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第1章 学院入学と勇者との出会い
25 デートです!
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誘ったわいいけど。めっちゃ恥ずい。そもそも何をするべきなんだ。
どこか寄っても大丈夫な金は収納魔法の中にあるけど。
「ピリポさん、あの店寄らない?」
明らかに女子やカップル向けぽい店を寄ろうとしてて心臓バクバクだけどどうだろう。
「そ、そうですね。い、行きましょう。」
ピリポさんの方が緊張してるー。はー。逆にちょっと落ち着いてきたわ。何で俺は前世で恋愛系を見なかったんだー。見とけば少しでもマシだったのにー。
「いらっしゃいませー。お二人でしょうか?」
「は、はい。」
「ではこちらへどうぞ。」
「こちらの席にお座りください。」
超窓際の席じゃねえか。ふざけんなよ。恥ずさを増させるんじゃねえよ。
「こちら、メニューです。1番人気はフレッサとフランボワーズのパルワイトとなっております。」
写真が無く、絵だけなのは残念だな。まあ、十分分かりやすい絵だから問題ないんだろうけど。いつか、カメラを流通させよう。パソコンは無理だけど。(ちなみにアレプトの所持しているデジタルカメラは改造し、この世界の言語になってます。)
「何にする?」
「わわ私はパルシーとティーンツーパのスィーヤのトルテにしようと思う、わ。」
「僕はフレッサとフランボワーズのパイワルトにする。フレッサは好きだから。」
「そうなのね。(フレッサが好きなのね。知らなかったわ。)」
「すみません。」
「はーい。注文でしょうか。」
「はい。パルシーとティーンツーパのスィーヤのトルテとフレッサとフランボワーズのパイワルトを1つずつお願いします。」
「パルシーとティーンツーパのスィーヤのトルテとフレッサとフランボワーズのパイワルトですね。」
「・・・。」
「・・・。」
何を話せばいいんだ。
「・・・。」
「・・・。」
10分後
「お待たせしました。パルシーとティーンツーパのスィーヤのトルテとフレッサとフランボワーズのパイワルトです。」
「ありがとうございます。」
やっときた。美味しそうなパイワルトだ。ピリポさんのトルテも美味しそう。めっちゃタルトみたいな見た目だけど。確か、この世界にはタルトっていう概念はなかった気がする。
「じゃあ、食べよっか。」
フレッサは季節的にちょっと遅いけどどうかな。
うーん。美味しい。フレッサの味はあまり落ちてないし、フランボワーズとすごくマッチしてる。
「美味しいわ。」
「どんな味なの?」
「パルシーの甘みにスィーヤの濃厚さが合わさってすごく美味しいのよ。ちなみにそれは?」
「フレッサの甘みとフランボワーズの酸味にこのクリームがとっても美味しいよ。」
「ちょっとそれ食べてみてもいい?」
「う、うん。いいよ。」
「んー。美味しい。1番人気なだけあるわ。」
「そう。なら良かった。」
その後
店を出る時、お代を払おうとしたら、
「私、両方食べてしまったのですから払いますわ。」
「いや、僕が誘ったんだから、僕が払うよ。」
「いいえ。私が払いますわ。」
「僕が払う。」
という感じでどちらが払うか。ということで一悶着ありましたが(最終的に僕が払いました)、さまざまな店を巡り、夕方になって帰りました。
どこか寄っても大丈夫な金は収納魔法の中にあるけど。
「ピリポさん、あの店寄らない?」
明らかに女子やカップル向けぽい店を寄ろうとしてて心臓バクバクだけどどうだろう。
「そ、そうですね。い、行きましょう。」
ピリポさんの方が緊張してるー。はー。逆にちょっと落ち着いてきたわ。何で俺は前世で恋愛系を見なかったんだー。見とけば少しでもマシだったのにー。
「いらっしゃいませー。お二人でしょうか?」
「は、はい。」
「ではこちらへどうぞ。」
「こちらの席にお座りください。」
超窓際の席じゃねえか。ふざけんなよ。恥ずさを増させるんじゃねえよ。
「こちら、メニューです。1番人気はフレッサとフランボワーズのパルワイトとなっております。」
写真が無く、絵だけなのは残念だな。まあ、十分分かりやすい絵だから問題ないんだろうけど。いつか、カメラを流通させよう。パソコンは無理だけど。(ちなみにアレプトの所持しているデジタルカメラは改造し、この世界の言語になってます。)
「何にする?」
「わわ私はパルシーとティーンツーパのスィーヤのトルテにしようと思う、わ。」
「僕はフレッサとフランボワーズのパイワルトにする。フレッサは好きだから。」
「そうなのね。(フレッサが好きなのね。知らなかったわ。)」
「すみません。」
「はーい。注文でしょうか。」
「はい。パルシーとティーンツーパのスィーヤのトルテとフレッサとフランボワーズのパイワルトを1つずつお願いします。」
「パルシーとティーンツーパのスィーヤのトルテとフレッサとフランボワーズのパイワルトですね。」
「・・・。」
「・・・。」
何を話せばいいんだ。
「・・・。」
「・・・。」
10分後
「お待たせしました。パルシーとティーンツーパのスィーヤのトルテとフレッサとフランボワーズのパイワルトです。」
「ありがとうございます。」
やっときた。美味しそうなパイワルトだ。ピリポさんのトルテも美味しそう。めっちゃタルトみたいな見た目だけど。確か、この世界にはタルトっていう概念はなかった気がする。
「じゃあ、食べよっか。」
フレッサは季節的にちょっと遅いけどどうかな。
うーん。美味しい。フレッサの味はあまり落ちてないし、フランボワーズとすごくマッチしてる。
「美味しいわ。」
「どんな味なの?」
「パルシーの甘みにスィーヤの濃厚さが合わさってすごく美味しいのよ。ちなみにそれは?」
「フレッサの甘みとフランボワーズの酸味にこのクリームがとっても美味しいよ。」
「ちょっとそれ食べてみてもいい?」
「う、うん。いいよ。」
「んー。美味しい。1番人気なだけあるわ。」
「そう。なら良かった。」
その後
店を出る時、お代を払おうとしたら、
「私、両方食べてしまったのですから払いますわ。」
「いや、僕が誘ったんだから、僕が払うよ。」
「いいえ。私が払いますわ。」
「僕が払う。」
という感じでどちらが払うか。ということで一悶着ありましたが(最終的に僕が払いました)、さまざまな店を巡り、夕方になって帰りました。
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