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連載
ある日の海老とかいわれ大根の日 番外編
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『う~ん?』
「おいちゃん?」
『あらあらまあまあ?何を唸ってらっしゃるの?』
おいちゃんが何だか悩んでる?
こそこそ
『サーヤ、あの顔で悩んでる時は大したことない時よ』
「しょにゃにょ?」
『そうなのよ。ああやって腕組んで下唇をとんとんしてる時は食べ物関係の時ね』
〖へえ?そうなのか?〗ぬっ
〖ふふ、よく見てらっしゃいますね〗すっ
『愛の力でしょうか?』すっ
「ふおっ?」
いきなりヴァル様とエル様とバートさんが湧いてきました。
『おや、サーヤ湧くなんて心外ですね。先程からいましたよ』にこにこ
「ふえっ?」
気づかなかったよ!
『ふふふ。うそです。今来ました』
「ふえ~?」
どっち?
『ふふふ・・・』
ええ~
『あらあらまあまあ、愛?そうねぇ、隣人愛?家族愛?皆さん家族みたいなものですものね』にこにこ
〖隣人、家族か・・・〗はぁ・・・
〖師匠、頑張って下さい・・・〗うる
『春は遠そうですね・・・』ふっ
「うにゅ?」
何かな?ヴァル様たち変なの。それより、
「おばあちゃん、おいちゃん、ちゃべもにょ?」
『ええ。多分ね』
「ふお~」じゅるり
美味しいやつかな?聞いてみなきゃ!
「おいちゃ~んっ」てちてちぴとっ
『ん?サーヤどうした?』ひょい
走ってあんよに抱きついたら、おいちゃんがひょいって抱っこして腕に座らせてくれました。
「おいちゃん、おいち?」じゅるり
『は?何も食ってないぞ?』ふきふき
「う?」
なんでサーヤのお口拭くの?
『あらあらまあまあ、サーヤがお口キラキラにしてどうするの・・・』
『凛さん、バートさん達までどうした?』
おいちゃんがみんなに気づいて聞いてきました。
〖いや、凛がな?ゲンがなんか食いもんのこと考えてるって言うからな?〗
『きっと美味しいものだとサーヤが』
〖考えてる顔で、違いが分かるなんて愛ですね。師匠〗にっこり
『へえ?あ~付き合い長いからな。さすがだな凛さん。でも、ちょっとだけ違うんだな。食材絡みではあるけどな』にっ
『あらあらまあまあ、そうなの?』にこにこ
〖だめだこりゃ・・・〗
『流しますか、そこで・・・』
〖師匠、残念です・・・〗ぐす
「う?」
どうしたのかな?変なの
こちらも山桜桃たち同様、ジーニ様たちから密命を受けているが、やはり
〖『〖鈍すぎる・・・っ〗』〗
〖ああ~主神並みかよ〗うぐぐ
『じれったさは魔神様並ですよ』はあっ
〖師匠、おいたわしい・・・〗ぐす
皆さん、ご苦労様です
「しょりぇで?にゃに、おいち?」じゅるり
教えて?
『ん~だからな?ほら、敬老・・・じゃなくて、海老の日を急に思い出してな』
「えびにょひ、おばあちゃ・・・(つんっ)げほげほっみんにゃ、あいがちょにょひ」
敬老の日ゆっちゃ、メッな日です。エビを食べる日です!
『そうそう。そのエビの日の周辺って、食いもんの日が多かったなと思い出してたんだよ』
「しょにゃにょ?」
『そうなんだよ。エビの日だろ?ホタテの日、かいわれ大根の日、毎月あるのはいちごの日とか、米の日とか、即席麺誕生の日とかな』
「ほええ?」
ほんとだね。訳わかんないけど。
『な?訳わかんないけど、集まってるだろ?』
「あい」
不思議だね
ぶつぶつ
『えび、ホタテ、いちごはウニ・・・海鮮・・・かいわれ大根、乗ってる時あるわね・・・そして、米。となれば』
「うにゅ?」
『り、凛さん?どうした?』
おばあちゃんが何だかぶつぶつ言ってます。
『うふ、うふふふふ』
「うにゃ?」びくっ
『り、凛さん?』
〖お、おい?どうした?〗
〖さ、さあ?〗
『凛、どうしました?』
な、なんでしょう?不気味です
『うふ、ふふふ、そうよ、ヴァル様だってきっと食べたいわよね?』
〖な、何だ?俺?〗
な、なんだろね?
