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2歳
82話
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「王子と婚約者さんに会ってみたいです!」
周りを見ると皆黙って唖然とした顔で俺を見ている。そこでハッと気がつく。今この発言は王家のコネが欲しいって言っているようなものではないか。理由もなく会ってみたいとあってはコネを疑われるのは不回避だ。
「...強かじゃのぉ。お主の入れ知恵か」
国王が公爵に向かってニヤニヤとしている。
やっぱりそう思っていることに俺が逆に唖然とする。なにか理由はないか。それより国王は賢い子供に囲まれすぎておかしくなってる。だって普通の子供は会いたいってだけで理由がなくてもあったりする。興味であったりするんだよ。確かに王子も賢いし兄も賢いし国王のあった子供達も賢かったのだろう。
「婚約者さんの筋肉が見たいです!」
終わった。追い詰められると変な言い訳を出してしまう。これは誰でもあると思う。
筋肉は確かに見たいけどこんな理由...
「いいぞ!あの筋肉は素晴らしい!予定を次いで連絡する」
「ありがとうございます!」
今思い出したが国王は筋肉マニアで国王があまり筋肉が付きにくい体質でいくら鍛えても細マッチョ程度にならなかったというのがコラムのようなところで紹介されていた。婚約者も筋肉で決めたといっても過言ではない。王子は可愛い子が好きらしい。親と趣味が合わないのもあるあるだ。
「よかったな。コネが作れて」
「お兄ちゃんちがぁぁぁう!」
周りを見ると皆黙って唖然とした顔で俺を見ている。そこでハッと気がつく。今この発言は王家のコネが欲しいって言っているようなものではないか。理由もなく会ってみたいとあってはコネを疑われるのは不回避だ。
「...強かじゃのぉ。お主の入れ知恵か」
国王が公爵に向かってニヤニヤとしている。
やっぱりそう思っていることに俺が逆に唖然とする。なにか理由はないか。それより国王は賢い子供に囲まれすぎておかしくなってる。だって普通の子供は会いたいってだけで理由がなくてもあったりする。興味であったりするんだよ。確かに王子も賢いし兄も賢いし国王のあった子供達も賢かったのだろう。
「婚約者さんの筋肉が見たいです!」
終わった。追い詰められると変な言い訳を出してしまう。これは誰でもあると思う。
筋肉は確かに見たいけどこんな理由...
「いいぞ!あの筋肉は素晴らしい!予定を次いで連絡する」
「ありがとうございます!」
今思い出したが国王は筋肉マニアで国王があまり筋肉が付きにくい体質でいくら鍛えても細マッチョ程度にならなかったというのがコラムのようなところで紹介されていた。婚約者も筋肉で決めたといっても過言ではない。王子は可愛い子が好きらしい。親と趣味が合わないのもあるあるだ。
「よかったな。コネが作れて」
「お兄ちゃんちがぁぁぁう!」
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