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序章
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A市を割断するように流れる一級河川、雄物川の堤防から、対岸の市街地を眺めていた斎藤は、花畑の事を考えていた。
絵の具をまき散らしたような、色とりどりの屋根が目に付く住宅地が、目前一面に広がっている。時折、小川の飛び石のように、小規模なショッピングモールや、ビル街、電波塔がにょっきりと頭を出していた。
確かに、花畑とそう変わらない。学生時代、彼女と共に遊びに行った、どこかの観光地のアザレアの花畑が頭をよぎる。
顔も名前も覚えていない、どのような形で別れることになったのかも、定かではない。それでも彼女の言葉と、遊びに行った花畑の事は、強烈に斎藤の心に沁みついていた。
「このお花畑ってさ、私たちの住んでる街みたいだよね」
映画のヒロインのように、両手を広げ、花畑の中をふらふらと散策しながら、彼女は光るように笑う。水色のワンピースとショートカットが少し幼く見えるものの、どこかのお姫様のような清楚な雰囲気がよく似合っていた。
「全部同じ種類のお花なのに、色も、形も、匂いもちょっとずつ違う。そんなものがたくさん集まって、それでようやく美しく見える」
「確かに似てる。一番重要な所以外で」斎藤ははっとする。花畑の妖精のような彼女に見とれながらも、何かに急かされるように声を上げた。
「俺たちの街は、美しくなんかない」彼女の顔が、少しだけ曇った。
「成長しきって、枯れはて死ぬのを待つだけの街に、俺は美しさなんて見出せない」
「おーい、斎藤くーん」微かに聞こえた、ややハスキーな男の声で、斎藤の意識は過去から現在に引き戻される。目前には相変わらず、二十年近く付き合ってきた、見飽きた夕暮れの街の景色が広がっている。
首を回し、声がした方向を探す。前方の河川敷、左右に連なる道路、後方に広がる防風林と、その後ろに広がる住宅街。声の主の姿は見られない。
「ここ、ここー」先程より大きな声が、今度ははっきりと斎藤の耳に届いた。はっとした。同時に、まさかと思い、ばっと顔を斜め後ろに向ける。
並び立つ雑多な樹木の中でも、頭一つ抜き出た立派な杉の木の中ほどの枝に、小柄な男がちょこんと腰かけていた。
何やってんだ、あの人。声を張り上げる前に、男が枝の上に立ち上がり、陸上のクラウチングスタートのような姿勢を取るのが目に映った。
ぶつかる。ここでは、やばい。そう思うと同時に、体は動いてくれた。幼い頃から続けていた格闘技の経験は、こんな時に役に立つ。
投げ技を食らった時の体の動き、受け身までの空中での体運びをイメージして、地面を蹴り出す。
釣り糸で引っ張られるかのように、後方斜め上に体が浮き上がる。
胴体を捻り、接地の衝撃に備えて顔と胸を両腕で覆う。視界に入った両腕を見て、着てきたジャケットがそれなりに着古した、お気に入りの物だった事に気がついた。
ズドン! と鈍い音と軽い振動と同時に、ひときわ強い風を背中で感じる。ゆっくりと起き上がり、体をひねると、先程まで自分が立っていた場所に、小柄な男がしゃがみ込んでいるのが見えた。ふと、土にまみれ、少しだけ風通しの良くなった袖に目を落とし、すぐに目を逸らす。
「ハリウッド映画か、アクションゲームか何かのつもりですか」片膝を立て、両手を支えに大きく広げた、いびつな体制でしゃがみ込んだままの男に近づき、ため息交じりに手を伸ばす。
「待たせたね、ミッション開始だ」男が、普段のハスキーな声ではなく、ふざけた調子で、低く渋い声を絞り出す。
柔らかな灰色の髪をふわりと揺らし、男が豪快に顔を上げた。
ややたれ目がちの茶色の瞳、穏やかさを感じさせる丸い輪郭、高く形のよい鼻。総じて、穏やかさと優しさを感じさせる、柔らかい顔立ちだった。
「お待たせ、斎藤君。時間ばっちりの集合、お疲れ様」突き出された斎藤の手を掴みながら、男が歌うように喋る。
「例の人物は見つけたんですか、要さん」斎藤の手を借り、ゆっくりと立ち上がると、男は呼ばれた自分の名前に、犬のように反応して、斎藤に向き直った。
