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外宇宙へ・・大進出時代・・奇妙な惑星系
『・・地球型惑星探査推進本部・・』
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太陽系・・木星圏・・
木星の衛星ガニメデを周回するコロニー『ガニメデ003』とタイタンを周回するコロニー『タイタン002』の両方に、『地球型惑星探査推進本部』は設置されている・・。
二つのコロニーに機能を分散しているのではなく、規模の上でも機能の上でも全く同じものが二つのコロニーに設置されている・・。
木星圏が破局的変動に見舞われた場合を想定しての、防衛措置としてそのようにされている・・のだが、おかげで何をするにも手間が2倍掛かるようになった・・尤も今ではどちらの推進本部のスタッフも、それに馴らされている面があるのは否めない・・・。
今二つの推進本部は、亜空間通信で直結されている・・同じ惑星圏の中なのだからレーザー・ラインでも不都合は無いのだが・・ほんの僅かなタイムラグも、もどかしく感じて仕方ないらしい・・ちなみにガニメデの本部は『A』と、タイタンの本部は『B』と呼称されている・・。
推進本部最高評議会議室は、どちらのコロニーにも設置されている・・『A』の会議室では『B』の最高評議会メンバーの姿がホログラムで投影されていて・・『B』の会議室では、『A』のメンバーが同じように投影されている・・。
「・・やはり・・H S S S218が送信してきたレポートデータの信憑性は・・充分に信頼し得るレベルのようですな・・」
と、『A』の評議委員、マッシュ・ガーバルドがPADのデータを上下にスクロールさせながら言う・・。
「・・しかし・・このレポートデータを3回読み直した上でも、まだ信じられんよ・・このような惑星系が実際に存在するとは・・しかも二つも・・」
と、『B』の評議委員、ファレス・ルーガンが左手で顎を撫でながら言った。
「・・それは・・ここにいる全員の共通認識の一つでしょうね・・」
と、『B』の評議委員、マライカ・ナーグラがブロンドのロングヘアを煩わしそうに掻き揚げて言った。
「・・それで・・先ず何を討議する・・?・・」と、『A』の評議委員、テッド・ウィンディが腕を組む。
「・・調査続行か否かでしょ・・それが決まらなければ、何も決められませんよ・・」
と、同じ『A』の評議委員、ウルミラ・シャルマがテッドを流し目で見遣って言った。
「・・よし・・調査続行か否かを討議した上で決議しよう・・評議委員諸兄にはそれぞれに想うところもあるだろうから、意見は忌憚なく述べて欲しい・・初めに私から言わせて貰うが、調査続行に賛成だ・・移住候補地やら資源候補地やらについてはもっと先に置いて・・今は更に多方面に及ぶ詳細なデータの収集が急務であろうと考える・・消費資源の状況から見て、H S S S218が現地に留まれるのはあと2週間と言う事だから、続けて探査船を派遣するか・・調査船団の編成と派遣を、この場で決議しても良いと思う・・」
と、『A』で評議会議長を務める、リムスレーア・ファレナスが言った。
「・・しかし、我々にはまだファーストコンタクトの経験が無い・・無いから手順も何も無い・・先住知性体の存在する惑星系に、長く居れば居るほど偶発的に接触する可能性が増大するし・・接触してしまった場合、手順の無い段階では・・意志疎通の行き違いから収拾できない事態に陥ってしまう可能性も高くなる・・離脱した方が良いのではないか・・?・・」
と、『B』で評議会議長を務める、マイロ・ヴィンティミリアが整然と述べた。
「・・先ず接触は、どのようなレベルに於いても厳禁とする・・偶発的に接触してしまう可能性も、出来得る限り想定して可能な限り排除しながら、一にも二にも慎重に時間を掛けて詳細なデータの収集・・調・探査を続行する・・調査船団の編成と派遣にも賛成ですが・・調査に於いて2隻以上で惑星系に侵入する事は禁止する・・これで良いと思うがね・・」
と、『A』の評議委員、ラビル・イスヤノフがテーブルを右手の指でタッピングしながら言った。
