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・・・『始動』・・・
・・営業本部壮行会・・2・・
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・・ギターを持って、一緒にラウンジに降りた4人とリフトに乗る・・。
「・・何処に座ってたんだよ・・?・・」
「・・僕とリサさんは立ち見でしたよ・・マーリーとズライは、何とか予備の椅子を出して貰って座れました・・」
「・・すごい混んでて、アドルさんの近くに座れませんでした~・・」
・・と、マーリーが膨れっ面を見せる・・。
「・・そうか・(笑)・それで、どうだった・・?・・」
「・・とっても素敵でした・・」
「・・感動しました・・毎週聴きたいです・・」
「・・結構、上手かったッスよ・・」
「・・真摯に褒めてくれるのは、君等だけだったりしてな・・?・・」
「・・そんなことないですよ・・!・・」
・・と、リサが強めに否定する・・。
・・そのまま9階まで上がると、スカイラウンジに隣接する会議室に入る・・もう応援メンバーは来ていた・・。
「・・やあ、毎日ごめんね、ご苦労さん・・」
・・そう言いながら、ギターをスタンドに立て掛ける・・。
「・・こんにちは、お疲れ様です、アドルさん・・皆さんもこんにちは、お疲れ様です、お久し振りです・・」
・・シエナが立って会釈する・・。
「・・こんにちは、ご苦労様です、皆さん・・また来て下さって、ありがとうございます・・お久し振りですね、またお会い出来て嬉しいです・・今日はよろしくお願いします・・」
・・スコットがそう言って、頭を下げる・・。
「・・!・あ、こんにちは、スコットさん・・お久し振りです、お元気そうで好かったです・・」
・・エドナがハンナ・ウェアーに小突かれて、挨拶を返した・・。
「・・ありがとうございます、エドナさん・・僕もまたお会い出来て嬉しいです・・」
「・・ええとね・・営業本部全体で言えば人数は多いけど、僕と交流の無い人は殆ど来ないと思うよ・・課長クラスぐらい迄は全員来ると思うけど・・後は微妙だなぁ・・」
「・・何言ってるんですか、先輩・(笑)・殆どが女性社員だと思いますよ・(笑)・・」
「・・そんな事、ある訳無いだろぉ・・」
「・・いいえ、結構近いと思いますね・・それに、『ロイヤル・ロード・クライトン』のクルーも集まっていると思います・・」
・・そうリサが補足する・・。
「・・そうか・・それはあるかもな・・ああエマさん・・無事に持って来た・・?・・」
「・・はい、無事に持って来ました・・私の車は自動追尾運転で入れました・・私が購入証明書と譲渡証明書のコピーと一緒に申請しまして、無事にアドルさんの通勤用セカンドカーとして受理され、登録が終了しました・・」
「・・本当にありがとう、エマ・・ご苦労さん・・」
・・その時にドアがノックされて開くと、エリック・カンデルが入って来る・・。
「・・やあ、今晩は、皆さん・・度々おいで頂きまして、ありがとうございます・・今日も宜しくお願い致します・・準備が整いましたので会場においで下さい・・楽しんで行って頂けると嬉しいです・・では、どうぞ・・」
・・シエナの顔を観止めたからだろうか、あまり見せない笑顔で会釈して誘う・・ギターを持って、スタンドはスコットに渡す・・。
「・・じゃあ行こうか・・」
・・スカイラウンジに入ると拍手と歓声が湧き起こる・・やはりスコットやリサが言ったように、女性社員の方が多いようだ・・サリー・ランド女史が笑顔で歩み寄り、会釈して私からギターを・・スコットからスタンドを受取る・・グレイス・カーライル副社長とハーマン・パーカー常務も笑顔で歩み寄り、握手を交わす・・。
「・・営業本部壮行会にようこそ、アドル・エルク艦長・・楽しんで下さい・・皆さんも楽しんで下さい・!・・最後まで無礼講の宴会ですので、失礼の程はどうかご容赦を頂けると有難いです・・」
・・そう言いながら応援のメンバー達とも、1人1人握手を交わしていく・・。
「・・アドル・エルク艦長・・漸く、ゆっくり話せる機会を持てましたわね・・?・・」
「・・そうですね・・艦長同士としても・・また同じ志を持つ同志としても、話しておくべき事や・・話しておきたいことも、結構沢山ありますからね・・」
「・・今晩は、アドル・エルク艦長・・失礼しますが、私もお話を伺いたいです・・宜しいでしょうか・・?・・」
・・グレイス艦長の向かって右側から、カーネル・ワイズ・フリードマン副社長が握手を求めて来る・・。
「・・勿論、構いませんよ・・フリードマン副長・・で、宜しいですか・・?・・」
・・差し出された右手を握りながら訊く・・。
「・・(笑)カーネルと呼んで下さい・・アドル艦長・で、宜しいですか・・?・・」
