《書籍化》転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました

ひより のどか

文字の大きさ
230 / 688
連載

277 久々の!

しおりを挟む
    きらきら~

「ふわぁ~きりぇ~!しゅご~!ふわぁ~ふわぁ~」キラキラ
ぴゅいきゅい『『おとうしゃん、キラキラ~』』キラキラ
『すごいね~』キラキラ
『『色んな色キラキラ~』』キラキラ
『『『まぶしい~』』』ぎゅうっ
みゃあ『すごいにゃ~』キラキラ
『うん。すごいな。キラキラだ』
『みんなの目もキラキラね』
フゥとクゥが言う通り、ちびっこたちの目がキラキラ。妖精トリオだけが眩しすぎて、見たいのに見れなくて苦労しています。

『こ、これが、山を吹き飛ばしたエンシェントドラゴン様だか…納得なんだな』
ぽぽちゃんはお口あんぐり。ようやく自分の聞いた昔話が、事実だったと実感したみたいです。


ぴゅいきゅい『『おとうしゃん、まえとちがう?』』
『うん。前より大きくて強そう~』
「ほんちょだ~」

久しぶりに見たドラゴン姿のアルコン様は前に見た時よりも大きくなってました。虹色に輝く鱗も前より光輝いています。波打つ度に変化する色がすごく綺麗です。広げた翼も大きく立派です。体も筋肉が脈打つようです。やっぱり、前見た時より強そうです。

『ねぇ、ジーニ様と結葉様はなんだか』
『にやにやしてる?』
『でも~』
『ほかはみんな~』
『びっくりしてる~』
みゃ~『すごいにゃ~』

もぐらさんたち、腰抜かしちゃったみたいです。あわあわしてます。もぐらさん以外も

『驚いたな。初めてアルコン様のあの姿見たけど、あんな凄いドラゴンだったのか』
おいちゃんのお口もあんぐりです。おいちゃんも初めて見たんだっけね。

『素晴らしいのぉ。あのお姿を拝見したのは、何百年ぶりかのぉ』
『相変わらず美しく凛々しいお姿じゃの。また拝見できるとはの』
『『ありがたいの(ぉ)』』
亀じぃ、手を合わせて拝んでる?
じぃじはお座り?

ぴゅいきゅい『『じぃじたち、おとうしゃん、みたことあるの?』』

『ずっと昔に一度だけのぉ』
『ここらを飛んでらしたのを見たことがあるんじゃよ』
『『思わず拝んだの(ぉ)』』
昔も拝んだんだね…


そして、アルコン自身も•••

『ふぅ。久々にこの姿になったが驚いたな。若返ったとは思っていたが、力が滾るだけではないな、かつてないほど力も体も大きくなっているか?』

人型の時でも強くなったと実感があったからな。本来の姿になれば更に強くなってるのではと思ってはいたが、これは想像以上だな。さて、どうすべきか…

〖ちょっとアルコン、間違ってもブレスなんか吐かないでよ?この辺りを更地にした時より大きいじゃないの〗
見透かしたようにジーニ様が話しかけてこられたな。

『ふむ。分かっているのですが、しかしこれ程とは。ジーニ様、一度どこかで力を測れませんかな?』
口では軽く言っているつもりだが、これは…。
内包する力に戸惑っていることをジーニ様も感じ取ったのだろう。念話が聞こえてきた。

〖〖アルコン、それは本気よね?〗〗


今は子らも含め、大切な仲間がいるからな

〖〖それ程なのね。分かったわ〗〗
さすがジーニ様だ。瞬時に理解し対応して下さった。有難い。

〖分かったわ。主神に相談してみましょう〗
『それは助かりますな。よろしくお頼みいたします』
わざとらしく言い合いながらも内心は真剣そのものだ。おそらくは…

『ジーニ様、アルコン様、その時は私もお願いします』
やはり、ギンもか•••
〖ギンもね。了解よ♪〗
その時•••

ぴゅいきゅい『『おとうしゃ~ん』』
『『あっ!モモ!スイ!』』

声が聞こえた方を見ると飛んでくる子らの姿と、フゥとクゥがこちらに向かってペコペコしている姿が見えた。先程のハクに続いてモモとスイもか•••

ぴゅいきゅい『『すごいすごい!かっこいい~!』』
子らはくるくる周りを飛んだと思ったらペトっとくっついてきた。

ぴゅいきゅい『『おとうしゃん、おとうしゃん!おそらとんで!』』キラキラ
『空をか?』
ぴゅいきゅい『『うん!』』キラキラ
『ふむ』
威圧を与えるにはそれも手か?
何より子らが(滅多にない)期待に満ち溢れた目で見上げてくる。期待に答えるべきではないか?

『いいんじゃなぁい?あそこで羨ましそうに見てる子達も沢山いるわよぉ(滅多にない、絶好のチャンスよねぇ)』くすくす
結葉がおかしそうに、双子と同じように目を輝かせているサーヤたち見ている。
結葉、どさくさに紛れて考えてることが、丸わかりだぞ。我は大人だからな。今は見逃してやるがな。

『ふむ。たまには空の散歩も良いか?』
このようなキラキラな目を向けられたら応えたくなるではないか?いや、応えねばなるまい。父として

〖そうねぇ。(父の威厳を見せるいい機会じゃない?滅多にみせられないし?)フゥとクゥを一緒に乗せれば大丈夫じゃない?心配ならゲンと、そうね、蒼と青磁がシールド得意よ。あなたも一応シールドは張るでしょうけど〗くすくす

ジーニ様も勧めて下さっているしな。だが、要らぬことも伝わってきますぞ。
『そうですな。では行くか』

ぴゅいきゅい『『やったぁ!』』

〖良かったわね。行ってらっしゃい(やっといいとこを見せられるじゃない?)〗にやにや
『行ってらっしゃ~い(ダメダメが少しは返上できるんじゃなぁい?)』にやにや

『では、お言葉に甘えまして、行ってまいります(わざわざ余計なことを•••)』

とにかく、久々の空の旅に行くか。
双子を張りつけたまま、ドスンドスンとサーヤたちの元へ。

ぴゅいきゅい『『みんな~おそらいこ~!』』にこにこ
ふむ。子らが嬉しそうで何よりだ。

「ふぇ?おそら?」
ふふ。サーヤの目が面白いほど開いているな。

ぴゅいきゅい『『おとうしゃんがつれてってくれるって!』』にこにこ

『アルコン様ほんと~?』キラキラ

ふむ。皆のキラキラの目がますます我に。悪くないな。
『ああ。ジーニ様のお許しももらった。フゥとクゥ、ゲンと、シールドが得意な蒼と青磁がいれば大丈夫だろうとな。もちろん我もシールドは張るぞ。どうだ?空の散歩に行くか?』

「いくー!」
『『やったーっ』』
『『『ありがとうっ』』』
みゃあ『うれしいにゃ!』
『すご~い。ありがとう~』
わ~っと喜ぶサーヤたち。
『私たちまで?』
『い、いいのかな?』
フゥとクゥまで嬉しそうにしているな。
『な、なんとワシらがエンシェントドラゴン様の背にかの?』
『な、なんと恐れ多いことかのぉ』
『『冥土の土産になるの(ぉ)』』
いや、亀じぃたち、何も拝むことはなかろう•••

『分かった。では行くか』

ふむ。期待に応えねばな。しかし•••

『ところで、ハク縮んだな。さっきの反動か?大丈夫か?』
先程は流れだったとはいえ、無茶を言ってしまったからな

『分かんないけど~、どこも痛くないよ~』
ハクはなんともないと言うが
『そうか。無理させて悪かったな。あとでジーニ様に見てもらおうな』
『うん!』
何事もなければ良いが•••



アルコン様が心配していると

〖今来たわ〗しゅんっ

「ふわっ」
『わっジーニ様!』
『ジーニ様』
ジーニ様が突然現れました。びっくり!

〖悪かったわね。ハク。ちょっと見せてね〗
『は~い』
ジーニ様が小さくなったハクを抱っこして様子を見ます。

〖うん。大丈夫そうね。魔力を思ったより使ったのね。魔力が戻れば元に戻るでしょ〗
『ありがとう~ジーニ様』
〖どういたしまして。でも、今度から何かあったらすぐに言うのよ。命は何より大切なんだから。あなたは本当はまだこんな赤ちゃんなんだから、気を使う必要は無いの。分かった?〗ピンッ
ジーニ様がハクのお鼻を軽くピンッて弾きました。
『は~い。分かったよ~』
〖いい子ね。それじゃあ、私は戻るわね。アルコン、あとは頼むわよ〗チュ。
ジーニ様が、弾いたハクのお鼻にチュッて、キスしてからサーヤに渡してきたよ。
『チュッされちゃった~』
「しゃれちゃったにぇ~」むぎゅう
サーヤはむぎゅうして、すりすりです。

『分かりました』
〖じゃあ、みんな気をつけていってらっしゃい〗
「あ~い!」
ジーニ様が手を振ってモグラさんたちの所へ戻ったので、アルコン様の背中に乗せてもらいます。
子グモさんたちも一緒だよ。あとね、山桜桃ちゃん達とアウル達も一緒です。じぃじたちがいるから小さくなった青葉ちゃん達も一緒です。まだまだ余裕です!すごいね~。みんなでお空のお散歩です!

『では、行くぞ。シールド頼むぞ』
『『かしこまりましたですじゃ』』ぽわんっ
じぃじたちがシールドを張ってくれます。

『フゥ、クゥ、青葉たち、ちょうどいい機会だ。蒼達から学ぶといい』
『『『はい』』』
アルコン様が、フゥたちに言うと、みんなしっかり頷いてます。フゥも膜張るの上手だよ。

『それではしっかり捕まっているんだぞ』
ぴゅいきゅい『『しゅっぱーつ』』

アルコン様が、バサッと、羽を広げて羽ばたきました。大きい音がするかと思ったら、風はすごいけど音はあんまりしません。

『風も飛び立つ時だけだ。音がしないのは音で相手に悟られぬようにするため、ドラゴンなら必ず身につけなくてはならないことなのだ』
「ももちょ、すいも?」
今はパタパタだもんね。可愛いけど。

『その通りだ。飛ぶ練習もせねばな。将来サーヤを乗せたいのだろう?』
きゅいぴゅい『『うん!がんばる!』』
「がんばりぇ~!」
サーヤも乗りたい!
ぴゅいきゅい『『うん!いつかサーヤたちのせたげるね!』』
「あい!」
やったー!

そんな話をしながら一度羽ばたいただけでアルコン様は空高く舞い上がりました。

「ふわぁっしゅご~!」
すごいすごい!

しおりを挟む
感想 1,709

あなたにおすすめの小説

転生したらちびっ子になって、空を落ちていた件 〜もふもふたちのお世話はお任せあれ。ついでに悪もやっつけます!〜

ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした高橋凛は、お詫びとして理想の世界へ転生することに。しかし気がつけば幼児の姿で、しかも空を落下中だった!? バカ神、あいつまたミスったな!? そう思いながらも、凛はどうすることもできず、空を落ちていく。しかも更なるアクシデントが凛を襲い……。 が、そのアクシデントにより、優しい魔獣に助けられた凛は、少しの間彼の巣で、赤ちゃん魔獣や卵の世話を教わりながら過ごすことに。 やがてその魔獣を通じて侯爵家に迎え入れられると、前世での動物飼育の知識や新たに得た知識、そして凛だけが使える特別な力を活かして、魔獣たちの世話を始めるのだった。 しかし魔獣たちの世話をする中で、時には悪人や悪魔獣と対峙することもあったため、凛は、『魔獣たちは私が守る!!』と決意。入団はできないものの、仮のちびっ子見習い騎士としても頑張り始める。 これは、凛と魔獣たちが織りなす、ほんわかだけど時々ドタバタな、癒しとお世話の物語。

もふもふ相棒と異世界で新生活!! 神の愛し子? そんなことは知りません!!

ありぽん
ファンタジー
[第3回次世代ファンタジーカップエントリー] 特別賞受賞 書籍化決定!! 応援くださった皆様、ありがとうございます!! 望月奏(中学1年生)は、ある日車に撥ねられそうになっていた子犬を庇い、命を落としてしまう。 そして気づけば奏の前には白く輝く玉がふわふわと浮いていて。光り輝く玉は何と神様。 神様によれば、今回奏が死んだのは、神様のせいだったらしく。 そこで奏は神様のお詫びとして、新しい世界で生きることに。 これは自分では規格外ではないと思っている奏が、規格外の力でもふもふ相棒と、 たくさんのもふもふ達と楽しく幸せに暮らす物語。

ドラゴンともふ魔獣に懐かれて〜転生幼女は最強ドラゴン騎士家族と幸せに暮らします〜

ありぽん
ファンタジー
神様のミスで命を落としてしまった高橋結衣(28)。そのお詫びとして彼女は、様々な力を授かり、憧れだった魔法と剣と魔獣の存在する、まるで異世界ファンタジーのような世界へと転生することになった。 しかし目を覚ました場所は、街の近くではなく木々が生い茂る森の中。状況が分からず混乱する結衣。 そんな結衣に追い打ちをかけるように、ゾウほどもある大きな魔獣が襲いかかってきて。さらにドラゴンまで現れ、魔獣と激突。数分後、勝利したドラゴンが結衣の方へ歩み寄ってくる。 転生して数10分で命を落とすのか。そう思った結衣。しかし結衣を待っていたのは、思いもよらぬ展開だった。 「なぜ幼児がここに? ここは危険だ。安全な俺たちの巣まで連れて行こう」 まさかのドラゴンによる救出。さらにその縁から、結衣は最強と謳われるドラゴン騎士の家族に迎え入れられることに。 やがて結衣は、神から授かった力と自らの知識を駆使し、戦う上の兄や姉を支え、頭脳派の兄の仕事を手伝い。可憐で優しい姉をいじめる連中には、姉の代わりに子ドラゴンやもふ強魔獣と共にざまぁをするようになって? これは神様の度重なるミスによって、幼児として転生させられてしまった結衣が、ドラゴンやもふ強魔獣に懐かれ、最強のドラゴン騎士家族と共に、異世界で幸せいっぱいに暮らす物語。

転生先は海のど真ん中!? もふ強魔獣とイケオジに育てられた幼女は、今日も無意識に無双する

ありぽん
ファンタジー
25歳の高橋舞は、気がつくと真っ白な空間におり、そして目の前には土下座男が。 話しを聞いてみると、何とこの男は神で。舞はこの神のミスにより、命を落としてしまったというのだ。 ガックリする舞。そんな舞に神はお詫びとして、異世界転生を提案する。そこは魔法や剣、可愛い魔獣があふれる世界で。異世界転生の話しが大好きな舞は、即答で転生を選ぶのだった。 こうして異世界へ転生した舞。ところが……。 次に目覚めた先は、まさかの海のど真ん中の浮島。 しかも小さな子どもの姿になっていてたのだ。 「どちてよ!!」 パニックになる舞。が、驚くことはそれだけではなかった。 「おい、目が覚めたか?」 誰もいないと思っていたのだが、突然声をかけられ、さらに混乱する舞。 実はこの島には秘密があったのだ。 果たしてこの島の正体は? そして舞は異世界で優しい人々と触れ合い、楽しく穏やかな日々を送ることはできるのか。

もふもふが溢れる異世界で幸せ加護持ち生活!

ありぽん
ファンタジー
いつも『もふもふが溢れる異世界で幸せ加護持ち生活!』をご愛読いただき、ありがとうございます。 10月21日、『もふもち』コミカライズの配信がスタートしました!! 江戸はち先生に可愛いジョーディ達を描いていただきました。 先生、ありがとうございます。 今後とも小説のジョーディ達、そしてコミカライズのジョーディ達を、よろしくお願いいたします。       ********* 小学3年生の如月啓太は、病気により小学校に通えないまま、病院で息を引き取った。 次に気が付いたとき、啓太の前に女神さま現れて、啓太自身の話を聞くことに。 そして啓太は別の世界の、マカリスター侯爵家次男、ジョーディ・マカリスターとして転生することが決まる。 すくすくそだった啓太改めジョーディは1歳に。 そしてジョーディには友達がいっぱい。でも友達は友達でも、人間の友達ではありません。 ダークウルフの子供にホワイトキャットの子供に。何故か魔獣の友達だらけ。 そんなジョーディの毎日は、父(ラディス)母(ルリエット)長男(マイケル)、そしてお友達魔獣達と一緒に、騒がしくも楽しく過ぎていきます。

もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜

双葉 鳴
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」 授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。 途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。 ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。 駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。 しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。 毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。 翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。 使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった! 一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。 その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。 この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。 次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。 悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。 ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった! <第一部:疫病編> 一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24 二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29 三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31 四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4 五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8 六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11 七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~

鈴木竜一
ファンタジー
※本作の書籍化が決定いたしました!  詳細は近況ボードに載せていきます! 「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」 特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。 しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。 バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて―― こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。