「・・確かに・・これ程の惑星系を、先住知性体が居るからと言う理由だけで見捨てていくのは・・あまりにも惜しいですわね・・」
と、『B』の評議委員、アーシア・アルジェントが軽く一息吐くと、少し肩を竦めて言った。
「・・しかしこの惑星系は・・あまりにも異常だ・・異常すぎる・・どうも嫌な感覚が拭えない・・議決とは別に・・いやその前にH S S S218に指示して・・緊急に確認すべきと思える事項がある・・どうだろうか・・?・・」
と、『A』の評議委員、ケフィ・アナンがその場の一同を見渡しながら言った。
「・・具体的には・・?・・」と、リムスレーア・ファレナスが先を促す。
「・・今からでもこの惑星系から脱出できるかどうかを確認すべきだと思う・・もしかしたら既に取り込まれてしまっているのかも知れない・・」
「・・そんな・・それは考え過ぎじゃないんですか・・?・・」
と、『B』の評議委員、ロクサーヌ・ギノーが少し引きながら言う・・。
「・・いや、この惑星系が既に存在しているのだから・・その可能性もあり得るだろう・・なに、確認すれば済む事だ・・別に何の不都合もあるまい・・通信室!・聴こえるか?・マイロ・ヴィンティミリアだ・・H S S S218に対して、私の名前で緊急通達を出してくれ・・内容はこうだ・・H S S S218へ・・緊急に通達する・・貴船は現在調査中の当該惑星系に・・既に捕獲されている可能性が指摘されている・・それを払拭して否定する為に・・直ちに一旦、惑星系から可及的速やかに、完全に離脱せよ・・繰り返す・・直ちに一旦惑星系から完全に離脱せよ・・これは緊急指令である・・・以上だ・・・」
言い終えてマイロ・ヴィンティミリアは、ケフィ・アナンに向って(これで良いのか?)と言う風に軽く両手を広げて見せた・・。
「・・それじゃあ取り敢えず、HSSS218が離脱できた場合と出来なかった場合に対しての、その後の方針について決議しようか・・?・・」
と、『A』の評議委員、ルディ・ヴァルタンがグラスの水を半分ほど飲んで口を拭う。
「・・どちらの場合でも近隣にいるHSSSを3隻、当該惑星系に向けて変針させましょう・・こちらからはHSSLSと補給船を向かわせましょう・・218が離脱できたのなら惑星系外で待機させて、全船での合流終結後に改めて調・探査に入らせます・・離脱できなかった場合には、218に対しては無理な行動は控えるように通達して待機させ、惑星系外で後続派遣船団が合流したらHSSLSの船長を指揮官として218の救助活動に入って貰う・・これで如何でしょう・・?・・」
と、『B』の評議委員、オード・アミオが右側の後れ毛を耳の後ろで撫で付けた。
メンバーはそれぞれお互いを見遣っていたが、発言は無かった。
「・・それで良いんじゃないか・・?・・」
と、『A』の評議委員、オマール・ポラスがジャンプスーツの襟を直した。
「・・よし、どちらにしてもその後218に対しては必要な補給を行う・・補給後の行動方針については補給中に最高評議会を再招集して審議し決議する・・派遣船の選抜と指令は船団司令室に一任するが、可及的速やかに遂行して貰う・・以上を暫定行動方針として決議したいが、異論はあるかな・・?・・」
と、リムスレーア・ファレナスがメンバー全員を見渡したが発言は無かった。
「・・よし、コンピューター! 私とオード・アミオの発言をまとめて暫定行動方針として決議した。議事録に記載せよ・・」
【記入完了】
「・・発表はどうする・・?・・」
と、マイロ・ヴィンティミリアが問う。
「・・総て公開すれば良い・・まだ調・探査の段階で何も決まっちゃいない・・得られたデータは総て公開して、世論にも盛り上げて貰おう・・」
リムスレーア・ファレナスがリラックスした感じで座り直した。
「・・エクブラッド司令・・派遣船の選抜と指令は、今日中にできそうかね・・?・・」
首を軽く回して乾いた音を響かせながら、padを脇に抱えて立ち上がり、出て行こうとしている向って左側3人目の席に座っていた、黒髪ロングヘアの黒人女性評議委員に声を掛けた。
彼女、スティーナ・エクブラッドは『B』の評議委員だが、地球型惑星探査船団司令も兼務している。
「・・30時間下さい。何とかします・・」
