53 / 54
52章
~老境の良心~
しおりを挟む
京浜運河近くの一角で、文岡丈二は、その荒んだ光景に目を留め、足を止めた。
身なりの粗末な母娘を、親の経済的富裕を投じて調えられた髪、服装をした少女達が囲み、鼻先を詰め、口々に罵っている。
囲まれている親子の娘は、十五歳ほどの若さだった。囲んでいる少女達も、だいたい同年代に見えた。母娘は、アフリカ系の外国人だった。
「何言ってんだか分かんねえんだよ、馬鹿。目障りな貧乏外人。日本に住んでんなら日本語しゃべれよ」髪をソフトドレッドに編み上げた日本人少女が、丸出しの差別用語を用いて罵倒し、外国人少女は悲しく俯いた。
「うちらの上が、お前らみたいな奴ら嫌いなんだわ。お前らみたいなのがいると、街が汚くなるっつってさ。固まってでけえ面してさ、外国人無利息融資とかなんか受け取って、仕事もしねえで暮らしてる奴らもいるしさ。だから、うちらで取り締まらねえと、うちらが上から睨まれて、トライブにいられなくなっからさ。とりあえず、ここで、うちのカドホ(カードフォン)に、お前らが持ってる分だけのデジ円、送ってくんねえ? そしたら通してやっからさ」
絡んでいるグループの少女は、カードフォン端末に保存されているデジタルマネーを、自分の携帯端末に送信しろと言っている。
路上恐喝。若い日の文岡も、弟、仲間達とともに散々繰り返しては甘い汁を吸った。その記憶を思い出し、胸を焼く感情は、今はただ、悲しみを伴う悔恨しかない。サラリーマン狩り、カップル狩り、レイプ、ともに。
紙幣、硬貨の現金は、現在も発行されている。千円硬貨、維新英傑の五万円札。だが、今、実際的に財布に入れて使っている者は六十代以上のシニア世代がほとんどで、四半世紀超前から始まったキャッシュレスは、それより生年をのちとする世代には当たり前のものであり、各地の銀行支店は、AIが業務を統制する、そのデジタルマネーのオートスタンドという形態になり、少なくとも、以前のような業務を行う銀行員という職業はすでに存在していない。派生商品である各種ローンの契約、タックスその他の払い込みなどもAIが代行している。
「ねえ、君達」文岡は囲みの輪に歩み寄り、少女達に声を落とした。弱い語勢の、消え入るような声だった。
「この人達が、君達に何か悪いこと、したのかな」「何、この爺い」囲む輪の中の、紫色に染めたサイドフェードのガールズモヒカンをした少女が言い、威嚇と蔑みの視線が集中した。
「悪いこと? 今、やったよ、こいつら」ソフトドレッドの少女が居直り、無駄に大きな胸を反り返らせた。
「ここは日本人以外は通っちゃいけないのにさ、でかい態度で通ってっからさ、うちらがけじめ取ってたとこなんだよ」「そういう法律はないはずだよね。そんなことは、誰が決めたんだろう。外国人っていうだけで、理由もなく囲んでいじめるようなことはやめて、この人達、離してあげなよ」「お前に関係ねえだろ、この気持ち悪い糞爺い」「見ちゃった以上は関係ないことにはならないんだよ」文岡は優しく努めた言葉をかけた。顔を上げた母親の目は彼にすがっていた。娘は辛く俯いたままだった。
「確かに、合う、合わないっていうのも、人間が持つ自然な感覚の一つだよね。でもね、昨日まで否定してたものを認めるっていう心の作業が、人間には必要なんだ。赦せなかった人を赦すっていうのも、そうだね。僕は子供の頃に、自分の父親にすごく傷ついて、母親を赦すことが出来なくて、優しさっていうものに不信感を持って、それを徹底的に嫌って、不良の道へ行ったんだ。あんなものを持ってたら、人から利用されていいようにやられるだけだって信じてね。それで、何の罪もない人を遊びで死なせる、酷い事件を起こしたんだ。そこから本当に更生するまで、すごく長い時間がかかったんだよ。こんなお爺ちゃんになって、やっとだったと自分では思ってるよ」
少女達の聞く態度はそぞろで、目の前の老いた男を馬鹿にしきったものだった。
「君らも本当は、何かに深く傷ついてると思うんだ。だから、僕と同じように、それを真面目に見つめ直すことでね‥」文岡は言いながら、手に提げた布バッグから小さな冊子を出した。
「うるせえ、糞爺い!」ドレッドの少女は高く怒号し、冊子を差し出しかけた文岡の腹を横蹴りに蹴った。家の財力に反して、教育に乏しいことが瞭然と分かる語彙の貧困さだった。
腰を折り、尻から路面に倒れた文岡の背中、胸を、さほど喧嘩慣れしていない蹴り方のキックが周りから襲った。文岡は上腕で顔を覆い、それを防いだ。喧嘩は体が覚えている。老いてもなお。だが、抵抗はしない。他人に対しては従順を貫き、暴力は、他人から振るわれても決して振るわない。命終の時まで釈尊の教えを守り、常不軽菩薩の精神を揺るがせることはない。妻子と遠離して独りの身となり、五十を過ぎ、タクシードライバーとして新しい人生の舵を切り始めた時に立てた誓いだった。
