聖職より堕ちた教師 純一の場合

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夏の風景 10 水飛沫 SIDE:純一

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プールへと純一は歩いている。

黒のジャージが、スラッとした体型に似合っている。

浜田から何発も掌で張られた両頬と背中、尻、キツい力でツネりあげられた太股、、、

ジャージの生地の下、責められた箇所がジンジンと痛んでいる。

そして、彼の股間もまた、別の意味でジンジンしている。

股間の痺れるような感覚は、生徒の命令を受け、自ら雄棒を掻きあげ、溜まりきった精子を放出した結果の快楽ゆえのものだ。

生徒の指示に従い、スマホで撮影されながら、大声を抑えることも忘れ、鍛えられた身体を震わせ、筋肉の形をくっきりと浮かべ仰け反りながら放出した。

数日溜めていた精子は迸り、整った顔から、盾のような胸、並んだ腹筋の瘤をベチョベチョに濡らした。

ふぉぅ、、、ふ、ふぉぅ、、、

溜め息とも、快感の余韻の喘ぎともつかない声を純一はあげていた。

プール解放の監視という役目をおろそかにして、教員用のスペースで淫らなことをしてしまった。。。そんな背徳感が、快感を増したのだ。

生徒は、激しく放出した純一を生徒は冷たい目で見、そして、冷たく言い放った。

「プール監視をサボって、オナニーで大声あげるとは、、、この、変態野郎っ!見下げた教師だぜ。」

そして、クルっと背を向ける。

純一は教師という立場を忘れ、その足にすがり付いた。

「待って、待ってくれ」

「プールの監視をしなきゃいけないんだろ。教師のクセにサボりかよ」

「すぐに行く。だから、機嫌を直してくれ、、、」

大の大人が、素っ裸で、腹から胸、顔にかけて己の精液の飛沫で汚し、ケツには桃尻とみっともないラクガキをされている状態で、純一は生徒に縋る。

浜田は振り返り様に純一の肩を蹴り上げる。

反動で教師は仰け反る。

「自分の職務はキチンと果たせよ、教師なんだから。醜態を晒すんじゃねえよ」

純一はなにも答えられない。

「俺をナメた真似した罰は後でキッチリ与えるから覚悟しておけ」

「ま、待って、、、信じてくれ、変なことはしていない、、、あぁ、、、あああ、、、」

純一が情けない声で縋るが、浜田は振り返りもせず、ロッカールームを出ていった。

ど、どうしよう、、、

純一は混乱し始めたが、解決策は見つからない。

そして、プールの監視の任を放り出しているという罪悪感も膨れる。

上半身に飛び散った己の白濁した精液。

これを洗い流さなくては、、、

プールの監視をしなくては、、、

浜田の誤解を解かなくては、、、

急いでシャワーを浴び、水着を履く。

ロッカーに控えで置いてあった水着は、普段履いているショートボックスではなくロングボックスなので、太股にデカチンと書かれた文字も布地で隠れる。

純一はホッとする。

テキパキとジャージを身に付け、ロッカールームを後にした。

そして、間もなくプールだ。

プールで遊ぶ生徒達の楽しげな声が聞こえてくる。

夏休みの学校の廊下には純一以外、誰もいない。

純一の心に薄墨のように重苦しい憂鬱感が広がる。

数ヵ月前まで純一とは無縁だった重い憂鬱感。

生徒達の天真爛漫な声、廊下の先のプールに続く開いた扉から差し込む明るい夏の日差し。

そして、人気の無い暗い廊下を歩いている自分、ついさっき学校の中で己の手で己の欲望を放出するという淫らな行為を行った汚れた自分。

純一の中に、堪らない自己嫌悪が生まれる。

生徒達の前に出たくない、、、

明るいプールサイドに行きたくない、、、

純一の中に次々とネガティブな感情が沸く。

