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515 にぎやかが戻ってきた?
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サーヤが無事に降りられたことに喜ぶちびっこ同盟たち。
そんな様子をエル様たちが見守っていると
『あっ。そうだよ~サーヤ、アイナ様とニャーニャにゃんお迎えに来たんでしょ~?』
『モモとスイも』
『アルコン様のとこに』
『『『いかなきゃ~』』』
ハクとフルー、フライ、妖精トリオが思い出してサーヤたちに言うと
「あっ!しょうでちた!あいなしゃま~、にゃーにゃにゃ~ん」たったったっ
『『『ぽてぽてだな』』』
『『『とてとてじゃないかい?』』』
新しいドワーフさん達なんですか?ちゃんとサーヤは走ってますよ!
ぴゅいきゅい『『おとうしゃ~んっ』』ばびゅんっ
そして、走り出したサーヤの頭上を追い抜く双子。サーヤより一足?はやく⋯
ぴゅいきゅい『『おとうしゃ~んっ』』ばびゅんっ
どごんっびたびたっ!
『ぐふっ』
『『『ぎゃーっ』』』
『『『エンシェントドラゴン様ーっ』』』
突然アルコン様の顔にピンクと水色の弾丸がっ!悲鳴をあげるドワーフさんたち。
モモとスイがアルコン様のお顔に張り付いた!
一歩よろけながらも受け止め?耐える父!
『ぐふっ⋯モモ、スイ。ただいま』
息が出来なかったアルコン様、ちょびっとだけ双子を動かし、鼻と口だけ確保!何とか息は出来るように。引っ剥がしはしない優しさ⋯
〖かつてこの地を破壊したアルコンも大人になったのですね〗
エル様、一言余計⋯
感動の?再会に水を差してはいけません。
ぴゅいきゅい『『おとうしゃん、おかえり。いいこいいこ~』』なでなで
いきなりなでなでする双子たちに驚くアルコン様。
『ただいま。でもなぜいい子いい子なのだ?』
ぴゅい『わかんないけど~』
きゅい『なんか、おとうしゃん』
ぴゅいきゅい『『がんばった~?』』なでなで
双子は分からないけど、父親が頑張ったみたいだから、褒めてあげないといけないと思ったらしい。
おそらく、エル様の件を何か感じ取ったのかもしれない。
アルコン様は驚いて更に目をまん丸にしたあとは、今までにない良い笑顔で
『そうか。ありがとう。モモとスイも頑張ったな』
ぴゅいきゅい『『えへへ♪どういたしまして~』』なでなで
しばらく双子のなでなでを堪能するアルコン様。
『『『エンシェントドラゴン様の』』』
『『『お子かい⋯』』』
聖域ではだんだん見慣れた、双子のお顔びたんっ!の光景でも、初めて見るドワーフさん達には衝撃の光景だった。
そして、
まだぽてぽて走るサーヤは
「あいなしゃま~にゃーにゃにゃーん」
ぽてぽてっ
べしゃっ
『きゃああっサーヤちゃんっ!』
『にゃにゃにゃにゃ!?大丈夫にゃ?』
『『『わああっ』』』
『『『愛し子様っ』』』
サーヤが顔から思いっ切りべしゃって転けた!せっかくハクから無事に降りられたのに!