「居たよ。この先ちょっと行った図書館で、何だか調べ物してたのが窓から見えた」要と呼ばれた男が、得意げな表情で背後の防風林を親指で指す。
本当に犬みたいな先輩だ。斎藤はふと、そんな事を思い浮かべた。
地中に埋められた財宝を見つけ、飼い主のお爺さんに褒めて欲がる、童話の柴犬。要の態度はそれを思わせる、素直で裏表がない、言ってしまえば、単純なものだった。
探していた物が見つかった。だから嬉しい。その探し物がどんなに物騒なものか、貴方だって分かってるだろうに。
「挟み撃ちにしよう。僕が外で待ち伏せてるから、斎藤君は図書館の中に入って対象に接触してくれる? ターゲットが出てきた所を、僕が捕まえるよ」大袈裟な身振り手振りを交えて、幼児にするように説明をする。
以前見た、冷戦時代の気の触れた政治家たちが集まって、戦争を回避する為の会議を繰り広げるコメディ映画を思い出す。話の中身に自信がない者ほど、大声を張り上げ、身振りも大きくなるのが印象的だった。
「聞いてる?」要が顔を近づける。ふわりと首元から制汗剤の香りが漂った。
「ちゃんと聞いてますって、俺が図書館に入って、目標にコナかけてくればいいんでしょう?『人類研究財団の実働チームです。異能疑惑者の佐藤さんですよね? 申し訳ございませんが少々同行お願いいたします』って感じで」斎藤も要を真似して、皮肉とふざけが半分の口調で例を挙げる。
要の下で働くようになってから、友人からは凄みが増して、近寄りがたくなったとよく言われるようになった。皮肉の精度も増したとも、よく言われる。確実にこの自由人な上司の影響だろう。こうでも言ってなきゃ、ストレスで仕事なんてやってられない。
「そうそう! そんな感じでお願いね!」要がぱあっと笑って、親指を立てる。ストレスの最大の要因は、この忠犬のような上司に、皮肉が全く通用しない事だった。どんな育ち方したらここまで純粋になるんだ?
「よし、それじゃ、図書館に向かおう! 僕先に行ってていい? それとも一緒に行く?」
「一緒に行きますよ、要さんの移動法は色々目に付く。うっかり目標に気付かれでもしたら今日一日パアですから」通用しないと分かっていても、皮肉を織り交ぜずにはいられない。
怪しい財団、超能力を使う天然上司、美しくないばかりか、超能力者を次々に生み出す故郷。
相変わらず、映画の中のようなふざけた状況だな。斎藤の口から、乾いた笑みがこぼれた。
絵の具をまき散らしたような、色とりどりの屋根が目に付く住宅地が、目前一面に広がっている。時折、小川の飛び石のように、小規模なショッピングモールや、ビル街、電波塔がにょっきりと頭を出していた。
確かに、花畑とそう変わらない。学生時代、彼女と共に遊びに行った、どこかの観光地のアザレアの花畑が頭をよぎる。
顔も名前も覚えていない、どのような形で別れることになったのかも、定かではない。それでも彼女の言葉と、遊びに行った花畑の事は、強烈に斎藤の心に沁みついていた。
「このお花畑ってさ、私たちの住んでる街みたいだよね」
映画のヒロインのように、両手を広げ、花畑の中をふらふらと散策しながら、彼女は光るように笑う。水色のワンピースとショートカットが少し幼く見えるものの、どこかのお姫様のような清楚な雰囲気がよく似合っていた。
「全部同じ種類のお花なのに、色も、形も、匂いもちょっとずつ違う。そんなものがたくさん集まって、それでようやく美しく見える」
「確かに似てる。一番重要な所以外で」斎藤ははっとする。花畑の妖精のような彼女に見とれながらも、何かに急かされるように声を上げた。
「俺たちの街は、美しくなんかない」彼女の顔が、少しだけ曇った。
「成長しきって、枯れはて死ぬのを待つだけの街に、俺は美しさなんて見出せない」
「おーい、斎藤くーん」微かに聞こえた、ややハスキーな男の声で、斎藤の意識は過去から現在に引き戻される。目前には相変わらず、二十年近く付き合ってきた、見飽きた夕暮れの街の景色が広がっている。
首を回し、声がした方向を探す。前方の河川敷、左右に連なる道路、後方に広がる防風林と、その後ろに広がる住宅街。声の主の姿は見られない。
「ここ、ここー」先程より大きな声が、今度ははっきりと斎藤の耳に届いた。はっとした。同時に、まさかと思い、ばっと顔を斜め後ろに向ける。