「・・艦長無しでも好いですよ、カーネルさん・・おっと、乾杯の音頭が入るようです・・」
「・・何処に座ってたんだよ・・?・・」
「・・僕とリサさんは立ち見でしたよ・・マーリーとズライは、何とか予備の椅子を出して貰って座れました・・」
「・・すごい混んでて、アドルさんの近くに座れませんでした~・・」
・・と、マーリーが膨れっ面を見せる・・。
「・・そうか・(笑)・それで、どうだった・・?・・」
「・・とっても素敵でした・・」
「・・感動しました・・毎週聴きたいです・・」
「・・結構、上手かったッスよ・・」
「・・真摯に褒めてくれるのは、君等だけだったりしてな・・?・・」
「・・そんなことないですよ・・!・・」
・・と、リサが強めに否定する・・。
・・そのまま9階まで上がると、スカイラウンジに隣接する会議室に入る・・もう応援メンバーは来ていた・・。
「・・やあ、毎日ごめんね、ご苦労さん・・」
・・そう言いながら、ギターをスタンドに立て掛ける・・。
「・・こんにちは、お疲れ様です、アドルさん・・皆さんもこんにちは、お疲れ様です、お久し振りです・・」
・・シエナが立って会釈する・・。
「・・こんにちは、ご苦労様です、皆さん・・また来て下さって、ありがとうございます・・お久し振りですね、またお会い出来て嬉しいです・・今日はよろしくお願いします・・」
・・スコットがそう言って、頭を下げる・・。
「・・!・あ、こんにちは、スコットさん・・お久し振りです、お元気そうで好かったです・・」
・・エドナがハンナ・ウェアーに小突かれて、挨拶を返した・・。
「・・ありがとうございます、エドナさん・・僕もまたお会い出来て嬉しいです・・」
「・・ええとね・・営業本部全体で言えば人数は多いけど、僕と交流の無い人は殆ど来ないと思うよ・・課長クラスぐらい迄は全員来ると思うけど・・後は微妙だなぁ・・」
「・・何言ってるんですか、先輩・(笑)・殆どが女性社員だと思いますよ・(笑)・・」
「・・そんな事、ある訳無いだろぉ・・」
「・・いいえ、結構近いと思いますね・・それに、『ロイヤル・ロード・クライトン』のクルーも集まっていると思います・・」
・・そうリサが補足する・・。
「・・そうか・・それはあるかもな・・ああエマさん・・無事に持って来た・・?・・」
「・・はい、無事に持って来ました・・私の車は自動追尾運転で入れました・・私が購入証明書と譲渡証明書のコピーと一緒に申請しまして、無事にアドルさんの通勤用セカンドカーとして受理され、登録が終了しました・・」
「・・本当にありがとう、エマ・・ご苦労さん・・」
・・その時にドアがノックされて開くと、エリック・カンデルが入って来る・・。
「・・やあ、今晩は、皆さん・・度々おいで頂きまして、ありがとうございます・・今日も宜しくお願い致します・・準備が整いましたので会場においで下さい・・楽しんで行って頂けると嬉しいです・・では、どうぞ・・」
・・シエナの顔を観止めたからだろうか、あまり見せない笑顔で会釈して誘う・・ギターを持って、スタンドはスコットに渡す・・。
「・・じゃあ行こうか・・」
・・スカイラウンジに入ると拍手と歓声が湧き起こる・・やはりスコットやリサが言ったように、女性社員の方が多いようだ・・サリー・ランド女史が笑顔で歩み寄り、会釈して私からギターを・・スコットからスタンドを受取る・・グレイス・カーライル副社長とハーマン・パーカー常務も笑顔で歩み寄り、握手を交わす・・。
「・・営業本部壮行会にようこそ、アドル・エルク艦長・・楽しんで下さい・・皆さんも楽しんで下さい・!・・最後まで無礼講の宴会ですので、失礼の程はどうかご容赦を頂けると有難いです・・」
・・そう言いながら応援のメンバー達とも、1人1人握手を交わしていく・・。
「・・アドル・エルク艦長・・漸く、ゆっくり話せる機会を持てましたわね・・?・・」
「・・そうですね・・艦長同士としても・・また同じ志を持つ同志としても、話しておくべき事や・・話しておきたいことも、結構沢山ありますからね・・」
「・・今晩は、アドル・エルク艦長・・失礼しますが、私もお話を伺いたいです・・宜しいでしょうか・・?・・」
・・グレイス艦長の向かって右側から、カーネル・ワイズ・フリードマン副社長が握手を求めて来る・・。
「・・勿論、構いませんよ・・フリードマン副長・・で、宜しいですか・・?・・」
・・差し出された右手を握りながら訊く・・。
「・・(笑)カーネルと呼んで下さい・・アドル艦長・で、宜しいですか・・?・・」
「・・艦長無しでも好いですよ、カーネルさん・・おっと、乾杯の音頭が入るようです・・」
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