『海よ!海に行きましょう!』どっぱーんっ
「ほええ?」
『きゅ、急にどうした?』
〖だから俺がなんだ?〗
〖さあ?〗
『なんでしょうね?』
みんな、訳分かりません
『サーヤ、エビよ?ホタテよ?ウニよ?』
『い、いや、果物のイチゴ・・・』
『ウニよ!』ギンッ
『は、はい・・・』びくびく
えび、ほたて、うに?
『それにご飯!彩にかいわれ大根!これで想像できるものは!?』
「え、えちょ?」
エビと、ご飯?
「え、えびふりゃい?えびぢょん?」
『違うわ!エビやホタテのフライを乗せたり、玉子とじにしたエビ丼もたしかに食べたいけども!もっとシンプルに!マグロとかも添えて!』
まぐろ?
「え、えちょ、おすち?」
『違うわ!たしかにお寿司も食べたいけれど!是非、あら汁を添えて食べたいけれど!分からないかしら?海鮮丼よ!海鮮丼!』どっぱーんっ
「かいしぇんぢょん」じゅるり
絶対美味しいっ
『あ~なるほど。そう来たか・・・』
〖な、なんだか分からんが美味そうなのは分かる。サーヤの顔で〗
〖ああ、そういえば鍛冶神は初めてでしたね〗
『私はたしか、ちらし寿司というのは頂きましたが、美味しかったですね』
〖何だと!?俺も食いたいぞ!〗
『でしょう!?子鬼ちゃんたちも初めてよね?行きましょう!みんなで今すぐに!海辺でとれたてぴちぴちの海鮮丼!』
〖任せろ!牙王!〗
『おうよ!任せろ!』
『え?牙王様、空飛べんのか?』
『ん?走ってくんじゃねぇのか?まあ、問題ないけどな。空も走れるしな』
『そうなのか?すげえな!』
『まあ天虎だからな!』ふふんっ
「ほえ~しゅご~」
『私を忘れては困りますね』
『ほほぉ、私のこともだな』
「ふお~てんちゃん、びゃくやしゃんっ」
たしかに飛ぶのはおまかせだね!
『んじゃ、支度していくか、山桜桃と春陽と、おかみさんたちに手伝っ・・・』
『『お任せ下さい!』』
『『『任せな!』』』
『『『わはは!コンロも炭ももう持ったぜ!』』』
『あ、あはは、流石だな・・・』
「ふお~」
『あらあらまあまあ』
いつからいたのかな?
『サーヤのお顔がキラキラになった辺りからだよ~』
ぴゅいきゅい『『ぜったい』』
『『おいしいことだよね!』』
『『『そしたら』』』
みゃあ『うみっていったにゃ!』
『そこから速かったのだ!』
『あっという間だったわよねぇ』
『『はい。お母様!』』
「ふお~」
みんないたぁ
ぴゅい『おとうしゃん、おそとで』
きゅい『もうおっきくなってりゅよ!』
「ふあ?」
『そ、そうか、そりゃ急がないとな』
『あらあらまあまあ・・・』
みんな準備万端・・・
そんなこんなで
ざざーんっ
「う~み~♪」
『広いね~』
ぴゅいきゅい『『おっきい~』』
う~み~は♪ひろい~な♪大きいな~♪だからね!
今日はペンギンさんのキャップと水着だよ!嘴とぷっくりおしりがポイントです!腕に着いた浮き輪はペンギンさんの羽です!サンダルはペンギンさんのあんよだよ!
〖ふむ。では、行きましょうか〗
『そうですね。それでは、鍛冶神頼みますよ』
〖よっしゃ!やり方はアルコンに聞いたからな!任せろ!〗
ん?何する気かな?
〖それっぽく、三叉の鉾!トライデントだな!〗じゃきんっ
「ふお~かっちょい~!」
海の神様みたい!外国の!
〖んじゃ行くぞ!せーのっ!おりゃあーっ〗ザンッ
ズザザザザザザッ
「ほええ?」
『え~?海が~?』
ぴゅいきゅい『『しゅご~い』』
『に、にいちゃんっ』
『水がないんだなっ』
『あわわ。そ、そうみたいなんだな』
ぽぽちゃん兄弟、あわあわ
『『『・・・ぅそ~うみ、われた』』』
子鬼ちゃんたち呆然
あ、ちなみに強い陽射しがダメなぽぽちゃん達はサングラスに全身が隠れる水着に、おいちゃんが直ぐにおっきなパラソル立ててスタンバイ!お日様対策もバッチリ!
〖こんな感じか?ほら、ちびっ子!しばらくこのままだから行ってこい!〗ニカッ
「ふえ?」
い、いってこい?
〖そうだぞ!ほら、凛なんか既に〗
『あらあらまあまあ!ホタテにウニに、あらこれナマコ?このわた作れるわね♪うふふ。まあ!大きな伊勢海老!えい!』チュインっ
『うふふ♪魔法便利ね~♪簡単に活じめ♪うふふふふ』
〖な?嬉々として拾いに行ってるぞ〗
「ふお~」
ほんとだ~
『本当にしばらくはこのままなんだな?』
〖おう!任せろ!〗ニカッ
ヴァル様すっごいいい笑顔!
『俺らもいるから行こうぜ!』
『そうですよ。私たちがついてますからね』
「あい!」
牙王様も天ちゃんもいるなら安心♪
『行こう行こう~♪』
そして、本来は海底の所をマジックバックを持って
「うきゃあっおしゃかにゃっ」
びっちびっち!
『おお・・・新しい釣りの方法なのか?釣りじゃないか、魚拾いだな。うお?でっかいカツオが落ちてるぞ。シュールだな・・・よっと』
おいちゃん、回収。じゃあ、サーヤも、えいっ
ぴゅいきゅい『『あ、おとうしゃん!』』
『『エル様もいるよ~』』
壁の向こう・・・
『壁・・・海が両側にそびえ立ってるな』
「あい」
壁の向こうは海・・・お魚がいっぱい泳いでて
『ドラゴンって泳げるんだな』
「ちらにゃかっちゃ」
『あれなに~?おっきいね~』
『あれはぁ、クラーケンねぇ』
結葉様が教えてくれます。
ぴゅいきゅい『『おとうしゃん、しゅご~い!』』
アルコン様、あんよの鋭い爪でクラーケン仕留めてます。
『『『エル様とバートさんのは?』』』
『あれは、マグロ?』
「まぐりょ?くじりゃ?」
『うん。大きさは鯨のマグロだな』
うわ~ビリビリ魔法?
〖なあ、これも食えるのか?〗
「ふお?」
『ヴァル様?海は・・・』
〖ん?数時間はこのままだぞ〗
『そ、そうか、良かった。ビビらせないでくれ』
たしかに海割った張本人がこんなとこ居たら驚くよね。しかも
『蟹と海老だな。食えるぞ。美味い、はず・・・でけぇけど』
〖そっか。なら、まだたくさん必要だな!〗にかっ
『は、ははは・・・』
「しゅごー」ぱちぱち
『あらあらまあまあ、サーヤの目がびっくりしすぎて落っこちそうね・・・』
だって、両肩にヴァル様の三倍位ありそうなカニさんとエビさんが・・・
『馬鹿力だな・・・』
だよね・・・
『あらあらまあまあ、大漁ねぇ。予備の神棚持って来て正解ね♪おほほほ』
『は?予備の神棚?』
なんじゃそりゃ?
『俺たちに作らせたんだよ』
『こういう時のために持ち運び用だとさ』
『直ぐに供えなきゃいけないんだと』
『「へ、へ~」』
おばあちゃん
凛さん、何やってんだ
そして
〖うっめーっ!〗ガツガツガツガツ
『だな!生臭いだけだと思ったけど、すっげえ美味い!これからは生魚も食えるな!』バクバクバクッ
『あ、ウニもっとください』
『私はネギトロを』
神様たち、海鮮丼をすごい勢いで食べてます。いっぱいあるから逃げないよ?
『サーヤたちは』
『落ち着いてゆっくり食べましょうね』
「あ~い」
『『『『は~い!』』』』
フゥとクゥがみんなの面倒見てくれてます
『うっしゃ!エビフライも揚がったぞ!』
『ホタテもアジ揚がりました!』
『天ぷらもいけますよ!エビ、イカ、キス』
『野菜も食べるんだよ』
『かき揚げにしたよ』
『素揚げもいけるねぇ』
おいちゃんや、山桜桃ちゃん、春陽くん、おかみさんたちは、今はじゃんじゃん揚げ物作ってます。
サーヤたちは先に作ってもらった海鮮丼と、あら汁食べてます。
おばあちゃんと、親方たちは
『こっちもいい感じね。サザエにそろそろお醤油垂らしましょうか』
『ホタテもいい感じだな』
『エビもイカもタコも焼けるぞ』
『あ~酒飲みてぇ』
『あらあらまあまあ、それは今は我慢してちょうだい』
『『『分かってるよ!』』』
磯焼きも出来てます!
