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番外編(※書籍化本編のif)
if~もう一つの選択~<フィルside>
「ひぅっ♡フィル、待っ…」
「待てません」
「ひゃあああああんっ♡♡♡」
人間が誰もいない山の奥。人里離れた洋館で、私たちはもう何年も甘くドロドロに交わる日々を送っている。
ヴィクトリア様が私の命を助ける為に、自ら純潔を散らし、サキュバスとなったあの日に、私とナハトは彼女と共に公爵邸を出た。そして、サキュバスへと転じた影響で、魔力が常に枯渇状態の彼女を癒すべく、毎日のように魔力となる精気を与え続けた。その甲斐あって、今ではヴィクトリア様も魔力が以前より回復している。とはいえ、まだまだ油断はできない。
「フィル、もう大丈夫、だから…っ。お、お腹いっぱいで…」
「嘘はいけませんね。噓つきには沢山お仕置きをしましょうね?」
「やっ♡やだやだやだ♡♡ゆるしてぇぇぇ♡♡♡」
美しく妖艶なヴィクトリア様の身体を可愛らしいリボンで拘束し、両手と両足の自由を奪って、彼女の弱く敏感な花芽をヌルヌルと舐め続ける。極上の身体。彼女の身体は人間だった時も、サキュバスへと転じた今も、非常に感度が高く、恐ろしく敏感で、何度でもイッてしまう。
「さぁ、中も沢山解しましょうね♡」
「し、尻尾はだめ!尻尾は挿れちゃ…」
「おや?まだ尻尾を挿れるだなんて言っていないのに。では、ご要望にお応えして♡」
「ちっ、違っ…だめぇっ!だっ…、あああああああっ♡♡♡」
インキュバスの私やナハトが普段は隠している、つるりとした尻尾の先端を、ヴィクトリア様のトロトロに蕩けた蜜穴へと思いっきり挿入する。そして、一番奥にある子宮口に、尻尾の先端を変形させて、濃厚なディープキスを繰り返した。
「らめっ、らめなのぉっ♡♡イッちゃう♡♡イッちゃうからぁっ♡♡あああああっ♡♡♡」
「ここが好きでしょう?奥のくびれた、プルっとしているところ。ほら、ここです♡」
「ひゃあああああんっ♡♡♡」
子宮口に変形させた尻尾で濃厚なキスを繰り返しながら、下腹部をグッと押し、花芽を嬲れば、愛しい彼女は何度も何度も身体をビクビクと痙攣させ、連続で達してしまう。私の尻尾を必死で締め付けてくる彼女が、なんとも可愛らしくて堪らない。
「またイッちゃ…っ♡♡いやぁ♡♡ゆるし…、~~~~~っ♡♡♡」
「ああ、ヴィクトリア様。こんなにだらだらと恥ずかしい涎を溢れさせてしまうなんて。余程気持ちが良いのですね?私もそろそろ我慢できなくなってきました。…挿れて欲しいですか?」
これ以上ない程に柔らかく解れきったヴィクトリア様の蜜穴に挿入すれば、どれほど気持ち良いか。細い尻尾だけでは、ヴィクトリア様も全然足りないだろう。
「い、いれて…♡フィルのが、欲しいの…っ」
「ふふ。何をどこに挿れて欲しいのですか?」
「……っ」
未だに恥ずかしがるヴィクトリア様が、本当に堪らなく愛おしい。尻尾でのキスを止め、蜜道の中を優しく行ったり来たりしながら、私の催淫効果のある唾液で熟しきった花芽を、カリカリと指先で優しく刺激しながら問いかける。
「あっ♡あっ♡かりかりしちゃだめっ…♡♡」
「そうじゃないでしょう?ほら、何が欲しいのでしたっけ?」
「ひぃんっ♡♡」
カリカリカリカリ♡♡
くちゅくちゅくちゅくちゅ♡♡
「ふぃるの…っ、フィルの、熱くて硬いおちんちんを…私の……」
「私の?」
「ひぅっ♡♡…わ、私の、とろけた穴に……お、おまんこに…挿れて欲しいの♡」
――嗚呼、ヴィクトリア様。
羞恥に瞳を潤ませ、震えながらも、必死に私を求めて下さる姿が愛おし過ぎます。
愛しています、ヴィクトリア様。心の底から貴女だけを。
「いい子ですね。いい子には、沢山のご褒美を差し上げなくては♡」
――バチュンッ♡♡♡
「やぁああああんっ♡♡♡」
「ほら♡ご褒美ですよ、ヴィクトリア♡♡」
――バチュンッバチュンッバチュンッ♡♡♡
「気持ちいっ♡♡気持ちいいよぉっ♡♡♡ふぃるぅうう♡♡♡」
「ええ、とても気持ちが良いですね♡もっともっと気持ち良くなりましょうね♡」
「あーーーーーーーーっ♡♡♡」
ヴィクトリア様の最奥を何度も何度も激しく穿ちながら、柔らかな肢体を抱き締め、その唇にキスをする。ヴィクトリア様とのキスは甘く、味も感触も全てが極上で。舌を絡めながら、片手で豊満な胸を揉みしだけば、いやらしい蜜穴がキュウキュウと締め付ける力を強めた。
「んぅっ♡♡~~~っぁ♡♡♡」
私の精気をヴィクトリア様が必死に喰べている。未だヴィクトリア様自身は、ご自身で意識的に精気を喰らうのが難しいようだ。まるで雛鳥のようで、更なる庇護欲をそそられる。
「愛しています、ヴィクトリア」
「…っ♡フィル……♡♡」
「!」
私やナハトが愛していると告げれば、ヴィクトリア様の深紅の瞳に熱が籠る。
そして、嬉しそうに締め付けてくるのだ。
反則ですよ、ヴィクトリア様。そのように嬉しそうな顔をされては、歯止めが利かなくなってしまう。雄としての本能が呼び起こされる。
――種付けしたい……!種付けしたい種付けしたい種付けしたいっ!!
