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第一章
番外編⑤ 女子大生は見た!
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「かんぱーい!」
明るい声と共に、グラスをぶつけ合う音が響いた。
この合コンは、親友が暁人くんを逆ナンして勝ち取った戦場だ。
男の子達は年下の子が多いけど、みんなイケメンだから問題なし!
親友に感謝をしてアルコールだって進んじゃう。だって、目の前にめちゃめちゃキラキラしてる美少年がいるんだもの!!
「ねぇ、間宮くんだっけ?可愛いねぇ~!身長いくつなの?」
意を決して、可愛くカシスオレンジなんて飲んじゃってる年下の彼に声をかける。
間宮くんは、声をかけられたことに驚いたのか、少しむせながら頬を赤らめた。
長い睫毛に縁取られた黒目がちな瞳が可憐に揺らぐ。
え、可愛いな……?
すると、突然横槍が入った。
「163センチですよ」
涼しい顔をして答えたのは、彼の右隣に座っている祥吾くんだった。
間宮くんは、頬を赤くしたままその頭を一発叩いて訂正する。
「165センチです!」
そして、なおも口を開こうとする祥吾くんの口に、焼き鳥を突っ込んだ。
祥吾くんは満足そうにお肉を頬張っていて、なんだかその様子が微笑ましかった。
「二人仲良いねぇ! いつから友達なの?」
「新入生ガイダンスの時に、迷子になってたら蒼大が話かけてくれて……」
「えー、蒼大くんやさしいね!」
癖のある髪を跳ねさせながら少し得意げな間宮くんが、超可愛い。
もう、私の好みドストライクだ。
もっと彼のことが知りたくて話題を盛り上げようとすると、今度は左隣に座っていた暁人くんが割り込んできた。
「でも蒼大まで迷子になってるところを、俺が見つけて会場に連れてってあげたんだよ」
ね~♪という口に、間宮くんは野菜スティックのキュウリを捩じ込んだ。
「ちょ、マミちゃん。なんで祥吾には肉で、俺は野菜なのさ」
「うるせぇ。食物繊維とって出直してこいや」
あっという間に彼等だけで盛り上がってしまい、私は結局そのまま間宮くんに話しかけそびれてしまった。
そうこうしている間に席替えとなる。
今度こそは! と意気揚々と間宮くんの隣へ行こうとすると、なぜか祥吾くんに遮られた。
…………あれ?
いつの間にか間宮くんは一番端の席にいってしまい、陣取り合戦に敗北する。
「ほら、間宮きたぞ。飲め飲め」
「あざーす! いただきます!」
間宮くんはすっかり男の子同士で盛り上がっているし、こちらに興味ないみたい。
意外と体育系なノリのようで、元気いっぱいに男同士で肩なんて組んでいる。
私の隣に座る祥吾くんには悪いけど、なんとか席を替えようと試みる。
しかし、なぜかその度にタイミング悪く暁人くんに引き留められてしまった。
「はい、サラダどうぞ~」
テキパキと料理を取り分けたりオーダーをとったりする暁人くんは、女子顔負けの女子力を発揮している。ま、負けた!
仕方なくサラダを食べていると、視線を感じて顔を上げる。
すると、向かいの席に座っていた暁人くんが、頬杖しながら言った。
「祥吾、不器用だけどいい奴だからさ。口下手の相手でつまんないかもしれないけど、コイツの隣にいてやってよ」
涙ぼくろのある垂れ目がちな瞳に見つめられて、少しドキッとする。隣にいる祥吾くんを覗くと、罰が悪そうにそっぽを向いていた。その視線の先には、間宮くんがいる。
照れ臭そうなその横顔に、私はハッとした。
(もしかして……、祥吾くんって、私狙いだったのぉおおおおっ!!!!)
