49 / 113
旧ver(※書籍化本編の続きではありません)
飢餓状態のヴィクトリアに、アベルの精気★
しおりを挟むシュティに触手の魔物の残滓を取り除いてもらった。
それだけで私の人としての尊厳というか、大事なものを無くしてしまった気がして精神がゴリゴリ削れたのに、更なる問題が襲い掛かってきた。
(お、お腹が空いた……)
むしろ、空いたなんて言葉では言い表せない。
それくらいお腹が空いてる。
死にそうな程に空腹だ。
さっきまで、ここまで酷い空腹感は無かったのに。
「……魔物の残滓が出していた媚薬の効果が完全に切れてしまったようだね。あの媚薬には、空腹感を抑える作用もあったみたいだから、効果が切れてしまった今、ヴィクトリアは酷い飢餓感に襲われている筈だ。早く精気を食べさせてあげないと」
シュティの声が聞こえる。
だけど、何を言ってるのか、よく理解出来ない。
食べたい。
早く早く、食べないと……
「まずは一番元気で血気盛んそうな君からしたら?確か、名はアベルだったっけ。次に肌の色が褐色の君。エリックと眼鏡くんは時間が掛かりそうだからね」
「何故、シュティが順番を決めるんだい?」
「ヴィクトリアの命が大事なら黙ってろ、小童が」
抗議の眼差しと共に問い掛けてきたエリックを、シュティがピシャリと黙らせる。
こう見えて、シュティは数百年生きている聖獣だ。
最年長としての貫禄を遺憾なく発揮した結果、全ての者が口を閉ざし、彼の言葉に従うほかなかった。
フィルやナハト、ルカであっても、純粋な力勝負ではシュティに敵わない。
魔物組は元より、今の状態のヴィクトリアには人間の精気が必要だと理解していた為、口出しすらしなかった。
だが、当然気持ちの面では割り切れていない。
口出しこそしなかったが、フィルやナハトは悔しそうに唇を噛み締め、拳を白くなる程に握り締めている。
本当は自分達の力だけでヴィクトリアを癒やしたいのに、それが出来ないからだ。
黙って見ているか、辛いならばこの場から退散するしかない。
故に、フィルとナハトはヴィクトリアを見守る方を選んだ。
人間達からギリギリまで精気を搾り取ったら、その後は自分達の番だ。癒やし、ヴィクトリアを一番気持ち良くする。
今は我慢の時だ。
ヴィクトリアを失いたくないのなら。
……………………
…………
シュティから一番手を任されたアベルは、ソファーでぐったりしている息も絶え絶えなヴィクトリアに近付いて、未だ濡れたままの秘裂を指でなぞった。
「ひぅっ♡♡」
「あーあ。凄いヌルヌルで、触るとぴちゃぴちゃ音がするね?いやらしいなぁ。夢の中のリアもいやらしい淫乱だったけど……」
ちゅぷぷぷぷ♡♡
「あっ♡あっ♡あはぁ♡♡」
「指、美味しい?現実のリアの中の方が熱い気がする。……すぐに、もっと良いものを食べさせてあげるね。リアの大好物だよ?」
そう言って、アベルはエリック達の目がある事などお構いなしに、自身のそそり勃つ熱い肉棒を制服のズボンから取り出した。
張り裂けそうな程にガチガチで、タラタラと先走りの汁を垂れ流す熱棒を視界に捉え、ヴィクトリアはコクリと喉を鳴らす。
(美味しそう……)
ヴィクトリアの視線に気付いたアベルは、蕩けるような笑みを浮かべて、「コレが欲しい?」と優しく問い掛ける。
「……ほ、しい……」
飢餓状態に陥ってしまったヴィクトリアに、理性は無い。
素直に頷くヴィクトリアを見て、アベルは堪らないといった顔をして、自身の熱棒の根元をギュッ握った。でないと、今すぐに射精してしまいそうだったからだ。
アベルの口から切ない吐息が零れる。
「……そんな蕩けた声でおねだりされたら、それだけでイッちゃいそうだよ。リア、挿れて欲しい?俺のが欲しい?」
「欲しい、の。……早く、挿れて……?」
涙の滲むヴィクトリアの瞳はトロンとしていて、甘い声音も蜜のようで、アベルの理性がガラガラと崩れていく。
「……っ!……いいよ。じゃあ、自分で両脚を広げて、閉じないように持っててくれるかな?間違ったところに入るといけないから、ちゃんと開いて、よく見せて?」
「ん……」
素直に両足を自分で持って開き、M字に開脚して、トロトロの秘部をよく見えるように、アベルに晒す。
理性は働いていない筈なのに、アベルに自分なら恥ずかしい部分を見せているのだと無意識に認識しているのか、蜜がトロリトロリと止めどなくしとどに溢れ出てくる。
アベルはそんないやらしい秘処を眺め、その瞳に獰猛な光を宿す。
