料理を決めると来たか。やはり仲が良いと、そういう結論に至るらしい。
プネラも、フローガンズ達と共に肉料理を選びそうだし。ヴェルイン一味は、ノームと合流して酒に合う物を頼もうと話し合っている。
流石に二十人も居ると、自然とした流れで組み分けが出来ているな。なら私達は、アルビス組、ウィザレナ組と合流して、一緒に楽しんでいこうかな。
10
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
側妃に追放された王太子
基本二度寝
ファンタジー
「王が倒れた今、私が王の代理を務めます」
正妃は数年前になくなり、側妃の女が現在正妃の代わりを務めていた。
そして、国王が体調不良で倒れた今、側妃は貴族を集めて宣言した。
王の代理が側妃など異例の出来事だ。
「手始めに、正妃の息子、現王太子の婚約破棄と身分の剥奪を命じます」
王太子は息を吐いた。
「それが国のためなら」
貴族も大臣も側妃の手が及んでいる。
無駄に抵抗するよりも、王太子はそれに従うことにした。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる