聖職より堕ちた教師 純一の場合

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夏の風景 11~夜の廊下2 絶叫 SIDE:純一

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日がようやく傾き始め、軽く風が吹いている。

木に吊るされた肉体はプルプルと痙攣するように震えている。

もう長時間木に吊るされているのだ。

「ぅっ、、、うぅっ、、、ゆ、許してくれ、、、頼む、もうゆるしてくれ、、、」

純一は、何度も口にし、その度に無視されてきた言葉を呟くように言う。

声はかすれている。

猛者、浜田がゆっくりと近付いてきた。

ふてぶてしい肉厚の裸体を誇示するように。

手には園芸用の剪定バサミを持っている。

純一の身体が震える。

それは、怯えであり、同時に、目の前の浜田の身体を見ると条件反射のように腰の底から身体の芯を駆け上がる悦びも含んだ奮えでもあった。

その猛者の高校生とは思えぬがっしりとした見事な身体。

日に焼けた肌、どっしりとした尻、広い肩幅、盛り上がる筋肉。

強靭な盾を二つならべたかのような胸筋の合間、ふてぶてしく黒い胸毛が広がる。

決して濃くはないが逞しい胸を強調するようにアクセントを付けている。

意思の強そうな太い眉、鋭い眼光、しっかりとした顎、肉厚の唇。

木に吊るされた教師、純一はその姿を縋るように見ている。

怯え、愛しさ、嘆願の色が混じった瞳。

理不尽な怒りをぶつけられ、素っ裸で太い木の枝に吊るし枝で打たれるという屈辱を自分に与えた年下の教え子。

しかし、その姿を前にすると、脳ミソがとろけたようになり、その巌のような身体の前に服従したくなる。

その筋肉、体毛の一本一本、そして、自分の身体中を愛撫した唇。

その唇に口付けし、犬のようにその身体中をなめ回したい衝動。

浜田がゆっくりと掌を教師の頬にあてる。

「純一、反省したか?」

「は、はい、、、」

震える声で答える。

「二度と、俺をコケにするような真似はするなよ」

年下の猛者の言葉に、成熟した大人の身体を持つ男が素直に頷く。

「、、、しない、、、しません、、、だから、、、おねがい、、、」

声は苦痛と同時に甘えも含まれ始めている。

ほぼ言いがかりと言っていい生徒の暴言。

だが、浜田に連絡をせず無断外泊をしてしまった自分が悪いと純一は思い込んでいる。

すがるような目で年下の生徒を見る。

「来週から5日間のサッカー部の合宿だったな」

ビクッと教師が反応する。

浜田が、サッカー部の合宿に純一が行くことを快く思っていないことはわかっている。

が、サッカー部は純一にとって、宝のようなものだ。

教師として、男としての矜持を保つことが出きる大切で大事な居場所。

浜田もそれは解っているようで、サッカー部の活動にかかる時間は、純一を解放する。

ただし、その後にはいつにも増して、純一の服従心を試すような激しい責め、要求をぶつけてくるのだが、、、

「その合宿中に、お前が部員達に下手なことが出来ないようにしておかないとな、、、」

な、なにを言い出すんだ、、、

純一の胸を不安と緊張が過る。

「変なことはしない。だから、合宿には行かせてくれ、、、信じてくれ、、、」

「合宿は、顧問のお前が行かないわけには行かないだろう、けど、風呂やらシャワー室やらで素っ裸をさらして、サッカー部員達をタラシこむような真似は防がないとな、、、」

そして、猛者は片手に持った剪定バサミをゆっくりと純一の股間に近付ける。

ヒャァッ、、、、

純一の口から甲高い悲鳴が漏れる。

ヤメテッ、、、ハッ、、、ヒャッ、、、アッヒャッ、、

そして、ハサミから股間を遠ざけようと身体を揺する。

「身体を動かすな、純一、このハサミは切れ味がいいぞ、棹無しになりたくなきゃ、暴れるな、、、」

ザクッ

鈍い音。

純一の足元にハラハラと黒い毛が散っていく。

純一の股間を彩る漆黒の陰毛を切ったのだ。

「片側だけ、パイパンにしてやるぜ」

さらにザクッと陰毛を刈る。

刈っているのは、純一の立派な陰茎を囲むように覆い繁る三角の黒い林の右側のみ。

ザクッ、、、ザクッ、、、

剪定バサミの音が続く。

「待って、、、き、切るな、、、いやだ、、、やだぁ、、、」

見下ろすと、陰毛が半分だけ刈り込まれていっている。

なんで、、、

「栗山、整えてやれ」

栗山が大きめのポシェットをもって近付いてくる。

純一の前に来ると、ポシェットの中から小型のシェービングクリームの缶と高級そうなカミソリを取り出した。

「く、くり、、や、ま、、、やめて、、、やめてくれ、、、」

嘆願する純一の頬を栗山は優しく撫でて言う。

「先生、綺麗にしてあげるからね」

生徒はニコッと笑い、シェービングクリームの泡を手に取り、教師の股間の右側の短くなった陰毛に丁寧に塗る。

「あ、ぁあ、、、いやだ、、、やめてぇ、、、」

栗山は教師の声が聞こえぬような風で、鋭く光るカミソリの刃を教師の股間にあて、ゆっくり動かす。

ジョリ、、、ジョリ、、、

肌を嘗める刃の冷たい感触を教師は感じる。

「ヤメテェ、、、なんで、、、なんで、剃っちゃうんだぁ、、、なんで剃る必要があるんだぁ、、、剃らないでぇ、、、イヤだぁ、、、」

陰毛、、、

それは、少年から大人にかけて生え揃え、ある意味大人の男の証しでもある。

それが、生徒の手で刈り取られている。

純一の心の中で、急に惨めな情けない気持ちが広がって行く。

涙がこぼれ落ちる。

耐えようとする間もなく、口から嗚咽が漏れ始める。

そんな教師を横目で見ながら、猛者が言う。

「どうせなら右の腋の下も、つるつるにしとくか」

そして、木に吊られバンザイの体勢を取っている教師の露になった腋の下のもっさりと生えた茂みに剪定バサミをいれる。

「やめてください~っ、、、毛を剃らないでください~、、、なんで剃っちゃうんですかぁ~っ、、、は、恥ずかしいですぅ~っ」

大人の男が、年下の生徒に向かい泣きながら懇願する。

「いい年こいて、泣くんじゃねえよ」

近付いてきた菊池が、純一の頬をつねる。

年下の生徒達に与えられる屈辱に教師はまみれている。

それを強く正せぬ自分が情けない。

だが、毛を剃られるのは、彼自信の男としての大人としての矜持、プライドを削り取られているようで、情けなさに涙が溢れてくる。

うぇン、、、、ひっく、、、

子供のように純一は木に吊られ哭き咽ぶ。

ジョリジョリ、、、、ジョリ、、、

カミソリが剛毛を剃る音が響き続ける。


そして、その暫く後、屋内に四人は移動し、純一はビシッと直立不動の体勢で立っている。

気をつけの体勢。

目上の者への敬意を表す体勢だ。

その場にいる4人の中で、最年長だと言うのに、、、

もちろん全裸だ。

股間の逸物は形の良さを誇るように屹立している。

肌はテラテラと怪しく艶かしく光っている。

香油を全身に塗りたくられているのだ。

純一の前には大きな姿見がある。

部屋の照明は落とされ、両側に配置されたテーブルの上の燭台の蝋燭の明かりが純一の肉体を照らし、浮かび上がらせている。

蝋燭の炎の瞬きが純一の筋肉の陰影を強調している。

純一は、鏡の中に映る自分の見事な鍛えられた身体をじっと見ている。

その身体の右半身、おそらく純一がサッカースパッツを身につけた時を考慮したように布で隠される辺りの肌はツルツルに剃りあげられ、滑らかな皮膚が剥き出しになっている。

股間も綺麗に右半分が剃りあげられ、その上に続くギャランドゥ、薄く微かに生える胸毛も左半分のみ残され、右はツルツルだ。

気をつけの姿勢なので隠れているが、右腋の下も無毛となっている。

庭で陰毛と腋の下を剃られ、縛めをとかれた大人の男は、少年達に家の中に連れられ、身体に香油を擦り込まれながら、右半身の無駄毛を剃られていったのだ。

鏡の前に立たされる直前には、足を大きく開き、上半身を折り曲げ、床に手を着けた体勢にされ、尻の穴を生徒達の前にさらし、肛門周りの毛の右半分を剃られた。

香油を肛門周りに丹念に塗られ、同時に、優しくクリームもまた毛に擦り込まれ、カミソリがジョリジョリと敏感な辺りを撫でていく。

「こいつ、さっきまで剃るなと泣いてたのに、もうチンチンをビンビンにさせてるぜ、ったく、ド助平にもほどかあるぜ」

菊池がそう蔑むように言い、香油でヌラヌラとした指で純一の亀頭をグリッと弄る。

オゥッッ、、、

純一はたまらず声をあげた。

「こいつも、ようやく自分らしく振る舞えるようになったってことだろ」

浜田が満足そうに言う。

そして、純一に向かって言う。

「ほら、身体を綺麗にしてやったぜ、確認させてやるぜ」

そして、教師は全裸のまま姿見の前に連れていかれる。

燭台が用意され、蝋燭に火が灯される。

照明が消え、純一の裸が蝋燭の明かりに照らし出される。

「ほら、自分の身体を見ろ」

疲れきった純一はボゥっとしながら、鏡の中の自分を見る。

「お前、綺麗な身体をしているじゃないか」

浜田の声が聞こえる。

「お前は気づいてないかもしれないが、お前の身体はエロの塊だ。お前の身体を皆、狙っている。もし、お前が俺たち以外の人間とエロいことをしたら、俺はゆるさねぇ、お前もその相手もメチャクチャにしてやる」

生徒の言葉は脅しだったが、教師の耳には甘い言葉のように響いた。

もとより、純一の目には浜田以外の人間は、性愛の対象として映っていない。

ゆっくりと浜田が純一の背後に近付く。

鏡の中、暗がりから浜田の顔がゆっくりと浮かぶ。

そして、浜田の身体が純一の背中に触れた。

それだけで、純一の脳は痺れ、身体は反応する。

屹立した陰茎の固さが増し、鈴口から先走りの透明な汁が流れ出す。

浜田の掌が純一の無毛の右半身の肌をさする。

純一の息が荒くなる。

「半分だけチン毛を剃られた状態じゃ、サッカー部の部員達と風呂には入れないだろう。もし、俺との約束を破って風呂に入ったり、部員達にお前のエロい身体を晒してもすぐバレるぜ。教師が右半身だけパイパンだったら、すぐに噂になるからな。いいか?合宿に行くことは許す。が、生徒に肌は晒すな。抱きつきもするな。もし、約束を破ったら、覚悟しろ」

純一は、何度も頷く。

浜田の指の、腕の動きが強くなり、純一の喘ぎ声も激しくなる。

二人の対照的な鍛えられた身体の男達のシルエットが絡み出す。

そして、それを見ながら、菊池と栗山もまた、互いの舌を絡ませ始めた。

そして、純一は、浜田との約束を守り、合宿中、その後の部活動中、生徒達の前では必要以上に肌を晒さなかった。

それを、水島が寂しそうに見ていたのには気付かなかった。

そして、今夜、、、

暫くの放置期間の後、いきなり現れた浜田達。

“俺は教師だ。だから、頼むから卒業までこんなことはやめよう”

何度も言った言葉を口にした後、急に呼び出しがなくなり、学園でも近付いてこなくなった。

平穏な日々のはずが、浜田に相手にされなくなったのではと不安になった。

浜田にコンタクトを取りたかった。

そんな自分を教師として失格だと戒めながらも、心が掻き乱され、自分がどうしていいか解らない日々が続いていた。

何度も性欲に負け、オナニーをしたくなった。

が、もし、その直後に浜田の呼び出しがあったら、、、と思い、我慢した。

浜田は教師の精液の量にも敏感だ。

前に夢精をしてしまった翌日に、呼び出された。

放出した精液の量がいつもより少なく、それを確認した浜田は、他の男とヤったのかと執拗に責めてきた。

夢精してしまったと恥ずかしさを堪えて何度説明させられたことか。

そして、夢精の内容も事細かに説明させられた。

その羞恥に満ちた時間を繰り返したくはない。

だから、性欲を抑え、オナニーをしなかったのだ。

生徒に精液が少ないことを知られるのを避けるためにオナニーをしないという時点で、生徒との淫行はもうしないと誓った言葉と矛盾しているのだが、本人は気付かない。

浜田の呼び出しを恐れると同時に、待ってもいたのだ。

出したい、、、ぶっぱなしたい。

股間の重みは増すばかり。

バカな、何を考えているんだ俺は、


未だに理性は純一に純潔を求めている。

が、肌は、生徒である浜田の熱い肌を恋しがる。

身体は浜田の指の、舌の、そして太すぎる肉棒での愛撫を待っている。

そして、今日、ここでなら平穏で過ごせると思い、安心しきって教員用ロッカー室でゆっくりとシャワーを浴びていた。

その閉ざされているはずの教員員用ロッカールームのシャワールームに、浜田達が前触れもなく現れた。

何故っ?と思うと同時に、待ちかねていたものの到来も感じた。

恐れていたものの到来を強烈な喜びで迎える矛盾。

絶望と期待。

屈辱的な言葉に、強制された服従の数々を悔しさと同時に、それを上回る悦びで受け入れた。

が、唯一、彼が心の拠り所にしているサッカー部の部室でセックスをすると言うことだけは承服出来なかった。

サッカー部は、いわば純一にとって教師としてのプライド、存在意義を託している場所であり、そこには自身の汚れた部分を持ち込みたくなかった。

だから、抵抗した。

その結果、どんな屈辱を受けても良いと、必死だった。

純一の抵抗を浜田が怒るのも承知だった。

だが、必死で抵抗した。

その気持ちだけは解って欲しかった。

そして、彼が抵抗する中で、目隠しの褌がずれ、片眼の視界が戻った。

そこに、信じられないものを見た。

最初は意味が解らなかった。

よく知った若武者のような顔。

可愛がっている生徒。

なぜ、そこに、水島が立っているのか?

居るはずがないはずだ。

だが、間違いなく水島が立っている。

今まで一度も見たことがない複雑な感情の入り交じった目で純一を見ている。

それは、紛れもない現実だった。

「み、みずしまぁっ!、、、、な、、、なんで、そんなとこに、、、なんで、そこにいるんだぁぁぁ、、、、、」

口から絶叫が漏れる。

急に自分が、神聖な学校の校舎の廊下で、素っ裸で生徒に抱えられ、チンポコをフル勃起させているみっともない状態を晒しているということをまざまざと自覚した。

そして、それを、生徒が見ている。

純粋で、自分を慕ってくれる無垢で大事なサッカー部部員の水島に見られている。

純一は思考が爆発し、己が捻れていくような、気が狂ってしまうようなパニックに陥った。


「な、なんで、おまえが、、、あっ、、、あぁっ、、、みずしまぁっ!、、、あ、みるな、、、みないでくれ、、、たのむ、、、かえってくれ、、、、こ、こんな、、、みないでくれぇ、、、みないでくれぇっ、、、おねがいだぁ、、、なんで、なんで、みずしまがそこにいるんだぁぁぁぁぁ、、、あぁぁぁぁ~っ、、、見ないでぇ、、、みないでくれぇぇぇっ、、、これはうそだっていってくれぇ、、、たのむぅ、、、おねがいだよぉ、、、うそだぁぁ、、、、いゃぁぁぁぁぁぁっ!おぉぉぉおぉぉ、、、、」

純一の理性は吹っ飛び、恥も外聞もなく身をよじりながら、夜の校舎の暗い廊下で純一は叫び続けた。

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