その時だった。
「ごめんなぁ!うちの間宮、間違えて呑んじまったみたいなんだよ。送って行くから俺等、抜けさせてもらうわ」
間宮くんと盛り上がっていた男の子が、突然そう言って立ち上がった。
見ると、間宮くんは首の方まで赤く火照てらせ、フラフラと立つのも辛そうだ。
あの様子だと二次会も無理だろう。
私は、潔く間宮くんは諦めることにした。
でも祥吾くんみたいな誠実そうなイケメンに想いを寄せられて満更でもないため、「いいよー!きをつけてね!」と快く送り出す。
しかし、席を立った暁人くんがなぜか慌てて間宮くんに駆け寄った。
「なぁ、待って先輩。マミちゃんさー……」
その手が、間宮くんに触れそうになった次の瞬間ーー…………
「迎えにきたよ」
喧騒の中に、甘く低い声が響いた。
突然現れた長い腕が、間宮くんの体を背後から抱き込むように捕らえる。
熱に浮かされた様に瞳を潤ませた間宮くんが、そっと振り返った。
「は、やかわ……さん……?」
居酒屋の喧騒が、ピタリとやむ。
そこにいたのは、まさに王子様だった。
ミルクティー色のサラサラな髪から覗く不思議な色をした瞳が、優しく間宮くんを見下ろす。私は、その腕の中にいる間宮くんが蕩けるように微笑むのを見逃さなかった。
その場にいた全員の視線が、突然現れた長身の王子さまに集まった。
「君、その腕離してくれる? 間宮くんは、僕が連れて帰るから」
王子はそう言うと、間宮くんへ安心させるように甘やかに微笑む。
そして、小さい体を腕に抱いたまま視線だけ外したかと思えば、彼を介抱していた男の子の耳元へ低く囁いた。
「ズボンのポケットに、さっき慌ててしまった薬があるよな。警察やお前らの大学に連絡してもいいが……、どうしたい?」
私は、席が近かったためその言葉がはっきりと聞こえてしまった。ぞっとするほど冷たい瞳に、背筋が粟立つ。
しかし、その沈黙を破ったのは祥吾くんだった。
「誰ですか?」
ひりつくような冷たい声だった。
冷え切った瞳のまま、口元だけ柔らかく微笑んだ王子が答える。
「君には関係ないよね?」
それは、有無を言わせない迫力があった。
祥吾くんは眉間に皺を寄せ、苛立つように立ち上がった。
「関係ありますけど。俺は蒼大の友人なので。アンタこそどんな関係だよ」
間宮くんが、腕の中で微かに身動ぐ。
その質問に、より笑みを深くした王子が言った。
「特別な関係だよ」
そんな台詞を残して、間宮くんをお姫様抱っこした彼は去って行った。
間宮くんの分だけでなく、この合コンの食事代を払ってもお釣りがくる程のお金を置いて…………。
続けて、間宮くんを介抱していた二人組も帰ってしまい、その場には私達と祥吾くん、暁人くんだけが残る。
居酒屋にようやく喧騒が戻った頃、私達もハッと我に返る。
親友が、暁人くんに声をかけた。
「……えっと、二次会どうする?」
祥吾くんの腕を掴んだ暁人くんは、笑顔で言った。
「ごめん! 今日はパスで」
また誘ってね~とヘラヘラしながら祥吾くんを引き摺ってあっという間に席を立つ。
「ほら、魂抜けてないでしっかり立って? 早く追いかけてマミちゃん奪っておいでよ~。本当に君は世話が焼けるんだから~」
そんな台詞を遠くに聞きながら、暖簾に消えてゆく後ろ姿を呆然と見送る。
「え…………、なんだったの?」
思わず、そんな呟きが零れた。
すると、私の肩を暁人くん狙いだった親友がポンっと叩く。
「間宮くんが、ヒロインだったのよ……」
どこまでも遠い目が、悲しく揺らぐ。
その後、全員でビールを頼んで女子会になったのは言うまでもない。
もちろん、話題はー…………?
《おしまい》
***
告知
遅くなりましたが、10月17日より第二章更新開始します。皆様に少しでもお楽しみいただけたら幸いです。
よろしくお願い致します! 一色
明るい声と共に、グラスをぶつけ合う音が響いた。
この合コンは、親友が暁人くんを逆ナンして勝ち取った戦場だ。
男の子達は年下の子が多いけど、みんなイケメンだから問題なし!
親友に感謝をしてアルコールだって進んじゃう。だって、目の前にめちゃめちゃキラキラしてる美少年がいるんだもの!!
「ねぇ、間宮くんだっけ?可愛いねぇ~!身長いくつなの?」
意を決して、可愛くカシスオレンジなんて飲んじゃってる年下の彼に声をかける。
間宮くんは、声をかけられたことに驚いたのか、少しむせながら頬を赤らめた。
長い睫毛に縁取られた黒目がちな瞳が可憐に揺らぐ。
え、可愛いな……?
