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本編2

エリックとの昼食と、ジルベールの情欲★

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「あんっ♡だ、め……エリック、さま……っ」
「何が駄目なんだい?ほら、ちゃんと口を開けて昼食を食べて。サンドイッチだから食べやすいでしょ?」

食堂の奥にある王族専用の個室にて、ソファーに座るエリックの膝の上で横抱きにされているヴィクトリアは、エリックから悪戯されていた。
ブラウスの上から柔らかな双丘を揉みしだかれ、的確に柔らかな頂きを擦り付けてくるのだ。下着やブラウスの上からなので、本当に鈍い刺激しか感じない筈なのに、敏感なヴィクトリアはふるふると身体を震わせてしまう。

「昼食に集中出来な……っ」
「ふふ、可愛いリア。もうココは硬くなっているのかな?直接確かめてもいい?」
「だ、駄目!直接なんて、絶対に…………ひあっ?!」

ブラウスの裾を引っ張り出し、するりと中に手を入れたエリックは、下着を押し退けて、直にヴィクトリアの勃ち上がっている赤い果実を指できゅうっと摘んだ。

「やっ、やぁああん♡♡直に触っちゃ……だめぇ♡♡」

きゅうっと親指と中指で摘んだ果実の中心を、人差し指でクリクリ転がすように弄られると、ヴィクトリアはビクリと身体を揺らしてイヤイヤと首を振る。

「ここをクリクリされるの好きだよね?ちゃんと公平に、両方とも弄ってあげるよ」

クリクリクリクリ♡♡
クリクリクリクリ♡♡

「あんっ♡♡そんな、クリクリしちゃだめ、なの……♡♡」
「どうして?気持ち良くない?」
「違っ……気持ちい……です、けど……っ」
「気持ちいいのに駄目なの?ああ、そうか。足りないから駄目ってこと?」
「な、何を………あああっ♡♡」

ぐにぐにと双丘の形を変えられて、赤い果実を指で強く弾きながら、ヴィクトリアの形の良い耳に舌を這わせていく。
ヴィクトリアは手にしていた昼食のサンドイッチをお皿の上へ落としてしまい、必死に止めようとエリックの腕を掴む。

だが、エリックの腕はビクともせず、ヴィクトリアのマシュマロのような膨らみの柔らかさを堪能し、赤い果実を弄り続けている。

「はっ……はぁ、ん♡♡」
「柔らかくて、しっとりしてて、凄く良い触り心地だよ。先っちょも、こんなに硬くして。……気持ち良いね、リア♡」
「え、えりっく、さま……♡」

下腹部に熱が集中し、何かがトロリと秘処から溢れてくる。
上ばかりではなく、下も触って欲しいという欲求が高まってくるけれど、恥ずかしくて、とてもそんな事は口に出来ない。
エリックはそんなヴィクトリアの状態を見透かしていたが、わざと胸ばかりを執拗に攻め続け、決して下には触れないようにしていた。
ヴィクトリアが我慢できなくなるのを待っているのだ。

「リア?足がもじもじしているけど、どうかした?何かして欲しい事があったら、ちゃんと言ってね・・・・・・・・?」
「~~~~っっ」

エリックの言葉の意味を悟り、ヴィクトリアは羞恥で顔を真っ赤に染めた。
まだまだ、本音を口に出来ないヴィクトリアは、やはりエリックの動きを止めようと腕を掴む。無駄な徒労に終わると分かっていても。


……………………
…………


その日。
ジルベールは朝から忙しなく動いていた。エリックに頼まれた資料のまとめや、個人的な仕事があった為だ。授業中は勿論授業に専念していたが、それ以外の休み時間は全てをそれらの仕事に回していた。
そうして、やっと一段落し、ちょうど昼休憩だから昼食でも取ろうと食堂の奥にある王族専用の個室へと足を運んだ。ジルベールは王族ではないが、入学した時にエリックから許可を貰っていたので、問題なく使用出来るのだ。

けれど。


「ひゃああんっ♡♡やだ、エリックさま……!」

扉を開けようと、ドアノブに手を掛けたところで、ジルベールがその動きをピタリと止めた。

(今の声は…………ヴィクトリア?)

気付かれぬように、扉を少しだけ開けてみると、中に居たのはエリックとジルベールの愛する女性だった。
二人は婚約者なのだし、エリックが手を出しているであろう事は予想していた。だが、いざそれを目の前にすると、やはり動揺してしまう。

(こんな所でしているなんて)

ジルベールは、既に何度かヴィクトリアの身体を味見している。
最近では都合良く夢の中に現れる彼女に、自分のしたい事をしているから、現実ではきちんと理性が働いて以前のような行動は取っていなかった。

しかし。

「ほら、きちんと言ってくれないと分からないよ、リア。……どこを触って欲しいの?」
「……下、に……」
「下??それだけじゃ分からないよ」

ヴィクトリアの瞳が、涙で濡れている。
長く艷やかな睫毛が震えていて、一瞬たりとも目が離せない。

君は本当に美しく、魅力的だ。
そうして、ジルベールはヴィクトリアを見つめながら、切ない息を静かに吐き出す。

「私の、大事なところに……濡れてる、ところに……触って欲しい、です」
「へぇ。濡れてるんだ?……どのくらい、濡れてるんだい?」
「そ、れは」
「まだ胸しか触ってないし、きっと少しだけ、だよね?まさか、びしょびしょのぐしょぐしょになってたりしないよね?」
「……っ」
「だって、胸だけでそんなに濡れていたら、凄くはしたなくて恥ずかしいもんね?」
「あの、わ、私……っ」
「…………あれ?」

エリックの手が、ヴィクトリアのスカートの中へ入り込み、何かを確かめるように動いていく。

そうして、エリックが意地悪な笑みを浮かべて「おかしいね?」と言うと、ヴィクトリアの身体がビクンと弓なりに仰け反った。

「ああっ♡♡」

次いで聞こえてきたのは、ぐちゅぐちゅとした卑猥な水音。ショーツ越しに指を動かし、わざと大きく音を立てる。

「おかしいなぁ。びっくりするくらいぐちゃぐちゃに濡れてるよ?ねぇ、リア。聞こえるよね?凄い音が聞こえるよ。リアの身体が淫乱過ぎて、恥ずかしいくらいに濡れちゃってる音。ほら、ほら♡」
「あああああんっ♡♡止め……っ!音、いやぁっ」

ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ♡♡
ちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐ♡♡

ヴィクトリアの生々しく扇情的な姿を目の当たりにして、ジルベールの欲望が熱を持ち、むくむくと質量を増してズボンを押し上げる。

「音が嫌?でも、この音の原因はリアにあるんだよ?リアがあんまりにも欲しがりで、淫乱だから、胸しか弄ってないのに、こんなにぐちゃぐちゃに濡らしちゃったんだから。それとも、これは粗相かな?確かめないといけないから、下着は脱ごうね?」
「やっ、やぁっ♡♡んんっ♡♡」
「あーあ。もうこの下着は使えないね。……今日はもう、何も履かずにこのままでいようか。」
「?!」
「放課後になって、もしもココが濡れていたら、たっぷりお仕置きしないとね。だって、君は皆の模範となるべき淑女の公爵令嬢なのだから。はしたなく濡らしたまま授業を受けるだなんて、当然許されないよ」

ズルリと脱がされたヴィクトリアのショーツは確かに驚くほどぐっしょりと濡れていて。

ヴィクトリアが羞恥から顔を逸らすと、エリックは容赦なく指を二本、一気に蜜壺の中へぐちゅりと挿入して、花芽の裏側辺りを何度も何度も擦り上げていく。
ヴィクトリアから、悲鳴に近い嬌声が上がった。

「ひゃああああんっ♡♡」
「凄い締め付けだ。……リアは本当に欲しがりだね?でも、僕はそんなリアが好きだよ。……愛してる。ほら、いっぱい僕を感じて?指でイッた後は、ぐしょぐしょになっている場所を、僕が綺麗にしてあげるからね」

エリックの指で何度も何度もイカされた後、今度は綺麗にすると称し、舌を使って秘処を何度も舐められて。

(嗚呼、ヴィクトリア……っ!あんなにエリックに感じて、がって……!)

いつの間にか、ジルベールは扉の外で自身の肉棒を取り出し、扱いていた。
ヴィクトリアの感じて悦がる様が、どうしようもなくジルベールの情欲を掻き立てる。今すぐにめちゃくちゃにしてやりたい衝動に駆られながらも、必死にそれを抑えつつ、誰もいない通路で己の欲望をシュッシュッと扱く。


「も、もう、止め……!ゆるしてぇえ♡♡あああああっ♡♡♡」
「リア、リア♡♡潮まで吹いて、どれだけいやらしいのだろうね?また僕の舌で綺麗に舐めて欲しいからって、本当に仕方がないなぁ♡♡」
「やぁあああんっ♡♡らめ、らめっ……!もう、舐めちゃ……ああああーーーーーーっっ♡♡♡」

ヴィクトリアのお願いは聞き入れられることなく、エリックに花芽をじゅるじゅる嬲られて、何度目か分からない絶頂にビクビクと身体を震わせ、痙攣する。
その様子を見て、エリックは嬉しそうに蕩けるような笑みを浮かべた。

「ふふ。こんなに下の口をパクパクさせちゃって、本当に可愛いなぁ。だけど、お預けだよ。お預けされたまま、放課後まで濡らさずにいられたら、ご褒美として先っちょだけ挿れてあげるからね。今月は僕の形を隅々まで覚える事が、リアの僕の伴侶としての課題だよ。……一緒に頑張ろうね?リア♡」
「~~~~っっ♡♡♡」



そうして、扉の外の通路にいたジルベールも、己の熱い欲望を吐き出した。
一度では足りず、何度も何度も。

汚した床は魔法によって処理したジルベールだったが、まだ質量を失わない己のソレに静かに嘲笑した。

やはり、彼女が欲しい。
そう強く願いながら、ふと気付いた。
彼女の紅い瞳・・・に。

確かにヴィクトリアの瞳は美しい藤色だった筈だ。
それなのに、今は紅い。
まるで夢の中で見た、彼女のように。


「まさか…………」


* * *
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