「ヴィクトリア様…っ!」
孕ませたいっ…!!
「あっ♡あっ♡ああああーーーーーっ♡♡♡」
バチュンッバチュンッバチュンッバチュンッバチュンッ♡♡♡
激しく肉と肉がぶつかり合う音が寝室中に響き渡る。最奥を激しく打ち付け、何度も何度も愛しいヴィクトリア様を絶頂へと導きながら、はち切れんばかりに限界まで大きくなった熱く滾る白濁とした欲望を子宮口へと解き放つ。
「らめっ♡ぐりぐりしちゃらめぇえええ♡♡♡」
「また嘘を…っ、つきましたね?…くっ♡♡……いっぱいぐりぐりしましょう♡♡」
「ひゃあああああんっ♡♡♡」
グリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリ♡♡♡
最期の一滴まで子宮口にグリグリと擦り続け、その度にヴィクトリア様が連続イキを繰り返す。そうして、何度もヴィクトリア様の蜜穴に締め付けられ続け、再び私の欲望が大きく硬く、熱を取り戻す。第二ラウンドの始まりだ。
「さぁ、ヴィクトリア様。もっともっと気持ち良くなりま……」
「フィル!!何抜け駆けしてんだよっ!!」
寝室に突如として響き渡る、激しく扉を蹴破る爆音。
――しまった。調子に乗り過ぎましたね。ナハトが帰って来てしまった。
私が溜息をつきながら、ジロリとナハトを睨みつける。
「ナハト。また扉を壊しましたね?今月に入って何回目なのか覚えていますか?」
「俺が魔物の掃除をしている間に抜け駆けしているフィルが悪いっ!」
ピキッ。
ナハトは一体何をふざけたことを言っているのか。
「ヴィクトリア様にお食事を差し上げていただけです。それに、聞き捨てなりませんね。つい先日、私が街に買い出しに行っていた間、抜け駆けしていたのはナハトの方でしょう?」
「あれはっ…その…、ヴィクトリア様が可愛すぎて…」
「それは分かります。ですが、その時に話し合って決めたでしょう?ヴィクトリア様が空腹であれば、どちらかが不在であっても、お食事を差し上げても構わない、と。」
サキュバスとなったヴィクトリア様へのお食事は、当然精気だ。それに、以前より回復しているとはいえ、魔力も不安定。私がしていた行為は決して抜け駆けではない。
「でもお前、本気で種付けしようとしていただろ?」
「……」
我々インキュバスは魔物である為、本来であれば食欲、つまり獲物を喰らい、精気を吸い尽くすという欲求が何よりも強い。精気を吸い尽くせば、獲物の魔力は尽きてしまう。狙われた獲物の末路は、死か、眷属となることだ。そして普通のインキュバスであれば、眷属なった女をそのまま獲物として側に置いておくことはまずない。眷属となった時点で精気の味が落ちるからだ。インキュバスは人間の女の精気を何よりも好む。故に、子孫を残すために生殖行動をすることは殆ど無い。
「たね…づけ…?」
疲労と快楽の余韻で、ヴィクトリア様がうわ言のように疑問を口にする。そして彼女は、そのまま柔らかく笑みを浮かべ、爆弾を投下した。
「フィルやナハトの子供なら、きっとすごく可愛くて綺麗な子が生まれるね」
「ぐはっ!!」
「…っ!!」
それは私やナハトの子供が欲しいということですか?
私やナハトの子供を身籠ったなら、産んで下さると?
「やばい。……勃った」
「……私もです」
そうして、爆弾を投下したご本人は、そのままスヤスヤと寝入ってしまった。お仕置きと称して、少々無茶をさせてしまったので、今は休ませて差し上げるのが賢明だろう。
「…くそっ。…抜いてくる」
「賢明な判断です。…私もそうします」
ある意味、ヴィクトリア様が眠って下さって良かったのかもしれない。
あんなことを言われた後では、私もナハトも加減などできなかったでしょうから。
寝室を出る前に、ヴィクトリア様の身体を綺麗に清め、そっと額にキスを落とす。
「ゆっくりとお休み下さい。愛しい我が主。ヴィクトリア様」
目が覚めた時に、訊いてもいいでしょうか?
私たちの子供が欲しいか否か。
私は思わず口元を綻ばせる。愛おしい我らの主が、顔を真っ赤にしながら狼狽える姿が、容易に想像できてしまったから。
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