しかし、プールの監視という職務を果たさなければならないという責任感も強く純一を束縛する。

ただでさえ、栗山が代わりに行ったとはいえ、遅刻しているのだ。

急がなきゃ、、、

そう急かす責任感。

行きたくない、、、

足を重くする罪悪感。

純一の心を引き裂いている。

だが、プールへの扉はすぐそこだ。

沈んだ心のまま、プールサイドに出る。

「先生、やっと来たね」

競泳ビキニを履いた栗山が純一の顔を見て言う。

器械体操を子供の頃からやっていただけあって、瘤のような筋肉が形よくついた見事な体型。

ビキニ型の水着が似合っている。

「大丈夫だった?」

心配そうに聞く。

浜田との付き合いが長い栗山だ。

怒った浜田が手をつけられなくなるということは純一以上にわかっている。

「あぁ、どうしていいか、わからない、、、」

純一が気弱に言う。

「何があったか知らないけど、謝るしかないよ」

栗山が年長の教師にアドバイスをする。

はぁ、、、

重い溜め息を付き、プールサイドの端の監視員用に置かれた椅子に座る。

ジャージは着たままだ。

脱いで、水着姿になる気分ではなかった。

本来なら、水泳部OB達に遅れた詫びと、作業をやってもらった礼を言うべきということは判っていた。

が、身体が動かない。

しばらく椅子に座って気分を整えよう、、、

椅子に座り、深く息を吸いながら純一は考える。

夏の日差しとは真逆の沈鬱な表情で、背を丸めて座っている。

そして、そんな彼のもとに、屈託なく生徒達が近付いてくる。

サッカー部員達だ。 

「先生、一緒に泳ぎましょうよ」

「今日は、監視役だから、ここで見ているよ」

部員達のキラキラした瞳が眩しく、純一は思わず目をそらす。

爽やかな顧問が纏った暗い雰囲気に生徒達は気付かない。

「先生、暑くないですか?」

「そうだよ。先生も水着になりなよ」

「先生、去年みたいに一緒に遊びましょうよ」

「先生、一年が、水着姿を見たいって」

「僕たちのクラス、2年の授業と被ってて、先生の水着を見れなかったんですよ」

無邪気な生徒達。

少年達にしてみれば、鍛えられた長身の大人である教師の身体に憧れの視線を向けてもおかしくはない。

ここで、純一が、いつものように“よしっ、泳ごうっ!”とでも言い、ジャージを脱ぎ、プールに入れば何の問題もなかっただろう。

が、純一は、つい先ほどまで生徒である浜田に共用されたとはいえ、全裸で隠微な行為をしてしまっていた。

そして、スイムウェアで隠れているとはいえ、みっともない落書きも素肌にされている。

素肌を晒したくはなかった。

「なんだよ、俺の水着姿を見たって面白くないだろ」

「え?先生の水着って、ものすごくモッコリしてるんでしょ。大人のモッコリは、違うって聞きました。見たいっ」

「来生先生のモッコリ、まじスゴいぜ」

「ケツもパンパンに張ってるんだぜ」

モッコリ、、、ケツもパンパン、、、

デカチン、桃尻、、、、

生徒の無邪気な言葉が、グサリと純一の心に刺さる。

まさしく、連絡をしなかったこと以上に浜田を怒らせた太股と両尻のラクガキと一致する。

俺の股間は、尻は、そんなにみっともないのか、、、

純一の学生時代からのコンプレックスを抉る。

それが、やっかみから生じたからかいと気付かず、純一はデカチン、モッコリ、モモジリ、デカケツと呼ばれる度に傷ついていたのだ。

が、生徒達はそんなことを知るよしもない。


「先生、潔くプールに入って、可愛い生徒達に大人の男の見事な身体を見せてやってくださいよ」

背後からの声に純一がギョッとするまもなく、“それっ”という掛け声と共に背後から身体を掴まれた。

二人の水泳部員のOBが純一の身体を抱えあげる。

二人とも水泳の体育会で鍛えられた屈強な身体だ。

純一が無防備であったこともあり、あっさりと抱えられ、プールの方に向かう。

「うわ~っ、うわわ~っ」

純一は、悲鳴を上げた。

生徒に蹂躙される。

それへの恐怖からだ。

柔道場で襲われた記憶がまざまざと甦る。

OBの二人は水着姿だ。

日に焼けた肌。

筋肉の盛り上がった若い雄。

ま、まさか、、、、おそわれるのか、、、プールで、、、大勢の生徒達の前で、、、

「お前達も手伝えっ」

「や、やめろっ、、、やめてぇ、、、」

純一は甲高い悲鳴をあげる。

が、虚しく、プールに落とされる。

そして、、、

水の中でバタバタする純一の身体に、複数の手が襲いかかる。

純一は必死に手足を動かし避けようとする。

が、水の中での抵抗は難しい。

突き落とされたため、水中では息が続かない。

顔を水上に出し、息をする。

すると抵抗が疎かになり、ジャージの上が引っ張られ、ジッパーが降り始める。

「やめろっ、、、やめるんだぁ、、、」

純一は身体を激しく動かし逃げようとするが、ジャージの布を掴まれているため、動くほどジャージが脱がされていく。

「あ、あぁ~、やめろっ、、、やめてぇ、、、たのむぅ、、、」

純一は泣きそうな顔で叫ぶ。

OBも、生徒も気にしない。

ズルッ、、、

ジャージのズボンも下ろされ、足の動きが制約される。

「うわっ、ヒィィッ、、、」

純一の哀れな悲鳴。

柔道場で蹂躙された記憶がフラッシュバックする。

「やめっ、おい、こらっ、、、やめないかっ、、、」

脱がされかけたジャージが足に絡み、体勢が崩れる。

水しぶきが夏の日差しを受けキラキラと輝く。

誰かの手がスイムウェアにもかかる。

ヤバイッ

これを脱がされたらヤバいっ!

純一はとっさに考え、足での抵抗をやめた。

ジャージは脱げても良い。

スイムウェアを脱がされないようにしなきゃ、、、

早く、水からあがらないと、、、

上着もジッパーが外れていないから生徒達に生地を掴まれると動けない。

純一はジッパーを外し、生徒達が上着を脱がすに任せる。

スイムウェアだけになり、解放された純一はプールサイドを目指す。

プールサイドに向かおうとする純一の前に生徒がいた。

凛々しい顔立ちの少年。

水島だ。

純一が目をかけているサッカー部の生徒。

「水島、押さえろっ」

「先生を逃がすなっ」

後ろからの声。

純一は、可愛がっている生徒を信じたかった。

自分に害をなすとは思いたくなかった。

「水島っ」

どいてくれ、、、と続けようとした瞬間、水島が純一の上半身に飛び付いてきた。

純一は体勢を崩し、水中に倒れる。

もがく純一に何本もの手が延びてきて背中、脚の後側から支えられる。

純一の身体は、生徒達の手により水の上に抱え上げられる。

そして、そのまま空中に放り上げられる。

水泳部伝統の悪ふざけ。

プールでの胴上げだ。

“ワッショイ~”

生徒達の威勢の良い掛け声で純一のスイムウェアを腰に着けただけの筋肉質の長身の身体が中に舞う。

水飛沫がキラキラと輝くなか、純一の鍛えられた美しく逞しい身体が宙を舞う。

背中の下に数人が降り、宙に浮いた純一の身体を水に着かない高さで受け止め、また、宙に上げる。

宙に上がっては下りる純一の身体。

そして、最後は胴の下の者ががっしりと身体を支え、他の者が両手、両足を掴み支える。

「先生のモッコリ、大人の身体をしっかり見ろよ~」

抵抗するまもなく両足が広げられ、スイムウェアの股間が生徒達の前に突き出される。

OBの声に、生徒達の歓声が湧く。

「でっけぇっ!」

水に濡れた純一の顔、、、一滴の涙が堪えきれずに流れたことには誰も気がつかなかった。

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