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カランとコエ
しおりを挟む「こちらの全面的なミスですので、転生先は自由なのはもちろん、可能な限りご希望に添えるように致しますので…こちらのミスを黙認していただけると嬉しいです…」
「あの、なんかあるんですか?」
あまりにカランさんが深刻そうなので思わず訪ねてしまった
「完全に、こちらの過失ですので、天界裁判になりますと、私の責任となります。その場合、羽の片方を毟られ地獄行きとなります。」
それは、だめだ。とてもだめだ。うん、はい。黙認しましょう!最初からそのつもりだったけどね!
そんな怖い話が…でも、仮にそうなったらカランさん一人が責任負うのか…
「上司の人とかいないんですか?」
カランさんが最高責任者的な感じ何だろうか…
「上司ですか…そんな人は…一応いますけど使えませんし、どうせ逃げますので、宛にしていません。」
天界にもそんなのあるんだ…闇だ…
「所で、何かご希望とかありますか?
世界的には王道ですと、魔法がある世界でしょうか?
その中でも、中世のような世界から和の雰囲気のある国まで様々ありますが…
容姿や家族など出来るだけ希望に添えられるようにします」
うーん、特にどことかは考えたことなかったな~転生したい欲はあったけど
「そうですね…魔法はあったら嬉しいです。
僕的にはおとなしいものにも優しい、そういう意味での平和な世界がいいです。
容姿はおまかせで、家族は温かく優しい家族がいいです。僕はほとんど育児放棄の状況だったので、温かい家庭に憧れちゃいます…
兄弟もいたら嬉しいかな…
欲張ってしまいました…できますか?」
「余裕です。むしろそれだけでいいんですか?
では、僕から色々お付けしておきます!魔法のある世界、カランコエにしましょう。
僕の管轄ですしね。えーっと家族はここで、よし、兄弟の欄もよし。
勇者召喚ではないので、チートと言えるほど
たくさんのスキル、祝福等は、お付けできませんが宜しいですか?」
「寧ろ、入りません。
そんな事なかれ主義の僕にはチートなんて荷が重すぎます。
あ、魔法も兄弟と同じ位で、あまり差がない感じがいいです…そういうのって、関係悪化の元ですし。」
なんだか、一気に欲張りになってしまったみたいだな…
でも、人生で1番ワクワクしている自分がいる。
残してきたおばあちゃんには申し訳ないけど、嬉しい気持ちは無くせないや…
(ちょっとしんみりしているけれど…私が言ったことわかってるのかな…チートなんて…って言ってるけど
私的にはチートに近いくらい、祝福を付けようとおもってるんだけどなぁ…まぁ、後天的に出る使用にして、小出しにしよう!そうしよう!)
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お話少し変えました…(*_ _)
応援ありがとうございます!
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