手繋ぎ蝶~お人好しで気弱な中年男は、知的障害を抱える美女を助け、守るために、障害者を食い物にする犯罪組織に、恐怖に哭きながらも立ち向かった~
元銀行員の職歴を持つスーパー店員の村瀬は、実直だが、気持ちの優しさが気の弱さにもなっており、空手初段を持ちながら、自分に自信を持てずにいた。そして彼には、不幸な離婚の過去と、知的障害者絡みのトラウマがあった。
ある日、悪質な客の親子から辱めを受け、退勤後、ささくれ立った気持ちで街を歩いていた村瀬は、出来すぎたルックスを持つ若者から「手繋ぎ式」なる催しのチラシ入りティッシュを受け取り、気晴らし程度になればと思って出かけていったそのイベントで、愛らしい美人だが、知的障害を抱える菜実と出会い、自分の年齢のことも忘れて彼女を本気で愛してしまうが、そのイベントの開催者が、社会的弱者を食い物にするカルト宗教団体であると発覚した時、気弱な小市民に過ぎない男である村瀬の戦いが始まった。そしてその戦いは、政界までも揺り動かすものとなっていく。
「明星の蝶に告ぐ」をブラッシュアップし、タイトルを元のものに戻した、私・楠丸渾身のバイオレンス・サスペンシブロマンス巨編です。
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