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光
恋人になったよ、、、
しおりを挟む『あなたの恋人にしてください。』
そう、言ったのは僕だった。
好きだと、そう思ったのは本当なんだ。
隣にいると落ち着く。一緒にいると楽しい。
これが、この気持ちが恋なら、僕は恋をしているはずなんだ。
でも、頭の中には喜びの高揚がいない。真っ暗で、真っ黒な世界は変わらない。
(友達じゃ、駄目なの?)
頭に巡る。
友達のままでいいって、そう言われても……。
好意をもらった事実は変わらない。
好意をもらったままにするのは、耐えられなかった。
だから、きっとを信じた。心の拒絶を飲み込んで。
嫌だという気持ちを押さえ込んで。
こんなの、誰も望まないのに。
恋だと思うことにした。
だから、答えを出した。
本当に、これでいいのだろうか……。
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