113 / 113
旧Ver番外編(※書籍化本編とは関係ありません)
アルディエンヌ聖公爵*ノアのその後⑦・ノアside*★(最終話)
ミリーの初めてを貰って散々抱き潰してしまったあと。僕はミリーからお説教をされた。僕の方がはるかに年上で、魔法でも物理的な力であっても僕の方が上なのに、何故だかミリーには敵わなかった。むしろ、逆らうどころか、ミリーに機嫌を直して欲しくて誠心誠意謝り続けた。
そうして――
『……もういいです。ノア様を受け入れたのは、私の意志でもありますから』
許しを得た。
顔を真っ赤に染めて、目を背けながらも、ミリーは最後には僕を許してくれた。そのことがあまりに嬉しくて、ムードもへったくれもなく、気付いた時にはミリーにプロポーズしていた。
『ミリー、僕と結婚して欲しい』
笑顔でそう告げた僕に、ミリーは大きな瞳をまん丸くして驚きの声を上げた。
『結婚って……え?ノア様、私のことが好きなのですか?』
『そうだよ。ミリーに対するこの気持ちが何なのか、最初はよく分からなかったけど…』
『……』
『今はもう、ちゃんと理解している。僕はミリーが好きなんだ。愛してる。ずっとずっと、ミリーと一緒にいたい』
『……っ!』
ミリーの顔が、さっきよりも更に真っ赤になってしまった。そんなミリーが可愛くて愛おしくて。
僕とミリーはお互いのことを沢山話した。ミリーが聖女になった経緯や、今回の式典後も聖女としての任期を全うしつつ、父である侯爵に逆らって就職先を見つけようとしていたことも教えてくれた。全くの予想外だった。
後から知ったことだが、顔合わせの場で他の聖女たちに悪口を言われていた時も、恐怖で震えていたわけではなく、怒りで震えていたそうだ。
……彼女はか弱い存在ではなかった。僕の想像以上に、ミリーは逞しく強い女性だったのだ。
『それなら、余計に僕が責任を取るよ。聖女である為の、ミリーの純潔を散らしてしまったからね。……というか、そこまで固い決意があったなら、どうして僕を受け入れてくれたの?』
まぁ、僕がドロドロのグズグズに蕩けさせてしまったのだけど。
僕が問いかけると、ミリーは恥ずかしそうに両手で顔を隠しながら、困ったように小さな声で答えてくれた。
『だって……貴方が可愛く見えてしまったのだもの…』
ボソボソと話してくれた答えに、僕の胸が大きく高鳴る。可愛いだなんて。誉め言葉ではないだろうし、僕には似合わない言葉だと思うのに、ミリーに言われたのだと思うと、それが不思議と特別に思えて、嬉しくて嬉しくて仕方がない。
『貴方が…ノア様がまるで幼い子供のように見えて。ごめんなさい。流石に失礼で…っ!』
気付けば、僕はミリーを抱きしめていた。
『好きだよ、ミリー。こんな情けない僕だけど、絶対に君を幸せにするから』
『ノア様…』
『ノアでいいよ。…ミリーには、そう呼ばれたい』
『……ノア』
今なら、母上のために人間を辞めた父上たちの気持ちが分かる気がする。僕とミリーは出会ってから日も浅い。でも、時間なんて関係ない。僕の全てがミリーを欲しているのだから。
◇◇◇
その後。春の花の式典は無事に終わった。美しく舞い踊った聖女たちに、見に来ていた多くの民衆たちは大歓声だった。そして、式典が終わった後、僕とミリーは早々に婚約を発表した。ミリーの実家である侯爵家の連中がやってきたり、突然母上がお忍びでお祝いに来たりと、なかなかに多忙で騒がしい日々を送ったが、僕は最高に幸せだった。
「はぁ……ミリー、ミリー。気持ちいい?」
「やっ…♡らめぇ……♡あぁっ♡♡」
ミリーの精気は、純潔を失ったあとも変わらずにずっと極上のまま。味は快楽を与えれば与えるほどに美味しさを増していくものだが、僕は僕自身が彼女に対して感じている感情にも大きく左右されるのではないかと思っている。
くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅ♡♡ヌルヌルヌルヌル♡♡
「やぁあああん♡♡一緒に弄っちゃらめぇ♡♡」
今日も今日とて、僕はミリーをぐちゃぐちゃのドロドロに可愛がって、愛し続けている。ひたすら我慢させ続けていた時の健気なミリーもすごく大好きだったから、今でもミリーには頑張ってもらうことが多いけれど。
「ノア…っ、もう挿れてぇ♡♡」
「ミリー、すごく可愛いよ♡でも、前戯は念入りに、時間をかけてゆっくりしよ?」
「も…もう挿れて大丈……っ♡ひゃああああ♡♡」
ミリーの花芽を口に含んで舌先で執拗に刺激すると、ミリーはもう何度目か分からない絶頂を向かえると共に、はしたなく愛液をぷしゃっと放出した。
「ああ、またイッちゃったね?嬉しいけど、イク前にきちんと教えてくれなきゃダメだろう?」
「の、のあ…っ」
「きちんと言えなかったから、ノルマを追加しようか。あと五回、イクって教えてくれながらイカなきゃ、中はお預けだよ♡」
「そんな……やぁあああああんっ♡♡待っ……ノアぁあああ♡♡♡」
レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ♡♡
ぢゅるるるるるる♡♡カリカリカリカリカリ♡♡
ビクンビクンと身体を跳ねさせて絶頂してしまったミリーに、僕は愛おしさを抑えきれず、貪るように再び花芽を執拗に嬲り尽くしていく。