そう言うと踵を反して会議室から出て行った。
「・・宜しく頼む・・他に無ければ散会しよう。ご苦労さん・・」
木星の衛星ガニメデを周回するコロニー『ガニメデ003』とタイタンを周回するコロニー『タイタン002』の両方に、『地球型惑星探査推進本部』は設置されている・・。
二つのコロニーに機能を分散しているのではなく、規模の上でも機能の上でも全く同じものが二つのコロニーに設置されている・・。
木星圏が破局的変動に見舞われた場合を想定しての、防衛措置としてそのようにされている・・のだが、おかげで何をするにも手間が2倍掛かるようになった・・尤も今ではどちらの推進本部のスタッフも、それに馴らされている面があるのは否めない・・・。
今二つの推進本部は、亜空間通信で直結されている・・同じ惑星圏の中なのだからレーザー・ラインでも不都合は無いのだが・・ほんの僅かなタイムラグも、もどかしく感じて仕方ないらしい・・ちなみにガニメデの本部は『A』と、タイタンの本部は『B』と呼称されている・・。
推進本部最高評議会議室は、どちらのコロニーにも設置されている・・『A』の会議室では『B』の最高評議会メンバーの姿がホログラムで投影されていて・・『B』の会議室では、『A』のメンバーが同じように投影されている・・。
「・・やはり・・H S S S218が送信してきたレポートデータの信憑性は・・充分に信頼し得るレベルのようですな・・」
と、『A』の評議委員、マッシュ・ガーバルドがPADのデータを上下にスクロールさせながら言う・・。
「・・しかし・・このレポートデータを3回読み直した上でも、まだ信じられんよ・・このような惑星系が実際に存在するとは・・しかも二つも・・」
と、『B』の評議委員、ファレス・ルーガンが左手で顎を撫でながら言った。
「・・それは・・ここにいる全員の共通認識の一つでしょうね・・」
と、『B』の評議委員、マライカ・ナーグラがブロンドのロングヘアを煩わしそうに掻き揚げて言った。
「・・それで・・先ず何を討議する・・?・・」と、『A』の評議委員、テッド・ウィンディが腕を組む。
「・・調査続行か否かでしょ・・それが決まらなければ、何も決められませんよ・・」
と、同じ『A』の評議委員、ウルミラ・シャルマがテッドを流し目で見遣って言った。
「・・よし・・調査続行か否かを討議した上で決議しよう・・評議委員諸兄にはそれぞれに想うところもあるだろうから、意見は忌憚なく述べて欲しい・・初めに私から言わせて貰うが、調査続行に賛成だ・・移住候補地やら資源候補地やらについてはもっと先に置いて・・今は更に多方面に及ぶ詳細なデータの収集が急務であろうと考える・・消費資源の状況から見て、H S S S218が現地に留まれるのはあと2週間と言う事だから、続けて探査船を派遣するか・・調査船団の編成と派遣を、この場で決議しても良いと思う・・」
と、『A』で評議会議長を務める、リムスレーア・ファレナスが言った。
「・・しかし、我々にはまだファーストコンタクトの経験が無い・・無いから手順も何も無い・・先住知性体の存在する惑星系に、長く居れば居るほど偶発的に接触する可能性が増大するし・・接触してしまった場合、手順の無い段階では・・意志疎通の行き違いから収拾できない事態に陥ってしまう可能性も高くなる・・離脱した方が良いのではないか・・?・・」
と、『B』で評議会議長を務める、マイロ・ヴィンティミリアが整然と述べた。
「・・先ず接触は、どのようなレベルに於いても厳禁とする・・偶発的に接触してしまう可能性も、出来得る限り想定して可能な限り排除しながら、一にも二にも慎重に時間を掛けて詳細なデータの収集・・調・探査を続行する・・調査船団の編成と派遣にも賛成ですが・・調査に於いて2隻以上で惑星系に侵入する事は禁止する・・これで良いと思うがね・・」
と、『A』の評議委員、ラビル・イスヤノフがテーブルを右手の指でタッピングしながら言った。
「・・確かに・・これ程の惑星系を、先住知性体が居るからと言う理由だけで見捨てていくのは・・あまりにも惜しいですわね・・」
と、『B』の評議委員、アーシア・アルジェントが軽く一息吐くと、少し肩を竦めて言った。
