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閑話 ヒューテック家の人々
【令息】近くて気付かないもの
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「アマリリス様は、お元気にしていますでしょうか?」
美しく磨かれた爪が視界に入った。細い指が匙を掴み、ゆっくりと砂糖を掬いあげた。そしてそのままさらさらと、琥珀色の液体に吸い込まれていく。艶のある小さな唇が、カップに触れる、その一連の動作に見惚れて、返事を返すのが遅れた。
「ヘンリー様?」
「あっ、いや姉上は……領地で、気兼ねなく暮らしているんじゃないかな」
「気兼ねなく、……ですか」
「ああ……恐らく、だけど」
目を反らして、自分のカップを見つめる。初夏の生温い風が互いの間をすり抜けた。
「手紙は届いているのですか?」
「いや……今は向こうでの生活を楽しんでるのかもしれない。忙しい人だったからね。しばらくはそっとしておいて欲しい」
「わかりました。ではそのうち、夏の絵葉書を送ろうと思います」
「……僕に預けてくれたら、きちんと届けるよ」
姉上は自分の名前で届いた手紙には必ず返事を出す人だった。その事は目の前の彼女も知っている事実だ。下手に怪しまれないようにそう言うと、少し無機質な声色が響いた。
「舞踏会以来でしょうか」
「……えっ?」
「こんなに、アマリリス様のお姿を見ないのも、初めてですわ。幼少期から何かと、お会いすることが多かったものですから。その度に、あまりにも完璧なあの方に、奮い起たせられたものです」
クスリと漏れた声に、顔を上げた。
太陽の光が反射して輝く紫色の髪。薄ピンク色の大きな瞳。彼女はエリザベス・ロメイン侯爵令嬢。僕の婚約者候補……ではないけれど、姉上がヴィッセル殿下の婚約者にさえなっていれば、彼女は僕の婚約者になっていたであろう人物だった。
……エリザベス様は、春が過ぎ、そのあとヴィッセル殿下の筆頭婚約者候補になった。いや、公爵令嬢である姉上がいなくなった今、妃教育で王宮通いを強いられている。婚約者としてもう殆ど決まったようなものだ。そして来年には学園に入学する……そうなったら既に学園にいるヴィッセル殿下と彼女の交流が始まる。
いやだ。
そんな場面、視界に入れたくない。
「最後にアマリリス様と話されたのはいつか、覚えていますか?」
「いや……もう何ヵ月も前だから」
覚えている。
忘れられる筈がない。
僕は姉上に、最低の言葉を投げ付けたのだから。
"姉上って殿下の婚約者にならなかったら他に使い道ないよな"
違う、そんなわけない。
姉上は恐ろしい程に優秀な人だった。
姉上との何気ない会話が苦になるくらい、勉強も魔法も、何もかも差があった。
それにあんなこと、言うつもりじゃなかった。
王族の婚約者は、恒例のように舞踏会が始まった直後に発表されることが常だった。
なのに夜になっても、連絡はなかった。速馬に跨がった従者が殿下の婚約者はまた決まらなかったと、それどころかお嬢様は殿下からお声掛けすらしてもらえなかったと、そう報告してきて、目の前が真っ暗になった。
まさかヒューテック家ではなく、ロメイン家のエリザベス様に決まったのではないかと、そう考えると気がきじゃなくて、……ただあの時は頭に血がのぼっていて、それに母上は姉上を殿下の婚約者候補から離脱させたがっていたし、頑固な姉上の心を折るには強く出た方がいいと思って……。
いや……違う。僕は、……僕は……。
姉上が殿下の婚約者にさえなれば、選ばれなかったエリザベス様は僕が手に入れられると、邪な気持ちを抱いていたんだ。
遠回しではあるが、普段から言葉の端々にそれを姉上に伝えていた。そうでもしないと、対等に話も出来なかった。身勝手な気持ちからくる重圧を与えていたのだ。賢い姉上がそれに気付かない筈がない。
でもまさか……あの日……あれが最後のやり取りになるなんて。あれから数ヵ月……姉上はまだ行方知れずで、僕自身もなんの手掛りも掴めていない。情報が漏洩するのを防ぐ為か、父上は僕に何も話してくれない。母上に至っては、僕の事が見えていないかのように、ずっと虚ろな目をしている。