「やらっ♡♡イッ……あああああああああっ♡♡♡」
「あは♡今夜も中はお預けかな?」
ああ、僕の熱を持ったガチガチのソレが、痛くて張り裂けそうだ。でも、僕を必死に叫ぶように求めてくれるミリーが可愛くてかわいくて。
ちゃんと言えるからと涙を溜めながらお願いしてくる彼女にゾクゾクしながら、僕は彼女を何度も何度も絶頂へと導いていく。
(パクパクしている蕩けた蜜穴が、だらだらと涎を垂れ流して僕を欲しがっている♡)
僕は間違いなく、母上と父上たちの子なのだろう。淫魔であり、悪魔であり、聖者であり、人間なんだ。
更に数時間が経ち、もう空が白んできた頃。僕はやっと、彼女の中へ自身の熱く猛る肉棒を最奥へと挿入した。挿れただけでミリーは果ててしまった。中が蕩けていて、うねっていて、僕を離すまいと必死に締め付けてくるのが、堪らなく愛おしくて。
「さぁ、頑張ったご褒美だよ、ミリー。いっぱい突きまくって、沢山子種を注いであげるから、ちゃんと全部飲み干してね」
「は…い…♡……ノア♡」
◇◇◇
そうして、僕はミリーを愛し続けた。
何年、何十年と月日を重ね、もう彼女を抱けなくなった後も、彼女が亡くなった後も、ずっとずっと。
父上たちには、ミリーとの絆を繋ぎとめようとしない僕の考えが理解できないようだったけれど、母上だけは僕の気持ちが分かるらしかった。愛し方は人それぞれであり、それが僕の選んだ道ならばと、優しく頭を撫でてくれた。
「ミリー、愛してるよ」
目に見えた形でミリーとの鎖を作らなくとも、僕たちは確かに繋がっている。
ミリーを抱けなくなった頃から、僕は性行為での食事をしなくなった。公爵位もミリーとの間にできた子供に譲り、見た目だけは若いまま、最期の時を過ごした。
(……きっとミリーは、僕を待ってくれている)
――だから、最期の瞬間さえ、僕は笑って逝けた。
Fin
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(102件)
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話
よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。
「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
女の子がほとんど産まれない国に転生しました。
さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。
100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳
そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。
当面は2日に1話更新予定!
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
【R18】深層のご令嬢は、婚約破棄して愛しのお兄様に花弁を散らされる
奏音 美都
恋愛
バトワール財閥の令嬢であるクリスティーナは血の繋がらない兄、ウィンストンを密かに慕っていた。だが、貴族院議員であり、ノルウェールズ侯爵家の三男であるコンラッドとの婚姻話が持ち上がり、バトワール財閥、ひいては会社の経営に携わる兄のために、お見合いを受ける覚悟をする。
だが、今目の前では兄のウィンストンに迫られていた。
「ノルウェールズ侯爵の御曹司とのお見合いが決まったって聞いたんだが、本当なのか?」」
どう尋ねる兄の真意は……
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
タツのお年頃様
感想ありがとうございます!
というか、本当に嬉しいです!
読んで下さって感謝感涙雨あられですよ~。゚(゚´Д`゚)゚。
なかなかお話する機会もなくなってしまったので、こうして言葉を交わせて嬉しいです。
スローペースかもですが、これからも更新頑張ります!
是非是非また来て下さい☆
タツのお年頃様も、まだまだ暑いですし、体調崩されませんようご自愛下さいませ(*^-^*)
こぺたん様
お久しぶりです、感想ありがとうございます!
思ったよりノアのその後の話が長くなってしまいました。
最後までお付き合いくださり、本当に感謝感謝です。
今後も応援していただけますと幸いです。
本当にありがとうございました!(◍•ᴗ•◍)
お久しぶりです アキさんナイスツッコミ 正直言っていいのか迷っていましたがノアくんのその後は気になってました みんなの愛の結晶なんですかね言うなれば ちょっと特殊な生まれですから 未来予想が難しいですね でもきっと幸せになってますよね
こぺたん様
コメントありがとうございます!
ノアのその後については、別の小説として書いた方がいいかも?という感じになってきてますね。(笑)
思ったより凝った内容になりそうです。
少し体調を崩していたので(ただの風邪です)また更新が止まってしまっていましたが、だいぶマシになってきましたので、またちょこちょこと更新頑張りたいと思います。
応援よろしくお願いします(*^-^*)