「・・しかしこの惑星系は・・あまりにも異常だ・・異常すぎる・・どうも嫌な感覚が拭えない・・議決とは別に・・いやその前にH S S S218に指示して・・緊急に確認すべきと思える事項がある・・どうだろうか・・?・・」
と、『A』の評議委員、ケフィ・アナンがその場の一同を見渡しながら言った。
「・・具体的には・・?・・」と、リムスレーア・ファレナスが先を促す。
「・・今からでもこの惑星系から脱出できるかどうかを確認すべきだと思う・・もしかしたら既に取り込まれてしまっているのかも知れない・・」
「・・そんな・・それは考え過ぎじゃないんですか・・?・・」
と、『B』の評議委員、ロクサーヌ・ギノーが少し引きながら言う・・。
「・・いや、この惑星系が既に存在しているのだから・・その可能性もあり得るだろう・・なに、確認すれば済む事だ・・別に何の不都合もあるまい・・通信室!・聴こえるか?・マイロ・ヴィンティミリアだ・・H S S S218に対して、私の名前で緊急通達を出してくれ・・内容はこうだ・・H S S S218へ・・緊急に通達する・・貴船は現在調査中の当該惑星系に・・既に捕獲されている可能性が指摘されている・・それを払拭して否定する為に・・直ちに一旦、惑星系から可及的速やかに、完全に離脱せよ・・繰り返す・・直ちに一旦惑星系から完全に離脱せよ・・これは緊急指令である・・・以上だ・・・」
言い終えてマイロ・ヴィンティミリアは、ケフィ・アナンに向って(これで良いのか?)と言う風に軽く両手を広げて見せた・・。
「・・それじゃあ取り敢えず、HSSS218が離脱できた場合と出来なかった場合に対しての、その後の方針について決議しようか・・?・・」
と、『A』の評議委員、ルディ・ヴァルタンがグラスの水を半分ほど飲んで口を拭う。
「・・どちらの場合でも近隣にいるHSSSを3隻、当該惑星系に向けて変針させましょう・・こちらからはHSSLSと補給船を向かわせましょう・・218が離脱できたのなら惑星系外で待機させて、全船での合流終結後に改めて調・探査に入らせます・・離脱できなかった場合には、218に対しては無理な行動は控えるように通達して待機させ、惑星系外で後続派遣船団が合流したらHSSLSの船長を指揮官として218の救助活動に入って貰う・・これで如何でしょう・・?・・」
と、『B』の評議委員、オード・アミオが右側の後れ毛を耳の後ろで撫で付けた。
メンバーはそれぞれお互いを見遣っていたが、発言は無かった。
「・・それで良いんじゃないか・・?・・」
と、『A』の評議委員、オマール・ポラスがジャンプスーツの襟を直した。
「・・よし、どちらにしてもその後218に対しては必要な補給を行う・・補給後の行動方針については補給中に最高評議会を再招集して審議し決議する・・派遣船の選抜と指令は船団司令室に一任するが、可及的速やかに遂行して貰う・・以上を暫定行動方針として決議したいが、異論はあるかな・・?・・」
と、リムスレーア・ファレナスがメンバー全員を見渡したが発言は無かった。
「・・よし、コンピューター! 私とオード・アミオの発言をまとめて暫定行動方針として決議した。議事録に記載せよ・・」
【記入完了】
「・・発表はどうする・・?・・」
と、マイロ・ヴィンティミリアが問う。
「・・総て公開すれば良い・・まだ調・探査の段階で何も決まっちゃいない・・得られたデータは総て公開して、世論にも盛り上げて貰おう・・」
リムスレーア・ファレナスがリラックスした感じで座り直した。
「・・エクブラッド司令・・派遣船の選抜と指令は、今日中にできそうかね・・?・・」
首を軽く回して乾いた音を響かせながら、padを脇に抱えて立ち上がり、出て行こうとしている向って左側3人目の席に座っていた、黒髪ロングヘアの黒人女性評議委員に声を掛けた。
彼女、スティーナ・エクブラッドは『B』の評議委員だが、地球型惑星探査船団司令も兼務している。
「・・30時間下さい。何とかします・・」
そう言うと踵を反して会議室から出て行った。
「・・宜しく頼む・・他に無ければ散会しよう。ご苦労さん・・」
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