「もう、お会いできません」
「……へっ」
はっきりと耳に届いたその言葉に、僕はまた俯いていた顔を上げた。
エリザベス様は真っ直ぐに僕を見つめてきた。
「殿下が軍事演習を終えたのち、次の初秋の公務に、ご同行することになりましたの。お父様もこれまで以上に己の言動には気を配るようにと、朝、このお茶会に向かうわたくしを厳しい目で見送られました」
「……そう、か」
規程通りなら王族の婚約式は春頃に行われる。まだ正式な婚約者ではないとはいえ、それまで侯爵は基盤固めに徹するのだろう。
もう、手紙のやり取りも難しくなる。
流れるような動作で立ち上がったエリザベス様がドレスの裾をつまみ、別れの言葉を発した。そしてどんな些細なことでも消えた姉上の足取りが解ればすぐに教えて欲しいと、それが次期王妃の務めだと射抜くような目で言った。
「え?」
「春過ぎからでしょうか。もうずっと、……アマリリス様からお返事がこないのです」
「……」
「ヒューテック領の公爵邸に向かわせた使者も、領地で聞き込みをさせた密偵も、アマリリス様の気配すらないと、まるでアマリリス様そのものが消えてしまったかのように、なんの情報も得られなかったのです」
「……」
ずっと不思議に感じていた。
好敵手が領地に戻ったということは、婚約者候補から外れたということ。なのにその後も、忙しい王宮通いの中、エリザベス様は時間を作って僕の誘いに乗ってくれていた。
もしかして僅かながら望みはあるんじゃないか。エリザベス様とは幼い頃から接点もあった。王族の婚約者候補とはいえ、この数年、姉上以上にエリザベス様は殿下と顔を合わせる機会が少なかった。その間、姉上を間に挟んでだが、僕とは会って話す機会があった。だからもしかして、エリザベス様は……少なからず僕の事を。そう思っていた
それは勘違いも甚だしい、身勝手で都合のいい解釈だった。
「……ありがとう。姉上のこと、慕ってくれていたんだね」
エリザベス様は、ただ寂しそうに瞼を伏せた。
「これ以上は、今のわたくしでは力及ばずです。不本意ではありますが、王太子殿下の婚約者となり、アマリリス様の足取りを探ってみますわ」
「……僕も……何か解ったら、ロメイン家に使いを送るよ」
美しく磨かれた爪が視界に入った。細い指が匙を掴み、ゆっくりと砂糖を掬いあげた。そしてそのままさらさらと、琥珀色の液体に吸い込まれていく。艶のある小さな唇が、カップに触れる、その一連の動作に見惚れて、返事を返すのが遅れた。
「ヘンリー様?」
「あっ、いや姉上は……領地で、気兼ねなく暮らしているんじゃないかな」
「気兼ねなく、……ですか」
「ああ……恐らく、だけど」
目を反らして、自分のカップを見つめる。初夏の生温い風が互いの間をすり抜けた。
「手紙は届いているのですか?」
「いや……今は向こうでの生活を楽しんでるのかもしれない。忙しい人だったからね。しばらくはそっとしておいて欲しい」
「わかりました。ではそのうち、夏の絵葉書を送ろうと思います」
「……僕に預けてくれたら、きちんと届けるよ」
姉上は自分の名前で届いた手紙には必ず返事を出す人だった。その事は目の前の彼女も知っている事実だ。下手に怪しまれないようにそう言うと、少し無機質な声色が響いた。
「舞踏会以来でしょうか」
「……えっ?」
「こんなに、アマリリス様のお姿を見ないのも、初めてですわ。幼少期から何かと、お会いすることが多かったものですから。その度に、あまりにも完璧なあの方に、奮い起たせられたものです」
クスリと漏れた声に、顔を上げた。
太陽の光が反射して輝く紫色の髪。薄ピンク色の大きな瞳。彼女はエリザベス・ロメイン侯爵令嬢。僕の婚約者候補……ではないけれど、姉上がヴィッセル殿下の婚約者にさえなっていれば、彼女は僕の婚約者になっていたであろう人物だった。
……エリザベス様は、春が過ぎ、そのあとヴィッセル殿下の筆頭婚約者候補になった。いや、公爵令嬢である姉上がいなくなった今、妃教育で王宮通いを強いられている。婚約者としてもう殆ど決まったようなものだ。そして来年には学園に入学する……そうなったら既に学園にいるヴィッセル殿下と彼女の交流が始まる。