「こおにちゃ、おいち?」
『・・・ぅ、うん』
『・・・すっごく』
『・・・ぉいし』
「よかっちゃ!」
前より食べる量が増えた小鬼ちゃんたちも笑顔で食べてます。良かった!
突然決まった海で海鮮丼祭りは大成功でした!
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。ああ、敬老の日間に合わなかった~
「おいちゃん?」
『あらあらまあまあ?何を唸ってらっしゃるの?』
おいちゃんが何だか悩んでる?
こそこそ
『サーヤ、あの顔で悩んでる時は大したことない時よ』
「しょにゃにょ?」
『そうなのよ。ああやって腕組んで下唇をとんとんしてる時は食べ物関係の時ね』
〖へえ?そうなのか?〗ぬっ
〖ふふ、よく見てらっしゃいますね〗すっ
『愛の力でしょうか?』すっ
「ふおっ?」
いきなりヴァル様とエル様とバートさんが湧いてきました。
『おや、サーヤ湧くなんて心外ですね。先程からいましたよ』にこにこ
「ふえっ?」
気づかなかったよ!
『ふふふ。うそです。今来ました』
「ふえ~?」
どっち?
『ふふふ・・・』
ええ~
『あらあらまあまあ、愛?そうねぇ、隣人愛?家族愛?皆さん家族みたいなものですものね』にこにこ
〖隣人、家族か・・・〗はぁ・・・
〖師匠、頑張って下さい・・・〗うる
『春は遠そうですね・・・』ふっ
「うにゅ?」
何かな?ヴァル様たち変なの。それより、
「おばあちゃん、おいちゃん、ちゃべもにょ?」
『ええ。多分ね』
「ふお~」じゅるり
美味しいやつかな?聞いてみなきゃ!
「おいちゃ~んっ」てちてちぴとっ
『ん?サーヤどうした?』ひょい
走ってあんよに抱きついたら、おいちゃんがひょいって抱っこして腕に座らせてくれました。
「おいちゃん、おいち?」じゅるり
『は?何も食ってないぞ?』ふきふき
「う?」
なんでサーヤのお口拭くの?
『あらあらまあまあ、サーヤがお口キラキラにしてどうするの・・・』
『凛さん、バートさん達までどうした?』
おいちゃんがみんなに気づいて聞いてきました。
〖いや、凛がな?ゲンがなんか食いもんのこと考えてるって言うからな?〗
『きっと美味しいものだとサーヤが』
〖考えてる顔で、違いが分かるなんて愛ですね。師匠〗にっこり
『へえ?あ~付き合い長いからな。さすがだな凛さん。でも、ちょっとだけ違うんだな。食材絡みではあるけどな』にっ
『あらあらまあまあ、そうなの?』にこにこ
〖だめだこりゃ・・・〗
『流しますか、そこで・・・』
〖師匠、残念です・・・〗ぐす
「う?」
どうしたのかな?変なの
こちらも山桜桃たち同様、ジーニ様たちから密命を受けているが、やはり
〖『〖鈍すぎる・・・っ〗』〗
〖ああ~主神並みかよ〗うぐぐ
『じれったさは魔神様並ですよ』はあっ
〖師匠、おいたわしい・・・〗ぐす
皆さん、ご苦労様です
「しょりぇで?にゃに、おいち?」じゅるり
教えて?
『ん~だからな?ほら、敬老・・・じゃなくて、海老の日を急に思い出してな』
「えびにょひ、おばあちゃ・・・(つんっ)げほげほっみんにゃ、あいがちょにょひ」
敬老の日ゆっちゃ、メッな日です。エビを食べる日です!
『そうそう。そのエビの日の周辺って、食いもんの日が多かったなと思い出してたんだよ』
「しょにゃにょ?」
『そうなんだよ。エビの日だろ?ホタテの日、かいわれ大根の日、毎月あるのはいちごの日とか、米の日とか、即席麺誕生の日とかな』
「ほええ?」
ほんとだね。訳わかんないけど。
『な?訳わかんないけど、集まってるだろ?』
「あい」
不思議だね
ぶつぶつ
『えび、ホタテ、いちごはウニ・・・海鮮・・・かいわれ大根、乗ってる時あるわね・・・そして、米。となれば』
「うにゅ?」
『り、凛さん?どうした?』
おばあちゃんが何だかぶつぶつ言ってます。
『うふ、うふふふふ』
「うにゃ?」びくっ
『り、凛さん?』
〖お、おい?どうした?〗
〖さ、さあ?〗
『凛、どうしました?』
な、なんでしょう?不気味です
『うふ、ふふふ、そうよ、ヴァル様だってきっと食べたいわよね?』
〖な、何だ?俺?〗
な、なんだろね?
『海よ!海に行きましょう!』どっぱーんっ
「ほええ?」
『きゅ、急にどうした?』
〖だから俺がなんだ?〗
〖さあ?〗
『なんでしょうね?』
みんな、訳分かりません
『サーヤ、エビよ?ホタテよ?ウニよ?』
『い、いや、果物のイチゴ・・・』
『ウニよ!』ギンッ
『は、はい・・・』びくびく
えび、ほたて、うに?
『それにご飯!彩にかいわれ大根!これで想像できるものは!?』
「え、えちょ?」
エビと、ご飯?
「え、えびふりゃい?えびぢょん?」
『違うわ!エビやホタテのフライを乗せたり、玉子とじにしたエビ丼もたしかに食べたいけども!もっとシンプルに!マグロとかも添えて!』
まぐろ?
「え、えちょ、おすち?」
『違うわ!たしかにお寿司も食べたいけれど!是非、あら汁を添えて食べたいけれど!分からないかしら?海鮮丼よ!海鮮丼!』どっぱーんっ
「かいしぇんぢょん」じゅるり
絶対美味しいっ
『あ~なるほど。そう来たか・・・』
〖な、なんだか分からんが美味そうなのは分かる。サーヤの顔で〗
〖ああ、そういえば鍛冶神は初めてでしたね〗
『私はたしか、ちらし寿司というのは頂きましたが、美味しかったですね』
〖何だと!?俺も食いたいぞ!〗
『でしょう!?子鬼ちゃんたちも初めてよね?行きましょう!みんなで今すぐに!海辺でとれたてぴちぴちの海鮮丼!』
〖任せろ!牙王!〗
『おうよ!任せろ!』
『え?牙王様、空飛べんのか?』
『ん?走ってくんじゃねぇのか?まあ、問題ないけどな。空も走れるしな』
『そうなのか?すげえな!』
『まあ天虎だからな!』ふふんっ
「ほえ~しゅご~」
『私を忘れては困りますね』
『ほほぉ、私のこともだな』
「ふお~てんちゃん、びゃくやしゃんっ」
たしかに飛ぶのはおまかせだね!
『んじゃ、支度していくか、山桜桃と春陽と、おかみさんたちに手伝っ・・・』
『『お任せ下さい!』』
『『『任せな!』』』
『『『わはは!コンロも炭ももう持ったぜ!』』』
『あ、あはは、流石だな・・・』
「ふお~」
『あらあらまあまあ』
いつからいたのかな?
『サーヤのお顔がキラキラになった辺りからだよ~』
ぴゅいきゅい『『ぜったい』』
『『おいしいことだよね!』』
『『『そしたら』』』
みゃあ『うみっていったにゃ!』
『そこから速かったのだ!』
『あっという間だったわよねぇ』
『『はい。お母様!』』
「ふお~」
みんないたぁ
ぴゅい『おとうしゃん、おそとで』
きゅい『もうおっきくなってりゅよ!』
「ふあ?」
『そ、そうか、そりゃ急がないとな』
『あらあらまあまあ・・・』
みんな準備万端・・・
そんなこんなで
ざざーんっ
「う~み~♪」
『広いね~』
ぴゅいきゅい『『おっきい~』』
う~み~は♪ひろい~な♪大きいな~♪だからね!
今日はペンギンさんのキャップと水着だよ!嘴とぷっくりおしりがポイントです!腕に着いた浮き輪はペンギンさんの羽です!サンダルはペンギンさんのあんよだよ!
〖ふむ。では、行きましょうか〗
『そうですね。それでは、鍛冶神頼みますよ』
〖よっしゃ!やり方はアルコンに聞いたからな!任せろ!〗
ん?何する気かな?
〖それっぽく、三叉の鉾!トライデントだな!〗じゃきんっ
「ふお~かっちょい~!」
海の神様みたい!外国の!
〖んじゃ行くぞ!せーのっ!おりゃあーっ〗ザンッ
ズザザザザザザッ
「ほええ?」
『え~?海が~?』
ぴゅいきゅい『『しゅご~い』』
『に、にいちゃんっ』
『水がないんだなっ』
『あわわ。そ、そうみたいなんだな』
ぽぽちゃん兄弟、あわあわ
『『『・・・ぅそ~うみ、われた』』』
子鬼ちゃんたち呆然
あ、ちなみに強い陽射しがダメなぽぽちゃん達はサングラスに全身が隠れる水着に、おいちゃんが直ぐにおっきなパラソル立ててスタンバイ!お日様対策もバッチリ!
〖こんな感じか?ほら、ちびっ子!しばらくこのままだから行ってこい!〗ニカッ
「ふえ?」
い、いってこい?
〖そうだぞ!ほら、凛なんか既に〗
『あらあらまあまあ!ホタテにウニに、あらこれナマコ?このわた作れるわね♪うふふ。まあ!大きな伊勢海老!えい!』チュインっ
『うふふ♪魔法便利ね~♪簡単に活じめ♪うふふふふ』
〖な?嬉々として拾いに行ってるぞ〗
「ふお~」
ほんとだ~
『本当にしばらくはこのままなんだな?』
〖おう!任せろ!〗ニカッ
ヴァル様すっごいいい笑顔!
『俺らもいるから行こうぜ!』
『そうですよ。私たちがついてますからね』
「あい!」
牙王様も天ちゃんもいるなら安心♪
『行こう行こう~♪』
そして、本来は海底の所をマジックバックを持って
「うきゃあっおしゃかにゃっ」
びっちびっち!
『おお・・・新しい釣りの方法なのか?釣りじゃないか、魚拾いだな。うお?でっかいカツオが落ちてるぞ。シュールだな・・・よっと』
おいちゃん、回収。じゃあ、サーヤも、えいっ
ぴゅいきゅい『『あ、おとうしゃん!』』
『『エル様もいるよ~』』
壁の向こう・・・
『壁・・・海が両側にそびえ立ってるな』
「あい」
壁の向こうは海・・・お魚がいっぱい泳いでて
『ドラゴンって泳げるんだな』
「ちらにゃかっちゃ」
『あれなに~?おっきいね~』
『あれはぁ、クラーケンねぇ』
結葉様が教えてくれます。
ぴゅいきゅい『『おとうしゃん、しゅご~い!』』
アルコン様、あんよの鋭い爪でクラーケン仕留めてます。
『『『エル様とバートさんのは?』』』
『あれは、マグロ?』
「まぐりょ?くじりゃ?」
『うん。大きさは鯨のマグロだな』
うわ~ビリビリ魔法?
〖なあ、これも食えるのか?〗
「ふお?」
『ヴァル様?海は・・・』
〖ん?数時間はこのままだぞ〗
『そ、そうか、良かった。ビビらせないでくれ』
たしかに海割った張本人がこんなとこ居たら驚くよね。しかも
『蟹と海老だな。食えるぞ。美味い、はず・・・でけぇけど』
〖そっか。なら、まだたくさん必要だな!〗にかっ
『は、ははは・・・』
「しゅごー」ぱちぱち
『あらあらまあまあ、サーヤの目がびっくりしすぎて落っこちそうね・・・』
だって、両肩にヴァル様の三倍位ありそうなカニさんとエビさんが・・・
『馬鹿力だな・・・』
だよね・・・
『あらあらまあまあ、大漁ねぇ。予備の神棚持って来て正解ね♪おほほほ』
『は?予備の神棚?』
なんじゃそりゃ?
『俺たちに作らせたんだよ』
『こういう時のために持ち運び用だとさ』
『直ぐに供えなきゃいけないんだと』
『「へ、へ~」』
おばあちゃん
凛さん、何やってんだ
そして
〖うっめーっ!〗ガツガツガツガツ
『だな!生臭いだけだと思ったけど、すっげえ美味い!これからは生魚も食えるな!』バクバクバクッ
『あ、ウニもっとください』
『私はネギトロを』
神様たち、海鮮丼をすごい勢いで食べてます。いっぱいあるから逃げないよ?
『サーヤたちは』
『落ち着いてゆっくり食べましょうね』
「あ~い」
『『『『は~い!』』』』
フゥとクゥがみんなの面倒見てくれてます
『うっしゃ!エビフライも揚がったぞ!』
『ホタテもアジ揚がりました!』
『天ぷらもいけますよ!エビ、イカ、キス』
『野菜も食べるんだよ』
『かき揚げにしたよ』
『素揚げもいけるねぇ』
おいちゃんや、山桜桃ちゃん、春陽くん、おかみさんたちは、今はじゃんじゃん揚げ物作ってます。
サーヤたちは先に作ってもらった海鮮丼と、あら汁食べてます。
おばあちゃんと、親方たちは
『こっちもいい感じね。サザエにそろそろお醤油垂らしましょうか』
『ホタテもいい感じだな』
『エビもイカもタコも焼けるぞ』
『あ~酒飲みてぇ』
『あらあらまあまあ、それは今は我慢してちょうだい』
『『『分かってるよ!』』』
磯焼きも出来てます!
「こおにちゃ、おいち?」
『・・・ぅ、うん』
『・・・すっごく』
『・・・ぉいし』
「よかっちゃ!」
前より食べる量が増えた小鬼ちゃんたちも笑顔で食べてます。良かった!
突然決まった海で海鮮丼祭りは大成功でした!
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。ああ、敬老の日間に合わなかった~
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やがて結衣は、神から授かった力と自らの知識を駆使し、戦う上の兄や姉を支え、頭脳派の兄の仕事を手伝い。可憐で優しい姉をいじめる連中には、姉の代わりに子ドラゴンやもふ強魔獣と共にざまぁをするようになって?
これは神様の度重なるミスによって、幼児として転生させられてしまった結衣が、ドラゴンやもふ強魔獣に懐かれ、最強のドラゴン騎士家族と共に、異世界で幸せいっぱいに暮らす物語。
転生先は海のど真ん中!? もふ強魔獣とイケオジに育てられた幼女は、今日も無意識に無双する
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25歳の高橋舞は、気がつくと真っ白な空間におり、そして目の前には土下座男が。
話しを聞いてみると、何とこの男は神で。舞はこの神のミスにより、命を落としてしまったというのだ。
ガックリする舞。そんな舞に神はお詫びとして、異世界転生を提案する。そこは魔法や剣、可愛い魔獣があふれる世界で。異世界転生の話しが大好きな舞は、即答で転生を選ぶのだった。
こうして異世界へ転生した舞。ところが……。
次に目覚めた先は、まさかの海のど真ん中の浮島。
しかも小さな子どもの姿になっていてたのだ。
「どちてよ!!」
パニックになる舞。が、驚くことはそれだけではなかった。
「おい、目が覚めたか?」
誰もいないと思っていたのだが、突然声をかけられ、さらに混乱する舞。
実はこの島には秘密があったのだ。
果たしてこの島の正体は? そして舞は異世界で優しい人々と触れ合い、楽しく穏やかな日々を送ることはできるのか。
もふもふが溢れる異世界で幸せ加護持ち生活!
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いつも『もふもふが溢れる異世界で幸せ加護持ち生活!』をご愛読いただき、ありがとうございます。
10月21日、『もふもち』コミカライズの配信がスタートしました!!
江戸はち先生に可愛いジョーディ達を描いていただきました。
先生、ありがとうございます。
今後とも小説のジョーディ達、そしてコミカライズのジョーディ達を、よろしくお願いいたします。
*********
小学3年生の如月啓太は、病気により小学校に通えないまま、病院で息を引き取った。
次に気が付いたとき、啓太の前に女神さま現れて、啓太自身の話を聞くことに。
そして啓太は別の世界の、マカリスター侯爵家次男、ジョーディ・マカリスターとして転生することが決まる。
すくすくそだった啓太改めジョーディは1歳に。
そしてジョーディには友達がいっぱい。でも友達は友達でも、人間の友達ではありません。
ダークウルフの子供にホワイトキャットの子供に。何故か魔獣の友達だらけ。
そんなジョーディの毎日は、父(ラディス)母(ルリエット)長男(マイケル)、そしてお友達魔獣達と一緒に、騒がしくも楽しく過ぎていきます。
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
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「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
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本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
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無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~
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「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」
特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。
しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。
バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて――
こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。
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