すると、突然横槍が入った。
「163センチですよ」
涼しい顔をして答えたのは、彼の右隣に座っている祥吾くんだった。
間宮くんは、頬を赤くしたままその頭を一発叩いて訂正する。
「165センチです!」
そして、なおも口を開こうとする祥吾くんの口に、焼き鳥を突っ込んだ。
祥吾くんは満足そうにお肉を頬張っていて、なんだかその様子が微笑ましかった。
「二人仲良いねぇ! いつから友達なの?」
「新入生ガイダンスの時に、迷子になってたら蒼大が話かけてくれて……」
「えー、蒼大くんやさしいね!」
癖のある髪を跳ねさせながら少し得意げな間宮くんが、超可愛い。
もう、私の好みドストライクだ。
もっと彼のことが知りたくて話題を盛り上げようとすると、今度は左隣に座っていた暁人くんが割り込んできた。
「でも蒼大まで迷子になってるところを、俺が見つけて会場に連れてってあげたんだよ」
ね~♪という口に、間宮くんは野菜スティックのキュウリを捩じ込んだ。
「ちょ、マミちゃん。なんで祥吾には肉で、俺は野菜なのさ」
「うるせぇ。食物繊維とって出直してこいや」
あっという間に彼等だけで盛り上がってしまい、私は結局そのまま間宮くんに話しかけそびれてしまった。
そうこうしている間に席替えとなる。
今度こそは! と意気揚々と間宮くんの隣へ行こうとすると、なぜか祥吾くんに遮られた。
…………あれ?
いつの間にか間宮くんは一番端の席にいってしまい、陣取り合戦に敗北する。
「ほら、間宮きたぞ。飲め飲め」
「あざーす! いただきます!」
間宮くんはすっかり男の子同士で盛り上がっているし、こちらに興味ないみたい。
意外と体育系なノリのようで、元気いっぱいに男同士で肩なんて組んでいる。
私の隣に座る祥吾くんには悪いけど、なんとか席を替えようと試みる。
しかし、なぜかその度にタイミング悪く暁人くんに引き留められてしまった。
「はい、サラダどうぞ~」
テキパキと料理を取り分けたりオーダーをとったりする暁人くんは、女子顔負けの女子力を発揮している。ま、負けた!
仕方なくサラダを食べていると、視線を感じて顔を上げる。
すると、向かいの席に座っていた暁人くんが、頬杖しながら言った。
「祥吾、不器用だけどいい奴だからさ。口下手の相手でつまんないかもしれないけど、コイツの隣にいてやってよ」
涙ぼくろのある垂れ目がちな瞳に見つめられて、少しドキッとする。隣にいる祥吾くんを覗くと、罰が悪そうにそっぽを向いていた。その視線の先には、間宮くんがいる。
照れ臭そうなその横顔に、私はハッとした。
(もしかして……、祥吾くんって、私狙いだったのぉおおおおっ!!!!)
その時だった。
「ごめんなぁ!うちの間宮、間違えて呑んじまったみたいなんだよ。送って行くから俺等、抜けさせてもらうわ」
間宮くんと盛り上がっていた男の子が、突然そう言って立ち上がった。
見ると、間宮くんは首の方まで赤く火照てらせ、フラフラと立つのも辛そうだ。
あの様子だと二次会も無理だろう。
私は、潔く間宮くんは諦めることにした。
でも祥吾くんみたいな誠実そうなイケメンに想いを寄せられて満更でもないため、「いいよー!きをつけてね!」と快く送り出す。
しかし、席を立った暁人くんがなぜか慌てて間宮くんに駆け寄った。
「なぁ、待って先輩。マミちゃんさー……」
その手が、間宮くんに触れそうになった次の瞬間ーー…………
「迎えにきたよ」
喧騒の中に、甘く低い声が響いた。
突然現れた長い腕が、間宮くんの体を背後から抱き込むように捕らえる。
熱に浮かされた様に瞳を潤ませた間宮くんが、そっと振り返った。
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居酒屋にようやく喧騒が戻った頃、私達もハッと我に返る。
親友が、暁人くんに声をかけた。
「……えっと、二次会どうする?」
祥吾くんの腕を掴んだ暁人くんは、笑顔で言った。
「ごめん! 今日はパスで」
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そんな台詞を遠くに聞きながら、暖簾に消えてゆく後ろ姿を呆然と見送る。
「え…………、なんだったの?」
思わず、そんな呟きが零れた。
すると、私の肩を暁人くん狙いだった親友がポンっと叩く。
「間宮くんが、ヒロインだったのよ……」
どこまでも遠い目が、悲しく揺らぐ。
その後、全員でビールを頼んで女子会になったのは言うまでもない。
もちろん、話題はー…………?
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