思いを胸に痛みに耐える中、「やべえ」という声が、自分を蹴る輪の中から聞こえた。肚の据わった感じのする人が通りかかったか、遠くに警察官らしい姿を見たらしい。
贅の恵みを退屈なものと逆恨みし、甘えて非行のぬるま湯に浸かって若い生を紡いでいる少女達は、文岡を蹴ることをやめ、周囲の人目をちらちらと気にしながら、一目散に走り、逃げ去った。
「怖かったね。可哀想に。もう大丈夫だよ」文岡は乱れた髪もそのままに、残された外国人親子の娘に声をかけた。
「どちらの国から来ましたか?」文岡が母親に問うと、彼女は、内戦、テロが長く続いている政情不安定なアフリカの小国の国名を答えた。
日本語は片言しか話せないらしいことを、文岡は察した。
こうした人々が地下社会のブローカーを介して身柄を取引され、日本の農家や悪質な倉庫荷役業者の下で低賃金で酷使され、若い男は犯罪勢力の雑役や兵隊、女は体を慰みにされる風俗業や売春の現場に送り込まれているという現状は、技能実習生制度が廃止されて久しく経った現在も、嘆かわしく、情けなく、忌むべきことに変わらない。
「wait、minuet ‥」文岡は言って、手に持った冊子に、バッグから出したボールペンで、「おんしょうけいせいかい」という平仮名文字と、大田区局番の電話番号を書き、娘に差し出した。娘は俯いたまま、釈尊の絵が描かれた表紙を見つめた。
「困ってる、お母さんと一緒に、ここ、おいで。苦しい、辛い、悲しい、怖い、お話、聞いてくれる優しい人、たくさんいる。みんな幸せになる、仏様の所‥」文岡は、理解しやすいように助詞を略した日本語を、黒人少女にゆっくりと区切って語りかけた。
「アリガトウ‥」礼は母親の口からこぼれた。
「よかったら、来て。あなた達、助けること、出来るかもしれない」川崎の方面へ踵を向けた母娘に、文岡は言葉を投げた。
彼はそれ以上の言葉をかけることなく、次第に小さくなる二つの背中を目だけで見送った。やがて、今日の布教ノルマ分の冊子、新聞の入ったバッグを提げた文岡は、西糀谷の方角へ足を送り始めた。
身なりの粗末な母娘を、親の経済的富裕を投じて調えられた髪、服装をした少女達が囲み、鼻先を詰め、口々に罵っている。
囲まれている親子の娘は、十五歳ほどの若さだった。囲んでいる少女達も、だいたい同年代に見えた。母娘は、アフリカ系の外国人だった。
「何言ってんだか分かんねえんだよ、馬鹿。目障りな貧乏外人。日本に住んでんなら日本語しゃべれよ」髪をソフトドレッドに編み上げた日本人少女が、丸出しの差別用語を用いて罵倒し、外国人少女は悲しく俯いた。
「うちらの上が、お前らみたいな奴ら嫌いなんだわ。お前らみたいなのがいると、街が汚くなるっつってさ。固まってでけえ面してさ、外国人無利息融資とかなんか受け取って、仕事もしねえで暮らしてる奴らもいるしさ。だから、うちらで取り締まらねえと、うちらが上から睨まれて、トライブにいられなくなっからさ。とりあえず、ここで、うちのカドホ(カードフォン)に、お前らが持ってる分だけのデジ円、送ってくんねえ? そしたら通してやっからさ」
絡んでいるグループの少女は、カードフォン端末に保存されているデジタルマネーを、自分の携帯端末に送信しろと言っている。
路上恐喝。若い日の文岡も、弟、仲間達とともに散々繰り返しては甘い汁を吸った。その記憶を思い出し、胸を焼く感情は、今はただ、悲しみを伴う悔恨しかない。サラリーマン狩り、カップル狩り、レイプ、ともに。
紙幣、硬貨の現金は、現在も発行されている。千円硬貨、維新英傑の五万円札。だが、今、実際的に財布に入れて使っている者は六十代以上のシニア世代がほとんどで、四半世紀超前から始まったキャッシュレスは、それより生年をのちとする世代には当たり前のものであり、各地の銀行支店は、AIが業務を統制する、そのデジタルマネーのオートスタンドという形態になり、少なくとも、以前のような業務を行う銀行員という職業はすでに存在していない。派生商品である各種ローンの契約、タックスその他の払い込みなどもAIが代行している。
「ねえ、君達」文岡は囲みの輪に歩み寄り、少女達に声を落とした。弱い語勢の、消え入るような声だった。
「この人達が、君達に何か悪いこと、したのかな」「何、この爺い」囲む輪の中の、紫色に染めたサイドフェードのガールズモヒカンをした少女が言い、威嚇と蔑みの視線が集中した。
