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♡ちろしこちろしこちろしこちろしこ♡

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 寺の息子の寺田克典は、高校のクラスメイトの木本紗耶にお願いをした。

「集中力を上げるために協力してくれないか」

「集中力?」

「うん、ほら、俺寺の息子だろ?将来は寺を継ぐことになるからさ、お経とか読む時、集中力がいるだろ?それを上げたいんだよ、ほら、俺集中力あんまりないからさ」

「うーん、良いけど、何をすれば良いの?」

「今日学校が終わったらうちの寺に来てくれよ、それで俺がお経唱えるからさ、どんな手を使っても良いから、俺の集中力を乱すようなことをしてくれよ」

「どんな手を、使っても…?」

「うん」

「んー、まーいーけど?」

「ほんとか?ありがとう、じゃあ学校終わったら、寺で待ってるから」

 放課後、急いで家に向かう寺田の後ろ姿が見えた。

「一緒に行こうとか、ないのかしら」

 紗耶は1人で寺に向かった。

 紗耶はインターホンを押した。克典が出て、2階に来るように言った。

 寺田の家は5階建てで、その2階に本堂がある。

 本堂に入ると、袈裟姿の克典が木魚を叩きながらお経を読み上げていた。

「ああ、もう始まってるのね」

 とりあえず紗耶は克典が叩いている木魚の棒を取り上げて、克典の頭を木魚がわりに叩いた。

「かんじーざいーぼーさつー」

『ポクポクポクポク』

 そして紗耶はおりんを克典の耳元でチーン!と鳴らした。克典は微動だにしない。読み上げを続けている。

「はんにゃーはーらーみーたーじー」

 紗耶は克典の後ろでスカートの中に手を入れ、パンティを脱ぎ、それを克典に被せた。

「しょーけんごーうん!かい…くう…どーいっさいくーやく」

 微細な反応はあったが、まだまだ集中力を保っていやがる。紗耶も中々の強敵にテンション上がってきた。

「ふっふっふ、お主、中々やるな」

 紗耶はそう言って背中に抱きつき、胸を押し当て、右の耳の穴を舌先でチロチロと吐息混じりに舐めながら、克典の如意棒を袈裟の上から左手でこすった。

「んふぁっチロチロシコシコ、あっふぁ~チロチロシコシコ」

「しゃーり~っんし~いぃ~!」

「ちろしこちろしこちろしこちろしこ」

「ああああしっきぃふぅぅいっくぅ~~~~!!!!!」

 ビクンビクンと全身を震わせる克典のリズムに合わせて紗耶は木魚を叩きながら耳元で囁いた。

「まだまだ修行が足りませんなぁ」

 そして優しくキスをした。
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