指で何度も秘裂を上へ下へとなぞりながら、わざと卑猥な水音を響かせ、ヴィクトリアの耳を甘噛みする。
「やっ……あぁん♡♡」
ゾクゾクとした快感が走り抜け、肌が粟立つ。
「気持ち良い?軽くなぞってるだけなのに、すごい音だね。恥ずかしい音、全部皆に聞こえちゃってるよ?ほら♡」
くちゅくちゅくちゅくちゅ♡♡
じゅぷじゅぷ♡♡ぐちゅずちゅ♡♡
アベルの指が秘裂をなぞり、同時に蜜壺の中も指で掻き混ぜていく。
ぐちゅぐちゅと淫靡な水音が耳に届き、ヴィクトリアのお腹の奥がジンと熱くなる。
「あっ、ああっ♡♡早く……もっとぉ♡♡」
「もっと?……指?それとも……」
「指だけじゃ、足りな……♡♡」
「ふふ、いやらしいなぁ。でも、すごく可愛くて堪らないよ。いいよ、ほら♡さっき、もっと良いものをあげるって言ったもんね?」
そう言うなり、アベルが自身の熱く猛る肉棒を、ヴィクトリアの中へ勢いよく挿入した。
「あーーーーーーーーーっ♡♡♡」
ヴィクトリアがビクンッと背中を仰け反らせながら絶頂する。
アベルの熱棒があまりに気持ち良くて、心地良くて。
「……っ……!……挿れただけで、イッちゃったの?」
「だって……気持ちい♡♡」
「気持ち良い?」
ずちゅん♡♡
「ひゃあん♡♡」
限界まで引き抜いてから、シュティのモノに引けを取らないアベルの立派過ぎる熱棒が、一気にヴィクトリアの最奥を突き上げる。
その度に最奥をゴリリッ♡♡と抉られて、ヴィクトリアは快楽に身体を震わせた。
「やんっ♡♡あっ、あっ♡♡ひぃんっ♡♡」
「気持ち良い?……俺は……すごく、いいよ♡……リアの中、うねってて、熱くて……イッちゃいそうだ……っ」
「イクッ……♡イッちゃうぅ♡♡」
「いいよ。ほら、イッて?皆が見てる前で、一緒にいっぱいイこう?」
「ひゃああんっ♡♡あべる……せんぱ……っ♡♡あべるぅう♡♡♡」
「……っ……リア……!」
ビュルルルルルッ♡♡♡
ビクンビクンと身体を震わせながら達してしまったヴィクトリアと同時に、アベルも我慢出来ず、己の白濁とした欲望をたっぷりと中へ吐き出した。
「~~~~?!」
瞬間。
アベルの精気がドッと流れ込み、ヴィクトリアの空腹を和らげていく。
ヴィクトリアはうっとりと恍惚とした顔をして、甘美な味に酔いしれた。
(美味し……♡アベル先輩の味、美味しくて染み渡る……♡♡)
そうして、すぐに質量を取り戻したアベルのソレを、ヴィクトリアがまだまだ足りないとキツく締め付ける。
まだまだ足りない。
もっともっと欲しい。
「くっ……!……り、あ……?」
あまりに甘く、気持ち良過ぎる強い締め付けに、アベルが眉根を寄せて顔を歪ませた。
はぁはぁと息遣い荒く、ヴィクトリアを見つめると、その蕩けた深紅の瞳にどうしようもなく魅せられてしまう。
瞬きすら出来ず、息を呑む。
「もっと……アベルを頂戴……?」
プツリと何かが切れた。
「ひゃあああんっ♡♡気持ちい、アベル♡♡気持ち良いのっ♡♡」
「リア!リア……!」
ズチュンズチュンズチュンズチュン♡♡
二人の蜜が泡立つ程に、肉と肉が激しくぶつかり合う。
ヴィクトリアとアベルは、まるで獣のように互いを貪り合った。
二人の熱過ぎる情事はそのまま寝ずに一晩続き、朝まで繰り返されたのだった。
* * *
11
あなたにおすすめの小説
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話
よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。
「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
【R18】深層のご令嬢は、婚約破棄して愛しのお兄様に花弁を散らされる
奏音 美都
恋愛
バトワール財閥の令嬢であるクリスティーナは血の繋がらない兄、ウィンストンを密かに慕っていた。だが、貴族院議員であり、ノルウェールズ侯爵家の三男であるコンラッドとの婚姻話が持ち上がり、バトワール財閥、ひいては会社の経営に携わる兄のために、お見合いを受ける覚悟をする。
だが、今目の前では兄のウィンストンに迫られていた。
「ノルウェールズ侯爵の御曹司とのお見合いが決まったって聞いたんだが、本当なのか?」」
どう尋ねる兄の真意は……
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。