大好きだった

付き合いはじめ

[キンコーンカンコーン]
彰(やっと学校終わったやっと部活ができる)
優衣(そんなに部活がすき？)
こんなことを話してるのがのちのち付き合うことになる彰と優衣である。彰はよくいる野球少年、優衣はあまりやる気のない少女。
彰(あたりまえじゃん！すきだから部活やってるんだしすきじゃなきゃ入らねぇよ！やべ早くいかなきゃ)
優衣(いってらっしゃーい)
いいなー好きなことがあって私はなにが好きなんだろう…
はぁ、部活か今日も疲れて怒られるんだろうな。

そんな優衣は吹奏楽部である。
桜(早く一緒に部活行こ)
優衣(わかったよ～)
桜は同じ吹奏楽の友達。

部活が始まった。やはり怒られる。向いてないのかな、と思いながらふと窓みるとグランドで怒られている彰が見えた。彰も怒られてるんだ。なのに好きなのはなんでなんだろう。
[キンコーンカンコーン]
部活終わりのチャイムがなった。
優衣(やっと終わった～。なんで部活はこんなに時間が長く感じるんだろう、遊んでるときは一瞬なのにー)
桜(えー！部活も一瞬に感じるよ)
彰と同じで桜も部活が大好きである。
性格は似てないが磁石と一緒で違うもの同士がくっつくのかもしれない。証拠に彰と桜はあんまり仲良くない。
優衣(よーし帰ろー)
帰ってるところ後ろから彰が走ってきた。
彰(やっぱり優衣か！)
優衣(別に走ってこなくてもいいのに笑
今日怒られてたね！窓からみてたよ。なんで怒られるのに好きでいられるの？)
彰(好きだから)
優衣(答えになってな)
やっぱりよくわからなかった。
家についた。直後彰から[付き合ってくれ]
と言われた。
何を言ってるのかわからなかった。正直そんなに好きでも嫌いでもなかった。でもなんかそのときは付き合ってもいいかと思い。いいよと言った。
彰(やったーーー)
じゃあまたなといい帰っていった。
高３春である。続く