並び立つ雑多な樹木の中でも、頭一つ抜き出た立派な杉の木の中ほどの枝に、小柄な男がちょこんと腰かけていた。
何やってんだ、あの人。声を張り上げる前に、男が枝の上に立ち上がり、陸上のクラウチングスタートのような姿勢を取るのが目に映った。
ぶつかる。ここでは、やばい。そう思うと同時に、体は動いてくれた。幼い頃から続けていた格闘技の経験は、こんな時に役に立つ。
投げ技を食らった時の体の動き、受け身までの空中での体運びをイメージして、地面を蹴り出す。
釣り糸で引っ張られるかのように、後方斜め上に体が浮き上がる。
胴体を捻り、接地の衝撃に備えて顔と胸を両腕で覆う。視界に入った両腕を見て、着てきたジャケットがそれなりに着古した、お気に入りの物だった事に気がついた。
ズドン! と鈍い音と軽い振動と同時に、ひときわ強い風を背中で感じる。ゆっくりと起き上がり、体をひねると、先程まで自分が立っていた場所に、小柄な男がしゃがみ込んでいるのが見えた。ふと、土にまみれ、少しだけ風通しの良くなった袖に目を落とし、すぐに目を逸らす。
「ハリウッド映画か、アクションゲームか何かのつもりですか」片膝を立て、両手を支えに大きく広げた、いびつな体制でしゃがみ込んだままの男に近づき、ため息交じりに手を伸ばす。
「待たせたね、ミッション開始だ」男が、普段のハスキーな声ではなく、ふざけた調子で、低く渋い声を絞り出す。
柔らかな灰色の髪をふわりと揺らし、男が豪快に顔を上げた。
ややたれ目がちの茶色の瞳、穏やかさを感じさせる丸い輪郭、高く形のよい鼻。総じて、穏やかさと優しさを感じさせる、柔らかい顔立ちだった。
「お待たせ、斎藤君。時間ばっちりの集合、お疲れ様」突き出された斎藤の手を掴みながら、男が歌うように喋る。
「例の人物は見つけたんですか、要さん」斎藤の手を借り、ゆっくりと立ち上がると、男は呼ばれた自分の名前に、犬のように反応して、斎藤に向き直った。
「居たよ。この先ちょっと行った図書館で、何だか調べ物してたのが窓から見えた」要と呼ばれた男が、得意げな表情で背後の防風林を親指で指す。
本当に犬みたいな先輩だ。斎藤はふと、そんな事を思い浮かべた。
地中に埋められた財宝を見つけ、飼い主のお爺さんに褒めて欲がる、童話の柴犬。要の態度はそれを思わせる、素直で裏表がない、言ってしまえば、単純なものだった。
探していた物が見つかった。だから嬉しい。その探し物がどんなに物騒なものか、貴方だって分かってるだろうに。
「挟み撃ちにしよう。僕が外で待ち伏せてるから、斎藤君は図書館の中に入って対象に接触してくれる? ターゲットが出てきた所を、僕が捕まえるよ」大袈裟な身振り手振りを交えて、幼児にするように説明をする。
以前見た、冷戦時代の気の触れた政治家たちが集まって、戦争を回避する為の会議を繰り広げるコメディ映画を思い出す。話の中身に自信がない者ほど、大声を張り上げ、身振りも大きくなるのが印象的だった。
「聞いてる?」要が顔を近づける。ふわりと首元から制汗剤の香りが漂った。
「ちゃんと聞いてますって、俺が図書館に入って、目標にコナかけてくればいいんでしょう?『人類研究財団の実働チームです。異能疑惑者の佐藤さんですよね? 申し訳ございませんが少々同行お願いいたします』って感じで」斎藤も要を真似して、皮肉とふざけが半分の口調で例を挙げる。
要の下で働くようになってから、友人からは凄みが増して、近寄りがたくなったとよく言われるようになった。皮肉の精度も増したとも、よく言われる。確実にこの自由人な上司の影響だろう。こうでも言ってなきゃ、ストレスで仕事なんてやってられない。
「そうそう! そんな感じでお願いね!」要がぱあっと笑って、親指を立てる。ストレスの最大の要因は、この忠犬のような上司に、皮肉が全く通用しない事だった。どんな育ち方したらここまで純粋になるんだ?
「よし、それじゃ、図書館に向かおう! 僕先に行ってていい? それとも一緒に行く?」
「一緒に行きますよ、要さんの移動法は色々目に付く。うっかり目標に気付かれでもしたら今日一日パアですから」通用しないと分かっていても、皮肉を織り交ぜずにはいられない。
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