慌てて駆け寄るアイナ様とニャーニャにゃん。それにちびっこたち。次から次へと起こるアクシデントにドワーフさんたち叫びっぱなし。
「ふえっ⋯いちゃい」ぐすっ
いつもならここで誰かが抱き起こすのだが⋯
「ぐすっ⋯ふにゅう~」
泣きべそかきつつ、がんばって立とうとするサーヤ。そこへ、
『サーヤちゃん、お怪我はありませんか?』
『痛いとこないかにゃ?』
アイナ様とニャーニャが駆け寄って来た。その後にエル様もいる。
「ふぎゅっ。へいち⋯あいなしゃま、にゃーにゃにゃん、へいち?」えぐえぐ
『え?私たちですか?』
『ニャーニャたち誰もけがしてないにゃよ?』
アイナ様がしゃがんでサーヤをお膝の上に抱えあげてくれました。エル様は黙ってサーヤに回復魔法をかけます。
「ふにゅ。えりゅしゃま、あいがちょ」
〖どういたしまして。大したことなくて良かったです。でも気をつけましょうね〗
「あい。ごめしゃい」
〖いい子ですね〗
エル様が優しくサーヤの頭を撫でてくれました。
『それで、サーヤちゃんはどうして私たちに何かあったと思ったのですか?』
『そうにゃ。何で泣きそうになってたにゃ?』
ハクから下りる前のサーヤは確かに泣きそうな顔をしていた。二人は、何かしたかと気になって仕方ない。
「うにゅ。あいなしゃまちょ、にゃーにゃにゃん、ないちぇちゃ」ぐすっ
『え?私とニャーニャが』
『泣いてたにゃ?』
「あい。かわいしょう」えぐえぐ
サーヤの前で泣いた覚えがないアイナ様とニャーニャにゃんは、ますます困惑⋯でも
〖ふむ。もしや?サーヤ、そう思ったのはいつですか?〗
「う?きょう」ぐすっ
エル様が何か察したらしく、サーヤに聞くと、今日という答えが返ってきた。そうすると
『サーヤ、それは我らがいなかった間のことか?』
両肩に双子を乗せて顔に張りつけてるアルコン様も思い当たることがあるのか聞いてきた。
「あい。あいなしゃまちゃち、いにゃかっちゃ」ぐしっ
『どういうことでしょうか?』
『分からないにゃ』
アイナ様とニャーニャはまだ分からないようだが、ドワーフさんたちも
『あっ。あれか?』
『あ~。あれな⋯』
『あ~。そうか⋯』
『『『なるほどな~』』』
気がついたようです。
『なんですの?』
『なんにゃ?』
アイナ様とニャーニャは完全にお手上げ
『『『アイナ様の昔話だろ』』』
まだ分からねぇのかと呆れるドワーフさんたち
『あっ』
『にゃっ』
それでやっと気づいたアイナ様たち
〖さすがの私も同情しましたからね。あっまた目にゴミが⋯〗
目頭を押さえるエル様に、
『モモ、スイ安心しろ。お前たちは我が守るからな。結葉の好きにはさせん』
ぴゅきゅ?『『おとうしゃん?』』
アルコン様は両側から顔に引っ付いているモモとスイを抱きしめる代わりに顔に押し付ける
「やっぱち、むすびはしゃま、めっ!だっちゃ?」なでなで
『うにゃ~ん、なかなかのテクニシャンにゃ』ゴロゴロ
ニャーニャにゃんの喉の辺りをなでなでしながらサーヤが言うと、
『あのね~。サーヤがね、朝からずっと言ってるんだよ~。アイナ様とニャーニャにゃんが泣いてるから、二人の好きな物沢山用意してあげるって~。でもね~?なんでか、結葉様にはあげちゃダメな気がするんだって~』
上手く説明できないサーヤの代わりに、ハクが朝からのことを説明してくれました。
『ど、どうして分かったのでしょう?』
『分からないにゃ』
〖すごいですね。名前の繋がりの効果でしょうか?〗
『それだけ結葉がしたことが酷いということだな』
サーヤの鋭さにみんな感心している。そして、再びアイナ様たちに同情の目が⋯
『え?で、でも、今は幸せですし、そうですわよね?ニャーニャ』
『そそ、そうにゃ。幸せにゃ。大丈夫にゃ。だからにゃ、はやくみんなのとこに行くにゃ』
『そ、そうですわよね、お客様もいることですし』
『はやく親方たちのとこ行くにゃ』
みんなの、かわいそうに⋯という目にいたたまれなくなったアイナ様とニャーニャは、ドワーフさんたちに矛先を向けさせようとします。
「うにゅ?おお、おきゃくしゃみゃ、ごあんにゃい」
うまく釣られたのはサーヤ。ところがどっこい
『そうだったね~。それじゃ、ご案内しながらお話聞こう~』
ぴゅいきゅい『『そうだね~』』
『『聞かせて~』』
『『『おねが~い』』』
みゃ『ココロも聞きたいにゃ!』
『姫も聞きたいのだ!』
ハクたちちびっこ同盟は釣られてくれなかった。ハクの勝ち!
『え、ええ?そんなわざわざっ』
『話すほどの事じゃないにゃよっ』
『そうですわっ』
慌てて止めるアイナ様たち。だが
『『『よし!分かった!』』』
ドワーフさんたちは快く引き受け、ちびっこたちは、わ~い!と大喜び!
アイナ様たちの足掻きなど通用するようなメンツはここにはいない⋯
『あああぁ』がくっ
『そんにゃぁ』がくうっ
ぽんっ『諦めな』
ぽんっ『無駄なあがきは』
ぽんっ『するもんじゃないよ』
奥様方、でもね?このあと
〖えええ?みんなどうしたの?〗
〖何事ですか?〗
『あらあらまあまあ、どうしたのかしら?』
『なんだなんだ?サーヤ何があった?』
『ハクまで?』
大泣きしてボロボロの顔で、みんなのところに戻ったサーヤ初めちびっこ同盟に、みんながびっくり大騒ぎ。そして
『あらあらぁ?どうしたのぉ?』
そこにのんきに現れた結葉様に
「むすびはしゃま、めーっにゃにょ~!うわ~んっ」
のサーヤの声でちびっこたちも、またまた、
『めーっ』
ぴゅいきゅい『『めーっ』』
『『『『『うわ~んっ』』』』』
と、大泣きっ!大合唱!
『ええ~?なんでかしらぁ?』
と、訳の分からない結葉様と、ちびっこたちの大泣きに慌てる大人たち
ちびっこたちの後ろでは、事情を知ってるドワーフさんたちが
『『『ははは』』』
『『『おやまぁ』』』
〖まあ、なんと言いますか〗
『当然の流れだな』
と、苦笑いしながら眺めている。
そして、アイナ様とニャーニャにゃんは
『アイナ、ニャーニャ、何がありましたの?』
『あああぁ、なぜこんな大事に』
『し、知らないにゃ。ニャーニャは知らないのにゃぁ』
リノ様の声が届かないほど、現実逃避に走っていた。
カオス⋯
そんな様子をエル様たちが見守っていると
『あっ。そうだよ~サーヤ、アイナ様とニャーニャにゃんお迎えに来たんでしょ~?』
『モモとスイも』
『アルコン様のとこに』
『『『いかなきゃ~』』』
ハクとフルー、フライ、妖精トリオが思い出してサーヤたちに言うと
「あっ!しょうでちた!あいなしゃま~、にゃーにゃにゃ~ん」たったったっ
『『『ぽてぽてだな』』』
『『『とてとてじゃないかい?』』』
新しいドワーフさん達なんですか?ちゃんとサーヤは走ってますよ!
ぴゅいきゅい『『おとうしゃ~んっ』』ばびゅんっ
そして、走り出したサーヤの頭上を追い抜く双子。サーヤより一足?はやく⋯
ぴゅいきゅい『『おとうしゃ~んっ』』ばびゅんっ
どごんっびたびたっ!
『ぐふっ』
『『『ぎゃーっ』』』
『『『エンシェントドラゴン様ーっ』』』
突然アルコン様の顔にピンクと水色の弾丸がっ!悲鳴をあげるドワーフさんたち。
モモとスイがアルコン様のお顔に張り付いた!
一歩よろけながらも受け止め?耐える父!
『ぐふっ⋯モモ、スイ。ただいま』
息が出来なかったアルコン様、ちょびっとだけ双子を動かし、鼻と口だけ確保!何とか息は出来るように。引っ剥がしはしない優しさ⋯
〖かつてこの地を破壊したアルコンも大人になったのですね〗
エル様、一言余計⋯
感動の?再会に水を差してはいけません。
ぴゅいきゅい『『おとうしゃん、おかえり。いいこいいこ~』』なでなで
いきなりなでなでする双子たちに驚くアルコン様。
『ただいま。でもなぜいい子いい子なのだ?』
ぴゅい『わかんないけど~』
きゅい『なんか、おとうしゃん』
ぴゅいきゅい『『がんばった~?』』なでなで
双子は分からないけど、父親が頑張ったみたいだから、褒めてあげないといけないと思ったらしい。
おそらく、エル様の件を何か感じ取ったのかもしれない。
アルコン様は驚いて更に目をまん丸にしたあとは、今までにない良い笑顔で
『そうか。ありがとう。モモとスイも頑張ったな』
ぴゅいきゅい『『えへへ♪どういたしまして~』』なでなで
しばらく双子のなでなでを堪能するアルコン様。
『『『エンシェントドラゴン様の』』』
『『『お子かい⋯』』』
聖域ではだんだん見慣れた、双子のお顔びたんっ!の光景でも、初めて見るドワーフさん達には衝撃の光景だった。
そして、
まだぽてぽて走るサーヤは
「あいなしゃま~にゃーにゃにゃーん」
ぽてぽてっ
べしゃっ
『きゃああっサーヤちゃんっ!』
『にゃにゃにゃにゃ!?大丈夫にゃ?』
『『『わああっ』』』
『『『愛し子様っ』』』
サーヤが顔から思いっ切りべしゃって転けた!せっかくハクから無事に降りられたのに!
慌てて駆け寄るアイナ様とニャーニャにゃん。それにちびっこたち。次から次へと起こるアクシデントにドワーフさんたち叫びっぱなし。
「ふえっ⋯いちゃい」ぐすっ
いつもならここで誰かが抱き起こすのだが⋯
「ぐすっ⋯ふにゅう~」
泣きべそかきつつ、がんばって立とうとするサーヤ。そこへ、
『サーヤちゃん、お怪我はありませんか?』
『痛いとこないかにゃ?』
アイナ様とニャーニャが駆け寄って来た。その後にエル様もいる。
「ふぎゅっ。へいち⋯あいなしゃま、にゃーにゃにゃん、へいち?」えぐえぐ
『え?私たちですか?』
『ニャーニャたち誰もけがしてないにゃよ?』
アイナ様がしゃがんでサーヤをお膝の上に抱えあげてくれました。エル様は黙ってサーヤに回復魔法をかけます。
「ふにゅ。えりゅしゃま、あいがちょ」
〖どういたしまして。大したことなくて良かったです。でも気をつけましょうね〗
「あい。ごめしゃい」
〖いい子ですね〗
エル様が優しくサーヤの頭を撫でてくれました。
『それで、サーヤちゃんはどうして私たちに何かあったと思ったのですか?』
『そうにゃ。何で泣きそうになってたにゃ?』
ハクから下りる前のサーヤは確かに泣きそうな顔をしていた。二人は、何かしたかと気になって仕方ない。
「うにゅ。あいなしゃまちょ、にゃーにゃにゃん、ないちぇちゃ」ぐすっ
『え?私とニャーニャが』
『泣いてたにゃ?』
「あい。かわいしょう」えぐえぐ
サーヤの前で泣いた覚えがないアイナ様とニャーニャにゃんは、ますます困惑⋯でも
〖ふむ。もしや?サーヤ、そう思ったのはいつですか?〗
「う?きょう」ぐすっ
エル様が何か察したらしく、サーヤに聞くと、今日という答えが返ってきた。そうすると
『サーヤ、それは我らがいなかった間のことか?』
両肩に双子を乗せて顔に張りつけてるアルコン様も思い当たることがあるのか聞いてきた。
「あい。あいなしゃまちゃち、いにゃかっちゃ」ぐしっ
『どういうことでしょうか?』
『分からないにゃ』
アイナ様とニャーニャはまだ分からないようだが、ドワーフさんたちも
『あっ。あれか?』
『あ~。あれな⋯』
『あ~。そうか⋯』
『『『なるほどな~』』』
気がついたようです。
『なんですの?』
『なんにゃ?』
アイナ様とニャーニャは完全にお手上げ
『『『アイナ様の昔話だろ』』』
まだ分からねぇのかと呆れるドワーフさんたち
『あっ』
『にゃっ』
それでやっと気づいたアイナ様たち
〖さすがの私も同情しましたからね。あっまた目にゴミが⋯〗
目頭を押さえるエル様に、
『モモ、スイ安心しろ。お前たちは我が守るからな。結葉の好きにはさせん』
ぴゅきゅ?『『おとうしゃん?』』
アルコン様は両側から顔に引っ付いているモモとスイを抱きしめる代わりに顔に押し付ける
「やっぱち、むすびはしゃま、めっ!だっちゃ?」なでなで
『うにゃ~ん、なかなかのテクニシャンにゃ』ゴロゴロ
ニャーニャにゃんの喉の辺りをなでなでしながらサーヤが言うと、
『あのね~。サーヤがね、朝からずっと言ってるんだよ~。アイナ様とニャーニャにゃんが泣いてるから、二人の好きな物沢山用意してあげるって~。でもね~?なんでか、結葉様にはあげちゃダメな気がするんだって~』
上手く説明できないサーヤの代わりに、ハクが朝からのことを説明してくれました。
『ど、どうして分かったのでしょう?』
『分からないにゃ』
〖すごいですね。名前の繋がりの効果でしょうか?〗
『それだけ結葉がしたことが酷いということだな』
サーヤの鋭さにみんな感心している。そして、再びアイナ様たちに同情の目が⋯
『え?で、でも、今は幸せですし、そうですわよね?ニャーニャ』
『そそ、そうにゃ。幸せにゃ。大丈夫にゃ。だからにゃ、はやくみんなのとこに行くにゃ』
『そ、そうですわよね、お客様もいることですし』
『はやく親方たちのとこ行くにゃ』
みんなの、かわいそうに⋯という目にいたたまれなくなったアイナ様とニャーニャは、ドワーフさんたちに矛先を向けさせようとします。
「うにゅ?おお、おきゃくしゃみゃ、ごあんにゃい」
うまく釣られたのはサーヤ。ところがどっこい
『そうだったね~。それじゃ、ご案内しながらお話聞こう~』
ぴゅいきゅい『『そうだね~』』
『『聞かせて~』』
『『『おねが~い』』』
みゃ『ココロも聞きたいにゃ!』
『姫も聞きたいのだ!』
ハクたちちびっこ同盟は釣られてくれなかった。ハクの勝ち!
『え、ええ?そんなわざわざっ』
『話すほどの事じゃないにゃよっ』
『そうですわっ』
慌てて止めるアイナ様たち。だが
『『『よし!分かった!』』』
ドワーフさんたちは快く引き受け、ちびっこたちは、わ~い!と大喜び!
アイナ様たちの足掻きなど通用するようなメンツはここにはいない⋯
『あああぁ』がくっ
『そんにゃぁ』がくうっ
ぽんっ『諦めな』
ぽんっ『無駄なあがきは』
ぽんっ『するもんじゃないよ』
奥様方、でもね?このあと
〖えええ?みんなどうしたの?〗
〖何事ですか?〗
『あらあらまあまあ、どうしたのかしら?』
『なんだなんだ?サーヤ何があった?』
『ハクまで?』
大泣きしてボロボロの顔で、みんなのところに戻ったサーヤ初めちびっこ同盟に、みんながびっくり大騒ぎ。そして
『あらあらぁ?どうしたのぉ?』
そこにのんきに現れた結葉様に
「むすびはしゃま、めーっにゃにょ~!うわ~んっ」
のサーヤの声でちびっこたちも、またまた、
『めーっ』
ぴゅいきゅい『『めーっ』』
『『『『『うわ~んっ』』』』』
と、大泣きっ!大合唱!
『ええ~?なんでかしらぁ?』
と、訳の分からない結葉様と、ちびっこたちの大泣きに慌てる大人たち
ちびっこたちの後ろでは、事情を知ってるドワーフさんたちが
『『『ははは』』』
『『『おやまぁ』』』
〖まあ、なんと言いますか〗
『当然の流れだな』
と、苦笑いしながら眺めている。
そして、アイナ様とニャーニャにゃんは
『アイナ、ニャーニャ、何がありましたの?』
『あああぁ、なぜこんな大事に』
『し、知らないにゃ。ニャーニャは知らないのにゃぁ』
リノ様の声が届かないほど、現実逃避に走っていた。
カオス⋯
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四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
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バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて――
こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。
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