いやだ。
そんな場面、視界に入れたくない。
「最後にアマリリス様と話されたのはいつか、覚えていますか?」
「いや……もう何ヵ月も前だから」
覚えている。
忘れられる筈がない。
僕は姉上に、最低の言葉を投げ付けたのだから。
"姉上って殿下の婚約者にならなかったら他に使い道ないよな"
違う、そんなわけない。
姉上は恐ろしい程に優秀な人だった。
姉上との何気ない会話が苦になるくらい、勉強も魔法も、何もかも差があった。
それにあんなこと、言うつもりじゃなかった。
王族の婚約者は、恒例のように舞踏会が始まった直後に発表されることが常だった。
なのに夜になっても、連絡はなかった。速馬に跨がった従者が殿下の婚約者はまた決まらなかったと、それどころかお嬢様は殿下からお声掛けすらしてもらえなかったと、そう報告してきて、目の前が真っ暗になった。
まさかヒューテック家ではなく、ロメイン家のエリザベス様に決まったのではないかと、そう考えると気がきじゃなくて、……ただあの時は頭に血がのぼっていて、それに母上は姉上を殿下の婚約者候補から離脱させたがっていたし、頑固な姉上の心を折るには強く出た方がいいと思って……。
いや……違う。僕は、……僕は……。
姉上が殿下の婚約者にさえなれば、選ばれなかったエリザベス様は僕が手に入れられると、邪な気持ちを抱いていたんだ。
遠回しではあるが、普段から言葉の端々にそれを姉上に伝えていた。そうでもしないと、対等に話も出来なかった。身勝手な気持ちからくる重圧を与えていたのだ。賢い姉上がそれに気付かない筈がない。
でもまさか……あの日……あれが最後のやり取りになるなんて。あれから数ヵ月……姉上はまだ行方知れずで、僕自身もなんの手掛りも掴めていない。情報が漏洩するのを防ぐ為か、父上は僕に何も話してくれない。母上に至っては、僕の事が見えていないかのように、ずっと虚ろな目をしている。
「もう、お会いできません」
「……へっ」
はっきりと耳に届いたその言葉に、僕はまた俯いていた顔を上げた。
エリザベス様は真っ直ぐに僕を見つめてきた。
「殿下が軍事演習を終えたのち、次の初秋の公務に、ご同行することになりましたの。お父様もこれまで以上に己の言動には気を配るようにと、朝、このお茶会に向かうわたくしを厳しい目で見送られました」
「……そう、か」
規程通りなら王族の婚約式は春頃に行われる。まだ正式な婚約者ではないとはいえ、それまで侯爵は基盤固めに徹するのだろう。
もう、手紙のやり取りも難しくなる。
流れるような動作で立ち上がったエリザベス様がドレスの裾をつまみ、別れの言葉を発した。そしてどんな些細なことでも消えた姉上の足取りが解ればすぐに教えて欲しいと、それが次期王妃の務めだと射抜くような目で言った。
「え?」
「春過ぎからでしょうか。もうずっと、……アマリリス様からお返事がこないのです」
「……」
「ヒューテック領の公爵邸に向かわせた使者も、領地で聞き込みをさせた密偵も、アマリリス様の気配すらないと、まるでアマリリス様そのものが消えてしまったかのように、なんの情報も得られなかったのです」
「……」
ずっと不思議に感じていた。
好敵手が領地に戻ったということは、婚約者候補から外れたということ。なのにその後も、忙しい王宮通いの中、エリザベス様は時間を作って僕の誘いに乗ってくれていた。
もしかして僅かながら望みはあるんじゃないか。エリザベス様とは幼い頃から接点もあった。王族の婚約者候補とはいえ、この数年、姉上以上にエリザベス様は殿下と顔を合わせる機会が少なかった。その間、姉上を間に挟んでだが、僕とは会って話す機会があった。だからもしかして、エリザベス様は……少なからず僕の事を。そう思っていた
それは勘違いも甚だしい、身勝手で都合のいい解釈だった。
「……ありがとう。姉上のこと、慕ってくれていたんだね」
エリザベス様は、ただ寂しそうに瞼を伏せた。
「これ以上は、今のわたくしでは力及ばずです。不本意ではありますが、王太子殿下の婚約者となり、アマリリス様の足取りを探ってみますわ」
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