「悪いこと? 今、やったよ、こいつら」ソフトドレッドの少女が居直り、無駄に大きな胸を反り返らせた。
「ここは日本人以外は通っちゃいけないのにさ、でかい態度で通ってっからさ、うちらがけじめ取ってたとこなんだよ」「そういう法律はないはずだよね。そんなことは、誰が決めたんだろう。外国人っていうだけで、理由もなく囲んでいじめるようなことはやめて、この人達、離してあげなよ」「お前に関係ねえだろ、この気持ち悪い糞爺い」「見ちゃった以上は関係ないことにはならないんだよ」文岡は優しく努めた言葉をかけた。顔を上げた母親の目は彼にすがっていた。娘は辛く俯いたままだった。
「確かに、合う、合わないっていうのも、人間が持つ自然な感覚の一つだよね。でもね、昨日まで否定してたものを認めるっていう心の作業が、人間には必要なんだ。赦せなかった人を赦すっていうのも、そうだね。僕は子供の頃に、自分の父親にすごく傷ついて、母親を赦すことが出来なくて、優しさっていうものに不信感を持って、それを徹底的に嫌って、不良の道へ行ったんだ。あんなものを持ってたら、人から利用されていいようにやられるだけだって信じてね。それで、何の罪もない人を遊びで死なせる、酷い事件を起こしたんだ。そこから本当に更生するまで、すごく長い時間がかかったんだよ。こんなお爺ちゃんになって、やっとだったと自分では思ってるよ」
少女達の聞く態度はそぞろで、目の前の老いた男を馬鹿にしきったものだった。
「君らも本当は、何かに深く傷ついてると思うんだ。だから、僕と同じように、それを真面目に見つめ直すことでね‥」文岡は言いながら、手に提げた布バッグから小さな冊子を出した。
「うるせえ、糞爺い!」ドレッドの少女は高く怒号し、冊子を差し出しかけた文岡の腹を横蹴りに蹴った。家の財力に反して、教育に乏しいことが瞭然と分かる語彙の貧困さだった。
腰を折り、尻から路面に倒れた文岡の背中、胸を、さほど喧嘩慣れしていない蹴り方のキックが周りから襲った。文岡は上腕で顔を覆い、それを防いだ。喧嘩は体が覚えている。老いてもなお。だが、抵抗はしない。他人に対しては従順を貫き、暴力は、他人から振るわれても決して振るわない。命終の時まで釈尊の教えを守り、常不軽菩薩の精神を揺るがせることはない。妻子と遠離して独りの身となり、五十を過ぎ、タクシードライバーとして新しい人生の舵を切り始めた時に立てた誓いだった。
思いを胸に痛みに耐える中、「やべえ」という声が、自分を蹴る輪の中から聞こえた。肚の据わった感じのする人が通りかかったか、遠くに警察官らしい姿を見たらしい。
贅の恵みを退屈なものと逆恨みし、甘えて非行のぬるま湯に浸かって若い生を紡いでいる少女達は、文岡を蹴ることをやめ、周囲の人目をちらちらと気にしながら、一目散に走り、逃げ去った。
「怖かったね。可哀想に。もう大丈夫だよ」文岡は乱れた髪もそのままに、残された外国人親子の娘に声をかけた。
「どちらの国から来ましたか?」文岡が母親に問うと、彼女は、内戦、テロが長く続いている政情不安定なアフリカの小国の国名を答えた。
日本語は片言しか話せないらしいことを、文岡は察した。
こうした人々が地下社会のブローカーを介して身柄を取引され、日本の農家や悪質な倉庫荷役業者の下で低賃金で酷使され、若い男は犯罪勢力の雑役や兵隊、女は体を慰みにされる風俗業や売春の現場に送り込まれているという現状は、技能実習生制度が廃止されて久しく経った現在も、嘆かわしく、情けなく、忌むべきことに変わらない。
「wait、minuet ‥」文岡は言って、手に持った冊子に、バッグから出したボールペンで、「おんしょうけいせいかい」という平仮名文字と、大田区局番の電話番号を書き、娘に差し出した。娘は俯いたまま、釈尊の絵が描かれた表紙を見つめた。
「困ってる、お母さんと一緒に、ここ、おいで。苦しい、辛い、悲しい、怖い、お話、聞いてくれる優しい人、たくさんいる。みんな幸せになる、仏様の所‥」文岡は、理解しやすいように助詞を略した日本語を、黒人少女にゆっくりと区切って語りかけた。
「アリガトウ‥」礼は母親の口からこぼれた。
「よかったら、来て。あなた達、助けること、出来るかもしれない」川崎の方面へ踵を向けた母娘に、文岡は言葉を投げた。
彼はそれ以上の言葉をかけることなく、次第に小さくなる二つの背中を目だけで見送った。やがて、今日の布教ノルマ分の冊子、新聞の入ったバッグを提げた文岡は、西糀谷の方角へ足を送り始めた。
0
あなたにおすすめの小説
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる